コミュニケーションや情報収集のツールとして欠かせないものとなったSNSですが、今や、世界最大級のSNSの基盤といえば、「Facebook」。
そんなFacebookですが、あなたも利用している際に、広告による宣伝を多く目にしているのではないでしょうか?
普段目にしているFacebook広告がどのように配信先を決めて、見込みとなるユーザーに届くように宣伝しているのか、気になりますよね。
また、Facebook広告の配信面をどのように使い分けたらいいか、さらに、効果的な配置を知りたいと思っていませんか?
Facebook広告は、最近あなたが見ていたサイトと近いものが広告として宣伝されているかと思いますが、不思議に思った方も少なくないはず。
そこで今回この記事では、そんなFacebook広告の仕組みやターゲットできるオーディエンスの種類について詳しく説明していきます。
Facebook広告とは?
Facebook広告とは、高精度なターゲティングと配信最適化機能を持っている、Facebook上のニュースが流れる場所などFacebookの広告配信プラットフォームとして宣伝できる広告のことです。
よくFacebookのニュースフィールド上や、Facebookをみていると右に宣伝がでることがありますが、まさしくそれがFacebook広告です。
特徴としては、友達や家族とつながることが出来たり、写真や動画、近況をシェアすることができる世界最大のソーシャルネットワーキングサービスになり、Facebookを基盤とした、高いターゲティング精度やリーチ数の多さです。
その他にも、宣伝することでできるプラットフォームがあります。
Facebookの概要
Facebookは、全世界で26億を超えるユーザーが利用していて、ユーザー数はソーシャル・ネットワーキング・サービスの中で世界最大規模を誇っています。
日本でのFacebookの月間アクティブユーザー数は、2,600万人に登っています。
また、無料で作成をすることができるFacebookページは、多くの企業でも活用されています。
Facebook広告で宣伝することでできるプラットフォーム
世界最大級のSNSのFacebook広告ですが、簡潔に言ってしまえば、ログインする権利を作れば、Facebook以外の基盤にも宣伝することができます。
宣伝することのできる基盤は、大きく分けて4つありあます。
1つずつご紹介していきたいと思います。
Facebookは前述で書いたとおり、Facebookの投稿の間にパソコンを見るときにみられる側の宣伝等や動画、Facebook Storesにも宣伝することができます。
Facebookといえば普通、友達や知人の生活を知りたい人が利用していることが多かったと思います。
そんなイメージもありますが、ただ今は、ビジネスの情報収集している利用者も増えてきているので仕事上の特色の強い品物なども相性がいいといわれています。
Facebookへの配信面は、全部で8種類あります。
メインの配信面でもあり、さまざまな目的に合わせた運用をすることがができ、特に、企業向け広告については、Facebookで配置するのが効果的です。
- Facebookニュースフィード
- Facebook Marketplace
- Facebook動画フィード
- Facebookの右側広告枠
- Facebookストーリーズ
- Facebookインストリーム動画
- Facebookの検索結果
- Facebookインスタント記事
それぞれについて、解説してきます。
Facebookニュースフィード
Facebookニュースフィードとは、いわゆるタイムラインのことで、友達やフォローした人や、いいねしたページの投稿、友達がシェアした投稿を集めて表示される配信面のことです。
配置場所は、ユーザーの投稿と投稿の間となるので、投稿を流し見して一目で広告と思われず、違和感なく配置することが可能です。
パソコンの場合は、「ホーム」を押してもニュースフィードが表示されます。
ニュースフィードの投稿候補に影響を与える要因には、次のようなものがあります。
