皆さんは、Facebook広告を運用していて、通貨変更することは出来ますか?
「通貨変更が出来なくて困っている」という人も、中にはいるのではないでしょうか?
実は、Facebook広告で通貨変更する方法というのがあるんです。
そこで今回この記事では、ぜひ知っていて欲しいFacebook広告で通貨変更する方法について詳細に見ていきましょう。
また、利用できる通貨一覧などについてもわかりやすくまとめていくので見ていきましょう。
- Facebook広告で通貨変更する方法は?
- Facebook広告で支払いを行う通貨変更する方法
- Facebook広告で使用できる通貨一覧
- Facebook広告の月極請求書払いで使用できる通貨一覧
- Facebook広告の使用通貨で利用できる支払い方法
- Facebook広告の通貨でAmerican Expressで利用できるのは?
- Facebook広告の支払いのタイミング
- Facebook広告の使用通貨に手数料はかかる?
- Facebook広告の使用通貨でUSDになりJPYに変更ができない場合は?
- Facebook広告の支払通貨が変更できない場合の広告アカウント作成方法は?
- Facebook広告の通貨をFacebookピクセル標準イベントに設定する
- Facebook広告で通貨変更する方法!利用できる通貨一覧まとめ
Facebook広告で通貨変更する方法は?
Facebook広告の通貨というのは、広告アカウントで使用されている通貨の事です。
Facebook広告では、世界各国の様々な通貨を広告の支払いに使用することが出来ます。
では、Facebook広告で通貨変更する方法を見ていきましょう。
通貨変更をする前に、未払い残高がないかどうか確認しましょう。
未払い残高がない場合、Facebook広告に使用する通貨を変更できる頻度は60日に1回です。
Facebook広告で通貨変更する方法はまず広告マネージャーで広告アカウント設定を開きましょう。
- 広告マネージャで広告アカウント設定を開く。
- 「通貨」の下にある「通貨変更」をクリックする。
- 新しい通貨と時間帯を選択肢、「新しいアカウントを作成」をクリックする。
これで、新しい通貨と時間帯を選択すると、新しい広告アカウントが作成されます。
前の広告アカウントは、アカウント自体は閉鎖されてしまい、広告は掲載停止になってしまいますが、広告マネージャの左上にある「アカウント」をドロップダウンすると表示されるようになっています。
前の広告アカウントで掲載していた広告は旧通貨で請求されます。
支払い方法が、月極請求書払いの場合には、広告アカウント作成後に通貨変更することは出来ません。
Facebook広告で支払いを行う通貨変更する方法
では、Facebook広告での支払いを行う際の通貨変更する方法を見ていきます。
- まず「支払い設定」に移動する。
- 「設定」で使用通貨を選択する。
- 「変更を保存」をクリックする。
これで使用通貨を変更することができました。
ただ、再び変更できるようになるまでには、72時間待つ必要があります。
Facebook広告で使用できる通貨一覧
では次に、Facebook広告で使用できる通貨一覧を見ていきましょう。
使用できる通貨は、
- アルジェリアディナール(DZD)
- アルゼンチンペソ(ARS)
- 豪ドル(AUD)
- バングラデシュタカ(BDT)
- ボリビアボリビアーノ(BOB)
- 英ポンド(GBP)
- ブラジルレアル(BRL) *
- カナダドル(CAD)
- チリペソ(CLP)
- 中国人民元(CNY)
- コロンビアペソ(COP)
- コスタリカコロン(CRC)
- チェコ共和国コルナ(CZK)
- デンマーククローネ(DKK)
- エジプトポンド(EGP)
- ユーロ(EUR)
- グアテマラケツァル(GTQ)
- ホンジュラスレンピラ(HNL)
- 香港ドル(HKD)
- ハンガリーフォリント(HUF)
- アイスランドクローナ(ISK)
- インドルピー(INR)
- インドネシアルピア(IDR)
- イスラエル新シェケル(ILS)
- 日本円(JPY)
- ケニアシリング(KES)
- マカオパタカ(MOP)
- マレーシアリンギット(MYR)
