Yahoo!広告(Yahoo!ディスプレイネットワーク)の強みは、スマートフォンユーザーの80%、PCユーザーの64%と、なんといってもこの膨大なユーザーにアプローチをすることができるということです。
膨大なユーザーに配信をすることができるからこそ、そこで効率よくアプローチをするためには、興味・関心のあるユーザーにターゲットを絞り込んで配信をしなければいけません。
また、Yahoo!広告で使用をすることができるターゲティングツールの種類は、数多くあります。
その中の1つに、インタレストカテゴリーとよく比較される「サイトカテゴリー」というものがあります。
インタレストカテゴリーは、人に対するターゲティング手法で、よく比較されるのですが、サイトカテゴリーは、人ではなくサイトに対するカテゴリー手法になります。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーを設定することで、特定のカテゴリーに属するサイトの広告を掲載する面に広告を配信することができます。
そこで、今回は、そんなYahoo!広告のサイトカテゴリーの設定方法から活用術まで詳しく解説をしていきますので、はじめてのことで困っている方は是非参考にしてみてください。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーとは?
カテゴリーとは、投稿した記事をジャンルごとにグループ化するためのもので、使いこなることが出来れば大変便利な機能になります。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーとは、あらかじめ設定した特定のカテゴリーに興味や関心がある人、特定のカテゴリーに購買意向を持っている人、特定の属性やライフイベントがある当てはまるサイトに広告を配信するターゲティング手法のことを言います。
「どんなユーザーに広告を出すか」ではなく、ユーザーに合わせて、「どんなウェブサイトに広告を出すか」を指定して、広告配信を絞り込むことができる機能になります。
配信先を絞り込むことができるので、認知度の向上が目的の場合や、ブランド認知、商品購入や問い合わせなどの行動喚起など、さまざまな目的に活用をすることができます。
基本、枠のターゲティングで、特定のプレイスメント(URL)を狙って広告を配信できるプレイスメントターゲットだけでは、ウェブ上に掲載されたばかりのコンテンツや広告運用者が気づけていない優良コンテンツ(コンバージョンが獲得できるコンテンツ)は、カバーできません。
ですが、仕組みを理解してカテゴリを活用することで、少ない労力で広告主のビジネスと関連のある広告枠を広くカバーすることが期待できます。
例えば、「美容」に関する製品を扱っているサイトであるならば、「ショッピング」と「美容、健康」のカテゴリーに興味・関心があるユーザーを設定することによって、見込み度の高いユーザーに絞って広告を配信することが可能になります。
1つ1つ自分でサイトを選んでいくプレースメントターゲティングとは違い、Yahoo!が自動で対象のカテゴリーを判定して、Yahoo!が分類している特定のカテゴリーに属しているすべてのサイトに配信してくれるので、らくに設定することができます。
もちろん、配信するサイトについては、「このサイトには広告を配信しない」など、個別に細かな設定をしておくことも可能なので、徐々に成果を最適化していく事が可能です。
広告掲載の方式は、「インフィード広告」「動画広告」「PCブランドパネル(静止画)」「PCブランドパネル(動画)」を使用する場合は、サイトカテゴリーは設定できません。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーの活用方法
Yahoo!広告のサイトカテゴリーの最大の活用ポイントとしては、ユーザーが今、どんなものに興味を示しているのか、その興味を示しているものと連動して広告を配信することです。
なので、活用方法としては、そのような性質を活かした方法で、例えば、「スポーツ」でターゲティングを行う場合には、取り扱っている商品やサービスがサッカー用品やテニス用品、ゴルフ用品などスポーツ関連の商品になります。
また、ダイエット関連や健康に関するサプリメントなどは、生活や料理などのコンテンツが最適となるかと思います。
また、Yahoo!広告のサイトカテゴリーは、配信を面で選択をすることが可能で、ウェブ上の雑誌広告のように扱うこともできるので、ブランディング広告としても活用をすることができます。
例えば、自動車のサイトページへ「自動車メーカーの新商品」や「自動運転技術」の広告を出稿するという場合に、将来、クルマを買い替える際に第一想起キーワードになりやすくなります。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーで選べるカテゴリーを知っておこう!
