近年、YouTubeを見ることが多くなってきて、ふと時間をみると夜遅くになっていたりすることがあるという人も多いのではないでしょうか?
ずっとYouTubeを見ているとよく「動画の前に流れる広告」や「動画の途中で流れる広告」、「動画の下に出る広告」を見ることがありませんか?
YouTubeでは、5秒間スキップできない広告もあるので、必ずユーザーの目にはいるようになっており、かなり効果的な広告媒体だと言われています。
YouTube広告は、ターゲティングしやすく、高い費用対効果が得られるとして利用する企業も増えています。
YouTube広告といっても料金の仕組みや種類別に費用が異なるので、どういった顧客を対象とした広告にするのか、自社の目的に合った広告を制作することが大切です。
そこで今回はそんな【YouTubeの広告はいったいどのような種類があるのか】、また、【その広告にはどのような特徴があるのか】を紹介していきます。
どんな広告があるのかを周知して、自社の事業に有効か考える指標にしてみてください。
YouTube広告とは?
現状、数えきれないほどのYouTube動画がとにかくたくさん配信されていますよね。
YouTubeとは、google社が提供する世界最大の動画共有サイトで、世界中でみても最も人気の動画配信プラットフォームです。
近年、右肩上がりの成長をしている動画広告市場において、YouTubeは2020年6月時点にて全世界で20億人以上が利用しています。
YouTubeは、「ライブ配信+投げ銭」をすることも可能なので、個人チャンネルや企業がファンを獲得し経済圏をつくるプラットフォームとしても注目が高まり、YouTubeを投稿する「ユーチューバー」と呼ばれるインフルエンサーも多く、積極的にそのユーチューバーがコンテンツを発信していることもYouTubeが人気の要因です。
YouTube広告とは、YouTubeのサイト上にて表示される各種広告のことを指し、重要なプロモーションやブランディング手段となっていて、拡散力と費用対効果に特化しています。
中でも、最近公開されているYouTubeには、必ずと言っていいほど「広告」が入っているので、YouTubeを利用したことのある方であれば、目にしたことがあると思います。
YouTubeで選んだ動画を再生する前に現れる動画形式の広告や、画面右上に表示されるバナー形式の広告などがあります。
YouTubeの利用目的
YouTubeの主な利用目的としては、時間がある時の「暇つぶし」になっています。
YouTubeを視聴するタイミングについては、
- 「夜自宅でくつろいでいるとき」
- 「日中自宅でくつろいでいるとき」
- 「就寝前」
となっていて、生活の身近な娯楽として習慣的してYouTubeを利用をしている人が多いようです。
くつろげるような室内で、落ち着いたシーンで好きな動画に没頭することができる環境が、YouTubeを視聴するタイミングになります。
視聴するタイミングで平日で最も多かったのは、「夜自宅でくつろいでいるとき」で、46%、休日で最も多かったのは、「日中自宅でくつろいでいるとき」で51%でした。
YouTubeを利用する理由として最も多いものは、
- 暇つぶし
- 娯楽
- 楽しいから
- 自分の趣味に合うコンテンツがあるから
となっていて、「暇つぶし」としては34%ですが、2位以下には「娯楽」で32%、「楽しいから」は24%、「自分の趣味に合うコンテンツがあるから」は22%といった理由でした。
YouTubeは、ただ楽しくて見るのもありですが、新しい情報を入手することができたり、情報を探索するのも重要な利用理由として挙がっています。
その他の利用目的としては、他のSNSと同じように「有名人・著名人などの投稿の閲覧」「興味のある分野の情報収集」などがあります。
YouTubeを見るきっかけとは?
