皆さんは、ビジネスをする上で広告をうまく投稿して、効率よく活用できていますか?
そこで、「Facebook広告のアカウントが急に停止してしまった!」と、Facebook広告アカウントが停止されて、急に広告の出稿ができなくなってしまったことはありませんか?
これは、本当に困りますよね…。
もちろん、Facebook広告の出稿を停止されないことが一番なのですが、とある事情で停止されてしまうことがあります。
ですが、停止後の対策なども知っておくことで、停止されても焦らず不安にならずに済みます。
そこで今回この記事では、Facebook広告アカウントは停止されたときの対処法や解除方法について、また停止される原因についてその内容を分かりやすく解説していきます。
Facebook広告アカウント停止の原因は?
まずは、Facebook広告アカウント停止の原因を徹底して見ていきます。
Facebook広告アカウントが停止される原因として、主に挙げられるのが以下の3つです。
- ポリシー違反
- 不審なアクティビティ
- アクティビティの欠如
上記の一覧が原因となっています。
では、1つ1つ見ていきましょう。
ポリシー違反
まずは、サイトがポリシー違反をしていると判断されたケースです。
これは、停止原因として最もメジャーなケースです。
広告マネージャに「広告アカウントでポリシー違反があったため、掲載されていたすべての広告が停止されました。これがなんらかの間違えである場合は、お問い合わせください。」という通知が表示された場合などが該当します。
Facebookは、広告に使っている画像やテキストやターゲット設定、広告のランディングページのコンテンツ、メッセージの内容まで、広告ポリシーを遵守しているかどうかを細かく審査しています。
実は、Facebookには広告ポリシーとして40を超える禁止コンテンツと制限コンテンツが定められています。
制限コンテンツのなかには、事前承認が必要なコンテンツやターゲット設定に条件が定められているものがあるので注意が必要です。
よくあるパターンとしては意図せず、差別的な表現やターゲット設定になっていることもあるため、改めて「広告ポリシー」を見直してみてください。
不審なアクティビティ
次は、本人以外がログインしたときに出る、不審なアクティビティが検出されたケースです。
広告マネージャに「広告アカウントに不審なアクティビティがあったため、セキュリティ上の理由から広告を停止しました。アカウントの認証を実行され次第、現在の残高で広告を再開します。」という通知が表示された場合などが該当するケースです。
Facebookによって広告アカウントが第三者に不正に利用されるリスクが検知され、セキュリティ措置としてアカウントが停止されている状態です。
ただ、検知のトリガーとしては、Facebookのセキュリティはかなり厳しく旅行や出張などで普段と遠く離れた距離の場所からログインしたなど、普段と違うデバイスからログインしたなどの場合は、Facebook側のシステムがセキュリティー面で怪しいと判断され、アカウントが停止するケースがあります。
アクティビティの欠如
最後は、長期間アカウントを使用していないケースです。
例えば、広告アカウントを開設しただけで広告を出稿していない、60日以上広告配信を停止していた場合など、「このアカウントは60日以上前に作成され、利用履歴がほとんどありません。不正利用や詐欺を防ぐため、利用履歴のないアカウントは停止されます。」という通知が表示され、停止されることがあります。
広告アカウントの開設だけを行って、その後何も利用していなかったりすると、不正利用や詐欺を防ぐためという理由で、利用履歴のないアカウントは停止されることがあります
長期間というのは、60日間一度もアクセスが無いと不正利用や詐欺防止の観点からアカウントが停止されます。
Facebook広告アカウント復活の可能性は?
