リスティング広告を使用する際に、「テキスト補足オプション」というオプションがあることをご存知でしょうか?
「広告表示オプションの積み重ねで、リスティング広告の効果は大きく変わる」という言葉がありますが、設定の方法や使い方などについてしっかり理解をしていないと、なかなか難しいですよね。
また、一方では、「そもそも広告表示オプションって、一体どんな機能なの?」、「数が多すぎてどれを使ったらよいかが分からない」、「どのような形で掲載がされるのかわからない」といった疑問や悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
使い方が難しいと思われがちなリスティング広告ですが、実際にはそんなことはなく、簡単に設定をすることができるうえに、高い効果を得ることができるんです。
今回は、そんなリスティング広告をもっとうまく使うための、Yahoo!広告のテキスト補足オプションとはどのようなものなのか?設定方法から使い方まで詳しくご紹介していきます。
少しでも参考にしていただけたら、幸いです。
- 広告表示オプションとは
- Yahoo!広告のテキスト補足オプションとは?
- Yahoo!広告とGoogle広告の違い
- Yahoo!広告の広告表示オプションを導入するメリット
- Yahoo!広告の広告表示オプションの文字数について
- テキスト補足オプションの仕様
- Yahoo!広告の広告表示オプションの課金基準
- Yahoo!広告の広告表示オプション種類
- Yahoo!広告のテキスト補足オプションの最大のメリットとは?
- Yahoo!広告のテキスト補足オプションをうまく使うには?
- 使わないと損?Yahoo!広告の広告表示オプション3つのメリット
- Yahoo!広告の広告表示オプション2つのデメリット
- Yahoo!広告のテキスト補足オプションの設定方法
- Yahoo!広告の広告表示オプションの効果の確認方法
- テキスト補足オプションの注意点
- 表記ルールの注意点とは?
- Yahoo!広告のテキスト補足オプションとは?設定方法から使い方まで解説!まとめ
広告表示オプションとは
テキスト補足オプションを説明する前に、広告表示オプションについて説明します。
広告表示オプションとは、Yahoo!広告の広告表示オプションの一種で、リスティング広告の下の方にテキストや電話番号などを表示出来る機能の事です。
広告の見出しや説明文では訴求しきれなかった特徴や、優位性をアピールすることができ、Google広告では「コールアウト表示オプション」という名称で同じような広告表示オプションがあります。
Yahoo!で使用出来る広告表示オプションは、次の3つになります。
- クイックリンクオプション
- 電話番号オプション
- テキスト補足オプション
のような3種類があります。
クイックリンクオプション
特定のページへ誘導するリンクを指定して、広告文の下に表示することが出来ます。
- リンクテキスト
- 説明文
- URL
この3つが広告に表示され、ユーザーがリンクテキストをクリックすると、指定されたページに直接遷移します。
テキスト補足オプションで表示できるのはテキストのみになりますが、クリックリンクオプションではリンクの設定もすることが可能です。
電話番号オプション
電話番号を表示して、1クリックで簡単に電話がかけられるようにするといったもがあります。
広告表示オプションについて分かったところで、テキスト補足オプションについて説明していきます。
Yahoo!広告のテキスト補足オプションとは?