YouTubeを見るきっかけとして、最も多い理由は、
- 習慣的な利用
- 気になる芸能人や著名人がいたとき
- 気になる商品・サービスがあったとき
- 事件やニュースがあったとき
となっていて、「習慣的な利用」は45%で、「気になる芸能人や著名人がいたとき」は21%、「気になる商品・サービスがあったとき」は15%、「事件やニュースがあったときは11%といった内容になっています。
YouTubeは、「Googleに次ぐ検索エンジン」とよくいわれますが、そのようなニーズは確かに存在するみたいですね。
YouTubeの動画を閲覧する方法
YouTubeでは、ユーザーはさまざまな方法で動画を閲覧することができます。
例えば、
- YouTubeの検索ページで見たい動画のキーワードを入力して検索をする
- 動画再生ページで気になる関連動画をクリックする
- トップページのフィードから動画を選択する
などがあります。
YouTubeは認知度も高く、YouTube広告をうまく活用すれば、圧倒的なリーチとターゲティング機能でユーザーにより効果的に広告を配信して顧客を集めることに適しているのです。
YouTubeにて多くのフォロワーを集めるユーチューバーですが、最近では、人気のある芸能人もたくさん動画配信を始めていたり、エンターテイメントから専門的な話題まで多種多様な内容が存在していて、外出自粛で動画を見る機会が増えたという人も増加傾向にあります。
芸能人がYouTubeデビューをするなど、時代の流れもあって環境が変化していて、YouTubeにおける「インフルエンサーマーケティング」の市場は、他のSNSと比較をしても大きくなっています。
YouTube広告は、その名前の通りYouTubeに搭載できる動画版の広告のことを言います。
YouTube上に表示される広告は、従来型の検索広告やディスプレイ広告とは異なり、ターゲットを動画を見ているユーザーに絞っているので、利用者の目にとまる確率が高くなります。
また、YouTubeは、動画がバズると急上昇ランクというランキングに入ることができ、チャンネル登録外のユーザーにも動画を届けることができます。
YouTube利用者数率の増加
どんどん右肩上がりで急成長をしている動画広告市場ですが、YouTubeやTikTokといったプラットホームの伸びもありますが、広告配信面の増加や広告フォーマットの種類も増え、動画広告のクリエイティブ作成のハードルが下がったことも要因としてあります。
以下は2019年12月にサイバーエージェントが発表した、動画広告の市場調査のデータです。2018年の過去のデータから2023年にかけて予想データもあり、今後も伸びてくる市場であると捉えられます。
日本においては10代~50代にかけて年代問わず幅広く人気のSNSとなっています。
PCはもちろん、スマートフォンやタブレット、ゲーム機などで気軽にアップロードされた動画を視聴できるほか、テレビでYouTubeを視聴できるようにするデバイスやYouTube視聴機能が搭載されたテレビも販売されています。人々にとって非常に身近なサービスであり、ユーザーが非常に活発であることも特徴のひとつです。
動画広告市場の中でも最も注目したいプラットホームは、ユーザーの利用率が高い YouTube です。このような背景から今後ますます動画広告、中でも YouTube 広告は、ユーザーへ対して身近になっていくと考えられます。
SNS(ソーシャルネットワークサービス)のユーザー数は全世界で45.5億人を突破しました。また国内におけるSNSの利用者数は7,975万人となり、2022年末には8,241万人へ拡大する見込みです。
もはや人々のコミニケーションツールとして欠かせなくなっているソーシャルメディアですが、特にLINE, Facebook, Instagram, Twitter, YouTubeは大きな割合を占め、さらに近年ではTikTokも大きく注目されるなどソーシャルメディアの利用者数は成長を続けています。
年齢層を見てもYouTubeは、幅広い年代から利用されていることが分かります。
近年では、10代〜20代のYouTube利用率は95%にも及ぶといわれており、これだけ多くのユーザーがいるということは、マーケティングでは欠かせない状況と言えます。
また、YouTubeのアルゴリズムが関連性の高い動画に対して適切な広告を表示しますので、特定の分野への興味・関心が高いユーザーに対してとても効果的にアプローチができる媒体なのです。
ユーザーから認知を得る広告の種類
YouTube広告の特徴として、動画を使用することで、商品やサービスのブランディングができる他、さまざまなユーザーから認知を得ることもできます。
その広告の種類には、大きく分けて2つあります。
- Google広告でオークションを行う方法
- Google広告でオークションを仲介せず、広告の表示を予約して買う方法
があります。
他にも広告の表示回数と料金をきめて、広告を出すという方法もありますが、Googleが最近進めているのは先ほどの2つの種類になります。
それでは、それぞれの広告は普段、YouTubeを見ている私たちは、広告をどこで目にしているのでしょうか?
YouTubeの種類について見ていきましょう!
YouTube広告の種類について解説!
