あなたは、インターネット上でマーケティングをするには、どのような手段を使うのが良いと思いますか?
かつては、広告を打つと言えば、新聞の折り込みチラシかテレビCMを打つという手段が一般的でした。
しかし時は流れ、SNS全盛期の今、マーケティング市場はオンライン上に移り、広告を出すには非常に多くの手段を考えられるようになりました。
手段がたくさんあれば選ぶのが大変ですよね。
そこで、今回は、SNS上でマーケティングを行うのに最適な方法をお伝えします。
それはずばり、「Facebook」です。
実は、Facebookでのマーケティングは、投資金額に対して販売効果が高いと、事業者の間で話題となっているのです。
高い効果が期待できる反面、変化の激しいWebでの運用型広告業界の中でも、特に機能の追加・変更といった変化の激しいと言われている媒体です。
そこで今回この記事では、Facebook広告でマーケティングを成功させるコツについてご紹介していきます!
また、Facebook広告はとても種類が多いので、「種類が多くて決められない」、という方に向けて、おすすめのフォーマットと一緒に気を付ける点なども詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- Facebook広告でマーケティングを成功させるコツ
- Facebook広告のフォーマットの種類
- 画像広告:一枚の画像とテキストで訴求
- 動画広告:ショートムービーでPRできる
- スライドショー広告:画像・動画・音声などを組み合わせて使える
- カルーセル広告:投稿形式で横にスワイプできる
- インスタントエクスペリエンス広告:フルスクリーン画面でLPを見せられる
- インスタントエクスペリエンス広告のメリット
- コレクション広告:広告クリックで商品詳細ページが表示される
- リード獲得広告:ユーザーのアドレスやリストを集められる
- リード獲得広告のメリット
- ダイナミック広告:ユーザの関心度に合わせて適切な広告を表示できる
- いいね!広告:Facebookページのいいねやファン増加を促す
- イベント参加広告:イベントの認知やチケット購入を促す
- Messenger誘導広告:質問やお問い合わせを増やす
- プレイアブル広告:広告でゲームを体験できる
- クーポン広告:クーポン情報を配信・リマインドできる
- Facebook広告の目的別おすすめフォーマット
- Facebook広告のフォーマットで気を付ける点
- Facebook広告でマーケティングを成功させるコツ!おすすめのフォーマットと気を付ける点!まとめ
Facebook広告でマーケティングを成功させるコツ
なぜ、Facebookでのマーケティングがおすすめなのでしょうか?
- 売り込みたい相手に的確に広告を打てる
- 広告のフォーマットを自由に選択することができる
- Facebookが提供する全てのサービスに広告を配信できる
- 多くのユーザーにアプローチ、何度もサイトを開く
それぞれその理由を、GoogleやYahoo!といった媒体や、TwitterなどのSNS広告と異なる点と合わせてご説明していきます。
売り込みたい相手に的確に広告を打てる
Facebook広告を他SNSと比較した場合に、優れているポイントとしてまず挙げられるのは、なんといっても利用者の情報が細かく分析されてて、ターゲティング精度の高いという点です。
実名登録のSNSであるFacebookは、「性別」や「年齢」、「地域」や「住所」などの基本情報に加え、「趣味」や「交友関係」などの通常では把握することのできないようなユーザー属性が明確になっているのが特徴となります。
登録されたユーザー情報やWeb上の行動履歴などから、ターゲティングをすることが可能なので、たとえば「大阪府在住の30代男性、趣味・関心はアウトドア」というように、精度の高いターゲティングを実現することができるのです。
さらに、Facebookページへの「いいね!」「シェア」といったアクション情報や、その人がチェックインした場所までもデータとして活用することができるので、これによって、自分の売り込みたいターゲットにピンポイントにリーチできるというのが最大のメリットです。
そして、広告を回していく毎にFacebook上で自動で最適化がなされるので、日を追うごとにターゲティングの精度があり、コンバージョン率もあがっていくのです。
また、Facebookは必ずログインして利用するので、ブラウザやデバイスが変わることは関係なく、一個人あたりの情報が分散することなく、データ収集・蓄積が可能です。
GoogleやYahoo!など一般的なウェブサイトに用いられているトラッキングは、cookieによるブラウザ単位でのトラッキングになるので、スマートフォンからPCに変えただけで別人と認識されてしまいます。
そういった点でも、Facebookのユーザーデータは、正確な行動履歴を追っているため、ターゲティングの精度も高くなるのです。
Facebook広告ではターゲットユーザー=オーディエンスと呼びます。
FacebookでInstagramなどで収集した利用者データと、自社で保有している顧客リストを紐づけて独自のオーディエンスを設定することも可能です。(カスタムオーディエンス)
さらに、カスタムオーディエンスを含め来訪者やページのファンなどのオーディエンスソースを指定することで、それに類似した属性を持つ新規ユーザーにアプローチができます。(類似オーディエンス)
※無駄のない広告配信が可能となるので、カスタムオーディエンスと類似オーディエンスの2つはセットで使うといいでしょう。
購買ステップに合わせたアプローチが可能