Yahoo!広告のサイトカテゴリーで選択出来るカテゴリーは、主に下記の7つの大項目に分けられています。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーは、以下の中から選択することができて、そこから更に該当するものに細分化されています。
- :ニュース、情報系
- :ソーシャルサービス
- :電子メール、ストレージ
- :エンターテインメント
- :専門サイト(サービス)
- :専門サイト(製品・物販)
- :専門サイト(その他)
この中で、専門サイトは、かなり細かく細分化されており、5は180項目、6は13項目、7は4項目の項目に分かれています。
例えば、「グルメ>飲食店>関東>東京」というように、グルメサイトという大きな分類だけでなく、東京にある飲食店のカテゴリーに分類されているサイトのみに広告を表示させるように詳細な設定することも出来ます。
専門サイトに関しては、たくさんの用語でかなり細かく分類されています。
ニュース情報
ニュース、情報系のカテゴリーには、「ニュース」や「地域情報」、「天気」や「企業情報」が中カテゴリーとして用意されています。
「ニュース」と「地域情報」については、それぞれさらに小カテゴリーが用意されていて、
- 「国内」
- 「海外」
- 「経済」
- 「政治」
- 「地域」
- 「スポーツ」
- 「エンターテインメント」
- 「コンピューター、IT、テクノロジー」
- 「サイエンス」
上記のように、ニュースの小カテゴリーは9つあります。
また、地域情報の小カテゴリーは、47都道府県と海外、を選択することが可能です。
- ニュース
- ニュース>国内
- ニュース>海外
- ニュース>経済
- ニュース>政治
- ニュース>地域
- ニュース>スポーツ
- ニュース>エンターテインメント
- ニュース>コンピューター、IT、テクノロジー
- ニュース>サイエンス
- ウェブマガジン、メールマガジン
- 地域情報
- 地域情報>北海道
- 地域情報>東北>青森
- 地域情報>東北>岩手
- 地域情報>東北>宮城
- 地域情報>東北>秋田
- 地域情報>東北>山形
- 地域情報>東北>福島
- 地域情報>関東>東京
- 地域情報>関東>神奈川
- 地域情報>関東>埼玉
- 地域情報>関東>千葉
- 地域情報>関東>茨城
- 地域情報>関東>栃木
- 地域情報>関東>群馬
- 地域情報>関東>山梨
- 地域情報>信越>新潟
- 地域情報>信越>長野
- 地域情報>北陸>富山
- 地域情報>北陸>石川
- 地域情報>北陸>福井
- 地域情報>東海>愛知
- 地域情報>東海>岐阜
- 地域情報>東海>静岡
- 地域情報>東海>三重
- 地域情報>近畿>大阪
- 地域情報>近畿>兵庫
- 地域情報>近畿>京都
- 地域情報>近畿>滋賀
- 地域情報>近畿>奈良
- 地域情報>近畿>和歌山
- 地域情報>中国地方>鳥取
- 地域情報>中国地方>島根
- 地域情報>中国地方>岡山
- 地域情報>中国地方>広島
- 地域情報>中国地方>山口
- 地域情報>四国>徳島
- 地域情報>四国>香川
- 地域情報>四国>愛媛
- 地域情報>四国>高知
- 地域情報>九州>福岡
- 地域情報>九州>佐賀
- 地域情報>九州>長崎
- 地域情報>九州>熊本
- 地域情報>九州>大分
- 地域情報>九州>宮崎
- 地域情報>九州>鹿児島
- 地域情報>沖縄
- 地域情報>海外
- 天気
- 企業情報
ソーシャルサービス
ソーシャルサービスは、大カテゴリーの中で「Q&A」「ブログ」「掲示板」に分類されて、配信する形になっています。
- ソーシャルサービス
- ソーシャルサービス>Q&A
- ソーシャルサービス>ブログ
- ソーシャルサービス>掲示板
電子メール、ストレージ
電子メール、ストレージは、そのまま記載の通り「電子メール」と「ストレージ」へ分類されています。
- 電子メール
- ストレージ
エンターテインメント
エンターテインメントは、さらに、11個のカテゴリーに分類されています。
分類項目としては、下記の通りになります。
- エンターテインメント
- エンターテインメント>芸能