広告を載せる際、その企業ないし広告元の基礎情報を載せることができるオプションを、広告表示オプションと言います。
これは、Yahoo!広告独自のものになります。
このオプションは全部で3種あり、それが、クイックリンク、電話番号、そして今回メインでお伝えするテキストの補足となっていて、ユーザーによって異なる興味や需要に答えることが期待できます。
つまり、テキスト補足オプションとは、広告表示オプションの中の1つということなんです。
テキスト補足オプションの特徴としては、
- リンク先の設定は出来ない
- 全角12文字、半角25文字が入力出来る
- 掲載順位に関わらず表示される
というものがあります。
クイックリンクオプションでは、上位に表示されないとオプションが表示されないという特徴がありますが、テキスト補足オプションでは順位に関わらず表示をすることが出来ます。
また、広告表示オプション全体で言えることですが、表示するためには広告の品質などでも判断されるので、場合によっては広告表示オプションが表示されないこともあります。
取り扱う商材によって適したオプションは異なってきますが、使い方次第では非常に高い効果を得ることが出来る広告の一つになるので、設定をすれば広告の効果を上げるために役立つことは間違いありません。
Yahoo!広告とGoogle広告の違い
広告表示オプションには、さまざまな種類がありますが、GoogleとYahoo!で設定をすることができるものにも差があります。
種類としては、Googleのほうが豊富にあり、Yahoo!の広告表示オプションはGoogleのものに使用用途や仕様が似ているため、今回は、GoogleAdsの広告表示オプションを重点的に解説をしていきます。
GoogleAds | Yahooスポンサードサーチ |
サイトリンク表示オプション | クリックリンクオプション |
電話番号表示オプション | 電話番号オプション |
コールアウト表示オプション | テキスト補足オプション |
構造化スニペット表示オプション | カテゴリ補足オプション |
アプリリンク表示オプション | ー |
レビュー表示オプション | ー |
住所表示オプション | ー |
上の表のように、隣り合っているものが対応するものになります。
テキスト補足オプションはYahoo!にしかないものですが、これと似たような機能を持ったものが、GoogleAdsのコールアウト表示オプションになります。
Yahoo!広告の広告表示オプションを導入するメリット
前述に書いた通り、広告表示オプションを使用することで、サービスを利用するユーザーに広告をクリックさせること以外にも、拡張して様々な具体的なアクションを促すことができます。
Yahoo!広告の広告表示オプションを導入するメリットとしては、下記のような点があります。
- 広告内で訴求しきれなかった情報を追加掲載できる
- 通常よりも広告掲載枠が広がり、注目を集めやすくなる
- 複数の広告キャンペーンやグループに紐付けられる
- 掲載順位に関わらず表示される
それぞれについて、見ていきましょう。
広告内で訴求しきれなかった情報を追加掲載できる
まずは、通常の広告内で訴求することができなかった情報について、追加で掲載をすることができるので訴求ポイントが増えるというという点です。
テキスト補足オプションでは、「おすすめの商品」や「送料無料」、「期間限定の価格」などといった商品の宣伝文句を、短い文章で端的に魅力的に追記掲載をすることができるので、広告文のみの場合よりも広告の訴求力をさらに高めることができます。
その結果、ユーザーのクリックを促す効果を期待することができます。
テキスト補足オプションと似ているオプションに、カテゴリ補足オプションというものがありますが、こちらのカテゴリ補足オプションは宣伝文句を掲載することはできません。
また、広告面積が増えることによって、広告文のみの広告より目立ちやすくなるという点もメリットになります。
Yahoo! JAPANの調査によると、テキスト補足オプションを導入することによって、クリック率が1.2倍になり、クリック単価は5%減少したという嬉しい結果が出ています。
Yahoo!広告の検索広告を利用するのであれば、テキスト補足オプションの設定をすることをおすすめします。