そして、豊富なユーザーデータを最大限広告に生かすために、Facebook広告では顧客の購買意欲に合わせて広告の種類(キャンペーン)が用意されています。
広告の掲載における最終目的は、商品購入や会員登録、店舗への来店、資料請求といった「コンバージョン」であると言えますが、Facebook広告ではコンバージョンを獲得するまでを、大きく以下の3つのステップ(目的)に分けてアプローチします。
選んだ目的によって広告が自動で最適化されます。
- 認知:製品を知ってもらう
- 検討:製品理解を深め、他社製品と比較・検討を促す
- 購入:製品を購入・利用してもらう(コンバージョン)
まず、「認知」のステップですが、テレビCMのように詳細はわからずとも何度も社名や商品名を聞くと自然と「知っている」状態になりますよね。
これと似た方法で、例えばタイムラインをチェックしている時に動画広告など視覚に訴えかけることで、すぐにコンバージョンには至らなくても企業や製品を認知度を高めることができます。
ここではできるだけ多くの訪問者に広告を表示させることが重要です。
次に「検討」ですが、このステップでは商品・サービスの魅力をより多く伝え、購買意欲を刺激します。
例えば、ひとつの広告に複数の商品画像を設定できるカルーセル広告があげられます。多くの商品を見せることで、比較・検討しコンバージョンに近づけます。
投稿への「いいね」を増やしたり、アプリのインストールを促すのも検討段階における手段のひとつです。
最後に、「購入」ステップです。3ステップの中で最も見込みの高い顧客に対して、コンバージョンを促します。
ユーザーのサイト閲覧履歴をもとに関連性の高い商品を表示するダイナミック広告で、購買行動につなげていきます。
このように、Facebook広告は広告主の目的に最も有効な広告配信ができるように豊富なメニューが揃っています。
広告のフォーマットを自由に選択することができる
Facebookでは、広告の種類を、静止画だけでなく、動画やスライドショータイプなど、様々なかたちのものを選ぶことができるので、見た目のインパクトが重要な若者向け
商品を売り込みたい方には最適です。
Facebook広告には13種類ものフォーマットが存在しているので、自社に合ったフォーマットが何なのかを知るためには、種類ごとの特徴を理解する必要があります。
また、Facebook広告は利用目的によって、広告の種類を使い分けなければ効果を得ることが出来までんが、目的にあったFacebook広告のフォーマットを得ることによって、コンバージョンを50%以上向上させることも可能です。
目的に合ったフォーマットが用意されているので、広告掲載の目的をしっかりと決めてあら選んでいく必要があります。
Facebookが提供する全てのサービスに広告を配信できる
Facebook広告と一口に呼んでいますが、主に以下の表の4つの掲載先に配置される広告を指しています。
広告配信先 | 詳細 |
Facebook(フェイスブック) | 友達や家族とつながり、世界で何が起きているか発見したり、自分に関連することをシェアしたり表現することができるSNSです。 |
Messenger(メッセンジャー) | Facebook利用ユーザーと連絡を取ることのできるメッセージアプリです。日本国内ではメッセージアプリといえば「LINE」であるため、利用者が限られています。 |
Instagram(インスタグラム) | Facebookが提供する、写真や動画メインに投稿し共有できるアプリです。日本国内ではFacebookよりもInstagramユーザーの方が多く、ファッションや美容など若年層のユーザーに向けての広告と相性がいいです。 |
Audience Network(オーディエンスネットワーク) | Facebook広告のプラットフォームを利用してFacebookが提携しているモバイルアプリや携帯サイト内での広告の掲載を可能にする仕組みです。
FacebookやInstagramのユーザーデータを、Facebook以外のサービス(大手ニュースメディアや有名グルメサイトなど)への配信先として利用することができます。 |
Audience Network(オーディエンスネットワーク)とは、 Facebookの審査を通過したサードパーティのアプリやサイトのことで、代表的なものにニュースアプリのGunosyや飲食店情報サイトの食べログがあげられます。
Facebookは、ユーザーの総数から見てもわかるように、人気のプラットホームということもあり、広告を配信することによって効果を期待することができるSNSだと言えます。
多くのユーザーにアプローチ、何度もサイトを開く
Facebookは、月間アクティブユーザー数が23億2000万人を誇る世界最大のSNSとして、日本国内においては、2,600万人のアクティブユーザーが存在しています。
Facebookは、一人で複数のアカウントを持つということは禁止されているので、アクティブユーザー数をそのままアプローチすることができるユーザーの実数としてとらえることができます。
このことから、Facebook広告のメリットのひとつとして、アプローチできるユーザー数が多いということが挙げられます。
そして、Facebookは日ごろの様子をアップしたり、知人の様子を見たりするために利用する人がほとんどのため、1日の中で何度もアクセスをするユーザーも多数います。
つまり、目を引く広告を打つことができれば、何度も広告に目を通してもらうことができ、それが購入に繋がると言われているのです。
Facebook広告のフォーマットの種類
Facebookで広告の形が選べるというのは、先ほどご紹介した通りで、広告の種類は、Instagram や Facebook Messenger も含めさまざまあります。