- メキシコペソ(MXN)
- ニュー台湾ドル(TWD)
- ニュージーランドドル(NZD)
- ニカラグアコルドバ(NIO)
- ナイジェリアナイラ(NGN)
- ノルウェークローネ(NOK)
- パキスタンルピー(PKR)
- パラグアイグアラニ(PYG)
- ペルーヌエボソル(PEN)
- フィリピンペソ(PHP)
- ポーランドズウォティ(PLN)
- カタールリアル(QAR)
- ルーマニアレイ(RON)
- ロシアルーブル(RUB)
- サウジアラビアリヤル(SAR)
- シンガポールドル(SGD)
- 南アフリカランド(ZAR)
- 大韓民国ウォン(KRW)
- スウェーデンクローナ(SEK)
- スイスフラン(CHF)
- タイバーツ(THB)
- トルコリラ(TRY)
- UAEディルハム(AED)
- ウルグアイペソ(UYU)
- 米ドル(USD)
- ベネズエラボリバル(VEF) **
- ベトナムドン(VND)
となっています。
これらの通貨をFacebook広告では使用することができます。
ご覧のように、たくさんあることがわかります。
なかなか聞きなじみのない通貨も中にはありますが、これだけの通貨を利用することができます。
これは、クレジットカード、デビットカード、銀行口座、手動の支払い方法を利用して広告費を払う広告主向けです。
広告料金の支払いに月極請求書払いを利用している広告主様は、利用できる通貨が異なりますので注意しましょう。
Facebook広告の月極請求書払いで使用できる通貨一覧
では次に、Facebook広告で月極請求書払いで使用できる通貨一覧を見ていきましょう。
これらの通貨が使用できるのは、ビジネスの所在国が日本の場合です。
利用可能な通貨としては、
- UAEディルハム(AED)
- アルゼンチンペソ(ARS)
- オーストラリアドル(AUD)
- スイスフラン(CHF)
- コロンビアペソ(COP)
- チェココルナ(CZK)
- デンマーククローネ(DKK)
- ユーロ(EUR)
- 英ポンド(GBP)
- 香港ドル(HKD)
- ハンガリーフォリント(HUF)
- インドネシアルピア(IDR)
- 日本円(JPY)
- 韓国ウォン(KRW)
- メキシコペソ(MXN)
- マレーシアリンギット(MYR)
- ノルウェークローネ(NOK)
- ニュージーランドドル(NZD)
- フィリピンペソ(PHP)
- ポーランドズウォティ(PLN)
- カタールリヤル(QAR)
- ルーマニアレウ(RON)
- サウジアラビアリヤル(SAR)
- スウェーデンクローナ(SEK)
- シンガポールドル(SGD)
- タイバーツ(THB)
- トルコリラ(TRY)
- ニュー台湾ドル(TWD)
- 米ドル(USD)
- ベトナムドン(VND)
- 南アフリカランド(ZAR)
上記のようにまとめてみました。
Facebook広告の使用通貨で利用できる支払い方法
では次に、「Facebook広告の広告料金はどんな支払い方法が使えるのかな」
「銀行口座からの引き落としはできる? 」という疑問をお持ちの方のために、各種通貨で利用できる支払い方法について見ていきましょう。
Facebook広告では、広告料金の支払い方法を適切に設定するのも重要なポイントです。
各種通貨で利用できる支払い方法については、以下をご覧ください。
米ドル | Visa |
Mastercard | |
Discover Card | |
American Express | |
PayPal |
ユーロ | Visa |
Mastercard | |
American Express | |
PayPal |
日本円 | Visa |
Mastercard | |
American Express | |
JCB | |
PayPal |
その他の通貨 | Visa |
Mastercard | |
American Express |
PayPalを使用する場合、広告購入のオプションが米ドルまたはユーロで表示されてしまうことがあります。
この場合、選択した通貨が米ドルやユーロに換算されます。
Facebook広告の通貨でAmerican Expressで利用できるのは?