通常よりも広告掲載枠が広がり、注目を集めやすくなる
通常の広告文だけではなく、それに加えて訴求ポイントが増えるので、商品やサービスをよりアピールすることができ、その分注目を集めやすくなります。
「文字数オーバーで、訴求したい事がまだあるのに広告枠内に入れられなかった」、「期間限定のセール情報をキャンペーン内のすべての広告で発信をしたい」などの場合に有効な手段になります。
短い端的な文章で商品の魅力を追記することによって、広告文のみの場合よりも訴求力が高まるので、ユーザーのクリックを促す効果を期待することができます。
また、広告を掲載することができる面積が増えることによって、広告文のみの広告より目立ちやすくなります。
テキスト補足オプションを導入することによって、クリック率が1.2倍・クリック単価が5%減少したという調査結果が出ています。
訴求ポイントが増えるということは、大きなメリットになります。
複数の広告キャンペーンやグループに紐付けられる
複数の広告キャンペーンやグループに紐付けをすることができます。
Yahoo!広告の管理画面で「テキスト補足オプションの作成」の内容を入力しておけば、その内容をアカウント内の複数の広告キャンペーンや広告グループで表示されるように紐づけて使い回しをすることができるので便利です。
また、入稿をすることは簡単で、追加料金などはかかりません。
掲載順位に関わらず表示される
掲載順位に関係なく表示されるという点です。
たとえば、同じ広告表示オプションのひとつである「クイックリンクオプション」では、検索結果ページの上位に表示された場合にのみオプションが表示されますが、「テキスト補足オプション」は掲載順位による制限はありません。
掲載順位は、入札単価や広告の品質によって決まるので、クイックリンクを表示させるために掲載順位を上げるための工夫をしなければなりません。
テキスト補足オプションは、広告の掲載順位は関係なく表示されるので、一番に導入したい広告表示オプションです。
例えば、検索広告に連動して商品の価格を表示させるショッピングサイトでは、実際にページを訪問しなくても、具体的な情報を表示することによってコンバージョン率をアップすることが期待できます。
また、緊急性の高いサービスや文章での説明が難しいお悩み相談のようなサービスでは、通話からのコンバージョンが圧倒的に多くなるため、検索広告に直接電話番号を表示させることで、大きくコンバージョン率の向上につながります。
Yahoo!広告の広告表示オプションの文字数について
広告表示オプションの文字数について、下記に一覧表としてまとめてみました。
構成要素 | 文字数 |
サイトリンク表示オプション |
|
コールアウト表示オプション |
|
構造化スニペット表示オプション |
|
価格表示オプション |
|
プロモーション表示オプション |
|
となっています。
テキスト補足オプションの仕様
テキスト補足オプションには、以下の2つの仕様があります。
- 入稿規定、使用可能な文字
- 禁止事項、掲載不可となる例
それぞれについて、解説していきます。
入稿規定、使用可能な文字
テキスト補足オプションの入稿規定と、使用可能な文字について解説します。
入稿規定は、
入稿規定 | 内容 |
文字数 | 25文字以内(半角英数記号の場合) ※全角および半角カナ:12文字以内 |
使用可能な記号の数 | 同種の記号1つまで ※引用符は2つまで使用可能 |
文字種別ごとの全角・半角の利用は、
使用可能な文字種別 | 利用可能 |
ひらがな | 全角 |
カタカナ | 全角 |
英数字 | 全角・半角 |
使用可能な記号種は、
使用可能な記号種別 | 内容 |
括弧 | 【全角】() 【半角】( ) |
引用符 | 【全角】‘’`´ “ ” 【半角】” ‘ |
句読点 | 【全角】。、 |
中点 | 【全角】・ |
カンマ | 【全角】, 【半角】, |
ピリオド | 【全角】. 【半角】. |
波形 | 【全角】〜(から)※ユニコード:U+301C 【全角】~(チルダ)※ユニコード:U+FF5E |
パーセント | 【全角】% 【半角】% |
アンパサンド | 【全角】& 【半角】& |