そして、Facebook広告には13種類ものフォーマットがあります。
これらは、先ほど紹介した購入の3ステップに分類されており、使用できる最適化の種類や広告配置が違ってきます。
- 画像広告
- 動画広告
- スライドショー広告
- カルーセル広告
- インスタントエクスペリエンス広告
- コレクション広告
- リード獲得広告
- ダイナミック広告
- ページへのいいね!広告
- イベントへの参加広告
- Messenger誘導広告
- プレイアブル広告
- クーポン広告
当然のことながらそれぞれ期待できる効果も違いますし、サービス・商品によって向いている広告クリエイティブが違います。
ここでは、広告を打つ目的別におすすめフォーマットをご案内します。
例えば、自社で開発した商品の認知を増やしたい時や、画像や動画広告であれば商品の良さを存分に伝えることができますが、実店舗の来店を促す「クーポン広告」などを利用してしまうと目的としている広告効果を得ることはできません。
Facebook広告の種類ごとに、どのような効果が得られるのかを理解した上で、フォーマットを考えて広告の出稿を行う必要があります。
自分のビジネスには、一体どのフォーマットが合っているのかが分からないという方は、ぜひ参考にしてください。
画像広告:一枚の画像とテキストで訴求
画像広告は、1枚の画像とテキストという構成できている広告になっていて、幅広い業界の広告利用に向いています。
Facebook広告の中では、最もポピュラーで扱いやすいフォーマットになるので、Facebook広告を始めたばかりの初心者の方でも扱いやすいです。
画像広告のメリット
画像広告のメリットは、画像とテキストを準備するだけで手軽に始められる点になります。
必要なものは、1枚の画像とテキストだけで、クリエイティブ作成に手間をかけることなく配信をすることが可能になります。
また、以前だと画像に含まれるテキスト量によって広告を配信することができないというルールがありましたが、現在では廃止されているので自由にテキストを入力することができます。
動画広告:ショートムービーでPRできる
動画広告は、1つの動画とテキストという構成できている広告フォーマットになります。
動画は、画像に比べると情報量を多く与えることができるので、商品の具体的な解説をしたり、詳細にPRをすることができるので魅力を伝えやすい広告になっています。
また、画像広告と同じように、幅広い業種で利用することができるフォーマットです。
動画広告のメリット
動画広告のメリットは、以下の2つになります。
- 画像よりも情報量が多く、商品の説明や魅力を伝えやすい
- Facebookのタイムライン上で自動再生されるために、ユーザーの目につきやすい
動画広告のほうが画像よりも情報を詰め込むことが可能なので、どうしても画像だけでは伝えられない商品の細かい部分などの魅力まで伝えることができます。
また、動画広告はFacebookのタイムライン上で自動再生されるので、ユーザーの目に止まりやすいというメリットもあります。
スライドショー広告:画像・動画・音声などを組み合わせて使える
スライドショー広告は、画像・動画・音声・テキストを組み合わせた広告フォーマットの構成になっています。
画像は、3枚~10枚ほどを使用するので、より多くの情報を伝えることができる広告で、動画を作成することが苦手な人や、慣れていない人でも着手しやすい手法といえます。
スライドショー広告のメリット
スライドショー広告のメリットは、以下の3つです。
- 撮影が必要な動画広告に比べてコストがかからない
- スライドショー広告の使用データ量が少なく、通信環境の悪い場所でも配信できる
- 複数の商品や一つの商品を複数枚の画像で紹介できるため情報量が多い
動画広告に比べると、動画広告よりも簡単に、かつ少ない費用で商品やサービスのストーリーを伝えることができるので手間がかかりにくく、ファイルサイズも動画より小さいので、通信環境が悪くても配信することができるのが魅力です。
また、文字や画像を組み合わせ説明することで、1枚の画像広告だけでは難しいストーリー性を持たせることができるので、複雑な商品説明や利点を紹介すると同時にユーザーの興味を引きやすくなります。
カルーセル広告:投稿形式で横にスワイプできる
カルーセル広告は、画像と動画を組み合わせることができる広告フォーマットです。
最大で、1投稿に10のコンテンツを載せることができ、画像や動画ごとに別々のリンクを載せることもできるので、複数の商品や1つの商品のさまざまな側面を紹介したいときに役に立ちます。
カルーセル広告のメリット
カルーセル広告のメリットは、以下の4つです。
- 商品をカタログ風に紹介できる
- 1つの商品の機能や特徴、魅力を複数紹介できる
- 顧客の利用ストーリーなどを紙芝居のように紹介できる
- 動画と画像を組み合わせて商品の紹介ができる。
カルーセル広告では、最大10枚の画像や動画が載せることができるので、紙芝居のようにストーリー性のある構成にすることもできます。
また、枚数ごとにリンクを載せることもできるので、カタログのようにして利用することも可能です。
スライドショー広告と少し似ていますが、その違いは「それぞれの画像や動画に別々のリンクを掲載することができる」という点になります。
例えば、ECサイトを例に挙げてみると、AやBといった商品を紹介した後にそれぞれ別の購入先リンクを挿入できるということです。
そうすることによって、通常よりもクリック率(CTR)だけでなくCVRも向上させることができます。
インスタントエクスペリエンス広告:フルスクリーン画面でLPを見せられる
インスタントエクスペリエンス広告は、ブランド、製品、サービスなどを1枚のLPで視覚的に訴えることができる広告フォーマットです。
