突然ですが、「インタレストカテゴリー」という言葉を知っていますか?
インタレストカテゴリーとは、webページではなく、ユーザーを対象としたターゲティング方法で、Yahoo!広告で使用できるもので、設定をすると、特定の興味・関心を持ってアクセスしたインターネットユーザーに対して広告を配信することができます。
このターゲティング方法は、インタレストカテゴリーという名前と方法ともに、YDNのインタレストマッチとよく似ているため、しばしば混同されがちです。
しかし、実はこのふたつは同じような感じですが、似て非なるものです。
今回、この記事では、そんなインタレストカテゴリーの概要について、また、非常に似ているYDNのインタレストマッチとの内容の違いも考慮しつつ、詳しく解説していきたいと思います。
是非、参考にしてみてくださいね。
Yahoo!広告のインタレストカテゴリーとは?
Yahoo!広告のターゲティング方法であるインタレストカテゴリーとは、広告主があらかじめ設定しておいたカテゴリーに対して、検索履歴等から判別され、興味があると認定されたユーザーに広告を配信するターゲティング方法になります。
たとえば、子どもの学習塾を探してよく検索しているユーザーは、「学習塾・勉強」に興味があると認識され、それらのカテゴリーを設定した広告主の広告が配信されるようになるという仕組みです。
インタレストカテゴリーは、ディスプレイ広告に属するので、興味のあるユーザーに広告を配信して、どのようなサイトにも広告を表示して顕在層ではなく潜在層にアプローチする時に効果的です。
なので、「○○に関心のある人へ広告を出したい」という場合に設定して掲載すると効果的です。
インタレストカテゴリーの特徴
インタレストカテゴリーの特徴としては、設定したカテゴリに潜在的に興味関心があるインターネットユーザーにピンとを合わせて訴求をすることが出来るという事です。
また、プレイスメントターゲティング等と組み合わせることによって、ユーザーが興味のあるページに配信するだけではなく、興味のあるページの中でも、ユーザーの反応率がいいページに配信する事が出来ます。
その結果、さらに効果的にユーザーにリーチをすることが出来ます。
また、プレイスメントターゲティングと組み合わせることによって、ユーザーが興味を持っていそうなwebページとユーザー本人の両方に広告を配信することができるので、とても効率よく広告費を使うことができます。
このように、ターゲティングはさまざまな方法を組み合わせて行うと、より効果的だと言われています。
広告は面で見ることが多いので、魅力的な写真を使って興味を引くようなディスプレイを掲載していきましょう。
様々なカテゴリーがあるので、「どんなカテゴリーがあったかな」と思うごとに、その度にタグを開いて確認するのも大変なので、商材・サービスごとにデータを一覧にしてまとめておくと便利です。
Yahoo!広告のインタレストカテゴリーとインタレストマッチとはなにが違うの?
google広告の「インタレストカテゴリマッチ」と、Yahoo!広告の「インタレストカテゴリー」はよく名前が似ています。
名前は似ているものの、実は少し違うものです。
まず、インタレストカテゴリーとインタレストマッチの大きな違いとしては、「カテゴリーの選び方」になります。
インタレストカテゴリーの場合は、YDNが用意しているカテゴリーの中から、配信したいカテゴリーを選択していきます。
しかし、インタレストマッチの場合には、サイトの広告文の中からYahooが自動的にカテゴリーを選択して表示をしていくので、選べるカテゴリーの細かさに関しては、インタレストカテゴリマッチの方が多いので優れています。
インタレストカテゴリーは、カテゴリ数は基本は負けますが、他のターゲティング方法と合わせて使っていくことによって、細かなターゲティングをすることが可能になります。
google広告独自の細かなカテゴリ分けが可能なシステムの型としては、「アフェニテイカテゴリ」があります。
アフェニテイカテゴリを合わせることで、細かなターゲティングをすることができるようになっています。
しかし、あまりに細かくしすぎてしまうと、ターゲット数が減ってしまい、広告数が減ってしまう恐れがあるので、推奨としている配信数を見ながらしっかりと調節をして提供していきましょう。
Yahoo!広告のインタレストカテゴリーを設定してみよう
では、ここからは実際にインタレストカテゴリーを設定していってみましょう。
以下の手順で進めていけば、簡単に設定をすることが出来ます。
1.広告グループの作成
まず、トップでYDNタブを選択して、Yahoo!広告のキャンペーンから「広告グループ」を作成するところから始めます。
2.広告グループを選択する
ここではターゲティングを適用させる、「広告グループ」を選択します。
3.基本情報を入力する
そして、「広告グループ名」、「デバイス」、「画像自動付与」などの情報を入力していきます。
注意として、ここで何か変更をする箇所があれば変更を加えましょう。
4.ターゲティング方法を設定する