- エンターテインメント>テレビ
- エンターテインメント>映像、動画
- エンターテインメント>映画
- エンターテインメント>音楽
- エンターテインメント>漫画、アニメ
- エンターテインメント>電子書籍
- エンターテインメント>電子書籍>携帯小説
- エンターテインメント>ゲーム
- エンターテインメント>占い
- エンターテインメント>デコメ
専門サイト(サービス)
専門サイト(サービス)は、サイトカテゴリーの中でも最も細かく分類されているサイトカテゴリーになります。
中カテゴリーとしては、下記のような24件に分類されています。
- 生活、暮らし>引っ越し
- 生活、暮らし>印刷、デザイン
- ライフイベント>恋愛
- ライフイベント>結婚
- ライフイベント>妊娠、出産、子育て
- ライフイベント>葬儀
- 不動産
- 不動産>北海道
- 不動産>東北
- 不動産>東北>青森
- 不動産>東北>岩手
- 不動産>東北>宮城
- 不動産>東北>秋田
- 不動産>東北>山形
- 不動産>東北>福島
- 不動産>関東
- 不動産>関東>東京
- 不動産>関東>神奈川
- 不動産>関東>埼玉
- 不動産>関東>千葉
- 不動産>関東>茨城
- 不動産>関東>栃木
- 不動産>関東>群馬
- 不動産>関東>山梨
- 不動産>信越、北陸
- 不動産>信越、北陸>新潟
- 不動産>信越、北陸>長野
- 不動産>信越、北陸>富山
- 不動産>信越、北陸>石川
- 不動産>信越、北陸>福井
- 不動産>東海
- 不動産>東海>愛知
- 不動産>東海>岐阜
- 不動産>東海>静岡
- 不動産>東海>三重
- 不動産>近畿
- 不動産>近畿>大阪
- 不動産>近畿>兵庫
- 不動産>近畿>京都
- 不動産>近畿>滋賀
- 不動産>近畿>奈良
- 不動産>近畿>和歌山
- 不動産>中国地方
- 不動産>中国地方>鳥取
- 不動産>中国地方>島根
- 不動産>中国地方>岡山
- 不動産>中国地方>広島
- 不動産>中国地方>山口
- 不動産>四国
- 不動産>四国>徳島
- 不動産>四国>香川
- 不動産>四国>愛媛
- 不動産>四国>高知
- 不動産>九州
- 不動産>九州>福岡
- 不動産>九州>佐賀
- 不動産>九州>長崎
- 不動産>九州>熊本
- 不動産>九州>大分
- 不動産>九州>宮崎
- 不動産>九州>鹿児島
- 不動産>沖縄
- 法務、税務
- 仕事
- 仕事>転職
- 仕事>就職
- 教育、学習
- 教育、学習>資格
- 教育、学習>語学
- 教育、学習>辞書、辞典
- 金融
- 金融>株式
- 金融>外国為替
- 金融>投資信託
- 医療
- 医療>医療機関
- 医療>医療機関>歯科
- 医療>病気、医学
- 美容、健康
- 美容、健康>エステ
- 美容、健康>ダイエット
- 美容、健康>美容室、理容室
- 美容、健康>美容、健康施設
- 介護
- 旅行、航空券
- 旅行、航空券>国内
- 旅行、航空券>国内>北海道
- 旅行、航空券>国内>東北
- 旅行、航空券>国内>関東
- 旅行、航空券>国内>信越
- 旅行、航空券>国内>北陸
- 旅行、航空券>国内>東海
- 旅行、航空券>国内>近畿
- 旅行、航空券>国内>中国地方
- 旅行、航空券>国内>四国
- 旅行、航空券>国内>九州
- 旅行、航空券>国内>沖縄
- 旅行、航空券>海外
- 旅行、航空券>海外>アジア
- 旅行、航空券>海外>ハワイ
- 旅行、航空券>海外>北米
- 旅行、航空券>海外>中南米
- 旅行、航空券>海外>ヨーロッパ
- 旅行、航空券>海外>グアム、サイパン
- 旅行、航空券>海外>オセアニア、南太平洋
- 旅行、航空券>海外>中東、アフリカ
- 出張
- 高速バス
- 道路、ドライブ
- 鉄道、路線
- 地図
- 地図>北海道
- 地図>東北
- 地図>関東
- 地図>信越、北陸
- 地図>東海
- 地図>近畿
- 地図>中国地方
- 地図>四国
- 地図>九州、沖縄
- 地図>海外
- レジャー、アミューズメント
- イベント
- スポーツ
- グルメ
- グルメ>飲食店
- グルメ>飲食店>北海道
- グルメ>飲食店>東北>青森
- グルメ>飲食店>東北>岩手