クリックすることで、モバイル限定でフルスクリーンになるので見やすくなり、LPによって記事や画像、動画を見せることができます。
また、webサイトへ移動するよりも通信速度が速いので、ユーザーの離脱率が少なく、より深く情報を知ってもらう機会にもなります。
インスタントエクスペリエンス広告のメリット
インスタントエクスペリエンス広告は、モバイルデバイスで広告をタップすることでフルスクリーン表示になるという仕組みになっています。
インスタントエクスペリエンス広告のメリットは、以下の3つです。
- 動画や画像、カルーセルやボタンリンクなどを組み合わせて認知からコンバージョンまで一貫したLPを作成できる
- 読み込み速度が速く、表示遅延による離脱を防ぐことができる
- 広告からLPへと自然な形で流入できるためユーザーの興味関心を持続できる
LPでさまざまな情報を組み込むことができるので、自社の商材の魅力をよりリアリティのある情報として、多く伝えることができます。
ブランドのカラーを保ちつつ、商品やサービスを視覚的に訴求することができるので、最後まで離脱されてしまうことなく、豊富な情報をユーザーにアピールすることができます。
コレクション広告:広告クリックで商品詳細ページが表示される
コレクション広告は、商品の詳細情報を伝えることに優れていて、商品のブランディングからコンバージョンまで広告ひとつで完結することができる広告フォーマットです。
カルーセル広告と似ていますが、メインビジュアルとして「動画・画像」の1つと、4つのサブビジュアルとして「商品画像」の2部で構成されているので、ユーザーが必要としている情報を提供して、ユーザーにアプローチすることができます。
コレクション広告のメリット
コレクション広告のメリットは、以下の2つです。
- 動画と画像を合わせて配信できるためユーザーの目に止まりやすい
- 商品の認知からコンバージョンまで一貫して行える
コレクション広告の一番のメリットとしては、複数の画像や動画をまとめて表示することができるという点になります。
メインビジュアルの詳細をサブビジュアルの4枚で説明をしたり、メインビジュアルに関連するものをサブビジュアルとして用いてみたり、ブランドのイメージを伝えるような構成をすることができ、人気がある広告クリエイティブです。
その結果、1つの動画や画像を使うような広告と比べて、ユーザーの興味や関心を引いて、コンバージョンを獲得しやすくなります。
リード獲得広告:ユーザーのアドレスやリストを集められる
リード獲得広告は、ユーザーのアドレスや見込み客リストを集める場合に効果的な広告フォーマットです。
ユーザーが広告をクリックすると、Facebook内で設定したフォームが開いて、ユーザー自らが情報を入力することで登録が完了する仕様になっています。
一般的に、ユーザーが広告をクリックしたら、webサイトなどへ遷移し、その後、リード獲得のフォームに誘導して情報を入れて登録をしてもらう、という流れが通常ですが、そのような手間を省くことができます。
なので、余計な遷移が必要ない分、シームレスにリード獲得に繋げることが可能です。
リード獲得広告のメリット
リード獲得広告のメリットは、以下の2つです。
- 余計な遷移がなく離脱を防ぎやすい
- 読み込み速度が速いため通信環境で広告効果が左右されにくい
リード獲得時のサイトの遷移は、ユーザーにとっては少々煩わしさを感じさせてしまうので、その結果、サイト離脱率に繋がってしまいます。
しかし、Facebookのリード獲得広告は、Facebook内で広告の配信から入力フォームの遷移まで一貫して行うことができるので、ユーザーはスムーズに動くことができ離脱を防ぐことができます。
また、広告配信に使うデータ量も少ないので、通信環境が悪くても広告表示をしやすいというのも特徴です。
ダイナミック広告:ユーザの関心度に合わせて適切な広告を表示できる
ダイナミック広告は、ユーザーと関連性の高い製品について画像つきで配信することができる広告フォーマットです。
このダイナミック広告を利用することで、例えば、「ホテル」などを検索した人に対して、検索した地域の情報や関連情報などを狙って配信することができます。
ユーザーにとって関連度の高い情報を配信することによって、興味を引きつつ、ユーザーにとっても有益な情報であることがダイナミック広告の特徴といえます。
ダイナミック広告のメリット
ダイナミック広告のメリットは、以下の2つです。
- ターゲットに合わせた広告が自動生成されるために運用コストが低い
- ターゲティングの精度が高く、ユーザーに適した広告を配信できる
ダイナミック広告の一番の魅力として、ターゲティングの精度が高い点が挙げられます。
Facebookに登録されているユーザーの情報や行動傾向などから読み取って、質の高いマーケティングを行うことが可能です。
いいね!広告:Facebookページのいいねやファン増加を促す
いいね!広告は、ユーザーからFacebookページに「いいね!」をもらうための広告フォーマットです。
Facebookページのファン獲得や見込み客の獲得、それにまだ認知段階にあるユーザーのリストを集めるのに利用することができます。
いいね!広告のメリット
いいね!広告のメリットは、Facebookページにいいねをしてもらうと自動的にフォローされるという点です。
いいね!広告では、ページの「いいね」もしくは「フォロー」から選ぶことができますが、アカウントがフォローされることによってFacebookページの投稿がタイムラインに表示されるようになり、投稿を見てもらいやすくなります。
また、いいねを押した場合はFacebookページがフォローされ、ユーザーの名前やプロフィールがFacebookページに表示されるので、更なる認知度向上に利用することができます。