- エンゲージメント:投稿に対してアクションを起こした他の利用者が、以前にあなたと同じグループ、ページ、または投稿に何らかのアクションを行っていた場合、その他の利用者の投稿がおすすめとして表示されることがあります。
- トピック:Facebook上で特定のトピックに関してアクションをした場合、そのトピックに関連する他の投稿を表示することがあります。たとえば、バスケットボールのページの投稿にいいね!やコメントした場合、バスケットボールに関する他の投稿がおすすめとして表示されます。
- 位置情報:Facebook上での利用者の位置情報や、近くにいる利用者がどのようなアクティビティを行っているかに基づいて、おすすめの投稿が表示される場合があります。
ニュースフィードに表示する内容や共有方法を変更するには、アプリでニュースフィードの設定とプライバシー設定を確認し、ユーザーに合わせた設定管理をすることができます。
また、表示される順番としては、投稿された時間順ではないので注意が必要です。
Facebookニュースフィードは、一番目に留まる場所になるので、もっとも活用する配信面になりますが、特にブランドの認知度を上げたいときに効果的です。
Facebook Marketplace
Facebook Marketplace(フェイスブック マーケットプレイス)とは、Facebookが提供する個人間で新品や中古の商品を売買できる場所です。
取り扱い商品としては、服、テレビ、不動産とあらゆるものが、個人や企業関係なく売買することができるので、クレグリストと同じようなサービスとなっています。
Facebook内で行われるフリーマーケットのようなもので、誰でも気軽に売買することが出来て、利用するにあたっては登録やダウンロードを必要がなく簡単ですが、対象年齢は18歳以上となります。
Marketplaceを閲覧するユーザーに広告が表示されますが、日本語版Facebookでのリリースは未定なので、日本国内のユーザーが目にする機会は少ないでしょう。
Facebook動画フィード
Facebook動画フィードとは、動画を広告として表示できる場所になります。
パソコンブラウザ、Facebookアプリ、モバイルブラウザで表示されます。
企業などが作成したFacebookページの動画をまとめて閲覧できる機能の「Facebook Watch」とFacebookニュースフィードの動画が再生できる専用環境にて、ユーザーが投稿した動画と動画の間に配信されます。
動画フィードは動きと音声でニュースフィードよりもさらに目を惹きやすく、動画でブランドの認知度を上げたい場合や、商品やサービス、ブランドを動画で簡単に紹介する時などに活用すると効果的です。
動画広告と聞くと、クリックすると画面に動画が再生されるという画一的なコミュニケーションしかできないイメージを持たれる方が多くいますが、Facebook広告では、動画と商品を同時に訴求することができる、コレクション広告があります。
コレクション広告は、メインの動画や画像の下に、小さいグリッド状の商品画像を組み合わせたフォーマットの広告になります。
動きや音声を加えることによって、見る人をすばやく引きつけ、商品のユニークな特徴やブランドストーリーを伝えましょう。
また、FacebookやInstagramのフィードで配信された動画は、表示とともに自動再生されます。
自動再生されるということは、ユーザーが主体的にアクションをなにも起こさなくても、動画を視聴してもらうことができるというメリットがあります。
Facebookの右側広告枠
Facebookの右側広告枠とは、パソコンブラウザ専用でFacebookを閲覧中の利用者のみに表示される配信面になります。
名前の通り、Facebookの各ページの右側に出ている広告枠にキャプチャのように配信されますが、他の場所に配信される場合もあります。
右側広告枠は、クリック率が低い傾向にありますが、スクロールしても画面に残るので、ユーザーの視界に残ります。
Facebookストーリーズ
