広告

リスティング広告を使うメリットとデメリット!運用の基礎知識講座!

いつからか、TwitterやFacebookなどのSNSが話題となっており、世界中から多様なユーザーが集まるプラットフォームとして、そこに多くの企業が莫大な広告費を投下しています。

 

そこで、「リスティング広告」というものをご存じでしょうか?

 

web広告を勉強している方であるならば、なにかと耳にすることが多いリスティング広告ですが、「なんとなく聞いたことはあるけれど、どんなものかわからない」、「利用して何かいいことはあるのか」、「どのような種類があるのか」など、気になることがたくさんあると思います。

 

そこで今回この記事では、リスティング広告がどういう広告なのかいまいちわからない方のために向けて、リスティング広告についてご紹介していきます。

 

まず、リスティング広告とは、ある事柄について興味を持っている人たちに対して、効率的にアピールできる為、上手に利用することによって、コストパフォーマンスよく、良い広告発信を行える手法となります。

 

ここでは、初心者の方でも分かりやすくリスティング広告の基本的な部分から、良い点、悪い点、費用対効果や実際の利用方法等について細かくご紹介していきます。

 

今回のご紹介した内容を見て知っていただき、より質の高い広告を制作して発信することが出来るようにしていきましょう。

リスティング広告とは?

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

「リスティング広告」を知らないのに、いきなりリスティング広告をやれと言われても、どこから手を付けてどのように進めていけばいいのかわかりませんよね。

 

広告運用の経験者でも、ふと「リスティング広告ってなに?」と聞かれた時に、すぐに明確には答えられなかったりもします。

 

ということで、まずはリスティング広告というものが一体何どういうものなのかという点について、ご紹介していきます。

 

リスティング広告とは、「検索連動型広告」のことです。

 

分かりやすくあらわすと、「ネットで検索をしたものに対して、同じジャンルの事柄の広告を検索画面に表示する」というものになります。

 

皆さんもネットで検索を行った際に、記事の一番上に検索結果と関連したWebページが表示されていたり、ページの一番下の下部にニーズに合わせた最新の広告が表示されているという経験をしたことはありませんか?

 

検索連動型広告というのは、その名前の通り、GoogleやYahoo!などの検索サーチエンジンで、あるキーワードを検索した際に、画面上に表示されるテキスト形式の広告になります。

 

そう、よくリアルタイムで目にしているであろうそれこそが、リスティング広告で、SEM(Search Engine Marketing)と呼ばれることもあります。

 

よく見ると、「これは広告です!」と、アプローチしてあるものもあり、非常にわかりやすいタイプのものもあります。

リスティング広告の掲載媒体

リスティング広告の掲載される媒体として、代表的なものとしては以下の2つになります。

  • Yahoo!が提供する「Yahoo!広告」
  • Googleが提供する「Google広告」

国内で代表的な、Yahoo!(Yahoo!プロモーション広告)・Google(旧称:Google AdWords)の媒体が代表的と言われている理由として挙げられるのは、検索エンジンシェアが圧倒的に多いということです。

Google検索カテゴリの検索エンジンシェアは、世界ランキング1位で、日本国内においても70%ほどを占めている人気の媒体です。

一方、Yahoo!検索は日本国内の25%ほどを占めていて、この2大検索エンジンで日本国内の9割以上に認知されています。

国内が対象であれば、この2つの検索エンジン上でのリスティング広告を押さえておけば、まずこれだけで問題ないでしょう。

 

また、その広告を掲載するためには、その検索エンジンを運営しているサイドへ告文の使用料を支払う必要があります。

 

最近では、カーナビの代わりにマップアプリのような違った形でのさまざまなアプリがあるように、中小企業や協賛会社のサイトにも広告を表示することができます!

 

また、webサイトで幅広い範囲で広告発信を行うことで、訴求する範囲を拡大することが可能となっています。

自然検索との違いは?