興味や関心が高いユーザーを集まることによって、そのリードに対して購入するといったアクションのハードルも低くなりやすいです。
イベント参加広告:イベントの認知やチケット購入を促す
イベント参加広告は、イベントに対して関心度の高いユーザーに配信することができ、イベントの参加を促す広告フォーマットです。
ターゲットの詳細を設定できる機能がイベント参加広告には備わっているので、関心が高いユーザーに対してイベントをアピールすることができます。
また、例としては、イベント参加広告をユーザーがクリックすると、「参加予定」や「興味あり」を回答するコンバージョンポイントを設定することができるので、ユーザーの興味関心をデータとして取得することができます。
イベント参加広告のメリット
イベント参加広告のメリットは、
- アクションを行ったユーザーを把握し、データ活用することができる
- 興味を示すユーザーの傾向をデータ化することができる
- 客観的なデータを集めることができる
「興味あり」や「参加予定」などどのアクションを行ったユーザーを把握して、それをデータとして活用することができるのがメリットです。
ユーザーの中でも、興味を示してる傾向をデータ化することによって、今後のイベント時にも活用することができ、また、企画しているイベントに対して、「この層に人気が高い」「主旨は同じだが、この特典がつく時は関心度が高くなる」など、客観的なデータを集めることができます。
ユーザーのデータを集めることで、より効率的で効果的なイベントを運営することができることがイベント参加広告のメリットです。
Messenger誘導広告:質問やお問い合わせを増やす
Messenger誘導広告は、広告をクリックした後、メッセンジャーに誘導してからコミュニケーションを促す広告フォーマットです。
一般的な手法では、WebサイトやLPでユーザーとのコミュニケーションを取りますが、messenger誘導広告がmessengerに誘導してユーザーの質問や問い合わせに答えることで興味関心を引いてコンバージョンへの誘導をします。
Messenger誘導広告では、「何かお困りのことはありませんか?」などのメッセージを自動で表示することによって、選択肢や質問などのアクションを設定することができます。
製品の情報提供はもちろん、ユーザーからの質問なども行えるフォーマットがMessenger誘導広告ですが、Messengerを利用しているユーザーでなければ利用できないなど、注意点もあります。
Messenger誘導広告のメリット
Messenger誘導広告のメリットは、ユーザーをwebサイトへ遷移する煩わしさがない点です。
チャットで手軽に質問をすることができる点は、手間が省け、時間を節約したいユーザーにとってメリットの多い機能になります。
プレイアブル広告:広告でゲームを体験できる
プレイアブル広告は、アプリインストールを促す広告で、ダウンロードをしなくても実際にお試しプレイで体験してもらうことができるフォーマットです。
ゲーム関連の広告が主に多く、お試しでプレイしてみることによってユーザーの関心をひきます。
そして、お試しとして製品の魅力を少し体験してもらうことで、その後のダウンロードに繋げやすくなるのがプレイアブル広告になります。
実際のゲームプレイ中のデモ画面を動画で見せることができ、最後には、App StoreまたはGoogle Playストアへ誘導する CTA(Call To Action)を設置できます。
プレイアブル広告のメリット
プレイアブル広告のメリットは、
- ダウンロードしなくてもお試しでプレイできる
- 体験により購買意欲の向上に繋がる
ユーザーにとっては、実際にアプリをダウンロードする前に体験することで、製品の内容やプレイしたくなる要素、面白さをより深く理解することができるので、広告主にとっては製品の魅力を伝える最大の機会です。
また、ゲームだけではなく、何かを購入する場合に、その製品の内容や特徴を知ったうえでアクションを起こすので、ゲームの場合だと、実際にプレイして製品の良さを理解して、その後の購買に繋がりやすくなります。
アプリインストールの回数を伸ばしたい時に利用するべき広告になります。
クーポン広告:クーポン情報を配信・リマインドできる
クーポン広告は、ユーザーのニュースフィードに作成したクーポンを流すことができるフォーマットです。
配布することができるのは、Facebookページのフォロワーや類似ユーザーなどになるので、集客などの効果も期待することができ、製品を知ってもらうことで購入へのハードルが低くなるなど、プロモーション活動という面でも効果が出やすいです。
ユーザー側からしても、ニュースフィードで流れてきたクーポンを入手するだけなので手間がなく、どちらも不快な思いをすることなくメリットがある機能です。
クーポン広告のメリット
クーポン広告のメリットは、
- クーポンの有効期限が近づくとリマインド表示される
- クーポンの種類を選ぶことができる
という点が挙げられます。
クーポンの有効期限が近づくとリマインド表示されるので、「いつの間にかクーポンの有効期限が切れていた」という事態になりにくく、機会損失を防ぐことができます。
また、店頭・オンライン・両方といったクーポンの種類を選ぶことができるので、業種やキャンペーンなど目的に合った種類を選択することが可能です。
Facebook広告の目的別おすすめフォーマット
Facebook広告のフォーマットを選ぶ際には、目的に合ったものを選択することが大切です。
ここからは、どの業種にはどのフォーマットが合っているのかなどの参考にしていただければと思います。
サービス・商品の認知度を上げたい場合はコレ!