- グルメ>飲食店>東北>宮城
- グルメ>飲食店>東北>秋田
- グルメ>飲食店>東北>山形
- グルメ>飲食店>東北>福島
- グルメ>飲食店>関東>東京
- グルメ>飲食店>関東>神奈川
- グルメ>飲食店>関東>埼玉
- グルメ>飲食店>関東>千葉
- グルメ>飲食店>関東>茨城
- グルメ>飲食店>関東>栃木
- グルメ>飲食店>関東>群馬
- グルメ>飲食店>関東>山梨
- グルメ>飲食店>信越>新潟
- グルメ>飲食店>信越>長野
- グルメ>飲食店>北陸>富山
- グルメ>飲食店>北陸>石川
- グルメ>飲食店>北陸>福井
- グルメ>飲食店>東海>愛知
- グルメ>飲食店>東海>岐阜
- グルメ>飲食店>東海>静岡
- グルメ>飲食店>東海>三重
- グルメ>飲食店>近畿>大阪
- グルメ>飲食店>近畿>兵庫
- グルメ>飲食店>近畿>京都
- グルメ>飲食店>近畿>滋賀
- グルメ>飲食店>近畿>奈良
- グルメ>飲食店>近畿>和歌山
- グルメ>飲食店>中国地方>鳥取
- グルメ>飲食店>中国地方>島根
- グルメ>飲食店>中国地方>岡山
- グルメ>飲食店>中国地方>広島
- グルメ>飲食店>中国地方>山口
- グルメ>飲食店>四国>徳島
- グルメ>飲食店>四国>香川
- グルメ>飲食店>四国>愛媛
- グルメ>飲食店>四国>高知
- グルメ>飲食店>九州>福岡
- グルメ>飲食店>九州>佐賀
- グルメ>飲食店>九州>長崎
- グルメ>飲食店>九州>熊本
- グルメ>飲食店>九州>大分
- グルメ>飲食店>九州>宮崎
- グルメ>飲食店>九州>鹿児島
- グルメ>飲食店>沖縄
- グルメ>出前
- レシピ
- ギャンブル
- ギャンブル>競馬
- ギャンブル>パチンコ、パチスロ
- 通信、インターネットサービス
- アプリ
上記のようなカテゴリーに分類されていて、さらに都道府県などに分類されています。
専門サイト(製品・物販)
この専門サイト(製品・物販)は、下記のように11項目に分類されています。
- 自動車
- 自動車>新車
- 自動車>カー用品
- バイク
- ファッション
- インテリア、住まい
- 携帯電話
- コンピューター、周辺機器
- 玩具、趣味
- 食品、飲料
- 化粧品
- 出版
- 総合通販、製品紹介、ショッピング施設、オークション
商材と見ている情報と、近しいものを広告で表示させることによって、購買意欲を高めることが可能になります。
専門サイト(その他)
専門サイト(その他)は、「ペット」を中カテゴリーに犬、猫で分類されています。
また、「その他法人、事業者向けサイト」も、この専門サイト(その他)にカテゴライズされているので、BtoB商材の場合などには、ぜひ、試してみてください。
- ペット
- ペット>犬
- ペット>猫
- その他法人、事業者向けサイト
サイトカテゴリーの一覧としては、上記のようになります。
広告配信を行う商品やサービスに合っているカテゴリーがあれば、ぜひ試してみましょう。
Yahoo!広告サイトカテゴリーのメリットとデメリットを知ろう
Yahoo!広告のサイトカテゴリーを使うにあたって生じる、メリットとデメリットについてご案内していきましょう。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーのメリット
まずは、Yahoo!広告のサイトカテゴリーのメリットから見ていきましょう。
そもそも、カテゴリーを設定する理由とは、おもにユーザーの利便性の向上にあります。
サイトと訪れたときに、サイト内の投稿がカテゴリー別になって分かりやすく分類されていると、ユーザーは必要としている情報をすばやく見つけることができます。
その反対に、サイトの投稿の内容がカテゴリー分けされておらずぐちゃぐちゃになっている場合、目当てとしている情報までなかなかたどり着けず、探している途中でわかりにくいという理由からサイトから離脱してしまう可能性があります。
