Web広告の手法が転機を迎えている中、最近、広告運用者の間で広告出稿をすることができる場、所として注目を集めているのがSNS広告です。
利用者が双方にコミュニケーションをとることができるSNSは、Facebookはもちろん、インスタグラムやツイッター、LINEやYouTubeなど、それぞれ見た目や機能、コンセプトなどが違います。
ですが、文字や写真、動画などを投稿して、その投稿に対して「いいね!」やコメントなどのアクションをしてコミュニケーションを取ったり、連絡の手段として使われるということは主に同じになります。
SNSは、とにかく利用者が多いので、効果的にリーチできることなどが特徴で、若者のテレビ離れが進む中、テレビCMよりもSNS広告の方が効果があると考えられ、活用しようとしている企業が増えているのです。
そんなSNS広告の中でも、ターゲティング精度などに定評があって人気なのが、Facebook広告です。
Facebook広告の特徴といえば、豊富なフォーマット種類や認知から購買まで、あらゆる目的に対応することができる点などが挙げられますが、最大の特徴は実名登録制というFacebookの特性を活かしたターゲティング機能になります。
Facebookは、実名で登録するSNSのため、ターゲティング制度が非常に高いという大きな利点があります。
そこで、Facebook広告を利用する前に、出稿方法の内容を理解しておくとスムーズに配信を開始することができます。
今回は、そんなFacebook広告のターゲティングはどのように行うのか、初心者の方にもわかりやすいようにお伝えしていきたいと思います。
Facebook広告とは?
Facebook広告とは、Facebook上に広告を配信できるプラットフォームです。
FacebookはSNSでも最新の人気のサービスで、2019年3月時点で月間アクティブユーザー数は日本国内で約2,600万人、世界で約23億8,000万人と多数のユーザーを抱えています。
そんなFacebookやInstagramを中心としたFacebook社がサービスを提供しているアプリやサイトに出稿されるFacebook広告は、日々需要が高まっているので、Facebook広告を使えば、Facebookのユーザーへ広告効果はとても高くなります。
Facebookは実名登録制などの特徴を持っているので、他SNSと比較すると信頼性を確保しながら広告を配信できるのがメリットです。
また、個人情報が詳細に登録されているので、Facebook側では膨大なユーザーデータを保持しています。
Facebook広告にもそれが活かされていて、
・性別
・年齢
・興味や関心
・地域
・言語
など、さまざまな項目を設定してターゲティングをすることができます。
配信面もFacebookに限らず、たとえば「Instagam」にも広告を配信することができます。
Instagramは、若いユーザーの多いSNSで、写真や動画を掲載してコミュニケーションを図るのがメインのFacebookとはまた違う特徴を持ちます。
Facebook広告を利用することで、Instagramにも広告配信できるので、Facebookではカバーできない若い層などにも有効なアプローチをすることが可能です。
Facebook広告の出稿に向けて必要なもの
Facebook広告を出稿する前に、必要なものを準備しておきましょう。
Facebookアカウントとページ
Facebook広告を管理するには、Facebookのアカウントとページが必要です。
すでにマーケティングでFacebookを利用している場合はいいですが、SNSマーケティングに参入したことがない、または始めたばかりの場合はFacebookアカウントとページがないかもしれません。
これから広告以外でもFacebookを使ってマーケティングを行っていくためにも、まずはアカウントとページを用意しておきましょう。
クリエイティブ
Facebook広告では、当然配信用の広告クリエイティブも必要です。
画像広告や動画広告など、配信したいタイプに合わせたクリエイティブを作成しましょう。
ちなみに、Facebook広告内に一定量以上文字があると広告がはじかれ配信されない規定があります。
広告内の文字数オーバーはシステムが自動処理しており、広告配信になれているベテラン企業でも引っ掛かることがあります。
せっかく作ったクリエイティブが作り直しにならないよう、Facebook公式の「テキストオーバーレイツール 」を活用しましょう。
テキストオーバーレイツール ではクリエイティブ内の文字量を調べてくれるので、適切な文字量を判断しながらクリエイティブを調整することができます。
支払い方法
広告が配信されたときに、料金支払いに使う決済方法も登録しておく必要があります。
・クレジットカードかデビットカード
・PayPal
・オンラインでの銀行振込
以上3つの方法から1つを選んで使うことができます。
ちなみに残念ながら、銀行引き落としには対応していません。
またオンラインでの銀行振込みは、Facebook広告アカウントを最初に作成する際、設定を行わないと利用できません。
Facebook広告を出稿するまでの流れ
ここからは、実際に初めてFacebook広告に出稿する手順について、作業のポイントをいくつかご紹介していきます。
また、Facebookの仕組みの変更により、一部操作などが変わる可能性があるので注意しましょう。
1.Facebook広告マネージャーにアクセスする
まずは、各会社用のアカウントでFacebookにログイン後、「▽」をクリックします。
そして「Facebook広告」と書かれてあるボタンをクリックします。
すると、Facebookの広告を管理するページへと移動します。
2.広告を作成するボタンをクリックして、マーケティングの目的を選ぶ
次に、緑色の「+作成する」ボタンをクリックし、広告を作成します。
すると、広告の各種設定画面が表示されるので、まずは、マーケティングの目的を選択していきます。
・認知
・検討
・コンバージョン
の3つのカテゴリーがあるので、広告目的に応じてカテゴリー内項目を選択します。
認知度を向上させるFacebook広告
ビジネスは何でもそうですが、まずは認知してもらわなければどれだけいい商品、どれだけいいサービス、どれだけいいイベントを提供していても売上やお問い合わせは増えません。
この広告では、その認知度をアップさせてくれる方法をご紹介します。
ブランドの認知度のアップとして、新しく追加されたのがFacebook広告です。
Facebook広告で、商品やサービスに反応しやすい人に対して認知度を向上させる広告を配信する事が可能となり、その特長としては非常に低単価でインプレッションさせることができるという事です。