Facebook広告アカウントの停止理由によっては、復活の可能性が0に近い場合もあります。
今までの停止された情報を参考にすると、
- ポリシー違反
- セキュリティー問題
- 長期間の不使用
に分けられます。
ポリシー違反
ポリシー違反は、残念ながら復活する可能性は限りなく低いです。
過去、いろんな案件で問い合わせや異議申し立てを行っていますが、復活した割合はとても少ないです。
可能性はゼロではありませんが、確率が低いうえにとても時間がかかることが多いので、Facebookサポートに問い合わせしつつ、並行して新しくアカウントを作ることをお勧めします。
ただ、Facebookでは時々起こることがありますが、アカウントの停止理由がポリシー違反でも、まったく身に覚えがない場合は復活できる可能性がありますので、一度、お問い合わせすることをおすすめします。
セキュリティー問題
実際、セキュリティ上問題が無い場合は、復活する可能性はあります。
自分が無意識に行った行為で、不審なアクティビティだと認識されアカウント停止されてしまった場合は、復活できる可能性ありますので、Facebookサポートに問い合わせしてみましょう。
長期間の不使用
復活できる可能性は、十二分にあります。
Facebookサポートに問い合わせすると復活できる可能性があるので、まずは、問い合わせすることをおすすめします。
誠実に運用していても、Facebook側の間違いによってアカウント停止されることも時々あるので、アカウント停止になる原因が見つからない場合は、問い合わせして復活してもらいましょう。
基本的にアカウント停止は問い合わせをしない限り解決しませんが、広告の不承認は原因を確認・修正・入稿しなおすことで解決します。
何度も不承認になってしまうとアカウント停止になってしまう原因になりますので注意しましょう。
Facebook広告アカウントが停止したときの対処法
前述のようないずれの原因にせよ、広告アカウントの停止を解除してもらうには、Facebookへの問い合わせが必要です。
原因のケースごとに対処方法を解説します。
では、Facebook広告アカウントが停止されたときの対処法を見ていきましょう。
代表的な対処法としては、
- Facebookに問い合わせる
- 広告アカウントを作り直す
です。
では、1つ1つ見ていきましょう。
Facebookに問い合わせる
停止された理由に見覚えが無い場合は、Facebookに問い合わせましょう。
Facebookは、広告ポリシーに違反していない場合のみ「異議申し立て」を受け付けています。
ただ、注意点としては、異議申し立てをする場合は広告アカウントからである必要があります。
因みに、広告ポリシー違反の場合はアカウント解除される望みが低いです。
広告アカウントを作り直す
異議申し立てができなかった場合は、アカウントを作り直すしかありません。
しかし、注意点があります。
アカウントを作り直すときは、
- クレジットカード情報
- 広告をクリックした際のリンク先
- クリエイティブの素材
を、変更する必要があります。
作り直すということは、広告作成した時間がすべて無駄になってしまうので、日頃からアカウントが停止されないようにルールの遵守を心がけるようにしましょう。
Facebook広告アカウント停止への対策
では、Facebook広告アカウントを停止されないようにする対策法を見ていきます。
広告アカウントが停止されないためには、何といってもまずは、Facebookの利用規約・広告ポリシーを遵守して広告を作成することが重要です。
対策法としては、
- ポリシーを再確認する
- 未承認の広告を減らす
- 広告画像の規定に注意する
- 大げさな表現やコンプレックス訴求に注意する
があります。
では、1つ1つ見ていきましょう。
ポリシーを再確認する
これは、SNS全般に言えることですが、ポリシーを確認することが大事です。
広告ポリシーで定められているルールの項目は非常に多いため、特に気をつけて欲しいポイントを4つ紹介します。
主に注意すべき4つの点としては、
- 禁止事項に該当しないか
- 制限事項に該当しないか
- 画像内のテキストが多すぎないか
- 動画は目立ちすぎないか
です。
Facebookのプラットフォームを利用させていただいているという認識を持つことです。
禁止事項に該当しないか
まず、禁止されているコンテンツに該当していないかどうかということです。
宣伝することが禁止されている製品などは、アカウントが停止されてしまうかもしれません。
また、差別的な表現や低品質な広告についても禁止コンテンツに該当するので、それらを見落としているところはないか再確認するようにしましょう。
制限事項に該当しないか
制限している条件は、コンテンツによってさまざまです。
例えば、アルコール製品などを宣伝する場合には、現地の準拠法で定められた年齢以上をターゲットにすることなどがあげられます。
