web広告を出す際に、絶対に必要になるのが「Google広告のアカウント」。
リスティング広告を出す人にとって、googleは絶対的なプラットフォームであり、必要不可欠なものですよね。
そんなGoogle広告のアカウントですが、「あれっ、広告が出てない・・・」 など、時々、強制停止されて突然使えなくなってしまった、という人がいます。
特に心当たりもないのにそうなってしまった場合、とても困りますよね。
今回この記事では、もし万が一そうなってしまった時にどうすればいいのかということで、【Google広告アカウントが停止してしまった場合の対処法!停止後に解除する方法を紹介!】ということの基本について詳細にご紹介していきます。
Google広告のアカウント停止を食らうとどうなる?
アカウントが停止されるどうなるのかというと、以下の一覧のようなことができなくなってしまいます。
- :広告の掲載
- :新しいコンテンツの作成
- :関連アカウントの停止
- :アカウントの新規作成
上記のように、ほとんど何もできなくなってしまうということが、お分かりいただけたでしょうか?
これを復活させるには、様々な手順をふんでいくことが必要になります。
ちなみに、迷惑行為でこのような状況になってしまった場合は、永遠にアカウントを復活させることは不可となってしまいます。
なので、アカウントが停止されないように気を付けましょう。
Google広告のアカウントはなぜ停止されるのか?
アカウントが停止されるにはしっかりとした理由があります。
基本的にその要因としては、以下の通りです。
- :ポリシーや利用規約への違反
- :支払い関連の問題
- :不正アクセスの検出
以上のような理由でアカウントが停止されてしまいます。
では、ひとつずつみていきましょう。
1:ポリシーや利用規約への違反
アカウントが停止される理由として一番多い理由としては、この「ポリシーや利用規約への違反」になります。
中でも、広告内でユーザーの誤解を招くような文言や表記を使用したり、誇大表示を広告に掲載してしまう、というものが最もたる理由です。
また、広告を出稿する上で守らなくてはならないポリシーというものがあり、それが下記のような項目になります。
- 情報の欠如 料金体系が書いていない
- 利用できない特典 ランディングページから広告の商品やサービス、特典がすぐに見つからない
- 誤解を招くコンテンツ 身元や資格について虚偽の提示を行うこと
- 関連性が不明確 ランディングページとの関連性が低い広告
- 許可されないビジネス手法 ビジネス、商品、サービスに関する情報を隠蔽したり虚偽の情報を公開したりすること
たとえ、わざとではなくてもそういった規約に違反してしまうと、アカウント停止に繋がってしまいます。
そこまで悪質ではなくても、細かな規則に違反してアカウントを止められてしまうこともあるので、アカウントが強制停止となったら、最初にポリシーや利用規約違反を疑ってみましょう。
どういった規約があるのかということを、広告を編集する前にしっかりと確認をして、未然に防ぐようにしておきましょう。
2:支払い関連の問題
使用した広告費の支払いができていない場合、Google広告アカウントは自動的に停止されることもあります。
また、未払い残高がある場合もGoogle広告アカウントが自動的に停止となってしまいます。
利用している支払い方法が何らかの理由で使えなくなってしまい、気付かないうちに支払いをすることが出来なくなっていたというケースも少なくありません。
自社の広告にポリシー違反が見当たらない時は、支払い面で問題が発生していないか、今一度設定を確認するようにしてみてください。
ですが、基本的に支払いが完了したタイミングでアカウントの強制停止は解除されることが多いです。
未納にするつもりはなくとも、何らかの原因で知らぬ間に支払いができていなかったという可能性もあるので、支払い日はしっかり確認しておきましょう。
不正アクセスの検出
管理画面に不正アクセスがあった場合、保持するための機能が発動して、セキュリティのためにアカウントは自動停止することもあります。
不正ユーザーの介入からの保護が目的なので、もし停止してしまった場合は、Googleに問い合わせることでアカウント強制停止の解除をすることが可能です。
また、これらの違反を繰り返し行うことがアカウント停止の理由となるので、違反してしまった場合は直ちに解消していくことをおすすめするので、直接googleに連絡をして再開を依頼していきましょう。
Google広告の広告審査のタイミングについて
Google広告の広告審査は、一体いつなのでしょうか?