また、リーチを増やすために、既に世間で認知されている商品やサービスをとにかくリーチさせたい・タイムラインに表示させたい場合時に使用することで、できるだけ多くの人に広告を配信することができます。
また、「キャンペーン最適化」という機能は、キャンペーン単位で予算設定ができるので、Facebook側がパフォーマンスの良さそうな配信先に予算を自動的に割り振って配信してくれます。
検討機会を与えるためのFacebook広告
トラフィックは、Facebookから外部へリンクを指定する事が出来ます。
広告主様のホームページやブログ、ランディングページにFacebookからアクセスを外部のURLに直接誘導する事が出来ます。
また、投稿のエンゲージメントやページへのいいね!、イベントへの出欠確認、クーポンの利用を増やすことができます。(エンゲージメントメニューを選択するとページ下部でさらに3種類の広告を選択できます。)
Android、Appstoreであなたがアプリをリリースしていた場合に、アプリのインストール数を増やす時に使え、Facebookに投稿した動画の再生回数を増やせます。
さらに、企業のプロモーション動画やムービーを拡散させるときに非常に便利な広告です。
また、リードを獲得するために、FacebookユーザーがFacebookに登録しているメールアドレスや電話番号を簡単に習得し、表示される広告がクリックされた後に任意で、Facebookに登録している名前やメールアドレス、電話番号などを取得する事が可能です。
このリード獲得広告は、Facebookだけではなく、Instagramでも利用する事が可能となっています。
Facebook広告をユーザーがクリックするとユーザーのMessengerに対してビジネスへのメッセージの送信も増やすことができます。
コンバージョンを増やすFacebook広告
コンバージョンは、Facebook広告の中でもオススメの広告メニューとなっていて、広告はウェブサイトのアクセスを増やす広告と同様ですが、違いはコンバージョンを計測するコンバージョンピクセルを設定する事が出来るということです。
広告からLPに飛ばして、サンキューページにFacebookから提供されるコンバージョンピクセルのタグを設置する事で、成約数をカウントすることができます。
製品のカタログを宣伝するには、ターゲットオーディエンスに合わせて、製品カタログの製品を自動的に表示する広告を作成することができます。
その場合は、事前にFacebookに製品のカタログを登録する必要があります。
来店数を増やす場合、チェーン店舗展開や複数店舗がある場合はこの広告を利用する事で各店舗の近隣エリアあたりにいるユーザーにアプローチをすることが可能です。
以上ご紹介したFacebook広告を、それぞれの目的に応じで使い分ける事で、あなたのビジネスの口コミをFacebook上で自然と起こすことが率が高くなります。
インプレッション獲得目的の場合は「認知」、投稿に対してアクションを取ってもらいたい場合は「検討」、商品購入など直接の成果を得たい場合は「コンバージョン」と、違いのあるカテゴリーの項目をそれぞれテストして選んでいきます。
ここまでがキャンペーンの設定になります。
3.広告アカウントの設定を行う
次に、広告アカウントの設定を行っていきます。
・アカウント名
・アカウントの国
・通貨
・時間帯
上記4つの項目を設定します。
入力し終えたら、「次へ」と書かれた青いボタンを押します。
4.広告セット名を入力し、目的に応じた詳細設定を行う
次は、広告セット名欄に自社が分かりやすい広告セット名を入力します。
そして先ほど設定した目的に応じて詳細な設定を行います。
5.オーディエンス設定を行う
次に、オーディエンス(ターゲットユーザー)の属性設定などを行います。
・カスタムオーディエンス・・・既存の顧客データをもとに広告配信
・地域・・・マップ上で範囲設定を行う
・年齢・・・何歳から何歳までのユーザーをターゲットにするか
・性別・・・男性、女性、両方か
・言語・・・使用言語は日本語か、英語かなど
・詳細ターゲット設定・・・ユーザーが興味のあるジャンル設定など
・つながり・・・自社Facebookにいいね!などの反応をしたりとつながりのあるユーザーに配信をするか
などの項目を設定できます。
設定した項目は事前に保存をしておけば、後で流用することができるので便利です。
6.「配置」と「予算と掲載期間」を設定する
次は、「配置(配信方法)」と「予算と掲載期間」欄の設定を行います。
「配置」欄は自動での配置が推奨されていて、配信先の手動設定はすすめられていません。
ただし最初から広告を配信したい場所が決まっていて、ノウハウに基づいて適切な広告運用ができる自信があれば配置の編集を行っても大丈夫でしょう。
「予算と掲載期間」を一欄にまとめてみると、
・予算
・掲載期間
・広告配信の最適化
・入札戦略
・請求のタイミング
・広告スケジュール
・配置タイプ
上記のようになり、これのように設定をすることが可能です。
7.実際に広告を作成してみる
次に、実際に広告の作成を行っていきます。
「アイデンティティ」の欄では、広告に紐づけたいFacebookページやInstagramアカウントを設定します。
「形式」欄では、広告のフォーマットを選択します。
・シングル画像
・カルーセル
・1件の動画
・スライドショー
などが表示されるので、作成したいフォーマットを選択して、フォーマット選択した後は、メディア欄へ移動します。
メディア欄では画像や動画など、広告のフォーマットに応じたデータをアップロードしますが、素材の中には無料で使うことの出来るものもあります。
ですが、独自性を出すためには自社で用意した画像や動画を使うのがベターです。
画像をアップロードした際は、規定により全体の20%以上を文字が覆っていると配信されない可能性があるので、テキストオーバーレイツールで、あらかじめ超過がないか調べておくと安心です。
次に、テキスト欄を設定ですが、テキスト欄では広告に表示させたいテキスト説明や、リンクさせたいウェブサイトURLなどを設定します。
テキスト説明は長いと嫌がられる可能性があるので、テーマを絞ってシンプルにしましょう。
8.支払い方法の設定をする
最後に、支払い方法を設定します。
前述で登録した、
・クレジットカードかデビットカード
・PayPal
・オンラインでの銀行振込
の中から設定を行っていきましょう。
ちなみに、国内以外で設定すると支払い方法が変わるので、万が一日本以外の地域を選んで決済をする場合には、Facebook公式を確認してください。
Facebook広告を出稿する前に知っておくべきターゲティング機能について!