新しい商品や特定のサービス、ブランドに興味・関心を持ってもらいたいという方は、「動画広告」や「スライドショー」方式の広告で、ターゲットにインパクトを与えましょう。
動画広告は、以下のような人におすすめです。
- 画像では伝わりにくい商材を扱っている人
- webサイトへの流入や商材の認知度を高めたい人
- 高単価の商材を扱っている人
動画広告は、画像よりも情報を多く載せることができ、画像1枚では伝わりにくい商材の魅力を伝えやすくなります。
動画は、タイムライン上で強制的に自動再生が開始されるため、目に付きやすいうえ、画像広告では伝わらない商品の情報や魅力を伝えることができます。
この特性が要因となり、動画広告は人の目に触れさえすれば、数秒程度でもブランド認知や購買意欲を向上させるとFacebookも公式に明言しています。
多くの広告が流れるFacebook内で目にとめてもらうには、それなりのインパクトが必要です。
動画広告を作成する際は以下の点に気をつけましょう。
- 動画の長さは15秒以内でおさめる
- 冒頭の数秒で視聴者を惹きつけるようなインパクトを与える
- タイムライン上では無音で再生開始するため、音声がなくても伝わるように工夫する
Facebookを始めとするSNS広告は、他の投稿に混ざって表示される上、移動中や寝る前などのちょっとした隙間時間に見ることが多いです。
インパクトがあり短い時間でも伝わるようなクリエイティブを心がけましょう。
また、動画の長さをが15秒以内だと、Instagramのストーリーズにも配信できるというメリットもあります。
動画よりも費用を抑えたい場合や、とりあえずお試しで広告を打ってみたい方は、画像+テキストの組み合わせで作成できるスライドショー広告がおすすめです。
スライドショー広告は、以下のような人におすすめです。
- 動画も作ってみたいが、費用や手間は軽減したい人
- 商材の魅力や説明をわかりやすく紹介したい人
静止画像を用いるので、動画よりインパクトは劣りますが、紙芝居のような形式でストーリー性を持たせた表現をすることが可能で、動画を撮影する手間もかからず、費用を軽減することができます。
こちらも同様に、最初の数秒(1枚目)にインパクトを与えられるように工夫しましょう。
サービス・商品に興味を持ってもらいたい場合はコレ!
サービス・商品について、すでに認知度はあるがいまひとつコンバージョンに結びつかない、より商品の特徴や魅力を知ってほしいという場合もありますよね。
そういう場合は、複数画像を並べて表示できる「コレクション広告」や「カルーセル広告」を利用してみるのがおすすめです。
カルーセル広告は、以下のような人におすすめです。
- 複数の商品を1度に紹介したい人
- 商材の使用手順を分かりやすく伝えたい人
- 1つの商品の魅力を余すことなく伝えたい人
カルーセル広告は、ユーザー自身がスワイプする形式になっていて、複数の画像や動画を表示することができるので、不動産や旅行業界、EC系サイトなどの業種におすすめで、興味を持ったユーザーには効果の高い広告です。
カルーセル広告は、以下のような人におすすめです。
- 複数の商品を1度に紹介したい人
- 商材の使用手順を分かりやすく伝えたい人
- 1つの商品の魅力を余すことなく伝えたい人
複数の画像や動画を表示することができるので、不動産や旅行業界、EC系サイトなどの業種におすすめです。
コレクション広告やカルーセル広告は、一つの広告に複数の画像を表示し、さらにリンク先を画像ごとに変えられるため、多くの情報を盛り込むことができます。
複数商品を紹介したい場合は、メイン商品+関連画像といった使い方ができるコレクション広告、一つの商品の特徴を、全体としてストーリーのように順を追って詳しく紹介したい場合はカルーセル広告がおすすめです。
さらに、サービス・商品を紹介するのにカルーセル広告などでは伝えきれない場合は、広告クリックでフルスクリーンのランディングページのような画面を見せることができるインスタントエクスペリエンス広告を検討してみましょう。
ランディングページよりも読み込みが早く離脱を防げるうえ、画像をスワイプしたり、拡大することでストーリーを進めることができる点がメリットです。
「コレクション広告」は、スマホにしか配信をすることができません。
ターゲットユーザーの特徴を分析したうえで、リーチが狭くなってしまうこれらの広告を使うべきなのか検討しましょう。
離脱率をおさえたい場合はコレ!
動画や画像、カルーセルやボタンリンクなどを組み合わせて認知からコンバージョンまで一貫したLPを作成することができるインスタントエクスペリエンス広告は、商材の魅力を伝えやすいのが特徴です。
そんなインスタントエクスペリエンス広告は、以下のような人におすすめです。
- 離脱率をおさえたい人
- 動画やカルーセルといった方法では情報量が足りない人
- LPをまだ作成していない人
広告からLPへと自然な形で流入をすることができるので、ユーザーの興味関心を持続することができます。
例えば、商品の認知から興味関心を掻き立て、コンバージョンにつなげる、といった一連の流れをインスタントエクスペリエンス広告で実現できます。
コンバージョンに繋げたい場合はコレ!
最後に、コンバージョンにつなげる後押しのために広告を出す!という方は、Facebookがユーザーの利用状況を判断して、自動的におすすめ商品を紹介してくれる「ダイナミック広告」を使ってみると良いでしょう。
ダイナミック広告は、以下のような人におすすめです。
- EC系サービスや不動産、旅行や求人など取り扱っている商材が多い業種
- 関心を示してくれるユーザーに合わせた広告配信がしたい人
見た目はカルーセル広告と似ているのですが、ユーザーの興味関心をもとにより関連性の高クリエイティブを自動的に作成し、よりコンバージョンする可能性のあるユーザーに配信してくれます。
いわゆる、「ダイナミックリターゲティング」に近いフォーマットです。
広告が自動生成されるため、クリエイティブに関する工数を削減することができます。
EC、旅行、不動産、求人業界など、商品・サービスの取り扱いが万単位になるような業種で、異なるターゲット層に効率的に配信したい場合に有効です。
広告を自動生成してくれるからといって、放置してしまうのは禁物です。
商品の在庫切れや価格の変更、終了したサービスに関する広告が配信されてしまわないよう、常に最新の情報を更新しましょう。
上記で紹介した広告以外にも、Facebookページの閲覧数を増やす「ページへのいいね!広告」だったり、問い合わせ数を増やす「Messenger誘導広告」といったFacebookならではのフォーマットが提供されています。
多彩な広告の中から、自分の目的に合った方法でマーケティングを行ってくださいね。
アプリのインストール数を伸ばしたい場合はコレ!