コロン・セミコロン |
【全角】: ; 【半角】: ; |
三点リーダー | 【全角】… |
ハイフン | 【全角】- 【半角】- |
計算記号 | 【全角】+ - ± × ÷ = ≠ ∞ 【半角】- + |
スラッシュ | 【全角】/ 【半角】/ |
疑問符・感嘆符 | 【全角】? ! 【半角】? ! |
その他 | 【全角】¥ @ # ♯ 【半角】¥ @ # $ |
ギリシャ文字キリル文字 | 【全角】ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩαβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψω 【全角】АБВГДЕЁЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯ 【全角】абвгдеёжзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюя |
となります。
スペースは、半角のみ使用できます。
禁止事項、掲載不可となる例
ここでは、禁止事項、または掲載不可となる例を解説していきます。
禁止事項としては、
- 顔文字を使用した広告
- ユーザーが不快と感じる文字を使った広告
- 文意が不明確な広告
- 機種依存文字の使用
- 文頭・文末のスペース(Tabスペース含む)
項目 | 内容 |
顔文字 | (^^♪、(^^)/、<(_ _)>、( 一一)、 |
ユーザーに不快感を与える文字列 | orz、DQN |
意味不明な文字の羅列 | ああああ |
文意が不明確な広告文 | タイトル:テスト |
内容:テスト | |
記号や文字を装飾的に使用している場合 ※その記号や文字を削除しても文意が通じる場合、装飾的に使用していると判断します。 |
>ヤフー< Σこの石鹸で黒ずみもすっきり? @デートで行きたいレストラン いますぐメガネを買いに行こう@ カニたべたい¥ 面白いことまちがいなしw |
機種依存文字 | ㈱、① |
文字が一般的な表記ではない場合
※その文字が、一般的にカタカナや英字表記であるのに、平仮名表記になっている場合 ※正式な名称の表記になっていない場合 |
マスク→ますく
ゲーム→げーむ ヤフー→やふー、やふぅ タブレット→たぶれっと Yahoo!検索広告→けんさく広告、Yahoo!広告けんさく |
掲載することが可となる例としては、
社名、サービス名、ブランド名、人名に含まれるもの | タイムバーゲン開催中@○○○ ※「@○○○」がサービス名 |
通貨単位の記号 | 月¥1000 |
場所を表現する「at」の代替として使用する@ | シャンプー&カットの矢風@東京 |
などの表記は、可能になります。
Yahoo!広告の広告表示オプションの課金基準
広告表示オプションを使用することによって表示された部分のクリックには、検索広告本体のクリック同様に料金が発生します。
具体的な課金の基準は以下の通りになります。
- 広告の1クリックにつき1回分の料金が課金されます。
- 1回の広告表示で課金が発生するのは広告本体と広告表示オプションに対してそれぞれ1回目、合計で2回のクリックまでで、3回目以降のクリック以降には料金は発生しません。
- 販売者評価の広告オプションに対するクリックには課金されません。
- モバイルにおいて、価格表示オプションのプルダウンした場合に関しても課金は発生しません。
となっています。
ここで、「手動」と「自動」の違いについて説明します。
手動、自動の違い
広告表示オプションには手動で設定するパターンと、Googleが自動で作成し表示させてくれるパターンの2通りがあります。
また、自動化に対応しているのはGoogleのみで、Yahoo!では自身で設定する必要があります。
自動化に対応している広告表示オプションは以下の通りです。
- 電話番号表示オプション(自動)
- メッセージ自動表示オプション
- 動的サイトリンク表示オプション
- 動的構造化スニペット表示オプション
- 住所自動表示オプション
- 販売者評価表示オプション
では、このオプションについて、1つずつ詳しく見ていきましょう。