Facebook広告では、広告を配信するためのターゲット層が3つあります。
- 基本のコアオーディエンス
- 確実な顧客を呼べるカスタムオーディエンス
- 新規獲得のための類似オーディエンス
名前だけを見ると、少し難しいかんじがしてしまいますよね。
Facebook広告のターゲティング機能は、コアオーディエンス、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスの3種類で、Facebook広告の運用に慣れている方は、このターゲティング機能を活用して見込み顧客への認知獲得からコンバージョンまで、目的に応じて使い分けています。
では、それぞれ詳しく見ていってみましょう。
まずは基礎の中の基礎!コアオーディエンスとは?
コアオーディエンスは、Facebook広告でのターゲティングの中で、一番の基本となるもので、「基本設定」と「詳細ターゲット設定」の2種類があり、基本設定では、地域・年齢・性別・言語・つながりの5項目を設定できます。
それらのユーザーの居住地域、年齢、性別などといった極一般的なデータを用いて、ターゲティングをしてくれます。
詳細ターゲット設定は、非常に多くの種類がありますが、よく使うものとしては、「利用者層」「趣味・関心」「行動」の3つになります。
趣味や興味関心といった、日常的に使用されるFacebookならではの細かなデータを使ったターゲティングも可能です。
この後ご紹介する、他2つの設定と組み合わせて使用することもできます。
基本設定
基本設定では前述のとおり、地域・年齢・性別・言語・つながりの5項目を設定できます。
項目 | 説明 |
地域 | 都道府県や市町村での指定や半径1〜80キロの範囲でエリアを指定することができます。
また、ターゲットを指定する際に ・この地域に住んでいる人 の4種類から選択することが可能で、基本的には「この地域に住んでいる人」を選択することが多いです。 |
年齢 | 13歳〜65歳の範囲で1歳ごとに設定可能です。 12歳以下は選択不可で、65歳以上は「65+」と、一括りになります。中学生や高校生向けの商材(学習塾や英語教室など)を除いては、18歳以上を選択することが多いです。 |
性別 | 男性・女性・すべての3種類から選択します。
性別指定の商材(女性専用エステサロンなど)でなければ、多くの人へリーチできるよう、すべてを選択することが多いです。 |
言語 | 日本語、英語など言語を指定できますが、ユーザーがプロフィール欄に言語を設定してることが条件で、設定していないユーザーは広告配信の対象になりません。
プロフィールで言語を設定しているユーザーは比較的少ないため、広告配信対象ユーザーが減る可能性が高いことから、基本的には言語でのターゲティングは設定しないことが多いです。 |
つながり | 過去に広告主のFacebookページやFacebookイベントでアクション(「いいね!」など)した選択肢から絞り込みができます。
既にFacebook上で広告主に対して何らかのアクションを起こしたユーザーではなく、新規に絞って配信したい場合は除外設定をしましょう。 |
詳細ターゲット設定
詳細ターゲット設定では、前述のとおり、よく使うものは「利用者層」「趣味・関心」「行動」の3つとなります。
項目 | 説明 |
利用者層 | 都道府県や市町村での指定や半径1〜80キロの範囲でエリアを指定することができます。
また、ターゲットを指定する際に ・この地域に住んでいる人 の4種類から選択することが可能で、基本的には「この地域に住んでいる人」を選択することが多いです。 |
趣味・関心 | 「スポーツ」「音楽」「映画」「買い物」「料理」「旅行」「お酒」「子育て」など、様々なカテゴリーが選択肢として設けられています。
ユーザーの趣味や関心のあることに絞って広告を配信できるため、コンバージョンにも繋がりやすいターゲティング機能です。 |
行動 | ユーザーが使っているデバイス・旅行の予定・アプリの利用状況などを設定することができます。
他と比較するとかなり限定的なターゲティング機能のため、設定頻度は多くないです。 |
コアオーディエンスの掛け合わせ
詳細ターゲット設定のさまざまな項目の中から複数を選択したり、両方を選択したり、または片方が一致しているユーザーをターゲットにするなどの掛け合わせ設定をすることが可能です。
掛け合わせのパターンについては、主に以下の3つがあります。
OR設定
OR設定は、AとBのどちらかに該当するユーザーをターゲットとして設定することができます。
また、OR設定では、複数のカテゴリ横断で設定をすることができるので、ターゲティングの幅を広げてより多くのユーザーへ広告を配信したいときに有効な手法になります。
AND設定
AND設定は、AとBの両方に一致するようなユーザーをターゲットとして設定をすることができます。
また、AND設定は、条件が増える分、リーチ数はAND設定と比べると少なくなります。
なので、商材やサービスに対しての興味が高いユーザーへ広告を配信することができる確率を上げることが可能です。
除外設定
除外設定では、特定の条件に該当するようなユーザーがいる場合に、ターゲットから外すことができます。
「Aには興味あるけど、Bに関心のあるユーザーはターゲットから外す」などといった設定をすることが可能です。
なので、うまく利用することが出来れば、コアターゲットに近いユーザーへのアプローチができます。
しかし、一方で、意図せずターゲット層が広がってしまったり、逆に狭まってしまったりする可能性もあるので、注意が必要です。
自分が持っているデータを基に!カスタムオーディエンスとは?
すでに自社・広告主と何かしらのつながりを持っているユーザー、または、もともと自社のお客さんであった人を限定して狙って、広告を配信できるターゲティング機能になります。
電話番号などの詳しい個人情報をアップロードして、ターゲティングが行われます。
自分の商品に興味がある可能性が高い人に効果的に情報を届けることができる効率のよいシステムです。
より効率よく広告を打てる!類似オーディエンスとは?
