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Google広告(GDN)の類似ユーザーはどう選ばれる?設定方法と仕組を解説!

Google広告 GDN 類似ユーザー 選ばれる 設定方法 仕組

今、snsでTwitterやインスタグラム、ブログなどのさまざまなカテゴリで常に更新される情報を得ることができるこの時代。

 

Google広告を運用しているみなさん、「類似ユーザーターゲティング」を使ってますか?

 

使っていない方でも、類似ユーザーターゲティングという用語は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

これを活用することができると、新規客かつ購入率が高いと思われるユーザーに集中して広告を掲載することが可能になります。

 

類似ユーザーターゲティングは、Google広告を出すなら、絶対に使わなくては損といえる夢のようなターゲティング方法なので必見です。

 

今回は、そんな類似ユーザーについて設定方法やメリット・デメリットについて徹底解説致します。

 

もし、まだ導入していなくて使ったことのない人は、是非この記事を参考にして、どのような精度なのかなど、しっかり確認して納得してから追加してみてくださいね。

Google広告(GDN)の類似ユーザーとは?

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まずは、このターゲティング方法を使用するうえで、理解しておかなければならない類似ユーザーに関連することについてご説明していきましょう。

 

類似ユーザーとは、最近、あなたのサイトに訪問したことのある人、もしくは、既にあなたが顧客として抱えているユーザーと似ているユーザーのことを言います。

 

「似ている」というのは、インターネット上でのショッピングやネットサーフィンといった行動内容、もしくは検索内容が似ていることを指します。

 

インターネット上の動きが似ているということは、つまりは趣味趣向が似ている傾向にあるため、彼らに広告を見てもらえれば、既存の顧客と同じように商品にアクセスして買ってもらえる可能性がかなり高くなるであろうと考えられているのです。

類似ユーザーとは、基本的には完全な新規ユーザーを特定して指すため、新規開拓を効率よく行うのに向けて最適なターゲティング方法であると言えるでしょう。

ウェブサイトを訪問したユーザーと共通する特徴を持つユーザーをターゲティングすることが出来る手法なので、Googleディスプレイネットワークはもちろん、Yahoo! ディスプレイアドネットワーク(以下、YDN)、これらでも利用することができます。

 

類似ユーザーをうまく活用すれば、成果の向上に応じて、それにつながる有望な見込み顧客にアピールすることができます。

Google広告(GDN)類似ユーザーの仕組み

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類似ユーザーとは、ターゲティング配信の設定のことを指します。

また、前に説明した通り主にGDN、YDNでも使用することが可能です。

 

ですが、GDN、YDNの各媒体ごとに類似配信の仕組みや設定の方法については、やや違いがあるので注意が必要です。

 

それぞれ解説していきます。

GDNの場合

まずは、GDNの場合からみていきましょう。

 

定義としては、ディスプレイネットワークのサイトで過去30日間に行われた閲覧操作を分析して得られたデータとコンテンツエンジンを駆使していきます。

 

そして、リマーケティングリストのユーザーに共通する関心の対象や特性を把握します。

YDNの場合

ターゲットリスト(類似)は、類似ユーザー抽出の基となるターゲットリストに含まれる過去の訪問ユーザーと、Yahoo!JAPAN内における行動履歴を基に解析を行い、ウェブ上の行動履歴が類似しているユーザーを抽出します。

 

どちらもターゲティングの仕方の種類としては似ていますが、いくつか違いがあります。

 

それは、GDNの場合は、リストの類似ユーザーが自動生成されますが、YDNの場合、類似ターゲティングはターゲティングに使用する類似リストを手動で作成する必要性があるということです。

 

また、類似ユーザーは管理されているリマケのリストベースで作られるため、基本的に商材やサービス強い興味関心を示していますが、対象となるのは、「全て未だサイトを訪問したことがない新規ユーザー」に限られる点も1つの魅力です。

 

また、YDNの場合は、リスト除外設定が必要になります。

興味をもってもらって新規ユーザーを上手くサイトに集客することができれば、新規拡大を期待することができ、また、そのまま購入に繋がって購入者が増えることで、クロスセル等に使用できるリストを拡張しやすくなります。

まさに、一石二鳥ですね。

 

ここまでの経過で、類似ユーザーをうまく活用することで成果が上がるイメージはできてきたのではないでしょうか?