ここで、ターゲティング方法を「インタレストカテゴリ」を選択します。
5.詳細カテゴリを選択する
次に、インタレストカテゴリーのラジオボタンを「設定する」を選択します。
ここで、カテゴリの一覧から詳細を選択します。
6.入札価格を決める
最後に、入札価格を決定して、保存して広告を作成して、ターゲティングの設定は完了になります。
設定をすること自体はとても簡単なので、気軽に使えると思います。
手順をしっかり踏んで設定して、是非活用してみて下さい。
気をつけたいポイント
現在設定しているインタレストカテゴリーは、類似したオーディエンスカテゴリーに自動変換されますが、類似するオーディエンスカテゴリーが存在しない場合は「設定なし」となります。
設定される場合も、あくまで類似するオーディエンスカテゴリーのため、もとのインタレストカテゴリーと完全に一致することがありません。
また、インタレストカテゴリーとオーディエンスカテゴリーでは、配信ロジックは異なるので、各カテゴリーの名称が同じでも配信の傾向が変わる可能性があります。
インタレストカテゴリーごとの入札価格調整率の設定も引き継がれないので、注意が必要です。
「設定なし」になるカテゴリーをチェックし、該当するカテゴリーを設定している方は配信方法の見直しを行いましょう。
変換されないカテゴリー
インタレストカテゴリーに対して、オーディエンスカテゴリーはカテゴリーの数自体が大きく減っています。
半分ほどに減っているので、類似するカテゴリーがないものも多く存在します。
自動変換後に「設定なし」となる主なカテゴリーを下記にまとめました。
車名、ブランドなどの名称
以前は「BMW」「アウディー」などの車種ごとの設定が可能でしたが、変換後は「輸入車」に統一されます。
他にも化粧品のブランド名、映画、音楽、読書のジャンルなどインタレストカテゴリーでは設定できた名称がオーディエンスカテゴリーでは設定できなくなっている場合が多いので注意が必要です。
また、上述した車種のようにジャンルに統一されるものもあれば、変換後「設定無し」になってしまうものも多いため対応表を確認するようにしましょう。
医療系
インタレストカテゴリーでは、医薬に関するカテゴリーがあり「関節」「歯」「美容整形」「にきび」など体の部位や症状ごとに選択することが出来ました。
ですが、オーディエンスカテゴリーでは医薬カテゴリー自体がなくなっています。
ですが、「花粉症対策」「ダイエット」は選択することが可能ですが、病気や体の不調に関するターゲティングはすべて「設定なし」に変換されるので設定されている方は配信方法の見直しが必要になるかと思います。
BtoB向け
企業向けの配信で管理して使用されていたであろう「B2B」「テクノロジー」「通信」のカテゴリーも大きく数を減らしています。
「コンピュータ」や「家電」などの製品に関するカテゴリーはオーディエンスカテゴリーにも存在しますが、「プログラミング」「電子部品」「サーバー」など一般のユーザーからの関心が薄いと考えられるものに関してはカテゴリー自体がなくなっていました。
ライフステージ
ライフステージもカテゴリーが廃止されました。「小学生」「中学生」や「受験」は「教育」のカテゴリーがあるため、そちらに変換されますが「妊娠・出産」「結婚」などのカテゴリーはなくなっていました。
また、祝日や祭事に関してもカテゴリーがなくなってしまったため、「クリスマス」「成人式」等の行事に関する配信を行っていた方は注意をしてください。
アカウントの移行がある場合に、見直すべき点が多いので、備えあれば患いなしなので早めに対応を進めていきましょう。
Yahoo!広告のインタレストカテゴリーとは?配信先や効果的活用方法を解説!まとめ
今回はYahoo!広告のインタレストカテゴリーの配信先や効果的な運用方法を解説してきました。
今回ご紹介した以外にも、多くのターゲティング手法がありますが、まずは大枠の2つのターゲットから絞り込みをして考えていくと、利用する基準のターゲティング手法も絞られてくると思います。
一見難しそうに見えてしまうインタレストカテゴリーですが、とても簡単に設定することができます。
設定するだけで、とても効率よく広告掲載をしてくれるので、ブランドなどカテゴリを別である程度興味のあるお客様が閲覧できるようになるので、是非設定してみてください。
また、広告費の料金の高額さという点で悩んでいる人は、経費削減にもなりますよ。
いろんなターゲティング方法と併用したり、時にはgoogle広告と併用していくこともコンバージョンに繋がるので、検討してみましょう。
また今回、案内することが出来なかったこと以外にも、多くのターゲティング手法がありますが、まずは大枠の2つのターゲットから絞って考えていくと、利用するターゲティング手法も絞られてくると思います。
様々なターゲティング手法を駆使して、あなたに最適な広告方法を見つけて広告運用していきましょう。
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