カスタムオーディエンスでターゲティングしたユーザーと、似ているユーザーをターゲティングする設定です。
すでに自分の顧客となっている人と似たような層にコンタクトが取れるので、購入確率が高い新規客を獲得できることが予想されます。
Facebookでは、ユーザーは細かな情報を登録しているため、この結果はとても信頼できるものとなっています。
Facebook広告ならではの素晴らしい設定なのです。
Facebook広告のカスタムオーディエンスは、4つに分類されます。
- ウェブサイトトラフィック
- アプリアクティビティ
- エンゲージメント
- カスタマーファイル
それぞれについて、見ていきましょう。
ウェブサイトトラフィック
いわゆるサイトリターゲティングで、Cookieやユーザー情報をトリガーとして、Facebookピクセル(タグ)が設定されている広告主のウェブサイトやモバイルアプリを訪問したことがあるユーザーを狙って広告配信できるターゲティング機能です。
アプリアクティビティ
Facebook SDKを利用して、アプリ内で特定のアクションを実行したユーザーを狙って広告を配信できるターゲティング機能です。
エンゲージメント
エンゲージメントは、FacebookとInstagramのコンテンツにおいて、特定のアクションを実行したユーザーを狙って広告を配信することができるターゲティング機能になります。
また、全5種類のコンテンツで特定のアクションを実行したユーザーをターゲティングをすることが可能です。
①動画
FacebookまたはInstagramにおいて、一定の動画再生時間や割合を持つユーザーをリスト化しターゲティングすることができます。
セグメントとしては、「動画の再生時間(割合)」と「期間(過去1日~365日の間)」の設定をすることが可能です。
セグメントをすることができる動画の再生時間・割合としては、
- 動画を3秒以上再生したユーザー
- 動画を10秒以上再生したユーザー
- 動画の25%を再生したユーザー
- 動画の50%を再生したユーザー
- 動画の75%を再生したユーザー
- 動画の95%を再生したユーザー
②リード獲得フォーム
FacebookまたはInstagramにおいて、広告主のリード獲得広告のフォームを開いたことがある、もしくはフォーム入力を完了したユーザーをリスト化してターゲティングをすることができます。
リード獲得広告のフォームを開いたが、送信していないというユーザーへ再アプローチするなどの使い方が想定されます。
③キャンバス
Facebookにおいて、広告主のキャンバスを開いたユーザーをターゲティングすることができます。
過去1日~365日の間で、「広告主のキャンバスを開いたユーザー」及び「広告主のキャンバス内のリンクをクリックしたユーザー」をリスト化してターゲティングをすることが可能です。
④Facebookページ
Facebookページ上で、特定のアクションを実行したユーザーをリスト化してターゲティングすることができます。
リスト化できる特定のアクションとしては、下記の5項目になります。
- ページにアクセスした人
- 投稿または広告でアクションを実行した人
- コールトゥアクションボタンをクリックした人
- ページにメッセージを送信した人
- ページまたはその投稿を保存した人
⑤Instagramビジネスプロフィール
広告主のInstagramビジネスプロフィールと交流したユーザーをリスト化して、ターゲティングをすることができます。
Instagramビジネスプロフィールとして、リスト化できる特定のアクションとしては、下記の5項目になります。
- ビジネスプロフィール上でアクションを起こしたすべての人
- ビジネスプロフィールにアクセスしたすべての人
- 投稿または広告でアクションを実行した人
- 自社のビジネスプロフィールにメッセージを送信した人
- 投稿または広告を保存した人
カスタマーファイル
Facebookにハッシュ化された顧客リストをアップロードしたり、コピーして貼り付けをしたり、インポートしたりすることで、広告主のユーザーとFacebook情報を紐づけ、広告主のユーザーを狙って広告を配信することができるターゲティング機能になります。
カスタマーファイルを利用することによって、既存のユーザーへリピートを促したり、カスタマーファイルで作成したリストの類似オーディエンスを作成して、ターゲティングをしてビジネスを拡大したりする使い方が想定されます。
Facebook広告のコアオーディエンスを効率良く設定するには?
コアオーディエンスは、Facebook上にある基本的な個人情報を使ってのターゲティングなので、とりあえず設定しておけばそれでokです。
また、更に細かく、その人の交際関係、家族構成、趣味、行動といったようなFacebookならではの個人情報を使ってのターゲティングもしてくれます。
この設定は、あまり細かく設定すると対象が狭くなってしまうし、広く設定しても効果が出にくいので、どれくらいの顧客が欲しいのか、目標値を決めてからターゲティングをしていきましょう。
コアオーディエンス
地域
国、都道府県、市町村区、特定の範囲数キロの単位でユーザーを絞って広告を配信できるターゲティング機能です。ターゲティング設定した地域に関連するユーザーは、設定により下記4種類のユーザーに分類できます。
この地域のすべての人
Facebookプロフィールに登録されている居住地がターゲット地域と一致するユーザーと、Facebookが収集することがあるデバイス情報やWi-Fi等の接続情報に基づく位置情報がターゲット地域と一致するユーザーへ広告配信を実施します。
この地域に住んでいる人
Facebookプロフィールに登録されている居住地がターゲット地域と一致するユーザーと、Facebookが収集することがあるデバイス情報やWi-Fi等の接続情報に基づく位置情報からターゲット地域に住んでいると判断されるユーザーに対して広告配信を実施します。
最近この地域にいた人
Facebookが収集することがあるデバイス情報やWi-Fi等の接続情報から判断される最新の位置情報がターゲット地域であるユーザーに対して広告配信を実施します。