「自然検索」は、オーガニック検索やナチュラル検索などと呼ばれることもあります。

 

GoogleやYahoo!などを利用したユーザーが検索をする際に、それぞれの検索エンジンの仕組みによって抽出されたWebサイトが表示されます。

 

簡単に言うと、検索したときに検索結果画面上に出てくるサイトのことで、検索エンジンのランキングアルゴリズムによってURLをランキング付けされるのはこの自然検索の部分になります。

 

検索結果画面上には、リスティング広告と自然検索が表示されます。

リスティング広告と自然検索の違いを簡単にまとめると、以下の3つになります。

  • 掲載が有料か無料か
  • 掲載順位のコントロール
  • キーワードの選定

では、こちらの3つについて詳しく説明していきます。

掲載者にとって有料か無料か

オーガニック流入とリスティング広告の場合、上位表示に対する費用が発生しません。

 

ただし、リスティング広告の場合には、ユーザがそのリスティング広告ページをクリックした際、1クリックあたり〇円(CPC=クリック単価)というかたちで広告費用が発生します。

 

リスティング広告は、クリック課金制で広告がクリックされるたびに掲載者に費用が発生しますが、その一方で、自然検索はユーザーがクリックをしてページに流入しても、掲載者に費用は一切かかりません。

特定キーワードで検索したユーザーが、そのまま上位表示されたサイトに流入して商品を購入した場合、検索エンジンに対する費用をかけずに売上まで結びついたことになります。

つまり、オーガニック流入は無料の集客方法となるので、これがオーガニック流入強化における各企業が注力する最大の理由になります。

掲載順位のコントロール

リスティング広告は、広告ランクによって広告の掲載順位が決まります。

 

広告ランクは、広告の入札金額と広告の品質スコアによって変動するので、入札金額を変更するなどをすることによって、ある程度であれば掲載順位をコントロールすることができます。

 

自然検索は、検索エンジンのランキングアルゴリズムによって検索順位が決まるので、検索エンジンからの評価がすべてであり、掲載順位のコントロールが困難であるといえます。

 

Google検索において広告部分が表示される順序は、入札単価によって左右されますが、お金を使えばGoogle検索の広告を上位に表示させることができます。

キーワードの指定

リスティング広告を配信する際には、「このキーワードで検索されたらこの広告を表示しよう」ということが意図的にできます。

 

エンジニアが、「なぜ、自社のページにアクセスをしたのか?」「実際にどのようなキーワードで検索をしたのか?」などがわかるため、より具体的にエンジニアの検索ニーズを探ることができます。

 

また、一見サジェストワードと似ているように思いますが、実際に調べてみるとサジェストにくらべ意外なキーワードで検索されていることがわかります。

 

一方で自然検索では、検索結果画面にページを掲載する際に特定のキーワードを指定ことは難しく、検索エンジンのアルゴリズムによって表示されるかどうかが決まります。

リスティング広告とSEOは何が違うのか?

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

まず、「SEO対策」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

 

SEO対策とは、「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称で、日本語にすると「検索エンジン最適化」といいます。

 

具体的には、Yahoo!やGoogleで検索された場合に、自分のWebサイトの内容が上位に表示されたり、1ページ目のスクロール範囲内など比較的目につきやすい場所に検索結果を表示させることができるものとなります。

 

このSEO対策を行うことで、Googleなどの検索エンジンに理解しやすいように最適化し、検索結果を上位に引き上げ、自分が伝えたい情報をユーザーにきちんと届けられるように検索エンジンが理解しやすいように最適化します。

 

その結果、より多くの人たちの目に止まるようになるので広告効果が格段に上がります。

しかし、例としてGoogleの場合、SEO対策は単純な仕組みになっているわけではなく、様々な要因がかかわりつつ、一定期間でデータの内容の見直しが行われています。

その為、SEO対策を行う上で知識は必要不可欠となり、そのこと自体にお金はかかりませんが、自分たちだけでSEO対策を完璧にこなすことは難しいので、専門業者や外注に頼むことを検討することもあります。

そして、このSEO対策というものは、検索結果を上位に引き上げるもので、需要が多いキーワードはそれだけ競合も多く、上位表示させることが難しくなり、また、広告出稿をして対策をしたからといってすぐに反映されるものではありません。

 

実際に、効果を発揮するまでに何か月か時間がかかってしまうこともあるので、基本的には根気よくコツコツと継続して対応を続けていくことが必要となってきます

 