Facebook広告の広告アカウントが自動決済に設定されている場合には、主な支払い方法としてAmericanExpressのカードを追加することが出来ます。
Facebook広告の購入に使用できる通貨を見ていきましょう。
USD以外の対応通貨でAmericanExpressのカードを使うには、広告アカウントの請求先住所が米国とカナダ以外の住所でなければいけません。
AmericanExpressのカードで使用できる通貨は、以下の通りです。
- 豪ドル
- バングラデシュタカ
- 英ポンド
- カナダドル
- 中国人民元
- チェコ共和国コルナ
- デンマーククローネ
- エジプトポンド
- ユーロ
- 香港ドル
- ハンガリーフォリント
- アイスランドクローナ
- インドネシアルピア
- インドルピー
- イスラエル新シェケル
- 日本円
- ケニアシリング
- 韓国ウォン(KRW)
- マカオパタカ
- マレーシアリンギット
- メキシコペソ
- ニュー台湾ドル
- ニュージーランドドル
- ナイジェリアナイラ
- ノルウェークローネ
- パキスタンルピー
- フィリピンペソ
- ポーランドズロチ
- カタールリアル
- ルーマニア新レウ
- ロシアルーブル
- サウジアラビアリヤル
- シンガポールドル
- 南アフリカランド
- スウェーデンクローナ
- スイスフラン
- タイバーツ
- トルコリラ
- UAEディルハム(AED)
- 米ドル(USD)
- ベトナムドン
Facebook広告の支払いのタイミング
Facebook広告の広告料金の支払いは、自動決済か手動決済かによって異なります。
それぞれの支払い方法のタイミングについて紹介します。
タイミング1)自動決済の場合
自動決済には、クレジットカードやデビットカード、PayPalなどの支払い方法が当てはまります。
自動決済の場合、広告料金が事前に設定された「請求単位額」に達すると自動で請求および支払いが行われます。
たとえば請求単位額が1,000円の場合、広告料金の総額が1,000円になった時点で1,000円分請求され、総額が2,000円になると追加で再度1,000円分の請求が行われる仕組みです。
上記の例でいうと、月の広告料金の総額が9,500円の場合は請求金額の1,000円で割り切れないため、500円分の支払いが残ります。
こちらの残金については、その月の請求日に請求および支払いが行われます。
ほかにも、希望があれば請求日を待たずに残金を任意のタイミングで支払うことも可能です。
タイミング2)手動決済の場合
手動決済で支払いを行うときは、広告アカウントの残高から広告料金が引き落とされる仕組みです。
そのため自動決済とは違い、事前に広告料金以上の資金を入金しておく必要があります。
手動決済は、日本の広告アカウントで利用可能な支払い方法の中ではオンライン銀行振込が該当します。
Facebook広告の使用通貨に手数料はかかる?
銀行または決済プロバイダーでは、国際通貨で広告を購入する時に、外国取引手数料がかかる場合があります。
その際の為替レートについては、取引日の市場価格で決められます。
Facebookが外貨取引に関して追加料金を取ることはありませんが、銀行や決済プロバイダーによっては手数料を取る場合があります。
Facebook広告の使用通貨でUSDになりJPYに変更ができない場合は?
Facebook広告の通貨が、USDに固定されてしまう症状が報告されています。
そういった場合は、どうやってJPYに変更するのでしょうか。
どんな現象なのか
新規で広告を作成する場合に、通貨が日本円で、国も日本を選択することが出来ても、時間帯がアメリカとなったままになってしまうという現象が起きてしまうことがあるようです。
このままで登録してしまうと、通貨がUSDになってしまい、JPYに変更できなくなってしまいます。
これは、設定のミスなどが原因なのではなく、Facebook側の不具合であるということが報告されています。
解決方法
この不具合を解消するためには、ビジネスアカウントから変更すると直るようです。
初めて広告を作成する際に、まずビジネスアカウントで広告作成画面まで遷移しましょう。
そして、
- アカウントの通貨:JPY
- アカウントの国:Japan
と変更しましょう。
こうすることで、USDに変更されることはなく、JPYで設定が可能となります。
Facebook広告の支払通貨が変更できない場合の広告アカウント作成方法は?