対象となるユーザーは、ターゲット地域内に住んでいて今現在もターゲット地域内にいるユーザーと、ターゲット地域を今現在訪れているユーザーの両方です。
この地域を旅行中の人
Facebookが収集することがあるデバイス情報やWi-Fi等の接続情報よりターゲット地域内を旅行中であると判断されるユーザー、またはターゲット地域が自宅のある場所から200km以上離れているにも関わらずターゲット地域内にいるユーザーに対して広告配信を実施します。
年齢
13~65才以上まで、1才刻みでユーザーを絞って広告を配信できるターゲティング機能です。
Facebookでは性別と年齢の登録は必須であるため(嘘のプロフィールを登録しているユーザー以外は)かなり正確な年齢と性別のターゲティングが可能です。
性別
「すべて」「男性」「女性」からユーザーを絞って広告を配信できるターゲティング機能です。
Facebookでは性別をカスタムすることができるため(いわゆるバイセクシャルの方など向け)「すべて」を選択すると、女性・男性・カスタムすべての性別へ広告配信が実施されます。
言語
ターゲット地域で一般的には使われていない言語を使用しているユーザーを狙って広告を配信できるターゲティング機能です。
たとえば、訪日観光客をターゲティングしたい場合は、地域「日本」で言語「英語」などの設定となります。
利用者層
Facebookに登録している情報やFacebookでの行動に基づいて、Facebook広告で用意されている特定の利用者層を狙って広告を配信できるターゲティング機能です。
学歴
学歴
下記項目よりターゲティングが可能です。
- 不明
- 博士号
- 修士号
- 大卒
- 大学中退
- 大学生・専門学校生
- 大学院生
- 専門学位
- 準学士
- 高卒
- 高校中退
- 高校生
専攻
ターゲティングをしたい専攻を検索し、ユーザーがいれば設定をすることが可能です。
学校
ターゲティングしたい学校名を検索し、該当するユーザーがいれば設定をすることが可能で、就活ビジネスなどで有効なターゲティング手法になります。
大学の在籍期間
西暦〇〇年-〇〇年で、大学在籍しているユーザーをターゲティングするという設定をすることが可能です。
ファイナンス
収入
世帯年収1000万円以上 or 世帯年収500万円から1000万円未満を選択してターゲティングをすることができます。
比較的、高収入なユーザーがターゲットである場合には、効果を発揮しそうです。
純資産
保有資産(現金・流動資産)が「2000万円から4000万円未満」または、「4000万円以上」を選択してターゲティングをすることが可能です。
投資ビジネスの広告配信をする場合は、試してみる価値があるかもしれません。
世代
ジェネレーションX
ジェネレーションX(1961年から1981年生まれ)のユーザーをターゲティングすることが可能です。
ベビーブーム(米国)
ベビーブーム(米国のみ)(1946年から1964年生まれ)のユーザーを、ターゲティングすることができます。
新世紀世代
新世紀世代(1982年から2004年生まれ)のユーザーをターゲティングすることができます。
住宅
住宅の市場価値
住宅の市場価値としては、「資産価値6000万円から8000万円未満の住宅」「資産価値8000万円から1億円未満の住宅」「資産価値1億円以上の住宅」に住んでいるユーザーをターゲティングすることができます。
家族構成
家族構成としては、「ファミリー世帯(構成員3人以上)」「同居者がいる人」「家族と一緒に住んでいる人」「育児中のファミリー」のユーザーをターゲティングすることができます。
ライフイベント
ライフイベントでターゲティングできるユーザーは以下の通りです。
- 出身地から離れた所に住んでいる
- 婚約中(1年未満)
- 婚約中(6ヶ月未満)
- 婚約中(3ヶ月未満)
- 家族から離れた所に住んでいる
- 就職・転職※過去6ヶ月間にプロフィールの職歴情報を更新した人
- 新しい交際関係※過去6ヶ月間にプロフィールの交際ステータスを更新した人
- 新婚(3ヶ月未満)
- 新婚(1年未満)
- 新婚(6ヶ月未満)
- 最近転居した※過去6ヶ月間にプロフィールの居住地を更新した人
- 特定の人の友達
- 7日以内に誕生日を迎える人の親しい友達
- 7日以内に誕生日を迎える女性の親しい友達
- 7日以内に誕生日を迎える男性の親しい友達
- 7~30日後に誕生日を迎える人の親しい友達
- 7~30日後に誕生日を迎える女性の親しい友達
- 7~30日後に誕生日を迎える男性の親しい友達
- 婚約したばかりの人の友達
- 婚約者の友達
- 最近引っ越した人の友達
- 記念日
- 30日以内に記念日を迎える
- 31~60日後の記念日
- 誕生日
- 誕生月(1月~12月まで選択可能)
- 近日中(1週間以内)に誕生日を迎える
- 遠距離恋愛
子供がいる人
以下の粒度で、子供がいる人をターゲティングすることができます。
- (0~12か月)子供が生まれたばかりの人
- (1~2歳)子供(幼児)がいる人
- (3~5歳)子供(幼稚園)がいる人
- (6~8歳)子供(小学校低学年)がいる人
- (8~12歳)子供(小学校高学年)がいる人
- (13~18歳)子供(10代)がいる人
- (18~26歳)成人した子供がいる人
- 子供がいる(すべて)
政治(米国)
米国居住者のみのターゲティング設定になります。
あまり、日本で使う機会はないかと思います。
交際
恋愛対象
Facebookプロフィールの友達関係、交際ステータス、ネットワーキングの設定をトリガーとして、下記の項目よりターゲットを選択することができます。
- 不明
- 女性
- 女性と男性
- 男性
交際ステータス
Facebookプロフィールの交際ステータスをトリガーとして、下記のような項目よりターゲットを選択することができます。
- オープンな関係
- シビルユニオン※婚姻関係を結んでいるわけではないが、法的に承認されたパートナーシップ関係の意
- ドメスティックパートナー※いわゆる同棲状態
- 不明
- 交際中
- 別居中
- 婚約中
- 既婚
- 独身
- 複雑な関係
- 配偶者と死別
- 離婚
仕事
- 勤務先※検索し対象となるユーザーがいれば設定可能