最終的に目当てとしている情報を見つけることができたとしても、ユーザーとしては「このサイトは分かりづらい」という印象が残ってしまい、またこのサイトを利用するかというと、しない可能性が高くなってしまいます。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーでは、自分が設定したカテゴリーのサイトに広告を配信することができるので、そこに属するお客様で、観覧している場合にリアルタイムで広告を配信することが出来ます。
なので、見てほしいと思われるユーザー層を絞りこんで、的確に広告を配信することができます。
そして、それによって、設定したカテゴリーのサイトにのみ広告が配信されるので、無駄なクリック数が減らすことにもつながり、また同時に、SEO対策としてのメリットもあります。
サイトのカテゴリー分けを分かりやすくしておくことで、見やすいサイト構造になり、検索順位にもよい影響を与えることができます。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーのデメリット
Yahoo!広告のサイトカテゴリーのデメリットとしては、当たり前ですが、設定したカテゴリーのサイトにいるユーザーが、アクセスはしたものの必ずそのカテゴリーに興味があるとは限りません。
なので、配信したいターゲットユーザー以外にも広告を配信してしまうという可能性があります。
また、Yahoo!広告のサイトカテゴリーで設定をすることが出来る項目としては、277種類と細かく分かれているため、あまり絞りすぎてしまうと、広告の配信量が減ってしまい、コンバーション率も下がってしまうという点が挙げられます。
コンバージョンを下げることなく、広告の品質を保ったまま提供することができるように、つねにデータの確認をするようにしましょう。
関心のあるユーザーに対して広告を配信したいというのは分かりますが、その結果、ターゲットを設定する際に、広がりのあるユーザーを絞りすぎてしまわないように気を付けましょう。
また、その設定サイトが確実にターゲット層なのかということは配信をしてみるまで不明なので、配信数が必ずしも結果につながるとはいいがたいところがあります。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーとインタレストカテゴリーの違いとは?
サイトカテゴリーターゲティングと類似する方法として、インタレストカテゴリーがよく挙げられますが、この両者は基準となるターゲティング手法が大きく異なります。
これらは、サイトカテゴリーターゲティングが特定のサイトを判別して広告を出すのに対し、インタレストカテゴリーは、YDNのターゲティング手法の一種で、広告主が設定した特定のカテゴリーに興味があるユーザー自身に広告を出すというターゲティング手法になります。
あくまでイメージになりますが、例えば普段サッカーのサイトばかり見ているユーザーは、サッカーに興味のあるユーザーだと判断され、興味・関心がサッカーにカテゴライズされています。
イメージとしては、例えば普段サッカーのサイトばかり見ているユーザーは、サッカーに興味のあるユーザーだと判断され、興味・関心がサッカーにカテゴライズされています。
なので、興味のあるユーザーに広告を配信するので、顕在層ではなく潜在層にアプローチをしたいというとき効果的です。
どちらも一長一短がありますが、どちらかを設定したり、2つを混ぜ合わせて広告を出すことも可能なので、2つを掛け合わせて広告を入稿してみることも検討してみることもおすすめです。
また、プレイスメントターゲティングなどと組み合わせることによって、ユーザーが興味のあるページに配信するだけではなく、興味のあるサイトページの中でも、特にユーザーの反応率がいいページに配信をすることができます。
なので、より効果的にユーザーにリーチをすることが可能になります。
ターゲティングを組み合わせてこそ、インタレストカテゴリーは力を発揮するので、さまざまなターゲティングを組み合わせてみましょう。
また、ターゲティングの規定に合わせてより柔軟な入札の価格の調整が可能になりました。
ターゲティングごとに入札価格を設定する場合は、広告グループを複数用意する必要がありましたが、アップデートにより1つの広告グループの中でまとめてターゲティングの入札価格調整ができるようになりました。