 

ここからは、さらにこの配信を実施することで得られるメリットについてご紹介していきます。

Google広告(GDN)類似ユーザーのメリット

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では、次に類似ユーザーターゲティングを使う場合のメリットについてご説明していきましょう。

成果につながりやすいユーザーへターゲティングができる

前述の通り、類似ユーザーターゲティングは「商品を買ってくれる可能性の高い新規客」に広告を掲載して表示することができるので、他と比較しても、非常に成果が高いターゲティング方法であると言われています。

 

つまり、条件がそろえば効率よく新規客が獲得できる、という点が一番のメリットです。

 

新規のお客さんの獲得は、事業にとってとても重要な項目になるので、是非活用できるといいですね。

 

広告費は、ユーザーに広告をクリックをされると費用が発生するというシステムであることが多いです。

 

よって、商品に興味のある可能性の高いユーザーに広告を表示して、そのままクリックをしてもらった方が、無駄なクリックが減って、費用対効果が高くなるのです。

事例としては、自社商材やサービスを購入したユーザーと似ているターゲットに広告でリーチをすることができるので、ターゲティングに比較的四苦八苦せずとも、CVも計測すると、高く出る可能性にありますね。

簡単に利用することができる

類似配信に必要なユーザーリストですが、通常だとURLの指定等ターゲティングを細かに行う必要があり、割と手間がかかります。

 

ですが、GDNの類似ユーザーは、リマーケティングリストの選別を、基にGoogleが自動作成してくれるため、既にリマーケティングを活用されている方が新たにリストを作成する必要はありません。

 

なので、時間をかけることなく設定が行えるのは、時短という意味でもメリットはあります。

 

これに対して、YDNは違います。

YDNの場合は、類似ユーザーはリストを手動で作成する必要があります。

この点がGDNの類似ユーザーと異なりますが、リストの作成自体は簡単に行うことができるので、効果のありそうなリターゲティングリストを基に手動で作成するようにしましょう。

最終的にリマーケティング強化

類似ターゲティングの場合は、自社商材やサービスに興味関心の高い新規のユーザーに広告を出稿することができます。

 

もし、配信先のターゲットが自社商材でも解決できる悩みや欲望、願望を持っていてただ商材を認知していない場合は、類似ユーザーのディスプレイ配信で集めてきたユーザーがサイトを踏んだあと、更にリマーケティング配信で後追いする形になります。

 

なので、比較的見込みの高いユーザーの初回訪問からリマーケティングまで、類似配信を行うことで、訪問者のボリュームを全体的に増やすことができます。

比較的、短時間で出稿をすることができて、さらには成果の出やすい層を狙うことが出来るというところが、類似ターゲティングをおすすめする大きな理由です。

Google広告(GDN)類似ユーザーのデメリット

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次は、類似ユーザーターゲティングのデメリットについてご説明していきましょう。

対象ユーザーが少ないと利用できない

このターゲティング方法のデメリットは、「類似ユーザーリストの作成対象となるユーザーの数によっては利用できない」という点にあります。

 

そもそも、この類似ユーザーターゲティングは、リマーケティングリストをもとにして作られます。

 

元となるリマーケティングリストは、5,000個以上のCookieを有し、登録ユーザー全体の特徴や関心事から類似ユーザーリストを作成可能なリストになります。

 

そこで、類似ユーザーは既にあなたの顧客となっているユーザーに似ているかどうかを判断していくもののため、つまり、既に顧客であるユーザーがいない、もしくは、極端に少ない場合にはこの類似ユーザーターゲティングを利用することができないのです。

 

これから事業開拓をしていきたいという人や、事業を始めて間もない人は他のターゲティング方法から顧客獲得を目指していく必要があります。

運用の成果は対象ユーザーの質に依存する

類似ユーザーターゲティングの成果は、また基本的に元リストに依存する形になるので、元リストの質、質の変化等がリマーケティングリストの質によって大きく変わります。

 

なので、類似ユーザーのリストがあまりよくない出来になってしまっている場合には、あまり効果を出さなかったり、急激に類似配信のパフォーマンスが下がること可能性もあります。

 

リストの質が悪いことに気づかずに広告を出し続けると、無駄に広告費を使ってしまう可能性があるのです。

 

自分では完璧だと思っていても実際にはどのくらいの効果が出るのかは、広告を出してみないと誰にもわかりません。

広告を出したまま満足してしまうことなく、広告の効果は常にチェックするようにしましょう。

もしもあまり効果を感じられなかった場合は、至急リストの見直しをする必要があります。

 

質の悪いユーザーリストをもとにしてしまうと、必然的に類似ユーザーの質も悪くなり成果につながりにくくなってしまうので、出したあとの対応も非常に重要になってきます。

 

広告を配信した後も、気を抜くことなく頑張りましょう。

Google広告(GDN)で成果につながりやすい類似ユーザーリスト

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類似ユーザーへの配信を実施する上で、「どのリストを活用すればよいのか」ということで悩むことがあるかと思います。

 

多くの場合は、成果が期待できて最もリスクの小さいリストとして、「コンバージョン」を基にしたリストがあります。

 

コンバージョン済みユーザーリストの類似ユーザーであれば、過去にコンバージョンにつながったユーザーの興味関心や行動等を元に広告を配信することができるので、その分コンバージョンに至る可能性が高くなります。

 

リストの例えとしては、トップページやドメイン全体でくくられている膨大なリマーケティングリストよりも、よりセグメントされた「カート訪問者」や「コンバージョンユーザー」を基にしたリマーケティングリストの方がおすすめです。

 

こちらは、モチベーションが高く質の高いユーザーリストになります。

そのため、類似ユーザーを初めて行う場合には、質の高いコンバージョンを基にした類似ユーザーリストから試してみることをおすすめします。

Google広告(GDN)を実際に設定してみよう!