- 業界
- IT・技術
- アート、エンターテイメント、スポーツ、メディア
- コンピュータ・数学
- パーソナルケア
- ビジネス・金融
- ヘルスケア・医療
- マネージメント
- 交通・輸送
- 保安サービス
- 公務員
- 営業
- 地域福祉・社会福祉
- 建築・工学
- 建設
- 教育・図書館
- 法律
- 清掃・メンテナンス
- 生命科学・物理化学・社会科学
- 看護師
- 管理行政
- 製造
- 設備・修理
- 調理・フードサービス
- 軍事
- 農業・漁業・林業
- 退役軍人(米国)
- 役職※検索し対象となるユーザーがいれば設定可能
趣味・関心
Facebookに登録しているユーザーの情報や、Facebookでの行動に基づいて、Facebook広告で用意されている特定の趣味・関心を持つと予測されるユーザーを狙って、広告を配信することができるターゲティング機能になります。
スポーツ・アウトドア
アウトドア活動
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲットとすることが可能です。
- キャンプ
- サーフィン
- ハイキング
- ハンティング
- ボート
- マウンテンバイク
- 乗馬
- 釣り
スポーツ
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲットとすることが可能です。
- アメリカンフットボール
- アメリカンフットボール(大学)
- ゴルフ
- サッカー
- スキー
- スノーボード
- テニス
- トライアスロン
- バスケットボール
- バレーボール
- マラソン
- 水泳
- 自動車レース
- 野球
テクノロジー
コンピュータ
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲットとすることが可能です。
- コンピュータサービス
- コンピュータプロセッサ
- コンピュータメモリ
- ソフトウェア
- タブレットコンピュータ
- デスクトップコンピュータ
- ネットワークストレージ
- ハードドライブ
- パソコンモニター
- フリーソフト
家電・エレクトロニクス
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲット可能です。
- Eブックリーダー
- GPSデバイス
- オーディオ機器
- カムコーダー
- カメラ
- ゲームコンソール
- スマートフォン
- テレビ
- プロジェクター
- ポータブルメディアプレイヤー
- 携帯電話
ビジネス・業界
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲット可能です。
- エンジニアリング
- オンライン
- ウェブデザイン
- ウェブホスティング
- ウェブ開発
- オンライン広告
- ソーシャルメディア
- ソーシャルメディアマーケティング
- ディスプレイ広告
- デジタルマーケティング
- メールマーケティング
- 検索エンジン最適化
- デザイン
- インテリアデザイン
- グラフィックデザイン
- ファッションデザイン
- ビジネス
- ファイナンス
- クレジットカード
- 保険
- 投資
- 担保付き融資
- マネージメント
- マーケティング
- 不動産
- 中小ビジネス
- 医療
- 営業
- 小売業
- 広告
- 建築
- 建設
- 看護・介護
- 科学
- 経済
- 航空
- 起業
- 農業
- 銀行サービス
- オンラインバンキング
- リテール・バンキング
- 投資銀行
- 高等教育
フィットネス・ウェルネス
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲット可能です。
- ウェイトトレーニング
- エクササイズ
- ジョギング
- ズンバ
- ダイエット
- フィットネス
- フィットネスクラブ
- ボディービルディング
- ヨガ
- 栄養
- 瞑想
レジャー施設
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲット可能です。
ゲーム
- アクションゲーム
- オンラインゲーム
- オンラインポーカー
- カジノゲーム
- カードゲーム
- ギャンブル
- シミュレーションゲーム
- スポーツゲーム
- テレビゲーム(パズル)
- ビデオゲーム
- ファーストパーソン・シューティングゲーム
- ブラウザゲーム
- ボードゲーム
- レーシングゲーム
- ロールプレイングゲーム
- 大規模複数参加型オンラインゲーム
- 大規模複数参加型オンラインロールプレイングゲーム
- 戦略ゲーム
- 言葉ゲーム
テレビ
- テレビ番組(クイズ番組)
- テレビ番組(コメディ)
- テレビ番組(トークショー)
- テレビ番組(リアリティ番組)
ライブイベント
- コンサート
- ダンスホール
- ナイトクラブ
- バレエ
- バー
- パーティー
- 劇場
- 音楽フェスティバル
映画
- アクション映画
- アニメ映画
- コメディ映画
- サイエンスフィクション映画
- スリラー映画
- ドキュメンタリー映画
- ドラマ映画
- ファンタジー映画
- ホラー映画
- ハリウッド映画
- ミュージカルシアター
読書
- Eブック
- コミック
- ノンフィクション(本)
- フィクション(本)
- ミステリーフィクション
- ロマンス小説
- 文学
- 新聞
- 本
- 漫画
- 雑誌
音楽
- エレクトリックミュージック
- カントリーミュージック
- クラシック音楽
- ゴスペルミュージック
- ジャズ
- ソールミュージック
- ダンスミュージック
- ヒップホップ
- ブルース
- ヘビーメタル
- ポップミュージック
- リズム・ブルース
- ロックミュージック
家族と交際関係
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲット可能です。
- ウエディング
- 出会い関連
- 友情
- 子育て
- 家族
- 母親
- 父親
- 結婚
買い物・ファッション