リスティング広告とSEOはそもそも検索結果で表示される場所が違うので、そのメリットとしては、なんと言ってもリスティング広告のように広告とは異なる形なので、自然検索からの流入することが出来ます。

 

なので、不信感なく興味を持った人たちが情報を選んで閲覧してくれるという、入り込みやすさがあるのも重要です。

 

また、対策キーワードそのものや、その検索ボリュームにもよりますが、あなたのコンテンツ(商品)を求めているユーザーをいくらでも集客できるということを意味しています。

 

簡単に違いを一覧にしてまとめてみましょう。

  • リスティング広告は専門知識はあまり必要ないが、SEO対策はある程度の知識が必要。
  • リスティング広告はすぐに結果に反映するが、SEO対策は分析して反映に時間がかかることが多い。
  • リスティング広告は閲覧される度に広告費が発生するが、SEO対策は検索結果なので費用は不要。
  • リスティング広告は広告と表示されるため警戒されることもあるが、SEO対策は不信感なく閲覧してもらえることが多い。

このように、それぞれメリット、デメリットが存在するので、しっかりと全体のポイントを抑えて行いましょう。

短期で成果を求めるならリスティング広告

広告を配信して、まず気になることの一つとしては、効果があわられるスピードです。

 

「SEOとリスティング広告をどう使い分ければいいの?」と、疑問をお持ちの方もいると思いまが、今すぐにでもお問合せを増やしたいという場合には、広告出稿日からすぐに検索結果に表示されるようになるリスティング広告をおすすめします。

 

ちなみに、広告出稿を代理店などに外部委託した場合は、最低でも2週間くらいは余裕をもってみておいた方が良いです。

 

SEOは、上位表示にするまでに3~6ヶ月とある程度の時間がかかることがあるので、即効性といった部分では効果はありません。

 

また、リスティング広告はクリックされるたびに費用がかかり、広告の出稿をやめた場合は、すぐに表示されなくなります。

SEOは、時間と初期コストがかかりますが、運用面でいうと上位表示されても基本的にはコストはかからず、また、一度上位表示されると高いクリック率が見込めるので、常に配信して表示することによるブランディング効果を得ることもできます。

まずは、サイト自体がユーザーの目に触れられなければ、そもそも訪問されることはありません。

 

自分のサイトの訪問数を増やすうえで、検索順位を上げる工夫は必須になってくるので、上手に使ってよりよい順位を目指しましょう。

コンバージョン率の目安

リスティング広告におけるコンバージョンは、「指定キーワード」と「通常キーワード」と呼ばれるものに分類して考えるのがベターです。

 

指定キーワードとは、雑誌にあるようなブランド名や特定のサービス・商品名を設定したもので、平均コンバージョン率は10~15%程度で推移しています。

 

特定のサービス・商品名などで検索をかけたユーザーは対象に対するニーズが高く、コンバージョン率10%以下は効果が薄いと考えるのが得策です。

 

対して通常キーワードとは、「旅行」や「スポーツ」、「プレゼント」など特定外のキーワードを設定したので、平均コンバージョン率は1~5%程度で推移しています。

 

指定キーワードに対してコンバージョン率が低いのは、通常キーワードで検索するユーザーはニーズが顕在していないからという理由が大きいでしょう。

リスティング広告のメリットを理解しよう

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

リスティング広告には、さまざまな良い点が存在します。

 

ここからは、その良い点についてポイントごとにご紹介していきますので、しっかりと抑えておきましょう。

①興味を持った人たちへ直接アピールできる

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

まず、リスティング広告の一番のメリットとして挙げられるのが、興味を持った人たちを明確にして、そこにピンポイントでアピールをすることができるということです。

 

そもそも、検索エンジンで検索を行うユーザーは、「何らかの課題を解決したい」と考えている方が多く、自ら能動的に行動しているユーザーであると言えます。

 

そして、リスティング広告では、このようなユーザーに対して、課題の解決の方法としてピンポイントに情報を提示することが可能になるので、その結果、ウェブサイト(ホームページ)へのアクセスや、商品購入などの成果を得やすいというメリットが生まれます。

 

事例としては、化粧水を販売している業者がリスティング広告を出稿したら、検索エンジンで「化粧水」を検索しているユーザーに広告を表示することができるのです。

 

リスティング広告を出稿すると、化粧水に関連した商品や商材が表示されることになるので、おのずと全く興味がないということはないので、全く興味がない人たちへアピールするよりもはるかに効率的に広告発信を行うことが可能です。

画像などを使ってユーザーに魅力的な広告を掲載することができれば、まさにピンポイントでターゲットである人たちをサイトへ誘導することができ、効率よく購買に繋げることができます。

②効率的かつ効果的な広告発信が可能!