Facebookストーリーズとは、あまり馴染みがないかもしれませんが、24時間経つと投稿内容が自動的に消える仕組みの配信面です。
投稿方法はスマホのみとなっていて、誰が閲覧したのかを確認することができる上に、残したいストーリーズは保存することができます。
Facebookストーリーズ単体での配置はできないので、FacebookフィードまたはInstagramストーリーズのいずれかを選択する必要があり、Instagramと連携することで、InstagramストーリーズをFacebookに投稿することも可能です。
配信場所は、タイムラインの上部にあるストーリーズセクションです。
ユーザーが興味を持たなければクリックされないという場合がありますが、ニュースフィードや動画フィードと比べると広告感が少ないので、不快感を与えにくいというメリットがあります。
ストーリーズは、動画内にランディングページのリンクを設置することが可能なので、よりCTAへの導線をイメージしたクリエイティブを作ることで効果的に運用することができます。
Facebookインストリーム動画
Facebookインストリーム動画とは、Facebookの記事内の動画再生の途中や前後に流れる動画のことで、パソコンブラウザ、Facebookアプリ、モバイルブラウザで表示されます。
Facebook動画フィードと何が違うの?と思われるかもしれませんが、インストリーム動画ではFacebook WatchやFacebookニュースフィード内に投稿されている動画コンテンツ内で広告が表示されます。
また、この場合の投稿されている動画は、一般ユーザーが投稿した動画ではなく、主にFacebookに承認された知名度の高いパブリッシャーやクリエイターが作成した動画となるので、実際に見る機会は少ないかもしれません。
動画コンテンツを再生する前、動画の再生中、動画を再生した後(プレロール、ミッドロール、ポストロール)に表示される15秒以内の動画になりますが、15秒を超える場合は始めの15秒が再生後に、オプションで「続きを見る」が表示されます。
最初の15秒で興味を持ってもらえば、そのまま動画を再生してもらうことができるので、興味を引く動画にすることでユーザーに訴求することができるので、主に企業PRやゲームなどの広告に活用すると効果的です。
Facebookの検索結果
Facebook個人アカウントの検索結果の横、Marketplace上に広告が配信されますが、こちらの配信はモバイル、スマホのみになります。
検索した場合にグループや関連投稿などが表示されますが、その中に広告が紛れるよう入ります。
例えば、ユーザーが家具について検索した場合、家具に関連した投稿が表示されます。
すると、家具に関連した広告が表示されるので、ショップページなどに誘導することが可能になるので、商品やサービスの訴求やコンバージョン目的に利用することができます。
Facebookインスタント記事
Facebookのインスタント記事とは、Facebookモバイルアプリ内に記事を配信することができるように、メディアパブリッシャー向けに開発されたサービスです。
アプリ内でWeb記事を閲覧する場合、読み込みに数秒かかりますが、インスタント記事は通常よりも10倍の速度で読め込めるよう開発されました。
広告は、アプリ版のみとなっていて、パブリッシャーが作成したインスタント記事内に配置され、ユーザーの投稿をタップしますと記事が開いて、その中に表示される広告になります。
インスタント記事を閲覧しなければ広告を目にすることがないので、一般の広告主様が触れることはまずないかと思うので、広告を配置することができたとしても、効果は少ない可能性があります。
Instagramは、フィールドとStoriesのみの宣伝になります。
Instagramは若い人たちの利用が多く、若者層をよりターゲットにしていてその範囲にいるとき、かなり相性がいい基盤となります。
主に写真の掲載が多いツールになりますが、ユーザー多いので広範囲にわたって宣伝することが出来ます。
InstagramのStoriesに関しても、ここ最近急激に多くなっています!