皆さんがよく見ていると思われるのが、「TrueView」です。
TrueViewは、動画再生前と関連動画の位置に出される二種類の広告となっています。
true view(トゥルービュー)広告は、ユーザーに対して強い印象を与えることができるとして、ここ数年で徐々に使用している企業が増えている広告手法です。
YouTube広告といってもいくつか種類がありますが、中でもtrue view(トゥルービュー)広告は簡単に使うことができます。
動画広告と聞けば、なんとなく難しそうなイメージがあるという人も多いようですが、trueview(トゥルービュー)広告は設定も簡単なのでおすすめです。
true view(トゥルービュー)広告は、YouTube全体に表示される動画広告のことをいいます。
YouTubeを使用しているときに、見たい動画が始まる前に、動画広告が流れてくることがよくありませんか?
この広告は5秒後にスキップできるようになっていて、こういった広告のことをtrue view(トゥルービュー)広告と言います。
TrueViewの広告の他にも2種類の広告がありますので紹介していきます。
TrueViewディスカバリー広告
ディスカバリー広告は、
- YouTubeの検索結果
- YouTubeの関連動画の横
- モバイル版YouTubeのトップページ
に表示されています。
ディスカバリー広告は、動画のサムネイルとテキストで構成されています。
表示される広告は、どこで表示されるかによってサイズが異なります。
また、サムネイルをクリックすれば動画が再生出きます。
課金形態ですが、ユーザーが動画をクリックして視聴した時に課金されるシステムで、動画の再生時間は関係ありません。
ディスカバリー広告のメリットは、検索結果や関連動画に表示される為、興味や関心のあるユーザー向けとなっておりターゲットに刺さりやすく誘導しやすくなっていることです。
動画広告をクリックすればそのまま動画の再生回数となるのでこの点もメリットといえますね。
動画広告をクリックしたユーザーは、その広告の内容に興味や関心がある人がほとんどなので、動画を視聴した後に、チャンネル登録やコンバージョンにつながる可能性が高いです。
ですが、反対にデメリットとしてはサムネイルとテキストで構成されていることから、うまくターゲティングを行なって広告を設定しなければ広告がクリックされにくいということです。
動画の内容はもちろん、サムネイルのクリエイティブがポイントとなってきます。
「ディスプレイ広告」は見ているユーザーが動画ぺージやチャンネル上で再生中の動画との関連があるぺージ横にある、関連動画を選択することで再生されます。
通常の関連動画と同じように見ることが出来る広告ですね。
関連動画の一番上にサムネイルが表示されるようになっており、興味が惹けるようになっているので、狙った属性に対して出稿しやすいクリック型の広告となります。
チャンネル登録を増やす目的なら、ディカバリー広告を使っていきましょう!
この広告の特色は、見ている人が動画を選択した場合にのみ課金されるしくみになっています。
インストリーム広告
最近動画をみるたびに「5秒後に広告をスキップできます」と表示されるものがありませんか?
その5秒後に広告をスキップするかそのまま見るかを選択することが出来るタイプの広告が「インストリーム広告」になります。
おそらく、皆さんがよく見ている動画の殆どに入っているかと思います。
インストリーム広告は、動画のプレイヤー(モバイル、パソコンなど)の画面に再生される動画広告のことをいいます。
そのため、画面を大きくとってユーザーに印象を与えることが出来ます。
ちなみに、インストリーム広告はYouTubeなどに表示される広告のことを言いますが、アウトストリーム広告といって、YouTube以外のサイトやアプリに配信されるモバイル専用の広告もあります。
アウトストリーム広告は、インストリーム広告と異なり、広告が画面に表示されると自動的にミュートの状態になるため音声は流れませんが、タップすれば簡単にミュートを解除することができます。
アウトストリーム広告は、ネイティブとしても活用できるのでブランドの認知度をあげるにはとても効果的です。
YouTubeで、スキップ不可のインストリーム広告の長さは15秒以内なので、16秒以上の動画はスキップができないインストリーム広告では使用することができません。