Yahoo!広告の広告表示オプション種類
電話番号表示オプション
電話番号表示オプションとは、スマホなどのモバイル端末に、タップできる電話番号や通話ボタンを広告の中に表示できる機能です。
これを設定すると、広告からの通話回数、発信者の市外局番などの詳細情報をレポートで確認することができます。
また、この機能は検索広告でもディスプレイネットワークでも使用することができますが、ディスプレイネットワークでは以下の機能が制限されます。
- パソコン、タブレット端末への表示
- 通話レポート
- リターゲティングキャンペーン
- キャンペーン目標が「アプリのプロモーション」のキャンペーン
- キャンペーンタイプが「アプリ」のキャンペーン
メッセージ表示オプション
メッセージ表示オプションは、広告から直接ユーザーがメッセージを送ることができるようになる機能です。
どういうことかと言うと、このメッセージ表示オプションを活用することによって、資料請求、予約の申し込みがすぐに行うことができるようにできるようになります。
また、このオプションは検索広告のテキスト広告にのみ使用でき、テキストの送受信ができるモバイル端末に表示されます。
サイトリンク表示オプション
サイトリンク表示オプションとは、検索広告において広告として表示しているサイトリンクとは別のサイトリンクを広告文の下部に表示できる機能です。
サイトリンク表示オプションの効果としては、テキストを複数個表示することでの訴求力の向上があります。
また、様々なリンクを表示することでユーザーが自身の目的に合ったサイトを選択できるようになります。
構造化スニペット表示オプション
構造化スニペット表示オプションとは、ヘッダーに従って商品のテーマや種類、サービスの一部を強調して説明できるものです。
なんとなくコールアウト表示オプションに似ているように思いますが、ヘッダーがあるという点で違います。
また、複数のカテゴリーの商品やサービスを扱っている場合には、ヘッダーを用いることで効果的に扱う商材の種類を説明できます。
住所表示オプション
住所表示オプションとは、検索広告の下部に会社や店舗の住所、電話番号、地図などを追加で表示できる機能です。
ディスプレイネットワークやYouTube動画広告、GoogleMapの検索結果などに表示される可能性があり、ユーザーが関心を示しているか、または近くにいる場合に表示されるようになっています。
住所表示オプションを利用するには、GoogleマイビジネスとGoogleAdsの連携が必要です。
クイックリンクオプション
クイックリンクオプションとは、自分が指定したwebページに飛ぶことができるリンクを表示する機能です。
広告タイトルのリンク先(最終リンク先URL)とは異なるURLへのリンクを表示することができるので、サイトのトップページ以外のリンクに直接誘導をすることができます。
ニーズの高いサイト内ページへリンクを付けることで、ユーザーはより詳しく商品内容を知ることができ、その結果、クリック率、コンバージョンの向上を期待することができるようになります。
クイックリンクオプションの構成としては、タイトル(クイックリンクテキスト)、説明文(クイックリンク説明文)、表示URL(最終リンク先URL)などで構成されています。
また、「拡張クイックリンク」と呼ばれる、クイックリンクテキストとクイックリンク説明文の両方が表示される形式のクイックリンクオプションもあります。
クイックリンクオプションの表示件数は、検索結果ページ最上部に表示された場合に最大6件で、クリックされやすい順に広告に表示されます。
電話番号オプション
電話番号オプションとは、スマートフォンなどのハイエンド端末においてタップ可能な電話番号や通話ボタンを広告に設置する機能です。
このオプションを設定すると、通話時間や発信者の市外局番、着信応答の有無などの詳細確認や広告経由の通話数をレポートで確認することもでき、ワンクリックですぐに電話がかけられるようになっています。
ユーザーが店舗などに直接連絡をするのにとても便利な機能で、電話番号オプションが有効なサービスとしては、
- 緊急性の高いサービス(水回りのトラブル、鍵閉じ込め、病院など)
- 電話コンバージョンが主体のサービス(飲食店など)