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

リスティング広告のメリット2点目として、キーワードを指定して効率的に配信できるので、公開してからすぐに効果を発揮することが可能となっています。

 

リスティング広告は、ユーザーが検索に使うであろうキーワードを指定して広告を配信することができるので、「商品やサービスにまったく興味のないユーザー」には配信されにくく、無駄のない効率的な広告配信が可能です。

 

リスティング広告は、「入札形式」になっているので、そこで、他の広告主よりも高い位置を確保することができれば、即時に広告を表示することが可能となるので、その分見込みが高くなります。

 

先ほどご紹介したように、SEO対策は根気強い対応が必要となってきますが、リスティング広告の場合は、「即効性のある広告」です。

 

なので、すぐにでも効果を発揮することも可能になり、さらにwebサイトの立ち上げ時や期間限定の集客をする時に効果を発揮します

SEO対策をメインでやっていきたい会社である場合でも、広告の効果があらわれるまでの期間はリスティング広告を利用するなど、状況に合わせて変化させ、期間的な利用をすることもできます。

SEO対策と違ってリスティング広告は費用はかかりますが、それ以外をみてみるとすぐに効果を発揮することができるというメリットは魅力的ですね。

 

配信を開始してから、比較的早い段階で「アクセス数が増えた」「ウェブサイト経由で問い合わせが来た」などといった嬉しい効果を実感することができるでしょう。

③コストパフォーマンスに優れている

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

リスティング広告のメリットの3つ目は、費用面についてご紹介していきます。

リスティング広告は、

  • コストパフォーマンスがいい
  • 予算コントロールが容易

といわれています。

 

リスティング広告は、比較的低う予算から出稿できるという点もメリットで、リスティング広告は最低出稿金額が設けられていないので、1日1,000円からでも配信を行うことができます。

 

一般的なインターネット広告と比較してみると、大きな単位だと100万円単位で費用がかかってくることが多いですが、50万円以下の数十万円程度から内容によっては10万円ほどから利用することが可能となっています。

 

費用については、業種や業界、経営費や扱っている商品などによって相場は変わってきますが、だいたい全般的に初回契約の際に運用するのに必要とされている相場は、30~50万円くらいになると言われています。

 

一般的な広告の費用と比較して考えると、その費用の違いは一目瞭然ですね。

 

そして、先ほどもメリットの部分で少し触れましたが、リスティング広告というのは掲載するだけでは費用はかかりません。

 

その広告を実際に見てクリックされて初めて費用が発生するので、低い予算から始めることが可能なので、迷っている方はぜひ取り組んでみてください。

 

ただし、予算が少ないとデータがたまりにくく、分析をしたり、改善をすることが難しくなるので、一概に「少予算=効率的」とは言い切れません。

④事前準備が容易

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

リスティング広告のメリットの4点目としては、事前準備が少なく広告を始めることができるということです。

 

テレビCMや新聞・雑誌といった広いメディアに広告を出す際は、1回数百万~数千万円といった広告費が発生します。

 

また、通常のインターネット広告を掲載する場合、サイト自体を作成したり、内容を綿密に作り混んだりと準備に時間がかかることが多くなっています。

 

しかし、リスティング広告では、最低限のPCとネット設備が整っていれば、広告の内容である文章などを準備しそれを元に始めることができます。

先ほどの2点目にご紹介しましたが、広告掲載のスピードも速く、掲載したいと思った場合でもタイムリーに対応することができ、チャンスやタイミングを逃すことなく、広告を掲載することができます。

⑤その都度効果を確認し、内容の変更や取り止めが可能

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

最後のメリットとしては、その都度効果を確認し、内容を変更したり、広告の掲載を停止することができるという点です。

 