スキップができるインストリーム広告の特徴は、動画広告が再生されてから5秒経過すると、”広告をスキップするという箇所が表示されるのでここをタップまたはクリックすればスキップすることが出来ます。
なのでその広告の内容に興味があるユーザーにリーチすることが可能です。
ちなみに、スキップ出来るインストリーム広告の課金形態は、動画が30秒以上で課金、そして広告のリンクをクリックしたときに課金されます。
30秒未満の動画の場合は、最後まで動画が再生されたときに課金されるという仕組みになっています。
15秒間スキップできないインストリーム広告の場合は、インプレッション課金といって広告が表示された時に課金されます。
インストリーム広告の中でも種類があります。
下記一覧を見てみましょう。
- スキッパブル広告(スキップが可能)
- 完全視聴型(スキップ不可)
- オーバーレイ広告
- バンパー広告
デメリットとしてスキッパブル広告は、広告動画の途中でスキップができるので動画を最後まで見てもらえない可能性が高くなります。
YouTubeでよく配信されているのはこの、スキッパブル広告ですね。
この広告の特色には、2つあります。
- 利用者が5秒後に広告のスキップするかどうか選択が可能
- 25秒前後の動画であれば、最後まで見たときにお金が広告主に発生する
という2点です。
広告をぼーっと見ることで、広告主に料金が発生するということです。
ちなみにノンスキッパブル広告というものもありますが、こちらはその名前の通りスキップすることが出来ない広告で、具体的に言うと「15秒」、「20秒」、「30秒」とスキップをすることが出来ない設定となっています。
そのため、動画のコンテンツを楽しみにしているユーザーにとってはあまり良い印象にはなりません。
最大25秒前後までの広告が表示され、スキップできないものは「標準インストリーム」と呼ばれるものです。これは、とばすことができないのでTrueViewインストリームより動画を閉じるなどの見ない可能性が高くなります。
インサーチ広告
「インサーチ広告」とは、YouTubeで検索を行った際に、検索結果の上部にある「広告」と記載されたもので、その動画をクリックすると広告の再生が始まります。
インサーチ広告も、クリックされた場合に料金が発生する課金制なのでクリックされなければ料金は発生しません。
この広告と特色としては、利用者が好きな動画を選択し、見はじめた場合にのみ課金されるということです。
見たい広告があればクリックをして見ることが出来ますし、特に興味がなければ見る必要がないので、クリックもされず予算も減らないので回しやすい広告ですね。
バンパー広告
バンパー広告とは、最長6秒間設定できるスキップできない動画広告となります。
バンパー広告は、インストリーム広告と同様の動画配信形態となっています。
動画の前後や動画の再生中に広告が配信されますが、インストリーム広告とは何が違うのか、というとそれは再生される時間とスキップが出来ないという点です。
バンパー広告は、2016年にYouTubeに登場しました。
当時、クリエイターたちの反応は行為的なものばかりではなく、従来の米国での動画の標準的な長さはテレビCMと同じ「30秒」、そしてその短縮版のCMが「15秒」でした。
それにもかかわらず「6秒」で伝えるということは、短時間で伝えない内容をしっかりと詰め込む必要があります。
最長で6秒までスキップ出来ないという設定が出来るので、短い時間でインパクトがある広告は、ユーザーの印象に残りやすくて良いですね。
バンパー広告は、スキップできませんが6秒と短めなのでユーザーに嫌われにくく、特徴をひとつに絞ってPRするので商品やサービス内容を認知されやすいのがメリットです。
逆にデメリットは、動画の内容次第で結果が変わってくるので、慎重に配信する必要があります。
インストリーム広告と似ていますが、スキップ「できる」か「できない」かが大きな違いですね。
バンパー広告は、他の広告とは違い「視聴単価の課金」形式ではなく、CPM課金形式となっています。
通常のYouTube広告では30秒以上の視聴か動画を最後まで視聴しない限り広告費は発生しませんが、バンパー広告は1,000インプレッションあたりで費用が発生するので認識しておきましょう!
YouTube広告のメリットとデメリットも紹介!