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では、実際に類似ユーザーターゲティングを設定してみましょう。

GDNの場合、リストの作成は不要であり、設定を行うのみです。

 

詳しい設定方法について解説していきます。

まずは、Google広告のアカウントにログインするところから始めましょう。

 

そして、「ディスプレイキャンペーン」をクリックし、類似ユーザーターゲティングを設定したい広告のグループを選択します。

 

次に、ページメニューから「オーディエンス」を選択します。

鉛筆アイコンから「オーディエンスを編集」を選択してクリックします。

 

そして、配信したい類似ユーザーリストを検索して選択します。

 

類似ユーザーリストは自動的に作成してくれるため、出てきたリストの中から選択をするだけで大丈夫です。

 

ここまでできたら、あとは「保存」を選択すれば作業完了です。

 

以上がGDNの設定方法ですが、とても簡単なのがお分かりいただけたのではないでしょうか?

 

ちなみに、Yahoo!広告の場合は類似ユーザーリストを自分で作成をしてから類似ユーザー設定を行う必要があるので注意してください。

 

Google広告の場合はその必要がないのでとても簡単なんです。

Google広告(GDN)類似ユーザーを使う際にはここに注意して!

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類似ユーザーターゲティングはとても便利なターゲティング方法ですが、注意点もあります。

 

そこで、設定の際にはここに注意して!という、覚えておきたいポイントをお伝えしていきましょう。

ユーザーの類似度調整が重要

類似ユーザーターゲティングでは、類似ユーザーを探す際に、「類似度」を設定することができます。

 

元となる顧客にどれだけ似たユーザーを探すのか、ということです。

この「類似度」が1つ目の注意点です。

 

もちろん顧客に似たユーザーを探すのがこの類似ユーザーターゲティングですから、類似度が高ければ高いほど効果は高いと思われがちです。

 

しかし、ここで類似度を高く上げすぎて設定してしまうと、類似ユーザーと判断されるユーザーが極端に少なくなってしまい、そもそもの広告量が減ってしまうという問題が起きてしまいます。

 

よって、広告量が希望に沿った量になる程度に、類似度を調整していく必要があるのです。

 

類似度は、「高すぎず」、「低すぎず」がポイントになってきます。

自分の広告にとってどれくらいが適正なのかを調整して見つけましょう。

入札価格を下げる

また、入札価格を下げていくのももうひとつのポイントです。

 

入札価格が下がるとクリック単価も下がるため、もし万が一広告に成果が出なかった場合でも損失を最小限にとどめることができます。

 

広告費が多くかかりすぎてしまうと、せっかく商品販売によって利益がでても無駄になってしまいます。

 

また、成果が出ない場合には、すぐに配信を中止することもできます。

ですが、配信を中止するは機会損失にもなってしまうため、アプローチの機会との調整をする必要があります。

広告費の予算と相談しながら入札価格の設定も忘れずに行いましょう。

Google広告(GDN)の類似ユーザーはどう選ばれる?設定方法と仕組を解説!まとめ

Google広告 GDN 類似ユーザー 選ばれる 設定方法 仕組

今回は、類似ユーザーターゲティングについてご説明をしてきました。

 

ディスプレイを使った拡大方法として、類似ユーザーは、広告運用においてコンバージョンにつながる可能性のあるユーザーに広告を配信できる便利な機能で、「次なる一手」の代表格とも言える効果的なプロダクトの1つです。

 

また、類似ユーザーターゲティングは、手軽に新規顧客を獲得できる便利なターゲティング方法であることがお分かりいただけたかと思います。

 

事業に伸び悩みを感じてしまっていたり、順調ではあるけれどこの先を見越して新規客の獲得をしておきたい、クリエイティブな事業をしたい場合には、最適なターゲティング方法であるといえるでしょう。

 

設定も簡単にすることができるので、初心者の方でも気軽に使うことができます。

 

他の属性のターゲティング方法とカスタムして使うこともできるので、とりあえず設定しておく、という手もありだと思います。

 

コストを抑えた効率のいいコンバージョン獲得も十分に可能ですが、一方で、類似ユーザーの質が悪いと成果につながりにくいなどのマイナス点もあるので、設定の際にはメリット、デメリットをしっかりと理解したうえで使用していきましょう。

 

もしまだ設定していない方は、今回の記事を参考に是非設定をしてみてくださいね。

 

コンバージョンしているユーザーと似た行動をしているユーザーであれば、多くのコンバージョンが期待できるため、有効な一手になりえそうな類似ユーザー配信を使わない手はありません。

 

また、類似ユーザーは改善が行われ続けているので、以前に利用してイマイチだった場合にも、再度トライすることをおすすめします。

 

この記事が、あなたの広告運営のお役に立つことを願っています。

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