などの実店舗の紹介に向いています。
また、このオプションは、検索ネットワークとディスプレイネットワークで表示可能です。
ただしディスプレイネットワークでは以下の利用ができないためご注意ください。
- パソコンやタブレットへの表示
- 通話レポート
- リマーケティング キャンペーン
- キャンペーン目標が「アプリのプロモーション」のキャンペーン
- キャンペーンタイプが「アプリ」のキャンペーン
さらに、電話番号表示オプションの表示にあたっては、以下の要件を満たしたものを設定する必要があります。
- Googleが確認できる電話番号であること
- 不正確または無効な電話番号でないこと
プロモーション表示オプション
プロモーション表示オプションとは、広告本文の下部に扱う商品、サービスの値引き情報を表示させられるオプションです。
プロモーション表示オプションは、検索結果ページの最上位または最下位に表示された時にのみ表示され、定期のイベントや季節の行事、セールなどを効果的にアピールすることができます。
プロモーションに特化したフォーマットがあり、そこから簡単に情報を更新できるため新たな広告文を作成せずにセール情報を反映させられます。
利用時期が決まっている年中行事を、分かりやすく表にまとめてみました。
年末 | 12/15 | 1/15 |
エピファニー | 12/15 | 1/31 |
旧正月 | 1/15 | 3/1 |
バレンタインデー | 1/15 | 2/28 |
カーニバル | 2/1 | 3/31 |
ホーリー祭 | 2/15 | 3/31 |
女性デー | 12/15 | 1/31 |
過ぎ越しの祭り | 2/15 | 5/1 |
イースター | 3/1 | 4/30 |
ソンクラン※1 | 3/15 | 5/1 |
父母の日 | 4/15 | 8/1 |
レイバーデー※2 | 12/15 | 1/31 |
ローシュハッシャナー | 8/15 | 1/11 |
ディワリ祭 | 9/1 | 12/1 |
ナヴラトリ | 9/15 | 10/31 |
ハロウィーン※3 | 9/15 | 10/31 |
光棍節(独身の日) | 10/15 | 11/30 |
ブラックフライデー | 10/15 | 12/15 |
サイバーマンデー | 10/15 | 12/15 |
クリスマス | 11/1 | 1/15 |
聖ニコラウスの日 | 10/15 | 12/31 |
お歳暮 | 11/1 | 12/31 |
ハヌカ | 11/15 | 1/31 |
- ※1(タイ語で利用可能)
- ※2(オランダ語、ノルウェー語、ヘブライ語、日本語では利用不可)
- ※3(マレー語ポーランド語ヘブライ語では利用不可)
クリック(タップ)した際の遷移先URLも設定することができるので、特設ページやセールページに直接誘導することも可能です。
また、業種やジャンルは問わず、何かしらのセールや割引を行っている場合には、ぜひ利用を検討してみてください。
そして、いつでも利用することができる年中行事としては、
- 新学期
- 母の日
- 父の日
- 独立記念日
- 建国記念日
- シーズン終了
- スプリングセール
- サマーセール
- オータムセール
- ウィンターセール
- ラマダン
- イード アルフィトル
- イード アルアドハー(犠牲祭)
となっています。
テキスト補足オプション
今回のメインです。
次に、詳しく説明していきますね。
Yahoo!広告のテキスト補足オプションの最大のメリットとは?
では、テキスト補足オプションについて詳しく見ていきましょう。
このオプションは、リンク先の設定ができない、文字数は全角12文字・半角25文字の制限があるという他に、掲載の順位に関係なく必ず表示されるという大きな特徴があります。
これは、最大のメリットです。
クイックリンクオプションの場合、検索の上位に出てこなければリンク先は表示されないのですが、テキスト補足広告は表示制限がありません。
ちなみに、広告の質が悪いと、広告オプションが表示されないという可能性があります。
広告作成をする時は、その点も念頭において、しっかりと作っていきましょう。
Yahoo!広告のテキスト補足オプションをうまく使うには?