アプリインストール(特にゲーム)がコンバージョンである場合は、先ほどご紹介したダイナミック広告よりも、「プレイアブル広告」を利用するのがおすすめです。
プレイアブル広告は、以下のような人におすすめです。
- アプリケーションの魅力を伝えて、ダウンロードしてもらいたい人
- ゲーム関連の業種
プレイアブル広告は、その名の通りスマホ向けアプリを広告の中で体験できるものとなっていて、特に、ゲームアプリを開発・販売している業種は、効果が出やすいフォーマットです。
広告内で、簡易的にお試しプレイでゲームやサービスを体験してもらうことによって、面白さや仕組み、操作性やストーリーなどを理解してもらい、テキストや画像などでは伝えきれない特徴を感じやすくなり、ダウンロードに繋がりやすくなります。
一度プレイしてみると、ダウンロードのハードルも下がるので、効果が出やすいので、他の広告より難易度は高いですが、ゲームアプリを配信している企業はぜひ取り入れたい手法です。
離脱を防ぐために、チュートリアルはできるだけシンプルに。単純で少ないステップでプレイの仕方を理解してもらえるように工夫しましょう!
見込み顧客の情報(リード)を集めたい場合はコレ!
セミナー申込やメルマガ購読、イベントへの参加登録を増やしたい時、名前や電話番号、メールアドレスなど見込みのある顧客(セールスリード)のリストがあると便利ですよね。
リード獲得広告では、このような人におすすめです。
- メルマガ登録や見積もり依頼などへ繋げたい人
- リード獲得がうまくいっていない人
- Webサイトの表示速度が遅く、離脱率が高い傾向にある人
コンバージョンなどの目的ではないので、その分ハードルが低くなるのでユーザーがアクションを起こしやすいです。
通常であれば、広告クリック → ランディングページ(問い合わせページ) → メールアドレスなどの情報を送信といった手順を踏む必要がありますが、Facebook広告には「リード獲得広告」という専用の広告があります。
こちらの広告は、わざわざ自社webサイトの問い合わせページに遷移することなく、フォームが表示されるため、ユーザーへ自社の情報をメルマガなどで提供したい、あるいは、より強い関係性を築きたいと考えている人におすすめで、簡単なステップでフォーム送信のハードルを下げることもできます。
Facebookに登録されているアカウント情報がフォームに自動で入力されるため、利用者の手間を省くことができ離脱を防ぎやすいのです。
イベントの認知やチケット購入を増やしたい場合はコレ!
Facebook広告には、イベント参加に特化した「イベント参加広告」フォーマットがあります。
イベント参加広告は、トラフィック・エンゲージメント・コンバージョンを設定することができるので、目的に合った広告を出すことができます。
イベント参加広告は、以下のような人におすすめです。
- イベントなどの参加者を集めたい人
イベントの参加者を集めるには、ユーザーの傾向を知ること、そして、その対策を行うことが重要になりますが、それをサポートしてくれるのがイベント参加広告になります。
ダイレクトにイベントの認知・チケット購入を増やせる広告フォーマットであるほか、「参加予定」「興味あり」のアクションを実行したユーザーの情報を収集することによって、どんな層がどれくらいイベントに興味を持っているのか把握することも可能です。
「興味あり」「参加予定」を選択したユーザーに対しては、積極的にイベントの最新情報を発信しましょう。
開催するイベントまでの期間が長いと、関心が薄れてしまう可能性があるため注意です。
問い合わせやサポートを提供したい場合はコレ!