YouTubeの日本のユーザー数は約5000万人といわれ、YouTube広告の長所はその莫大な数の利用者から特定の範囲に広告を表示出来ることです。
私たちにとって、とても身近に存在しているtrue view(トゥルービュー)広告ですが、デメリット・メリットもそれぞれあります。
では、次に抑えておきたいメリットを紹介します。
- 細かいターゲティングが可能
- 課金方式だからコストパフォーマンスが高い
- 幅広いユーザーにリーチができる
true view(トゥルービュー)広告では、年齢や性別、住んでいる地域や趣味、ユーザーが興味や関心を抱いている内容などのデータに基づいて、より細かくターゲティングをすることが出来ます。
それだけではなく、広告を表示する時間帯や曜日指定なども出来るので効果が期待できます。
また、trueview(トゥルービュー)広告は、ユーザーが実際に広告の内容に興味や関心を持った時のみ課金されるという仕組みになっています。
インストリーム広告の場合は、広告動画を30秒以上視聴された場合や、動画に対してなんらかのアクションを起こされた時に広告費が発生します。
ディスカバリー広告の場合は、サムネイルをタップまたはクリックされなければ広告費は発生しません。
バンパー広告は、インプレッション課金方式となっていますが、広告動画をスキップすることが出来ないのでユーザーに与える印象も良く、効果的です。
YouTubeは、知らない人はいないと言っても過言ではないほど、幅広い年齢層から利用されておりテレビと匹敵するほどのマスメディアです。
なので、上手にtrue view(トゥルービュー)広告を利用すればYouTubeを利用している幅広い利用客に直接広告を目にしてもらいやすくなり、広告事業主にとって、YouTubeはビジネスには欠かせない、言わばパートナーといえます。
true view(トゥルービュー)広告を利用するにあたって、有効的なテクニックを身につけておけば今後の強みとなるはずです。
もちろん利用方法は簡単なので普通に動画広告を投稿すること基本的な利用の仕方もいいでしょう。
ですが、ただ動画広告を投稿するだけではなく、少し工夫してテクニックをプラスすれば、YouTubeという媒体を通してより多くのユーザーに自社の広告を届けることが出来ます。
では、実際にどういったテクニックが必要なのでしょうか。
true view広告は、Google AdWordsと連動したリマーケティングに対応しているので、今までに自社のサイトに訪問しているユーザーにターゲットを絞って動画を見てもらうことができ、動画広告を視聴したユーザーに対してGoogle AdWordsのバナー広告を表示することも可能となっています。
動画広告は普通に配信していても比較的印象に残りやすいタイプのフォーマットとなっていますが、さらにこのリマーケティング機能を加えることでよりユーザーの印象に残りやすい広告となり同時にコンバージョンの増加も期待できるのです。
そして、オーバーレイと言われる、動画の上にテキストやリンクを重ねる形で構成された広告を追加することも可能です。
この、オーバーレイという機能をうまく活用すれば、ユーザーを自社のサイトに直接誘導することができるので、より結果につながります。
また、よりたくさんのユーザーに動画を見てもらうためにはしっかりとseo対策をしておくことがとても重要です。
とは言っても、やはりユーザーの中には動画広告を不快に感じている人がいるのが現状です。
その場合、AdGuardを使用してお気に入りブラウザからYouTubeの広告を消す方法、もしくはサードパーティが提供するYouTubeの改造版アプリをダウンロードするという方法があります。
例えば、「年齢」、「性別」、「地域」、「好み」、「キーワード」、「曜日」、「時間帯」などを決めて、配信することができるようになったことですね。
また、使っている人が興味をもち、広告を選択、または何分か見ることでお金がはる仕組みになっていること。
さらに、広告主が簡単に広告を作ることが出来、また、1回きりではなくリマーケティング機能によって一石二鳥の収益が見込めるので便利な点です。
欠点としては、インストリームの場合だと5秒の間でとばすことができない動画作りのため、動画を作成するのに時間や手間がかかる点や動画に必ず開始されるので利用者が不快な思いをすることが欠点です。
マストヘッド
YouTubeのいちばん最初ページの上にでてくる、横長の広告のことを「マストヘッド」と言います。
このマストヘッドは、1日(24時間)で1社が掲載できる広告枠のことです。
マストヘッド広告は、YouTubeのtopに表示されます。
パソコンの場合は、YouTubeのウェブサイトを開けば自動で配信されます。