まず、リスティング広告を発信した場合、各検索エンジンが提供しているその効果を管理画面からリアルタイムでパソコンから確認して現状を把握することができます。

 

月間、日々、さらには秒で変わる情報なので、いつでもすぐに対応できるというのは良いですね。

 

その確認できる項目というのにも様々あり、

  • クリックされた数
  • どんなワードで検索されて広告にたどりついたのか
  • 費用はどのくらいかかっているのか
  • 成約に至った件数はどのくらいか

など、必要な項目の確認をすることが可能となっています。

 

検索キーワードごとのクリック数やクリック率、インプレッション数やコンバージョン率など、細かいことも確認することができるので運用を効率化することができるので、リスティング広告が「運用型広告」と呼ばれている所以でもありますね。

 

SEO対策では、これらの項目を確認することはできませんが、リスティング広告ではその都度効果を確認し、必要であれば内容を変更したりすることもできます。

掲載を中止しして無駄な費用をかけないようにしたり、なによりも手間をかけなくてよいというメリットがあります。

リスティング広告運用のデメリットと注意点

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

前述まではリスティング広告のメリットについてご紹介してきましたが、続いては注意点をご紹介していきましょう。

興味があるかないか判断できないユーザーには効果が薄い

まず1点目は、興味のないユーザーに向けての広告発信は効果が薄いということです。

 

リスティング広告は先ほどもご紹介したように、検索されたワードなどから関連商材が表示されます。

 

その為、そもそも検索されていないアカウントユーザーには表示もされません。

 

デパートなどで、キャンプ用品の横に虫刺されの薬が置いてあるなど、関連商品の購入など潜在層のユーザーの購入の期待ができないというデメリットがあります。

 

ある程度有名な商品ジャンルのものには向いているかもしれませんが、これから有名になるものやあまりメジャーではないものに関しては、リスティング広告には向かないというデメリットもあります。

このように、興味のあるユーザーへのアピールは効果的ですが、検索前の時点で興味を持っていないユーザーや顧客の幅を広げるのには不向きと言えます。

リスティング広告は、リスティング広告はクリック単価が高く、多くのユーザーに配信して認知してもらうには、広告費が跳ね上がってしまうので、認知拡大、つまり「より多くの人に知ってもらう」ことには不向きです。

広告ということがすぐにわかってしまう

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

2点目は、広告だということが一目でわかってしまう点です。

 

リスティング広告には、”必ずこれは広告です”とわかるように「広告ラベル」の表示がされています。

 

皆さんも経験があるかもしれませんが、バナー広告など何か胡散臭く感じたことはありませんか?

 

それと同様に、リスティング広告も広告だというだけでどうしても敬遠されてしまうこともあります。

 

そういったユーザーを対象にするのであれば、根気強くSEO対策を行っていくことが有効といえるでしょう。

 

より上部に表示されるリスティング広告枠の1位よりも、SEOでの自然検索枠の1位の方がクリック率が良いです。

このように、広告と表示されることにより、情報を閲覧される回数が少なくなってしまったり、広告を嫌っているユーザーにはクリックされない可能性があるという可能性も考慮しなければいけません。

たとえば、キーワードに対して興味関心や強い悩みを持つ人だとしても、広告を避けるユーザーは一定数存在するので、そのようなユーザーに対しては、諦めるか、自然検索で上位表示を狙う必要があります。

利用していく上でやることが多い

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

最後に、リスティング広告を利用していく上ですることが多いということです。

 

広告を配信して終了ではなく、業界や取り扱っている商材によっても運用は変わってきますが、大前提としてこまめに運用を行って改善していくことで威力を発揮できる広告です。

 

まず、先ほどもご紹介したようにリスティング広告はクリックされるごとに料金が発生します。

 

多量のクリックにより、本来想定していたよりも料金がかかってしまうという事態も想定できます。

 

また、広告は閲覧されているが、成約には至っていないというケースも往々にしてありえます。

 

そういったケースの場合、どうしてそうなっているのか、どうすれば成約率を上げることができるのかなど常に状況を監視して、対策を講じる必要があります。

 