テキスト補足オプションは、その名の通り、広告だけでは伝えきれない商品詳細であるポイントを、ユーザーに伝えるためのものです。
テキスト補足オプションを使うことによって、パッと見ただけで詳細が分かるようになるだけでなく、広告を掲載できる範囲が広がり、ユーザーの目をひくため、クリック率アップが期待できます。
クリック率屋コンバージョン率が上がる故に、購入率アップも期待できるでしょう。
テキストの補足というくらいですから、詳細を伝えるべきではあるのですが、見づらくなってしまうと逆効果のため、できるだけ文字数は6~9文字に抑えるとスッキリきれいに見えるのでおすすめです。
ちなみに、広告タイトルや説明文と補足テキストが同じになっていたり、似た補足テキストをいくつも使っていたり、更には、クイックリンクオプションと補足テキストが同じ内容だと、掲載されなくなる可能性があります。
入力には十分注意しましょう。
そして、もちろん審査もあるので、審査に通ることが掲載の第一条件となっています。
使わないと損?Yahoo!広告の広告表示オプション3つのメリット
広告表示オプションを使うメリットは、主に次の3つが挙げられます。
- クリック率が向上する
- 広告ランクが向上する
- クリック単価を下げられる
広告表示オプションの種類によっては、もちろんメリットは変わってきますが、最低限この3つのメリットについては、どの広告表示オプションにも当てはまります。
それでは、3つのメリットについて順番に見ていきましょう。
1. クリック率が向上
まず、広告表示オプションを使うことによって、ユーザーに訴求できる情報の幅が広がるため、単純にクリック率の向上を期待することができます。
説明文だけですべての情報を伝えたり、文字数が限られた広告見出しでは、情報を伝えることは結構難しいです。
頑張って情報を詰め込んだとしても、長い文章になってしまうとユーザーに読んでもらえるかはわかりません。
ですが、広告表示オプションなら、広告見出しや説明文とは違った形式で情報を伝えられるので、そういった意味でも、ユーザーに情報を届けやすいです。
2. 広告ランクが向上
広告表示オプションは、広告ランクに影響します。
広告ランクは、
- 入札単価
- オークション時の広告品質(推定クリック率、広告の関連性、ランディング ページの利便性など)
- 広告ランクの最低基準
- ユーザーの検索状況(例: ユーザーの所在地、端末、検索時間、検索語句の性質、ページに表示されるその他の広告と検索結果、その他のユーザー シグナルと属性)
- 広告表示オプションやその他の広告フォーマットの見込み効果
を使って計算されます。
広告表示オプションを使うことでユーザーの利便性が上がれば、広告ランクの向上も期待することができます。
3. クリック単価を下げられる
広告表示オプションに使うことによって広告ランクが向上した結果、クリック単価を下げられる可能性もあります。
クリック単価が下がることによって、コンバージョン単価も改善すると思うと、かなり大きなメリットになります。
Yahoo!広告の広告表示オプション2つのデメリット
メリットの次は、デメリットを見てみましょう。
広告表示オプションのデメリットは、次の2つが挙げられます。
- 二重課金が発生する可能性がある
- LPを見ないで離脱する可能性がある
1. 二重課金が発生する可能性
広告表示オプションをクリックした後に広告見出しをクリックした場合、課金は2回発生します。
ということは、料金は2倍になります。
“料金が2倍”と聞くと少しネガティブに感じるかもしれませんが、その分2通りの方法で訴求できたとも考えられるので、そこまでデメリットに感じる必要はありません。
また、1インプレッションで課金が発生するのは2回までで、3回目以降のクリックに料金は発生しません。
2. LPを見ないで離脱する可能性
「広告表示オプションはクリックしたけど、広告本体はクリックしなかった」という場合、広告本体のLPで商品の魅力を伝える機会がなくなります。
ですが、広告表示オプションで魅力を伝えているので一概にデメリットとは言えず、「LPとは別の方法で訴求した」とも考えることができます。
考え方によっては、デメリットではなくなりますね。
しかし、どうしても絶対にLPを見てもらいたいという強い想いがある場合は、遷移先が分かれる広告表示オプションは使わない方がいいかもしれません。
ちなみに、そのような方には遷移先が増えない「コールアウト表示オプション」や「構造化スニペット表示オプション」をおすすめします。
Yahoo!広告のテキスト補足オプションの設定方法