広告の支払通貨を設定するときには、最初にFacebook広告を作成するときに注意しなければならないことがあります。
通貨設定で注意する点
それは、一旦、通貨の単位をUSDにしてしまうと、あとでJPYに変更できないと言うことです。
広告アカウントを作成する際に、「広告キャンペーン、価格設定、日程」を設定するところで「JPY,Japan,Asia/Tokyo」となるように選択する必要があります。
ここで、JPYが選択できない場合、「ビジネスアカウント」を作成するしかないということになってしまいます。
ビジネスアカウントの作成方法について見ていきましょう。
ビジネスアカウントの作成方法
広告アカウントを作成する際に、通貨をJPYに選択でき倍場合、ビジネスアカウントを作成し、JPYに設定し、その広告アカウントに自分の個人のアカウントを追加する必要があります。
- Facebookのトップページから、新規でFacebookアカウント作成ページを開く。
- 適当なカテゴリを選択すると、「facebookのアカウントを作成する」という個人のアカウント作成の画面が表示されるので、現在Facebookで使用していないメールアドレスを入力する。
- 完了するとメールが届き、メールの本部をクリックするので指示に従ってFacebookページを作成する。
※このときすべて「スキップ」で進む。 - 一旦、ログアウトする。
- ビジネスアカウントをログアウトしたら、もともとあった個人のアカウントでFacebookにログインする。
- 広告掲載したいFacebookページへ移動し、Facebookページの「編集ボタン」から「管理者の役割を管理」へ移動する。
- 先に作成した「ビジネスアカウント」のメールアドレスを追加する。
※権限は「広告管理者」にする。 - これで、Facebookページの管理人として追加できたので、もう一度ビジネスアカウントでログインしなおして、広告を作成する。
- 通貨設定で、「アカウントの通貨:JPY」「アカウントの国:Japan」を設定する。
※アカウントの時間帯は違っていても自動で補正されます。 - 「広告プレビュー」をクリックし、1日の予算がJPYで表示されていれば完了。
UDSのままの場合には「広告の再編集」をしてもとの画面に戻るから、再度新しいビジネスアカウントを作成してみましょう。
ここで作成するビジネスアカウントは、単純に広告運用をするためだけのアカウントです。
個人アカウントを広告アカウントに追加する
次に、「個人アカウント」を広告アカウントに追加していきましょう。
- 「広告マネージャ」から「設定」を開きます。
- ログインパスワードを入力し、アカウント名を適当に設定します。
- 「変更を保存」します。
- 「アカウント権限」の「ユーザを追加」をクリックします。
- 追加したい自分の個人アカウントのメールアドレスを入力します。
これで完了です。
最後に、自分のアカウントでログインしなおしましょう。
- 「広告マネージャ」から、「アカウント名」を選択します。
こうすることによって、先ほどつけたアカウント名を選択すると、JPYの設定になっていることが確認できるはずです。
これで、JPYで広告運用をすることが出来るようになります。
Facebook広告の通貨をFacebookピクセル標準イベントに設定する
Facebook広告では、標準イベントに特定の値と通貨を設定することが出来ます。
標準イベントに特定の値と通貨を設定すると、広告費用対効果の測定、バリュー最適化に便利となります。
標準イベントの値と通貨を変更するには
標準イベントの値と通貨を変更する前に、以下のことについて確認しておきましょう。
- ウェブサイトのコードが編集できること。
- Facebookピクセルを作成して、ウェブサイトに配置しておく。
標準イベントのコードのデフォルト値と通貨は$0.00(米ドル)となっています。
編集して、コンバージョンに対する実際の価値を反映させましょう。
例えば、ヨーロッパでチケット10ユーロで販売している場合には、標準イベントコードで設定しておけば、ピクセルが実行されるたびにコンバージョン値として10ユーロが渡されるようになります。
標準イベントの値と通貨を変更方法
標準イベントの値と通貨を変更する方法について見ていきましょう。
- Facebookピクセルを配置したウェブページに移動する。
- 標準イベントのコードスニペットを探す。
- コードに値がない場合は、コードスニペットを追加する。
コードに「value: 0.00」が含まれている場合は次に進む。 - 値を、「0.00」からコンバージョンの実際の価値に変更する。
※値のフィールドにはゼロ以上の10進数のみを使用
※値には必ず小数点を使用 - 3文字の通貨コードを入力して、通貨を編集する。
変数の値を設定したい場合は、動的な値、または通貨を設定することが可能です。
Facebook広告で通貨変更する方法!利用できる通貨一覧まとめ
今回は、Facebook広告で通貨変更する方法について見ていきました。
ここまで見てきて、通貨を変更する方法というは、とても簡単ですよね。
そして、利用できる通貨一覧も一緒に見ていきました。
世界を見てみると通貨と一言で言ってもたくさんあるので、自分にあった・自分が取り扱いしやすい通貨を選んで採用するようにしましょう。
もし、迷って決められない場合には、基本的に「USD」か「JPY」をまずは使っていくのがおすすめです。
通貨設定には関してはトラブルも多いようなので、しっかりと設定されているかどうか確認しながら確実に運用していくようにしましょう!
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