Instagramの配信面は、全部で4種類になります。
主に、Instagramは美容系などのビジュアル面の訴求が効果的な配信面になるので、業界との相性を考えて活用しましょう。
- Instagramフィード
- Instagram発見タブ
- Instagramストーリーズ
- IGTV動画
それぞれについて、解説していきます。
Instagramフィード
Instagramフィードとは、最初にInstagramのアプリを起動してホームタブを押したときに表示される画面で、閲覧しているユーザーのみに、フォローしているアカウントや広告の写真・動画が常に更新され表示されるリストのことです。
Facebookニュースフィードと似ており、広告はアプリユーザーにのみ表示されます。
他のSNSではタイムラインと呼ばれている場所で、一般投稿が自動的に表示される場所になるので、Instagram版のタイムラインと考えてもらうと分かりやすいかと思います。
Facebookニュースフィードと同じように、トップページがフィードとなるので、幅広く活用できる配信面となります。
フォローしたアカウントの投稿や広告が表示されますが、誰もフォローしていない場合には、フィードには何も表示されないので、連絡先情報をリンクしたり誰かをフォローするように促されます。
また、フィードで表示される内容は、投稿した時系列順ではありませ。
フィードを見ているユーザーが「今までどんなアカウントの投稿を見てきたか」、「その投稿をどれくらいの時間見ていたか」などを元にして設定される、エッジランクと呼ばれる
公表されていない順位によって決まります。
より沢山のユーザーに拡散をしたいのであれば、フィードのみを活用するのではなく、リールやストーリーなど、Instagramの機能をフルに活用することをおすすめします。
Instagram発見タブ
Instagram発見タブとは、Instagram内にある「虫眼鏡アイコン」のことで、Instagramにおいて新しいアカウントや投稿を見つける有効な手段として、ユーザーの興味や関心に合った内容が表示され、写真や動画を閲覧中に広告が表示されます。
発見タブは、検索キーワードを入力していなくても、フォローしていないアカウントの投稿が表示される仕組みで、投稿されている画像や動画をクリックすることで、おすすめ投稿がフルスクリーンで表示されますが、その投稿一覧に広告が紛れます。
また、ユーザーが発見タブ内の投稿をタップした後に、他の投稿を閲覧するためにスクロールする場合に広告が表示されます。
Instagramは、写真や動画の投稿が主となっているので、キーワード検索がありません。
なので、Instagramを利用する場合には、ハッシュタグやユーザー名に関連するキーワードを入力することで検索を行っていきます。
何かを探したいために発見タブを利用するので、能動的に検索するユーザーに訴求することができ、発見タブを利用するほど機械学習が進むので、よりユーザーが求める広告が表示され、コンバージョンに繋がる可能性が高くなります。
Instagramストーリーズ
Instagramストーリーズとは、Facebookストーリーズ同様に投稿が24時間で消える仕組みで、画面上部に表示され、Facebookストーリーズとシェアをすることが可能です。
ニュースフィードに表示されないので、広告への不快感を軽減することができます。
また、Facebookストーリーズとは異なり、単体で配置に選択をすることが可能です。
最近では、タイムラインを遡るのが面倒と感じ、ストーリーズのみを見るというユーザーも増えてきているので注力し、そういったユーザーも含めて、ブランドの認知度アップや商品・サービスの訴求などに利用することができます。
IGTV動画
IGTVとは、Instagram上または専用アプリで利用することができる動画共有機能のことで、無料の長尺動画投稿・共有サービスです。
2018年に追加された比較的新しい機能で、Instagramにおいて15分間またはフォロワー数が1万人以上であれば、最大60分という長尺動画の投稿に特化した機能になります。
IGTVの動画を視聴したいアカウントが決まっているの場合、アカウントのプロフィール画面からの閲覧が便利で、アカウントのプロフィールに表示されている、IGTVのタブをタップすることで、これまでに投稿された動画を一覧で閲覧することができます。
アプリを起動してログインすると、IGTVの動画が一覧で表示され、人気の動画がランダムで表示されるので、IGTVで流行っているコンテンツをチェックしたり、IGTVだけを閲覧したりするのに便利です。
IGTVには専用アプリがあるので、アプリを利用するユーザーに訴求しやすく、自社アカウントのフォローや、フォロワーをそのまま引き継ぐことも可能で、フォロワー以外にも視聴してもらえるメリットがあります。
Audience Network
Audience Networkとは、Facebookのターゲティング機能を使ってFacebook社と連携しているアプリケーションやサイトへ広告を宣伝することができるプラットフォームになります。
利用体験を考慮しつつ、収益化できるようにデザインされています。
高価値のフォーマットで高品質な広告、さらに革新的な投稿ツールによって、利用者のエンゲージメントを維持しながらビジネスを拡大することができます。
Audience Networkのようなオーディエンスネットワークを利用することで、アプリケーションを使って利用者の趣味や関心をわかる範囲で限定することができます。