海外を中心に展開しているサービスで、資料請求や問い合わせ数増やしたり、サポート対応をするのに向いているのが「Messenger誘導広告」です。
商品に興味はあるものの、わざわざ自分でwebサイトを訪問するのは面倒くさいと考えているユーザーに効果的です。
Messenger誘導広告は、以下のような人におすすめです。
- 問い合わせや資料請求などのコミュニケーションを向上させたい人
- messengerからサポートを行いたい人
広告をクリックすることで、そのままMessengerへ移動するので、ユーザーのハードルも低いと言えるでしょう。
広告をタップするだけで、Messengerスレッドが起動するので、「何かご用はありますか?」などのメッセージを表示することで、ユーザーはその流れに沿って、さらに問い合わせのハードルが下がります。
ターゲットとしている層が、Messengerを利用している場合には、利用したいフォーマットになります。
日本では、Messengerを利用している人が少ないので、Messenger誘導広告はは海外向けのフォーマットとなります。
Facebook広告のフォーマットで気を付ける点
Facebookの広告ポリシーを守ろう
Facebook広告は誰でも簡単に出稿できる広告ですが、出稿するためには厳しいルールを守る必要があります。
中には明確にルール化されていないけれども、ポリシーに則っていないと判断され審査に落ちてしまうケースもあります。
例えば、
- 画像内のテキスト量が多すぎる
- 酒類や金融サービスなど年齢制限のある素材を使用している
- 性的・ショッキングな印象を与える画像を使用している
- モバイルファーストなクリエイティブでない
- 広告内でFacebookに言及する際のルールを守っていない
以上のように、ルール化されていないものも含めて簡単に一覧化するだけでもこれだけの注意点があります。
一見当たり前のように感じますが、細かく確認していくと難しく、審査に落ちた場合に原因がわからないことも多いです。
時間をかけて広告を作りこんでも、審査に通らなければ元も子もありません。
時間を無駄にしないためにも、事前にしっかりとガイドラインの内容を確認してからクリエイティブを作っていきましょう。
Facebook広告は以前に比べ審査が厳しくなっています。
特にアフィリエイト広告の無理な訴求はすぐにアカウント凍結の対象となってしまいます。ビジネスマネージャ(※)も使えなくなってしまいますので注意しましょう。
(※)広告をはじめ、FacebookやInstagram関連のさまざまな機能を一括管理する便利ツール
クリエイティブを作りこもう
上記のルールを守ることは大前提として、SNSマーケティングで最も気を付けるべきこと…
それは、とにかく広告の見栄えを重視する、ということです。
今の若者たちは毎日様々な情報を目にしています。
そんな彼らの心をつかむ広告であるためには、完成度の高い見栄えであることが最重要項目です。
見た目が綺麗で尚且つ、数々の情報の中から一瞬で興味をひくような工夫がなされていることが大切なのです。
簡単なように思われがちですが、この2つの基準を超えた広告を作るのは実はとても大変です。
しかし、ここが全てのカギとなるので、適当にせず、しっかりと作りこんでいきましょう。
具体的には、
- 各フォーマットで最適な画像サイズを使用する
- 商品やサービスを確実に見せる
- ツールを使って画像内テキスト量を調整する
- 「広告で伝えたいこと」にフォーカスする
細かく地味なようですが、ただ派手な画像を使えばよいというものでもありません。
目を惹く画像の中に、商品やサービスの情報がしっかりと入っていることが重要です。
画像テキストの注意点は以下を参考にしましょう。Facebookが推奨しています。
いかにも広告らしい広告は嫌われる
また、いかにも宣伝であることを前面に押し出してしまっている広告はユーザーに嫌われがちです。
あなたは商品を知ってもらおうと広告を打っていますが、ユーザーは広告を見るためにFacebookにログインしているわけではありません。
特にFacebookは検索エンジンではなく、コミュニケーションのために使われているので、GoogleやYahoo!と比較すると広告に対する嫌悪感が高くなりがちです。
あまりに邪魔と思われるような広告だと、せっかくお金を払ってマーケティングをしてもトラフィックが増えないばかりか、商品に対する不信感にもつながりかねません。
逆に、Instagram広告についてのアンケートでは、「タイムライン(フィード)に馴染んでいれば気にならない」と回答した人が60%います。
ではどうすればよいのでしょうか。
ちょっとしたテクニックなのですが、商品を紹介したLP(ランデイングページ)に繋げるというのも実はひとつの方法なんです。
興味を持った記事を読んだら、その関連記事に飛んでまた読むという動作を日ごろから行っているFacebookユーザーには、とても効果的な宣伝方法と言えます。
親近感かつ興味がわくようなLPを作り出すことができたら、商品の購買率は飛躍的に上がっていくでしょう。
Instagram広告で成功したとあるブランドの事例としては、
「いかにも広告風にきれいに商品(服)を見せる写真」を、「社員が商品を実際に着た一般投稿風な写真」にすることで、コンバージョン数は17倍になるという驚きの結果がでました。
また、別の化粧品ブランドの成功事例は、
「有名タレントを起用した高級感のある演出」を、「商品をたくさん並べて楽しげな雰囲気を演出」にしたところ、こちらもCTRやコンバージョン数が上がったそうです。
つまり、SNS広告ではお金をかけて特別な写真・演出にするよりも、一般の投稿に馴染む自然な広告にする方が良い効果が得られることが多いです。
もちろん、サービスや商品によって異なるので、このような成功するクリエイティブを見つけるためには大人数でディスカッションをするのがおすすめです。
Facebook広告でマーケティングを成功させるコツ!おすすめのフォーマットと気を付ける点!まとめ
Facebookでのマーケティングは一見簡単そうに見えて実は奥が深いのです。
「認知度アップ」「リーチ獲得」「エンゲージメント」「アプリのインストール」「カタログ販売」「来店数の増加」など、様々な目的にあった広告枠が用意されています。
広告の種類が多い上に、インスタントエクスペリエンス広告のように一般的な広告とは違う設定が必要なフォーマットもあります。
そのため、最初はどれが自身のビジネスに最適なのかの判断に迷ったり、設定や運用方法を理解することが難しく感じるかもしれません。
日本ではあまり注目していないかもしれませんが、世界で27億人もの月間アクティブユーザーがいると言われるFacebookは、Googleと肩を並べるほど世界の最先端を走っている人気プラットフォームです。
Facebookという大きな市場でマーケティングに成功をすることができれば、それはとても大きな効果をもたらします。
冒頭にも記載しましたが、まずは、扱う商品やサービスがどのフェーズにあるのか、そして、広告で達成したい目標がどこにあるのかを把握することが大切です。
そして、ユーザーにとって本当に価値のあるコンテンツを制作することが出来ているのか?
また、適切なターゲット層に広告配信できているのかなどをしっかりと調査して準備して、売上アップにつながるような広告を作りましょう!
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