広告審査のタイミングとしては、入稿した時のタイミングで行われます。
ほとんどの場合は自動で承認されるのですが、ポリシーに違反する可能性の高いキーワードやテキスト広告を入稿すると、審査に時間がかかる場合があります。
また、サイト側の審査のタイミングは、アカウント開設時にサイトの審査を行うようなことはなく、入稿と同じタイミングで審査されます。
さらに、都度行われるサイトの更新は、Google側で把握することはできないので、不定期に再審査が行われることがあります。
また、中には担当者のさじ加減によって審査に通ることがあったり、一度掲載を始めることができても後から不承認になることもあります。
広告審査のタイミングを把握して、うまくクリアしましょう。
Google広告アカウント強制停止のリスク
ここでは、実際にアカウントの強制停止をくらうことで、どんなデメリットが起きるのかをご説明します。
広告掲載ができなくなる
何と言ってもデメリットとしては、Google広告の出稿が止まってしまうことです。
成果が出ているGoogle広告のアカウントが停止してしまうと、広告のおかげで毎月安定していた売上がなくなってしまうという、企業にとっては大きな機会損失となります。
代理店やインバウンドで運用している広告アカウントなら、広告費だけではなく、リスティング施策にかけた時間の損失も多大なものになります。
そして原則として、強制停止となったGoogle広告アカウントは、新規コンテンツの作成が不可となります。
関連アカウントも全停止(MCC)
特定のGoogle広告アカウントが強制停止となった場合、ひも付いているGoogle Marchant centar(MCC)も同様に停止対応となる場合があります。
また、洋服やECサイトなど、Google広告と連携してショッピング広告などを使用している場合は、そちらも止まってしまう可能性があります。
Google広告アカウント作成不可(ドメイン単位でバンされる)
Google広告アカウントが強制停止になった場合、「新規アカウントを作ってやり直せば良いじゃん」と簡単にお思いの方がいらっしゃるかもしれませんが、これは要注意です。
Google側が広告出稿するURLからドメインを特定するため、例えば、Google広告アカウントが新規になっても、同じドメインで再度新規広告を作成しようとすると、まず承認してもらえません。
どうしても配信をしたい場合はGoogle広告アカウントとドメインを変え、情報を一新することでトライすることも可能ではありますが、
- それでも審査通過するかわからない
- ドメインを変えるとSEOなど最初からやり直し
このように、デメリットが非常に多くなってしまいます。
なので、いったん強制停止になってしまったGoogle広告のアカウントは、挽回は難しいのですが、事前対策でGoogle広告アカウントの強制停止は回避できます。
Google広告のアカウント停止後に解除する方法2つ
アカウント停止後に、解除するには、以下のような手順があります。
- :問題を直したうえで再審査をリクエストする
- :メールフォームからGoogleに問い合わせる
こちらも1つずつ見ていきましょう。
1:問題を直したうえで再審査をリクエストする
まずは、アカウントが強制停止となってしまった経緯を探って洗い出す必要があります。
そして、違反している箇所があれば直して、未払いなものがあればすぐに払いに行って、ポリシー/利用規約への違反が原因であれば、違反している広告をまず選択して修正(あるいは削除)しましょう。
修正が終わったら、その後、Google広告のヘルプの中から「強制停止されたアカウントの問題を修正する」というページを検索してアクセスします。
そして、そのページにある「再審査請求を送信」というリンクをクリックし、アカウントの再審査をリクエストします。
もしこれで、無事にGoogleから問題が修正されたと認められて審査が通れば、再びアカウントが有効になれば使用可となります。
アカウントの強制停止は、問題が修正されたと認められて審査が通ってから数日以内に解除されます。
2:メールフォームからGoogleに問い合わせる
もし、自分で考えてみてもアカウント停止の理由が全く分からず、特定出来ない場合、あるいは何も問題がないのに強制停止となってしまった場合は、直接聞いてみるのが早いです。
直接メールで、googleサポートチームに連絡をし、疑問点を問い合わせて解消しましょう。
問い合わせるには、Google広告のヘルプから、「アカウントの強制停止について」というページにアクセスし、「Google までご連絡ください」というリンクをクリックします。
そこのメールフォームで必要事項を記載し、Googleのサポートチームにコンタクトを取り、自身の問題を指摘してもらったら、すぐに直すようにしましょう。
Google広告が停止されるよくある事例
広告が停止されるケースでよくある事例として、ご紹介します。
具体的な内容なので、分かりやすいのではないかと思います。
不実表示を行なっている
まずは、不実表示をしていることです。
例えば、景品表示法など広告に関する知識が乏しく、販売に繋げるための訴求を見様見真似で行い、利用できない特典やユーザーに誤解を生むような場合です。
また、表現が過剰になっている場合も違反となるケースがあります。
さらに、「口コミで話題沸騰」「地域No.1」など、エビデンス(実績を証明するもの)のない比較表現を行なっていると、広告の審査を通ることはできません。
誤解を招くコンテンツ
誤解を招くようなコンテンツは、広告の審査を通ることはできません。
例えば、資格が必要な業種なのに未認可で運営していたり、他社の商標を不正利用したりするのは自身でも把握できるかと思いますが、「虚偽の表示」については判断基準が難しい部分となります。
さらに、「絶対にマイナス10キロ痩せる」「病気が治った」「大金を手にすることが出来る」などの効果効能を断定する表現は禁止です。
また、口コミなどの第三者の声をエビデンス無しでランディングページに掲載している場合も該当します。
こうした部分に心当たりがあるようなら、すぐに該当部分を削除したり、表現する方法を変えるなどして再審査を行う必要があります。
関連性のないキーワードで入稿している
いくらアクセス数が欲しいからといって、サイトのコンテンツとは全く関係のないキーワードで入稿していると、広告が不承認となってしまいます。
品質スコアの高い広告を作るためには、「テキスト広告」「入稿キーワード」「ページタイトル」に含まれるキーワードを揃えて入稿することをおすすめします。
アクセス数ばかりにとらわれず、品質スコアの高い広告を作ることを心がけましょう。
テキスト広告の作り方が間違っている
広告は目立ってなんぼですが、そもそもの作り方が間違っていませんか?