ターゲティングごとに明細にすればするほど、広告グループの幅が膨大になるので、管理ツールも複雑になりがちなYDNにおいては、運用者にとって先をいく待望の機能になるのではないでしょうか。
Yahoo!広告サイトカテゴリーの設定方法
では、Yahoo!広告のサイトカテゴリーを設定していきましょう。
まず、広告グループの中から「+広告グループ作成」を選択します。
グループ名は、設定したカテゴリー名にしておくと、管理をするのが楽になります。
次に、広告のグループ名を設定し、カテゴリー名を登録したら、配信したいカテゴリーを既存の中から選びますが、後から、設定の変更を行うことも出来ます。
すると、
- :PCリーチ数
- :スマートフォンリーチ数
- :タブレットリーチ数
このように、上記の3つが表示されるようになります。
「リーチ数」とは、広告の成果を測定する指標のひとつで、1か月の間に広告を見たユーザー数を指しています。
異なるユーザーに対して広告が2回掲載された場合は、リーチ数としては2になりますが、1人のユーザーが異なるウェブサイトで同じ広告を2回見た場合には、リーチ数は1になります。
リーチ数をカウントする際、端末ごとにユーザーの識別をおこないますが、同じ集計期間内であるならば、同じウェブサイトにユーザーが複数回広告訪問をした場合でも、1カウントとなるため、きちんとした人数を把握することができます。
注意をする点として、ユーザーが使用する端末が1台の場合は、「リーチ数=ユーザー数」になりますが、1人のユーザーが複数の端末を使っている場合には、リーチ数とユーザー数が異なるので気をつけてください。
例えば、同一のユーザーがスマートフォンとパソコンでそれぞれ1回ずつ同じ広告を見たとしたら、その場合、正しいユーザー数のカウントとしては1になりますが、リーチ数としては2とカウントされます。
世界中にさまざまなSNSが存在する中、企業アカウントにとって大きな武器となり、特に人気がある四大SNSのうちの1つとして数えられるのがTwitterで、とても拡散力があります。
日本国内のTwitterの公式のユーザー数は約4,900万人といわれ、日本ではLINEに次いでメジャーなSNSです。多くの人々がTwitterを利用しており、商品やサービスを知る情報源としても利用される傾向にあることから、Twitterは広告の場としても注目を集めています。
Yahoo!広告サイトカテゴリーの設定のポイント
Yahoo!広告サイトカテゴリーの設定方法を誤ってしまうと、広告の効果を最大限に発揮することが出来ない可能性があるので、注意が必要です。
そこで、Yahoo!広告サイトカテゴリーを設定をする際のポイントがいくつかあります。
- 目標を設定する
- ペルソナを作成する
- 分析と改善を繰り返す
ここでは、設定をする際のポイントを解説していきます。
目標を設定する
まず、ポイントとなるのは、Yahoo!広告を運用する目標を立てるということです。
目標を設定することによって、達成したい目的であったり、資料請求や売り上げアップ、認知度向上やブランディングなど、目的に合ったにカテゴリーを設定することができます。
なので、まずはYahoo!広告運用の目的を明確にしてみましょう。
そして、自社の商品やサービスに最適なカテゴリーを選びましょう。
ペルソナを作成する
そして、自社の商品やサービスにあっている、最適なターゲティングを設定するためには、徹底的にユーザーの気持ちを理解することが必要になります。
ユーザーが何を求めているのか、ユーザーが必要としていることは何なのか、そのユーザーに対する理解を深めることによって、より最適な設定をすることができます。
Yahoo!広告を運用する前に、自社の商品やサービスを使うユーザー像「ペルソナ」の作成をすることをおすすめします。
具体的なペルソナを設定するために、ヒアリングの実施やいままで蓄積したデータの分析など、一人のユーザーを想像することができるくらいまで、より具体的にペルソナを設定するようにしましょう。
そして、ペルソナは、実在するユーザーの情報をもとにして作成されるので、ペルソナ作成の過程でユーザーの理解を深めることができます。
なので、作成したペルソナをもとに、最適なカテゴリーを選びましょう。