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲット可能です。
ショッピング
- オンラインショッピング
- クーポン
- ショッピングモール
- ディスカウントストア
- ブティック
- ラグジュアリー商品
ファッションアクセサリー
- サングラス
- ジュエリー
- ドレス
- ハンドバッグ
玩具
美容
- スパ
- タトゥー
- ヘアケア製品
- 化粧品
- 美容院
- 香水
衣料品
- レディース服
- 子供服
- 紳士服
- 靴
趣味・アクティビティ
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲット可能です。
アート・音楽
- ギター
- スケッチ
- ダンス
- ドラム
- パフォーミングアート
- 写真
- 執筆
- 工芸品
- 彫刻
- 歌
- 絵画
- 美術
- 芝居・演技
ペット
- ウサギ
- ペットフード
- 爬虫類
- 犬
- 猫
- 馬
- 魚
- 鳥
ホーム・ガーデニング
- ガーデニング
- ホームセンター
- 家具
- 家電
- 日曜大工(DIY)
乗り物
- RV
- SUV
- オートバイ
- スクーター
- トラック
- ハイブリッド
- ボート
- ミニバン
- 自動車
- 電気自動車
政治・社会問題
- チャリティ・慈悲活動
- ボランティア
- 地域社会の問題
- 宗教
- 持続可能性
- 政治
- 法律
- 環境保護主義
- 軍事
- 退役軍人
旅行
- アドベンチャー旅行
- エコツーリズム
- クルーズ
- テーマパーク
- バケーション
- ビーチ
- ホテル
- レンタカー
- 山
- 湖
- 空の旅
- 自然
- 観光
時事
仕事
⑨食品・飲料品
下記の項目に関連するページへ興味を示している、もしくは「いいね!」を押しているユーザーをターゲット可能です。
お酒
- ビール
- ワイン
- 蒸留飲料
クッキング
- ベーキング
- レシピ
レストラン
- ダイナー
- ファストフード
- ファストフード店
- 喫茶店
料理
- イタリア料理
- インド料理
- ギリシャ料理
- スペイン料理
- タイ料理
- ドイツ料理
- フランス料理
- ベトナム料理
- メキシコ料理
- 中南米料理
- 中東料理
- 中華料理
- 日本料理
- 韓国料理
食品
- オーガニックフード
- シーフード
- チョコレート
- デザート
- バーベキュー
- ビーガン
- ピザ
- ファストフード
- ベジタリアン
飲料品
- お茶
- エナジードリンク
- コーヒー
- ジュース
- ソフトドリンク
行動
シーズンとイベント
フォールアメリカンフットボールで「1つ以上のチームのファン」または「3つ以上のチームのファン」であるユーザーをターゲティングすることができます。※米国のみ
デジタルアクティビティ
- FBペイメント(すべて)※過去90日間にFacebook ペイメントプラットフォームを使用した人
- FBペイメント(平均以上)※過去90日間にFacebook ペイメントプラットフォームで100ドル以上利用した人
- FBペイメント(最近)※過去30日間にFacebook ペイメントプラットフォームを使用した人
- Facebook ページの管理者※管理しているFacebook ページがある人
- アーリーアダプター※テクノロジーアーリアダプターである可能性が高い人
- イベントの作成者※最近Facebook イベントを作成した人
モバイル機器ユーザー
- すべてのモバイル機器
- オペレーティングシステム別のすべてのモバイル機器
- Windows Phone
- すべてのAndroid機器
- すべてのiOS機器
- スマートフォンの所有者※スマートフォンでFacebook へアクセスしている人
- スマートフォン・タブレット
- タブレットの所有者
- ネットワーク接続
- 2G接続
- 3G接続
- 4G接続
- Wi-Fi接続
- フィーチャーフォン
- ブランド別のすべてのモバイル機器
- 省略…iPhone7などを選択可能
- メインのAndroid機器が360度メディアに対応していない
- メインのAndroid機器が360度メディアに対応している
- 新しいスマートフォン・タブレットの所有者→アプリを新しく入れてもらえる可能性
多文化
- アジア系アメリカ人(米国)※米国にいてFacebook でのアクティビティがアジア多文化と一致する人
- アフリカ系アメリカ人(米国)
- ヒスパニック(米国-すべて)
- ヒスパニック(米国-バイリンガル)
- ヒスパニック(米国-主にスペイン語)
- ヒスパニック(米国-主に英語)
旅行
Facebook のアクティビティより下記の行動が判断されるユーザーをターゲティングできます。
- 1週間前に旅行から戻った
- 2週間前に旅行から戻った
- よく旅行する人
- 通勤者
- 頻繁に海外旅行をする人
海外駐在者
Facebookのアクティビティより、各国の海外駐在者と判断できるユーザーをターゲティングすることができます。
消費者の分類・記念日・購入行動・購買行動
消費者の分類・記念日・購入行動・購買行動に関しては、ほとんど使用する場面がなさそうなセグメントになります。
つながり
Facebookページへのいいね!有無、アプリの利用状況、イベントへの回答状況でユーザーを絞って広告を配信できるターゲティング機能です。
Facebookページ
Facebookページのつながりに関して、下記のターゲティング設定をすることが可能です。
- あなたのページに「いいね!」した人
- あなたのページに「いいね!」した人
- あなたのページに「いいね!」した人を除外
アプリ
アプリのつながりに関して、下記のターゲティング設定をすることが可能です。
- あなたのアプリを使用した人
- あなたのアプリを使用した人の友達
- あなたのアプリを使用した人を除外
イベント
イベントのつながりに関して、下記のターゲティング設定をすることが可能です。
- イベントに回答した人
- イベントに回答済みの人を除外
Facebook広告カスタムオーディエンスの活用方法は3種類!
