皆さんは、Facebook広告の操作履歴をみたいと思ったときはありますか?
Facebook広告を運用していると、過去に一体どういった操作をしていたのかを確認せざるを得ない状況になることがあると思います。
また、「本当にしっかりと運用できているのか?」と心配になることもありますよね。
実は、Facebook広告には、操作履歴を確認する方法があります。
また、変更を確認できる範囲も解説していきますので、ぜひ、参考にしてみて下さい。
Facebook広告の操作履歴とは?
まずは、Facebook広告の操作履歴について見ていきましょう。
Facebook広告には、行った操作に対して、その内容を確認できる機能があります。
Facebook広告の操作履歴とは、作成した投稿のページに対して編集をいつしたのかなどを記録されているもののことを指します。
Facebook広告のキャンペーン、広告セット、広告に変更を加えたりすると、広告マネージャーに記録されます。
キャンペーン、広告セット、広告の履歴を見れば、「誰が、いつ、何を」変更したのかということが分かりますよね。
変更なども記録され、操作と判断されたものに関してはFacebook広告の操作履歴として、残ります。
Facebook広告では、加えられた変更に対して広告マネージャーを使ってその情報を把握することも出来ます。
大部分の広告アカウントでは、2014年1月まで変更をさかのぼることができます。
すべてのアセットの履歴をまとめてみることも出来ます。
Facebook広告の操作履歴は何故ある?
では、Facebook広告の操作履歴は何故あるのでしょうか。
Facebook広告の操作履歴は本当はいらない機能だといわれていましたが、実はFacebook側から正式に発表がありました。
その内容は、「Facebookにおける不正防止」だというのです。
Facebook広告の操作履歴が残っていると、「ここ変更していませんよ」という嘘を見破ることができます。
例えば、「クレームがあったから文を変えようとか」いった場合にも、変更履歴を見ることによって分かります。
それを見た人に「卑怯だな」「クレームがあったから変えたんだな」などと思われてしまう可能性がありますよね。
そういうユーザーがマイナスな印象を受けたり、批判的なコメントをする可能性もあります。
その防止壁として、Facebook広告の操作履歴が存在します。
Facebook広告の操作履歴でよく使う表示オプションは?
Facebook広告の表示オプションのうち、よく使用するものを紹介します。
アカウント
アカウントは、広告が承認されたり却下されたのはいつか。
変更が加えられたのはいつなのかということが表示されます。
広告
広告自体に、広告レベルで加えられた変更が表示されます。
広告セット
広告セットレベルで加えられた変更が表示されます。
ターゲット
広告セットに設定されているオーディエンスが変更された場合に表示されます。
入札
広告セットの入札設定に加えられた変更、またはアカウントの支払い方法に加えられた変更が表示されます。
予算
広告セットの予算に加えられた変更や、アカウントの支払い方法に加えられた変更などが表示されます。
有効期限が切れたクレジットカードの削除など。
キャンペーン
キャンペーンレベルで加えられた変更が表示されます。
スケジュール
広告セットの掲載期間に加えられた変更が表示されます。
掲載ステータス
広告の一時停止や、再開、削除が行われたのはいつなのかが表示されます。
ターゲット設定
広告セットのターゲット設定に加えられた変更が表示されます。
Facebook広告の操作履歴の確認方法は?
では、Facebook広告の操作履歴を見ていきましょう。
Facebook広告の操作履歴は広告マネージャーから閲覧することができます。
まず広告マネージャーへアクセスし
- キャンペーン
- 広告セット
- 広告
のいずれかを必要なものをクリックします。
そして、Facebook広告の操作履歴を見たいものの左側にあるチェックボックスにチェックを入れましょう。
Facebook広告の操作履歴があるものを選んで、画面気味へサイドペインを展開します。
これで、Facebook広告の操作履歴が表示されました。
さらに、別でアクティビティタイプと表示されているドロップダウンをクリックすると表示するオプションを変更することができます。
自分が見たいFacebook広告の操作履歴に合わせて変更し、見ていきます。
これで完了です。
アクティビティタイプの右側には、広告の編集者が表示されます。
編集権限のある人などで絞り込みができるので、運用担当者を選択することで、実際に誰が設定しているのかを知ることが出来ます。
Facebook広告の操作履歴のカスタマイズの種類は?
Facebook広告の操作履歴を表示させるときのアクティビティ履歴をカスタマイズする種類を紹介します。
アクティビティタイプ | 変更履歴を、予算、掲載期間、ターゲット、その他のアクティビティタイプで絞り込みます。
広告でのアクティビティをすべて表示することも可能です。 |
変更者 | 変更履歴を、自分で加えた変更、広告アカウントでアクティブな権限をもつメンバーにより加えられた変更、Facebookにより加えられた変更で絞り込みが可能です。 |
Facebookがこの列のリストに表示されている場合には、自動化ルールによる変更を表示している場合があります。
広告アカウントでの権限を持っていたものの、自分自身を削除してしまったか、広告アカウントによって削除されたメンバーによって変更されたものを表示する可能性もあります。
混同されがちなクリックした広告の履歴を見る機能
実は、Facebook広告の操作履歴と混合されがちな機能があります。
それは、「Recent Ad Activity」という機能です。
これは、クリックした広告の履歴を見るプラグインのことです。
広告を見たことはあるけど、後になって、「もう一度あの時みた広告を見たい!」ということもあるかもしれません。
しかし、もう一度見てみたいと思っても、どのサイトにあったかなど見つけるのは難しいですよね。
Facebookは、クリックした広告をもう一度見たい時のために、「Recent Ad Activity」(最近見た広告)という機能を搭載したんです。
「Recent Ad Activity」は、過去3か月の間にユーザーがクリックやコメント、シェアした広告が表示されます。
また、意図的に保存をした広告を見ることも可能となります。
この機能は、過去の広告をクリックした人たちに、再び購入などのアクションを促す機会を与えられるというものになります。
Facebookにユーザーを呼び戻し、再び広告をクリックさせることで、広告主に宣伝費を使わせるということも可能になるわけです。
ですから、Facebook広告の操作履歴とはちょっと違ってくるということになりますね。
混同してしまわないようにしましょう。
Facebook広告の操作履歴はユーザーも確認できる
Facebook広告は、タイムラインに広告を掲載することが出来ます。
「広告」と小さい表示があり、普通の投稿とは区別されるようになっています。
しかし、編集が出来るようになっていて、変更履歴も閲覧することが出来るんです。
誤字脱字などの変更ならいいですが、悪意の変更もあり得ます。
例えば、「いいね!」や、反応の良いユーザーの投稿を買い、もとの投稿を編集して広告にしてしまうというやり方です。
投稿に「いいね!」を集めて、広告に編集することで、普通に広告を出すよりも、より多くのユーザーにリーチすることが出来ます。
変更履歴を見て、このような編集をしてある場合には、スパム扱いすることが出来ますので、悪意のあるFacebook広告に対しては有効的であると言えますね。
変更したということをユーザーが確認することが出来ると言うことを覚えておいた方がいいですね。
Facebook広告の操作履歴を見る方法!確認できる範囲も解説!まとめ
Facebook広告の操作履歴を見る方法について紹介しました。
Facebook広告を運用していくためには、どのような操作を行ったかどうか後でしっかり確認することも重要となります。
Facebook広告の広告マネージャーを活用すれば、Facebook広告の操作履歴を確認することも可能です。
いつ、どんな操作を行ったかどうかでしっかり運用ができるかどうか決まってくるはずですので、この機能をしっかり活用していきましょう!
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