スマーフォンでYouTubeを開く人も多いと思いますが、スマーフォンの場合は、ホームの上部にある動画でタップをしなくても開くと自動で動画が再生されます。
先程紹介した、ディスカバリー広告、バンパー広告、インストリーム広告、インサーチ広告は、Google広告の管理画面にログインすれば誰でも設定が可能ですが、マストヘッド広告は予約ベースでの配信となるため、Googleの営業を担当している人による許可がなければ設定することができません。
マストヘッド広告は課金形態も他の広告とは違い、搭載日数課金となっており、固定の日数による単価かインプレッション課金単価となります。
金額の詳細については、Googleに確認する必要があります。
そして、マストヘッドにはメリットが3つあります。
- 視認性が高いこと
- ブランド認知度
- アトリビューション貢献
マストヘッド広告は、YouTubeのトップに表示されるので、効果が期待できます。
Googleの調査では、ブランド認知度だけではなく購入に導く効果もあるという結果が発表されています。
逆に、マストヘッド広告にはデメリットが2つあります。
- 広告費用が高め
- ユーザーに嫌がられる可能性がある
マストヘッド広告の費用は、170万円からとなっています。
今まで紹介した広告と比較しても、かなり費用が高いと言うことがわかりますね。
動画の配信の仕方次第では、思っていたより効果が低いということになりかねないので注意が必要です。
最初のページの第一印象ででてくる広告のため、金額は数百万円での出金になっていて、広告費としてはかなり高いのですが、宣伝としてはかなり高いといわれている方法です。
また、モバイル用とパソコン用で作られているので、スマホなどだとブランドや映画や製品の宣伝が掲載されていることが多いです。
さらに、広告はクリックすることで、掲載元の会社サイトへリンクを誘導するためにデバイスごとの特徴があらわれます。
進化し続けるYouTube
2010年以降、スマートフォンが普及してからSNSもどんどんサービスの開発が進み、今では、スマートフォンを日常的に持ち歩くライフスタイルが一般的になっています。
持ち歩くことよって、自然とSNSに費やす時間も多くなっていて、もはやSNSは、プライベートのコミュニケーションツールだけではなく、ビジネスの場にも多く活用されています。
それに伴って、企業側が話題のユーチューバーを起用して製品やサービスのPRを行う「インフルエンサーマーケティング」をすることにより、消費者への認知拡大から販売促進まで幅広くアプローチをすることができるようになりました。
また、芸能人も続々とYouTubeに参入をして、ますます盛り上がりを見せていて、まだまだ可能性のある媒体ではありますが、YouTubeは十分に浸透したので、今後はユーザーの伸びが鈍化するのではいかと予想されています。
さらに、今後、稼げるYouTuberと稼げないYouTuberに分かれることが考えられます。
そのことから、すでにYouTubeには成長の余地はあまり残されていない、「オワコンだ」という人もいるようです。
しかし、YouTubeは進化をしていて、
- ショートムービー機能である「ショーツ」
- YouTube動画内で商品を紹介できる「ショッピング機能」
など、新しい機能も続々と導入して、進化をし続けている可能性が未知数なプラットフォームなので、まだまだ注目です。
YouTuberの将来性が明るい5つの理由
YouTuberの将来性が明るいといえる具体的な理由としては、
- 市場規模の拡大
- ユーザー層の広がり
- YouTubeの使い方が多様化している
- 5Gの登場
- 企業とYouTuberのタイアップが増加
などがあるので、それぞれ1つずつ確認をしていきましょう。
市場規模の拡大
YouTuberの市場規模は、YouTuber市場は2022年に向けて、このまま順調に拡大をするという予想がされています。
市場規模の成長を示す具体的な数値としては、
- 2022年には市場規模が579億円に達する見通し
- 2017年の約2.6倍に当たる成長
また、YouTube広告の売り上げは、毎年30%以上も増加しているので、YouTuberとして業界に関わることで、成長の恩恵を受けることができる可能性が大きいです。
ユーザー層の広がり
YouTubeを利用しているユーザー層はとても広く、子供から高齢者までYouTuberの動画を視聴しています。
YouTube離れをしていそうな高齢者は、テレビの視聴に慣れているということから、YouTubeでの動画閲覧にも違和感なく見ていただけます。
10代や20代といった若者の利用が大半を占めるSNSよりも、幅広くユーザーを集めることができるので、今後ともYouTubeは使われ続けることになります。
YouTubeの使い方が多様化している
YouTubeの使い方としては、見るだけではなく多様化しています。