Audience Networkの配信面は、2種類あります。
- Audience Networkのネイティブ、バナー、インタースティシャル
- Audience Network動画リワード
それぞれについて、解説していきます。
Audience Networkのネイティブ、バナー、インタースティシャル
Audience Netbookでは、ネイティブ広告、バナー広告、インタースティシャル広告は、Facebook外部のアプリでユーザーに配信を行える配信面です。
外部アプリにおいて、3パターンの掲載位置に配置を行うことができます。
- ネイティブ広告:一般のコンテンツと馴染むように広告が表示される
- バナー広告:画像やアニメーションで作られた広告を指定された場所に表示される
- インタースティシャル広告:ユーザーがサイトを表示した際に、サイトの一部を隠すように表示される
ネイティブ広告は、一般のコンテンツと馴染むように広告が表示されるので、自然と広告を閲覧してもらえるメリットがあります。
バナー広告は、画像やアニメーションで作られた広告を指定された場所に表示する広告なので、ユーザーにクリックされると、商品やサービスのページに遷移します。
インタースティシャル広告は、ユーザーがサイトを表示し閲覧した際に、サイトの一部を隠すように表示される広告のことで、例えば、画面をスクロールしている時や、アプリで画面が切り替わるタイミングなどに表示されることがあります。
Audience Network動画リワード
Audience Netbook動画リワードとは、動画の視聴をする代わりにゲーム内で使用することができるアイテムや特典などを得られ、外部アプリに動画広告形式で配信することができる配信面です。
Audience Netbook動画リワードは、最後まで再生しないとアプリ内の通貨やアイテムなどの特典を得ることができないので、その分認知してもらえる可能性は高くなります。
ユーザーが欲しがっているような報酬がアプリごとに設定されているので、こちらを配信先に含めることで広告を見てもらいやすくなります。
また、広告からサイトへ遷移させることも可能なので、動画リワード広告の内容が、例えばアプリの紹介であった場合、ユーザーに興味さえ持ってもらえれば、そのままインストールに繋がる可能性があります。
Mesenger
Mesenger、広告はFacebookのメッセージをやりとりできるサービスを利用している方へ宣伝が届くところにメッセージを送ることができます。
Messngerのモバイルアプリのホームタブ内にあらわれる宣伝になります。
Messngerは、iPhoneならApp Storeで、AndroidならGoogle Playでアプリをインストールすれば、無料で利用することができます。
Messengerは、メッセージアプリなので配信面は少ないです。
Messengerの配信面は3種類で、配信面は少ないものの、他の配信面とあわせて活用することで、効果を発揮します。
- Messenger受信箱
- Messengerストーリーズ
- Messenger広告メッセージ
それぞれについて、解説していきます。
Messenger受信箱
Messenger受信箱は、FacebookやInstagramの他の利用者からのプライベートメッセージとグループメッセージのやりとりを受信する場所のことです。
広告は、Messenger受信箱のスレッドとスレッドの間に表示されます。
ユーザーが広告をクリックすると、Messengerアプリ内でその広告の詳細が表示されるので、そこからランディングページに誘導することが可能です。
Messengerストーリーズ
Messengerストーリーズは、FacebookやInstagramのストーリーズとほぼ機能は変わりなく、友達やフォロワーなど見せたい相手を選んで24時間だけ公開することができます。
24時間だけなので、SNS映えや内容の濃度を気にすることなく、気軽に投稿することができるのがストーリーズの魅力です。
Instagramでは、以前から利用されていた機能ですが、最近は、Facebookでも利用者が増え、今ではニュースフィードの上段に配置されるまでになりました。
広告は、受信箱のストーリーズとストーリーズの間に表示されます。
Messengerストーリーズは、写真や動画をシェアする場なので、文字や音楽を追加したり、スタンプを追加して写真に写り込んでしまった通行人を隠したり、インパクトのある広告にすることが可能です。
また、二択のアンケートも取る機能などもあるので、ファッションに迷った時や背中をちょっと押してもらいたい時などは重宝しそうです。
Messenger広告メッセージ
Messenger広告メッセージとは、過去に1回以上Messengerでやりとりしたことあるユーザーをターゲットにして、クーポンや宣伝などを直接配信することのできる広告のことです。
広告は、Messengerアプリのみに表示され、広告主が顧客に対して会話が再開できるように誘導することができる仕組みになっています。
Messenger内のスレッドだけではなく、直接やりとりをすることができるので、WEBサイトへの遷移先も指定することが可能で、リードの獲得やコンバージョンの促進に繋がります。
Facebook広告が宣伝される仕組み
Facebookは、どのようにしてユーザーのリストを作っているのでしょうか?