カスタムオーディエンスには以下のような方法があります。
すでに手元にある顧客リストを上手く活用する
自分が持っている顧客データとFacebook上にあるデータを照合し、一致したユーザーに限定して広告を配信することができます。
自社になんらかの形でアクションを起こしてくれたユーザーをターゲティングする
Facebook指定のコードを自社サイトに埋め込んでおけば、そのサイトにアクセスした人を自動的にターゲティングしてくれます。
ユーザーがFacebook上でどんな動きを見せていたかを基にターゲティングする
「Facebook上で自社サイトの動画を見た人」等の設定をしておけば、その通りにターゲティングをしてくれます。
それぞれ細かな設定が可能ですが、それでもターゲット層が想定より多い場合は、そこから更にふるいにかけることもできます。
自社サイトにどれだけ滞在していたかを基準にすることもできるので、より自社商品に興味を持っている人を選定することが可能です。
細かな設定は、めんどくさがらず、しっかり活用していきましょう。
Facebook広告の類似オーディエンスで効率良く新規顧客を獲得する方法
類似オーディエンスとは、カスタムオーディエンスで出たユーザーに似たユーザーをターゲットとして絞ってくれるシステムですが、これは元となる顧客データの量によって精度が変わってきます。
比較的量が多ければ問題ありませんが、データがあまりに少ないと、その分精度は下がってしまいます。
類似度は10段階で選択して絞り込みが可能ですが、基本的には1~3%で設定しておくのがおすすめです。
よく同じ機能として間違われがちなカスタムオーディエンスが、Facebook利用者の中から既存の顧客を見つけ出す機能であるのに対し、類似オーディエンスはそこからさらに、特徴が似ているユーザーを探して広告を配信します。
そのため、カスタムオーディエンスの拡張版と捉えるとある程度分かりやすいかと思います。
類似オーディエンスの作成方法は、大きく分けて以下の2種類があります。
- ピクセルを用いた作成
- カスタマーリストを用いた作成
ページに設置したピクセル(タグ)を使用して、webサイト訪問者やコンバージョンユーザーなどの特徴が似ているユーザーを探して広告を配信する方法です。
カスタマーリストを用いて作成をする場合は、顧客データ(CRMデータ)を活用して、類似のユーザーに広告を配信します。
また、1つの広告セットで複数の類似オーディエンスを同じ時に使用することが可能です。
しかしこの場合は、選択した類似オーディエンスのいずれかに含まれる人に広告が表示される仕組みになっています。
なぜ、Facebookの類似オーディエンスは精度が高いのか?
では、なぜ類似オーディエンスはFacebook広告において主のターゲティング手法と言われているのでしょうか。
その理由は、ほかの広告の媒体に比べて類似オーディエンスの精度が高いことにあります。
一般的なネットの広告媒体は、Cookieベースの行動情報をもとに類似ユーザーを探し、広告配信を行っています。
一方でFacebookは、個人の実名登録を原則としているため、行動情報に加えて、より深い属性情報を持っています。
そのため、行動情報と属性情報を用いたより精度の高いアプローチが可能になるということです。
今や、マーケティングの中心はSNS
今や、企業の広報や広告にSNSはほぼ導入されていて、欠かせないものになっています。
SNSにはさまざまなものがあり、その機能もさまざまありますが、いずれもSNSの使い方や利用目的としては、下記のようになります。
- コミュニケーション手段
サービスに登録した利用者同士、友達同士などでチャットによるコミュニケーションや連絡手段としての利用でき、社会的なつながりが持てる - 情報の共有・拡散
企業や著名人、芸能人などが情報の発信をしてファンとより強い関係を築くツールとして使われ、個人の場合にはこれによって有名人になる人もいる。 - 集客
情報の共有・拡散を行うことでファンを増やし、集客のツールとしての利用 - 情報の収集
企業や著名人などの発言などをチェックすることで、様々な情報収集のツールとして活用できる
さまざまなテーマのコミュニティがあったり、気になる投稿があった場合には、その投稿に対して「いいね!」やコメントなどのリアクションをすることもできます。
通常の投稿をいかに多くの人にアプローチをするのかというのはもちろん、TwitterやFacebook、Instagramの広告運用というのも大事なマーケティングスキルになっています。
インターネットの広告といえばウェブサイトのバナー広告や、アフェリエイト広告やリスティング広告をイメージしますが、最近は広告もクリックする人は少ないです。
今、主としているのは、Yahoo!、Google、スマートニュース、グノシーなどのニュースサイトに挟み込まれる記事広告や、Twitter、Facebook、Instagramなどに挟み込まれるSNS広告です。
無料で閲覧することのできるサイトは、広告収入で運用をしています。
なので、ユーザーのプロフィールや居住地、投稿内容に応じて、自動的に表示される広告が制御されて特定して効率よく配信します。
事例としては、「スキーに行った!」とユーザーが投稿すると、リアゲートからスキーをウォークスルーで搭載できるという動画が表示されるようになります。
また、「旅行でキャンプに行った!」と投稿をすれば、テントなどの大荷物が軽々と詰めるという動画が表示されるようになります。
全く興味のないものであったり、知らないことだとユーザー側からしたら気味が悪いかもしれませんが、自分に関係ない広告が表示されるより、いい意味でメリットは大きく販売に繋がる可能性もあがります。
事例にあげたように、履歴から得て、ためになる情報を絞り、ユーザーの購買意欲に影響を与える傾向にあります。
Facebook広告を出稿する前に知っておくべきターゲティング機能について!コア・カスタム・類似それぞれの使い方!まとめ
今回は、Facebook広告を制作して出稿する前に知っておくべきターゲティング機能について分析してお話してきました。
Facebook広告への登録は難しくありませんが、新しいことを始めるとなるとそれなりに時間は掛かると思うので、ある程度余裕をもって作業を行うと、安心です。
Facebook広告は、ネットワークに強く実名SNSである強みを生かした様々な機能があり、メリットも多いので、ビジネスで使って売上を出すのに重要なコンテンツです。
中でもこのターゲティング機能の形式は、他の広告媒体では知りえないような、広告としてより効果的な情報を獲得することができるので、これからFacebook広告を使って活動を考えている方には1日も早く取り入れることをおすすめです。
また、Facebookは急にデザインが変わったりすることもあるので、Facebook広告については実際に自分で触れて感覚を確かめるのが確実です。
より多くの人に自社商品を知ってもらいやすくするために、このターゲティング機能をしっかり活用して、最終的に販売促進につながるようにこの記事がお役立てばと思います。
なぜ、CPA:¥6,286円 → ¥396に改善できたのか?『メール・LINE登録CPAを下げるためのFacebook・Instagram広告の必須設定チェックリスト&マニュアル15選』はもう受け取りましたか? ・1人社長から誰もがテレビCMで見たことがあるような企業、国会議員、同業の広告代理店や集客コンサルタントまでサポート この中で得られた知見を元に、広告のサポートをする中で実際に使っているMeta広告の必須設定をまとめました。 実際、これを使って、 CPA:¥6,286円 → ¥396 という改善を実現しています。 メールやLINE登録CPAを下げたいのであれば、下記ボタンをクリックして詳細を確認してください。 |