SEO対策では費用が発生しませんが、リスティング広告は費用が発生してしまう為、その分厳密な管理が必要となります。

 

インターネットの世界は常に進化し続けています。

今まで成果が上がっていた施策でも、今はほとんど成果が出ないということが起きてしまう世界です。

取り残されない為にも、常に新しい情報を取り入れて、現状を見つめなおして改善していく作業が必要となってきます。

キーワードによってはクリック単価が高い

キーワードによってはクリック単価が高くなってしまうので、予想以上に予算がかかってしまうという点も、リスティング広告のデメリットのひとつです。

 

下記のようなキーワードに配信した場合、クリック単価が高くなってしまいます。

  • 検索量が多い
  • 多くの広告主が広告を出稿している

例えば、「電子レンジ」「冷蔵庫」など、1語のキーワードが該当しますが、これらの条件に当てはまるキーワードは、多くの広告主が配信を希望します。

 

すると、クリック単価が高くなる傾向にあります。

 

この場合は、単価を下げるためにも、キーワードを「単語を2つ以上組み合わせたもの」にすることをおすすめします。

キーワードは、2つ以上組み合わせることでニーズが細分化されるので、配信量やクリック単価を抑えることができます。

予算が少なすぎると分析・改善が難しい

予算が少なすぎる場合、分析・改善が難しいという点もデメリットです。リスティング広告は低予算からでも出稿可能ですが、あまりにも予算が少ないと、配信量が少なくなってしまいます。その結果データが集まらず、分析・改善がしづらくなってしまいます。

<分析・改善しづらい例>

■配信状況

  • 1ヵ月に1万円のみ使う設定でリスティング広告を配信
  • 広告文Aを経由したコンバージョンが1件、広告文Bを経由したコンバージョンが1件
  • 月の前半で予算の1万円を使い切って、配信が停止した

※コンバージョンを獲得するのにかかった金額は同じ

 

■改善すべき点がわかりづらい…

  • 今後新たな広告文を作成する場合、Aに寄せるべき?Bに寄せるべき?
  • 月の後半にも広告を配信するべき?
  • 広告文AとB、どちらをクリックしたユーザーを重視すべき?

 

例のような配信だと、分析や改善が難しくなります。逆にある程度の配信を行えば、クリック数やコンバージョン数も多く集まると考えられるため、改善のヒントが見えやすくなります。

リスティングの費用対効果はどうなの?

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

続いては、リスティング広告の費用についてご紹介していきましょう。

 

先ほどもご紹介しましたが、リスティング広告を掲載する場合は入札をする必要があります。

 

これはオークションと同じように、最低の入札金額というのが設定されています。

入札価格を決めるやり方は、

  • キーワードプランナーで相場を知る
  • 目標の獲得単価から設定

ある程度の相場を把握して設定するのがおススメです。

 

それを超える金額で入札することによって、広告を掲載できるという仕組みになっています。

 

この最低入札金額というのは、検索するアカウントの人数が多い程、それに比例して金額も高くなる傾向になります。

 

そして広告の掲載される順番は、広告の内容が良いものであるかどうかという点もかかわってくるので、入札金額が高額であればいいということだけでは決定しません。

 

もちろん、トップページ付近に掲載されるほど、検索する人たちの目にとまることになるので、より高い効果を得ることができます。

 

リスティング広告の金額は、入札で決められるため、一概にこの金額と決まっているわけではありません。

 

少しずつ入札価格を高くして、きちんと表示される単価を知ることが、まずは第一歩です。

 

そして、管理画面上で表示を確認することができたら、掲載順位とクリック率のバランスを考えて、予算内でクリック数を最大化できるように調整できれば完璧ですね。

より多くのターゲットにアピールする為には、効果的な手段と言えるので、検索でよい位置に表示されるだけの入札金額を投資することも運営する上では必要なことと言えます。

リスティング広告を利用するにはどうすればよいのか

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

では、実際にリスティング広告を利用するにはどうすればよいのでしょうか。

リスティング広告を掲載する上で方法としては、大きく分けて3つに分かれます。

自社で運営するリスティング広告

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

まず、自社で運営するリスティング広告です。

 

これはその名の通り、自身の会社で広告運用を行うことで、費用がかかることもありません。

 