実は、Facebookは、登録する際に実名登録が必須事項になっているので、ユーザーのリストも必然的にそこで収集されています。
実名登録をすることで、年齢・性別などユーザーの詳細情報を高いリストで収集することができます。
- どのようなサイトをみているのか?
- こんなコンテンツに「いいね!」をしているか?
などという情報を元にして、利用者それぞれの1人1人に合った広告が宣伝される仕組みとなっています。
なので、Facebook広告の目的精度としては、90%を超えるといわれています。
※ちなみに、GoogleやYahoo!の狙っている市場のセグメントの精度(関心・興味など)は、40%くらいといわれてます。
Facebook広告のターゲットできるオーディエンスの種類について!
では、次に、Facebook広告のターゲットできるオーディエンスの種類についてわかりやすく説明していきます。
広告セットを作成する際は、広告の配信先となるオーディエンスの選択が重要になります。
Facebook広告では、大きくわけて3つに目的別のやり方があります。
コアオーディエンス
コアオーディエンスは、Facebook広告で最もポピュラーな目的のやり方になります。
Facebookの実名登録制を利用して、「興味・関心、学歴・職歴・住んでいる地域」など基本的なデータをもとにターゲティング層を指定する機能です。
コアオーディエンスを使用すると、広告の配信先に関するルールを設定できるので、ターゲットオーディエンスを細かく調整しましょう。
Facebookは基本的には実名登録を勧めているサービスなので、Google広告・Yahoo!プロモーション広告と比べると精度は高いといわれています。
特定の地域としては、国、州/都道府県、市区町村、郵便番号などを利用して広告を表示することができます。
また、利用者の年齢、性別、言語に関する条件を追加して、ターゲット層の絞り込みや除外をすることによって、広告に関心を示す可能性がより高い、小規模なターゲット層にリーチすることもできます。
パフォーマンスを改善することができる可能性が高くなるので、拡大をオンにした状態を維持することが推奨されます。
カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスとは、広告のターゲット設定オプションの1つで、サイトに訪れる人や広告主が持っているリスト(名前やメールアドレスなどのお客様情報)を市場の趣味や関心をもっているビジネスにアクションを実行したことがある人に宣伝することができます。
アクションについては、Facebookページ投稿へのリアクションや、ウェブサイトでの商品の購入、アプリのダウンロードや店舗への直接の訪問などがあります。
例を挙げると、ECサイトを運営している広告主の場合は、データが多くあると思います。
そのデータに対して、Facebook利用者の中から既存の顧客を見つけ出して、広告を配信することで、もう1度買おうとしている客層に品物を買ってもらえることもできます。
1つの広告アカウントのカスタムオーディエンスの作成は、最大500種類となります。
上手に利用することで大きな成功が得られるのがカスタムオーディエンスを夢中にさせる要素です。
類似オーディエンス
類似オーディエンスとは、カスタムオーディエンスで見つけた利用者やFacebookページにいいねした利用者に酷似している利用者をターゲティングです。
類似オーディエンスとは、カスタムオーディエンスで決まった利用者やFacebookページにいいねをした利用者に似ている利用者を同じ関心や興味をもつ品物を限定することができます。
出どころとなるカスタムオーディエンスの中に含まれている人たちが、同じように持っている部分(デモグラフィックや趣味・関心)等をFacebookの機械が自動で抜き出してくれてターゲティングの仕方になります。
類似オーディエンスは、濃度1%~10%を限定することができます。