その他にも、Facebookへ事前承認がおりないと掲載できないコンテンツもあるので、こちらも見落としていないかを確認しておくと良いです。
画像内のテキストが多すぎないか
写真広告に、使用した画像内や動画広告に使用しているサムネイル画像内のテキスト量が適切であるか確認しましょう。
テキスト量が多すぎると低品質な広告を判断され、広告の配信数が減ったり、まったく配信されなくなる場合があります。
基本的には、画像に占めるテキストの割合が20%未満のときに高い広告パフォーマンスを発揮することがわかっています。
適切なテキスト量か確かめる方法は、Facebook公式が提供している「画像テキストチェック」ツール利用して確認してみてください。
また、画像自体は健全であっても、肌の露出面積が大きい場合に不承認になることがあります。
動画は目立ちすぎないか
動画広告にも、広告ポリシーに記載されているすべてルールが適用されるため、注意が必要です。
動画広告で注意してほしい広告ポリシーは、2つあります。
1つ目は、「ユーザーがFacebookサービスを利用する上で”過度な妨げ”になる広告ではないか」という点です。
例えば、広告を見てもらうために、画面を点滅させて目立たせることは”過度な妨げ”に該当し、広告ポリシー違反の対象となります。
また、大げさな表現や根拠のない断定表現は不承認になることが多いです。
たとえば、「日本一安い」「○○社の5倍の効果」といった表現はあきらかにポリシーに違反しているため、避けるべきです。
2つ目は、成人を対象とした「映画の予告」「テレビ番組」「ビデオゲーム」を宣伝したい場合、Facebookの事前承認と18歳以上をターゲットに設定する必要があります。
未承認の広告を減らす
広告マネージャーからキャンペーンや広告セット、広告で確認できる「配信」項目が未承認になっている場合は注意が必要です。
広告入稿時は機械で審査が入り、問題なく審査が通っても、そのあとの目視によるランダム審査で引っかかることがあります。
これから活用する広告であっても、審査に通らず「未承認」になった広告を広告アカウント内に残したままにししたり、何度も未承認を出したりすると、未承認であれば停止される可能性が出てきます。
なので、広告マネジャの「キャンペーン」「広告セット」「広告」に表示される「配信」項目が未承認になっていないか確認して、現時点での未承認数を減らしておくことが無難です。
また、広告配信途中に未承認になることもあるので注意しましょう。
広告画像の規定に注意する
Facebook広告のポリシー違反でかなり多いのが、画像周りの規定で引っかかるパターンです。
Facebook広告では画像内に含めることの出来る文字の面積に上限があり、画像の面積のうち20%までとなっていますので注意が必要です。
画像内の人物の肌の露出が多いと、たとえ健康的な写真であったとしてもNGになってしまう可能性が高いので注意しましょう。
大げさな表現やコンプレックス訴求に注意する
大げさな表現や根拠のない断定表現には、注意が必要です。
これは、一発アウトになる可能性が高いので厳重注意です。
Facebook広告アカウント停止の対処法と解除法!原因で一番多いものとは?のまとめ
一度、広告アカウントが停止になってしまうと、広告がすべてストップしてしまいます。
また、運よく復活できたとしても、復活できずアカウントを作り直すことになったとしても、どちらしても時間と労力がかかってしまいます。
Facebook広告アカウントを普通に運用していれば、まず、停止になることはありませんが、万が一なってしまった時の対処法をマスターしましょう。
対処としてはサポートに連絡するほかありませんので、広告マネージャーから連絡を行いましょう。
また、Facebookへの問い合わせは必ずしておくべきです。
不承認になりすぎると良くありませんが、1~2度くらいは申請したほうが得策です。
ターゲティング精度の高いFacebook広告の広告効果はとても魅力的です。
安定したFacebook広告運用をし続けられるようにするためにも、普段からしっかり利用規約と広告ポリシークリアにして、クリーンにFacebook広告アカウントを運用していきましょう。
なぜ、CPA:¥6,286円 → ¥396に改善できたのか?『メール・LINE登録CPAを下げるためのFacebook・Instagram広告の必須設定チェックリスト&マニュアル15選』はもう受け取りましたか? ・1人社長から誰もがテレビCMで見たことがあるような企業、国会議員、同業の広告代理店や集客コンサルタントまでサポート この中で得られた知見を元に、広告のサポートをする中で実際に使っているMeta広告の必須設定をまとめました。 実際、これを使って、 CPA:¥6,286円 → ¥396 という改善を実現しています。 メールやLINE登録CPAを下げたいのであれば、下記ボタンをクリックして詳細を確認してください。 |