なので、今後もYouTubeは継続して利用されることが考えられます。
動画というのは、文章や画像とは違って表現力の幅が広く、ユーザーのいろんななニーズに応えることができるので、例えば、単に暇を潰すだけの目的で視聴をするのでなく以下のような目的でYouTubeは使われています。
- 商品の使い方を調べる
- 就活生が会社説明を視聴する
- 講義動画で勉強する
- 音楽を聴く
上記のように、YouTubeがもはや生活の一部になっているので、需要のある配信をしていきましょう。
5Gの登場
5Gとは新たに登場した情報通信システムで、5Gの登場で今まで主流だった4Gよりも大容量で高度な通信が可能になり、YouTubeがさらに使いやすくなりました。
5Gのおかげで、YouTubeの動画再生でも、高速通信によりストレスなく視聴できる環境が整いました。
なので、動画の読み込みが速くなったり、画質が向上し、その結果、動画視聴がより簡単で身近な存在になり、視聴時間や再生回数がさらに伸びます。
企業案件が増加
YouTuberの企業案件については、今後さらに活性化していくと予想されます。
企業案件とは、依頼された商品やサービスの紹介をYouTubeでする代わりに、YouTuberへその報酬が入るという仕組みのことです。
他の広告手段を使うよりも安く宣伝をすることができるので、多くの企業がYouTuberとタイアップをしています。
その結果、企業案件を行う企業数は2016年から2019年までの4年間で約2.8倍に増加し、企業案件を行う件数は、今後、YouTubeの市場拡大とともにこれからも増加すると予想されます。
YouTube広告の種類について解説!配信のメリットとデメリットも紹介!まとめ
- YouTubeに表示される広告には、Google広告でオークションを行う方法と広告の表示を予約して買う方法がある
- TrueViewはディスカバリーとインストリームがある
- 広告の種類は大きく4種類
- YouTube広告の長所は特定の範囲に広告を表示出来る
- YouTube広告の短所は利用者が不快な思いをする可能性があること
YouTubeに表示される広告を紹介しましたが、Google広告と連携してユーザーに広告を適切に表示されているため、様々なユーザーに対して的確にアプローチすることができることがわかります。
この記事では、YouTube動画広告の5種類について説明しました。
これらの広告をどのように使うのか、その使い方は配信種別に応じて異なります。
「商品やサービス、ブランドの認知度を高くしたい」「見込み顧客のリスト獲得」「商品購入につなげたい」などさまざまな目的があるかと思います。
中には、これから初めてYouTube広告を配信するという方や、すでに配信はしているが効果が出なかったという人もいるでしょう。
では、目的を達成するコツを見ていきましょう。
商品やサービス、ブランドの認知度を高くしたい場合→インストリーム広告
なぜ、商品やサービス、ブランド認知度を高めたい場合、インストリーム広告がおすすめなのかというと、インストリーム広告は30秒未満の再生では、課金はされませんが再生はされるので認知度が増えるからです。
また、30秒以上動画を見てくれる人は、そのサービスに対してより深く興味を持ってくれているということになります。
仮に30秒以下でスキップされたとしても、動画広告は再生されるので認知は増えます。
見込み客のリスト獲得、商品購入に繋げたい場合→ディスカバリー広告
見込み逆のリスト獲得や商品購入に繋げたい場合にディスカバリー広告がおすすめな理由は、ユーザー自身が興味や関心を持った場合にクリックする広告だからです。
ディスカバリー広告にクリックするユーザーは、実際にその商品やサービスを検討している人がほとんどなので、購入意思があるユーザーを集めることができます。
テキストや画像よりも商品やサービスのアピールがしやすいですし、ユーザーも広告の内容を理解しやすいですね。
現在、Google広告を使っている方や動画でプロモーションが多い企業では、利用することで売り上げの向上を図れるかと思います。
広告配信や表示を決める際の参考にしてください。
また、YouTube広告ではほとんどの企業が、1日の予算を1000円としてローカルキャンペーンを展開しています。
もっと幅広く見込み顧客にアプローチしてリーチ数を増やしたいのであればYouTube広告のエキスパートに相談するといいでしょう。
この記事ではYouTube広告について詳しく説明してきましたが今後、成功事例などを参考にし、YouTubeを上手く使いこなせるように積極的に動画広告についてのセミナーなどに参加してみるのもいいですね。
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