- 1%→似ている度合いが高い
- 10%→類似度数が低い
となっています。
類似オーディエンスを作成すると、既存の優良顧客と似たような傾向を持つことから、ビジネスに関心を示す可能性が高いと思われるユーザーにリーチを広げることができます。
類似オーディエンスは、作成済みのコンバージョンピクセルから類似オーディエンスを作成した場合は、ソースオーディエンスに含まれる人々は除外されない仕組みとなっているので、無駄な費用をかけずにコンバージョンユーザーの除外を設定しましょう。
広告予算を使えるなら、まずFacebookから検討
SNS運用の最終目的は、売上や利益の拡大であることがほどんどだと思います。
その効果をもっとも確実に出しやすいのがSNS広告運用です。
Facebookページは、テキスト、リンク、画像、動画など、どんなフォーマットにも対応していて、国内でのアクティブユーザーの年齢層は、30代中盤~50代が多いとされていますが、ビジネスパーソン全般に幅広く使われています。
ユーザーは友達だけでなく、仕事上の繋がりに活用しているユーザーも多くいるので、比較的フォーマルな場と見られています。
SNS広告は、細かいターゲティングで少額から運用をすることが可能なので、しっかりしたノウハウを抑えることによって、予算をかけたぶん一定の効果を期待することができます。
出稿するSNSのユーザー層が自社の商品やブランドのターゲット層と重なるのであれば、広告は有効な手段となります。
Facebookは、ターゲティングに使える項目が多く、細かい設定が可能なので、広告予算をかけられる場合いは、まずはFacebookから検討することをおすすめします。
しかし、Facebookをよく活用しているユーザーは年齢層が比較的高いため、自社の商品やブランドのターゲット層とあっていない場合には、注意が必要になります。
Facebookは、役に立つ情報やトリビアなどの知識欲を刺激するような情報発信に反応が高い傾向にあるので、ほかのSNSと使い分ける際には、Facebookページへの投稿はテキストを充実させる企業が多いようです。
また、Facebookには、
- テキストのみ
- テキスト+画像付き
- テキスト+動画付き
- テキスト+リンク付き
- 複数枚の写真をまとめて投稿できるアルバム機能
など、複数の投稿種別があります。
なので、テキストにしっかり情報を載せるという基本の作業をしつつも、投稿の目的やコンテンツ企画に応じて最適な表現を選ぶようにしましょう。
Facebook広告の出稿先と配信される仕組み!ターゲットできるオーディエンスの種類について!まとめ
- 宣伝することのできる基盤は、大きく分けて4つある
- Facebook広告は、大きくわけて3つに目的別のやり方がある
- Facebook広告の目的精度は90%を超える
Facebook広告の宣伝尾仕組みと目的について解説しました。
Facebook広告に挑戦するときは仕組みを理解しておきましょう。
仕組みを理解することで応用的なターゲティング手法も決めることができますし、成功しそうなユーザーに絞って宣伝することなども可能です。
Facebook広告は、集客にかなり有力な方法になるので、ぜひ上手く活用していきましょう!
なぜ、CPA:¥6,286円 → ¥396に改善できたのか?『メール・LINE登録CPAを下げるためのFacebook・Instagram広告の必須設定チェックリスト&マニュアル15選』はもう受け取りましたか? ・1人社長から誰もがテレビCMで見たことがあるような企業、国会議員、同業の広告代理店や集客コンサルタントまでサポート この中で得られた知見を元に、広告のサポートをする中で実際に使っているMeta広告の必須設定をまとめました。 実際、これを使って、 CPA:¥6,286円 → ¥396 という改善を実現しています。 メールやLINE登録CPAを下げたいのであれば、下記ボタンをクリックして詳細を確認してください。 |