テキスト広告を目立たせたからといって「★」や「【注目】」などのように記号や鍵括弧を使ったり、文字の間にスペースを空けて「目 立 た せ た い」といった行為は全て禁止されています。
さらに、説明文の句読点の使い方を間違えたり、広告見出しに感嘆符(ビックリマーク!)を多用することも禁止とされています。
なかなか禁止事項が多く感じるかもしれませんが、原稿を作成する際は、しっかりとルールに従って作らなければなりません。
リマーケティングが使えなくなった
再訪問を促すリマーケティング広告では、顧客のリストを集める必要があります。
そのため、そのリストがプライバシーに関わる場合に、掲載の継続をすることができなくなることがあります。
リマーケティング広告は、通常の広告出稿よりも審査のタイミングが遅れることがあるので、数ヶ月続けていたのに突然停止されるケースもあります。
特に注意が必要なものとしては、ユーザーの「健康状態」に関わるものです。
ユーザーが必要としている、「病院」や「医薬品」、「ダイエット」など美容関連の業種では、リマーケティングは利用できないと考えておいた方が良いです。
広告掲載システムの回避
このポリシーに意図せずに該当する場合は、サーバー側で海外からのアクセスを拒否していたり、robot.txtにアクセスした時にエラーが発生して、クローラーが巡回できない状態になっている可能性があります。
この場合、エラーを解消したとしても、正常に再審査が行われないこともあり、異議申し立てが難航することが多いです。
また、「広告ネットワークの不正利用」に該当してしまうと、他の不承認がまで同時に発生してしまって、さらに複雑なケースになる可能性もあります。
さらに、グレーな業種ではなく一般的な事業であれば、事情を説明することで解消できるかもしれませんが、明確に違反がないと言い切れない(または隠す)ようなことがあれば、掲載の再開をすることはできません。
Google広告が強制停止になった場合は、Googleからの通知メールに記載されているように、別のアカウントを作成しても、すぐにまた強制停止となってしまうので注意が必要です。
悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
不承認となる原因の中で、最も難航するのが「ウェブサイトのマルウェア感染」です。
企業の規模を問わず、国内外で数多くの被害が起きているマルウェア感染とは、パソコンへ入り込んで情報を抜き取ったり、勝手にスパムメールを配信したりするもので、意外と対策している企業は少ないようです。
しかし、マルウェア感染を起こしまうと、例えば個人情報の抜き出しなど信用失墜といった大問題につながる可能性があるので、起きてからでは遅いです。
一度このステータスが付いてしまうと、まずはマルウェアを駆除する作業をして、明らかに問題がない状態になったとしても、不承認の状態が続き、通常の審査は一切通らなくなります。
また、再審査に関してもサポートチームでは対応することはできず、同じ案内を何度も繰り返されることになり、明らかに「審査プロセスがおかしい」と証明した上で、何度もしつこく交渉することで解消されることはあります。
Google広告のアカウントが停止してしまった場合の対処法!停止後に解除する方法を紹介!まとめ
今回は、Google広告アカウントが停止してしまった場合の対処法と停止後に解除する方法について解説してきました。
アカウントはある日突然停止されてしまうことが多く、メール連絡などの事前通告もないため最初は原因が判明しなくて「なぜ?」と戸惑ってしまうことも多いです。
「停止」「削除」「終了」というワードは、サービス利用者からしたら驚きですね。
しかし、はっきり書かれてある方が、注意喚起を促したり、必ず確認させる為には効果的である事も痛感しました。
Google広告アカウントが停止になったからと言って、諦めないで、落ち着いてアカウント停止の原因を分析し、「問題の修正→再審査」というステップを踏めば、停止の解除はそれほど難しいわけではなく、どれも解決できるものばかりです。
もしそうなってしまった場合は、この記事の内容を参考にして、着実にアカウント復活を目指してみてください!
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