自社運用であれば、数千円単位の少ない金額からでも広告運用を出すことが出来ます。

 

また、自身の会社で決定して運用をすることができるので、広告掲載までのスピードも速くなります。

 

また、さらに広告を増やしたり変更したりなどの作業をすばやく行うことが出来ます。

しかし、準備に時間がかかるというデメリットもありますので、注意が必要です。

 

さらに、リスティング広告は日々数値を管理しないといけない業務となるので、今までやっていた業務にプラスしてやらなければいけないので、かなりの負担になってきます。

他の業者に依頼する方法

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

2点目は、他の業者に依頼する方法です。

リスティング広告を掲載する為の専門の業者というものが存在します。

 

広告を運用するにあたり日々新しい機能が追加されていく中で、管理画面を見続けるというのは時間や労力がかかります。

 

しかし、それらを専門の業者に任せることで、知識が無くても早く広告を運用することが出来、さらにその作業をしていただいている間に自分の業務をこなすことが出来ます。

 

大企業などはその業者に依頼することで、何の用意もなくとも知識豊富なプロが作業を代行してくれる為、様々な手間が省けるというのはメリットですね。

 

デメリットとしては、業者との打ち合わせに話をする時間を要すること、依頼する為の費用が毎月発生することなどがあげられますが、どちらも後のことを考えるとそこまでデメリットではないのかもしれません。

専門の業者もプロではありますが、人間なので、作ったもので結果が出るという保証はありません。

専用のツールを使用する

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

最後になる3点目は、専用のツールを使用するという方法です。

 

これは広告専門の業者があり、そこから提供されている独自のシステムであったり、概要やツールを使用することで準備段階での作業の効率化を図ることができます。

 

デメリットとしては、販促ツールを使用している為、随時テストが必要ということと、提供されているシステムや動画ツールを使用する上で、資料などをダウンロードをするために課金が必要な場合があるという点です。

 

大まかに分けて上記3点が、広告を掲載する主な方法になります。

リスティング広告についてまとめ

リスティング 広告 使う メリット デメリット 運用 基礎 知識 講座

まとめ

  • リスティング広告とは検索広告のこと
  • リスティング広告のメリットは5つ
  • リスティング広告の運用には注意点もある
  • リスティングの費用対効果は高い

今回は、リスティング広告の基本的な知識から、費用、掲載までの流れをご紹介しました。

 

「時代にあったターゲティングをして自社商品の販売拡大をしたい」、「今は何も宣伝を行っていないためwebマーケティングを始めてみたい」、「営業の売上のために手軽に始められそうなインターネット広告を手始めに開始してみたい」と、お考えのそこのあなた!

 

特定の対象に対して、ディスプレイで効率的にアピールすることができ、さらに瞬発力もあるので短期間で効果を上げたい時には、是非リスティング広告を活用してみてください。

 

リスティング広告は、インターネット広告のど真ん中の広告なので、しっかりと使いこなせば、あなたの事業と連動させることによって更に弊社の業績を高騰させることが可能となるでしょう。

 

ここまできたら、やらない理由はもはやないですよね。

 

うまくリスティング広告を活用して、商品や商材の売り上げの向上に少しでも参考にしていただけましたら幸いです。

なぜ、広告未経験の新入社員でも、CPA:947円でROAS:5,479%を出せたのか?

アドベート ADVATE インハウス化 広告運用

『メールやLINE登録CPAを下げる厳選フレーズ集100選』はもう受け取りましたか?

・1人社長から誰もがテレビCMで見たことがあるような企業、国会議員、同業の広告代理店や集客コンサルタントまでサポート
・累計68業種、176社を支援
・サポートした累計広告費用:17億円以上、累計獲得リスト数59万件以上

この中で得られた知見を元に、広告のサポートをする中で使っている厳選フレーズをまとめました。

実際、これを使って、
未経験から入社1年目の弊社スタッフが

・広告費:¥77,688
・CPA:¥947
・売上:¥4,257,000
・ROAS:5479%

という圧倒的な結果をたたき出しています。

メールやLINE登録CPAを下げたいのであれば、下記ボタンをクリックして詳細を確認してください。

厳選フレーズ集100選を手に入れる