分析と改善を繰り返す
広告は出稿して終わりではなく、日々、確認をすることが重要になります。
年齢・性別・地域・デバイス・過去の検索キーワードなど、さまざまなカテゴリでターゲットを設定することができます。
広告の効果を高めるには、適切なターゲット設定をする必要があり、日々変化するターゲットの興味・関心や行動など、定期的に見直しをする必要があります。
Yahoo!広告の運用からしばらくすると、広告データが蓄積されるので、そのデータを分析して、必要に応じて設定の見直しをするようにしましょう。
分析と改善を繰り返すことによって、成果を最大化することが可能になります。
Yahoo!のリスティング広告のターゲティング一覧
Yahoo!のリスティング広告で、使用することができるターゲティング種類としては、
- サイトリターゲティング:過去に自社サイトに訪問したユーザーに対して配信するターゲティング機能。
- デバイスターゲティング:スマートフォンやPCなどのデバイスごとの入札価格率の調整をし、配信するデバイスを指定するターゲティング。
- 地域ターゲティング:特定の地域に住むユーザーに広告を配信する、もしくは広告の配信から除外する手法。
- 曜日・時間帯ターゲティング:予約した曜日・時間帯にのみ広告配信。
このように、上記の通りになります。
Yahoo!のディスプレイ広告で利用できるターゲティング一覧
Yahoo!のディスプレイ広告は、リスティング広告よりも詳細なターゲティング設定をすることが可能になります。
- デモグラフィックターゲティング:ユーザーの属性に応じたターゲティング設定。
- オーディエンスリストターゲティング:独自作成のユーザーリストやアプリ利用情報などのデータソースを用いてオーディエンスリストを作成し、リスト内のユーザーに広告配信する機能。
- サーチキーワードターゲティング:指定したキーワードで検索したユーザーに広告配信する機能。
- オーディエンスカテゴリーターゲティング:「興味関心」「購買意向」「属性・ライフイベント」の3つのカテゴリータイプから、広告配信するユーザーのカテゴリーを設定する機能。
- サイトカテゴリーターゲティング:広告を配信するサイトのカテゴリーを指定するターゲティング。
- プレイスメントターゲティング:広告を配信する、もしくは配信しないサイトを指定する機能。
- コンテンツキーワードターゲティング:広告を配信もしくは除外したいWebページやアプリコンテンツの内容をキーワードで指定する機能。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーとは?設定方法から活用術まで解説!まとめ
今回は、Yahoo!広告のサイトカテゴリーの設定方法から活用術まで詳しく解説をしていきましたが、いかがでしたでしょうか?
Yahoo!広告のサイトカテゴリーを利用するにあたって、まず大切なことは、自分が売り込みたい案件はどういうユーザーに需要があり、どんなことに興味があるのかをしっかり考えてから絞り込みを行うということです。
また、Yahoo!広告のサイトカテゴリーは、とても簡単に設定できるターゲティングツールであることがお分かりいただけたと思います。
どのカテゴリーのサイトを見たユーザーに広告を届けたいのか、しっかり考えたうえで無駄のないように広告を配信していきましょう。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーの一覧は、「ちょっとカテゴリーを確認したいな」という時にとても便利なので、あえてまとめてみましたが、必要な時に見てもらえればと思います。
Yahoo!広告のサイトカテゴリーは、設定することで効果的に配信することができるので、配信する商材・サービスに当てはまるカテゴリーがあればうまく活用していきましょう。
また、逆効果になることがあっては活用をする意味がないので、しっかりと効果を発揮するように、広告を配信してそれで終わりではなく、広告の配信後もしっかりその結果を見届けて、日々改善をしていきましょう。
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