では、実際にテキスト補足オプションを設定してみましょう。
まずは、Yahoo!広告の管理画面で「検索広告」タブをクリックします。
「キャンペーン管理」タブ内の「表示内容選択」から「広告表示オプション」をクリックしてみましょう。
その後、「広告表示オプションの種類」から「テキスト補足オプション」を選択し、「オプション一覧」の順に選択してクリックします。
次に、「オプション作成・編集」をクリック後、1件ずつ作成か一括作成かのどちらかを選択し、補足テキストを入力していきます。
1件ずつ作成の場合は、「補足用テキスト」(必須)を入力し、必要に応じて曜日・時間帯を設定して「作成」をクリックします。
テキスト補足オプションを一括で作成する場合には、「オプション作成・編集」をクリックし、「一括作成」を選択し、作成画面の入力欄に、項目をタブ区切りで入力し、「作成」をクリックします。
ここまで終われば、あとひといきです。
最後に、「オプション一覧」隣にある「関連付け一覧」を選択します。
広告に、関連付けておきたいテキスト補足オプションを設定したら完成です。
テキスト補足オプションを広告に紐付ける方法
オプションの作成が完了したら、広告に紐付けをしていきます。
設定手順としては、Yahoo!広告管理画面の「検索広告」タブをクリックして、「表示内容選択」から「広告表示オプション」をクリックします。
そして、「広告表示オプションの種類」から「テキスト補足オプション」を選択します。
「関連付け一覧」の「関連付けの設定・解除」から「1件ずつ設定」または「キャンペーンに一括設定」を選択します。
1件ずつ紐付けする場合には、「対象のキャンペーン・広告グループを選択」から該当の広告キャンペーンまたはグループを選択し、「関連付けるテキスト補足オプションを選択」から該当のオプションを選択し、「設定」をクリックします。
一括で紐付けする場合には、「対象のキャンペーンを選択」から、「すべてのキャンペーンに関連付ける」を選択し、「キャンペーンを選択して関連付ける」を選択した場合は、該当のキャンペーンとオプションを選択して「設定」をクリックします。
これで、広告への紐付けは完了になります。
Yahoo!広告の広告表示オプションの効果の確認方法
広告表示オプションの効果の確認方法について、ご紹介します。
広告表示オプションの追加による効果の確認
広告表示オプションを追加すると、ひとつの広告で表示できる「情報」、「面積」が上がるので、ユーザーは自社の広告をクリックする確率が上がります。
なので、広告表示オプションを追加した前後は、クリック率に変化があるかどうかを確認するようにしましょう。
そこで、クリック率に変化があるであれば、広告表示オプションによる指標として確認することができます。
成果の高い広告表示オプションを確認
クリック率が上がるのは嬉しいですね。
そこで、どの広告表示オプションが広告に効果をもたらしているかを確認する方法を紹介します。
- 管理画面の「広告と広告表示オプション」を選択
- 上部の「広告表示オプション」を選択
と言う方法があります。
そうすることで、各広告表示オプションが表示された時の広告の成績が表示される画面に移動すると思います。
そして、この画面でクリック数や各オプションの表示回数などを確認することができます。
広告表示オプションごとの成果を確認
広告表示オプションごとの成果を確認するには、「レポートの分割表示機能」を使うことで確認することができます。
広告表示オプションの成果を確認するためには、まず、広告表示オプションの成果を確認できる画面を表示します。
そして次に、右上の「分割」から「この広告表示オプションとその他」を選択します。
すると、広告の掲載結果が特定の広告表示オプションが表示された場合とその他に分割表示されるので、特定の広告表示オプションだけの成果をみる場合はこの方法を使いましょう。
次に「クリックタイプ」で分割する方法を紹介します。
広告表示オプションの成果の確認画面に来たら、右上「分割」から「クリックタイプ」を選択します。
これで、特定の広告表示オプションが表示された時の結果が「クリックタイプ」ごとに分割表示されました。
特定の広告表示オプションと一緒に表示された広告表示オプションの中で、成果を高いものを確認したい場合はこの方法を使いましょう。
テキスト補足オプションの注意点
テキスト補助オプションの注意点としては、
- 広告の品質によっては表示されないこともある
- タイトルや説明文と、補足テキストが被っている
- 同じ補足テキストを複数使っている
- クイックリンクオプションと補足テキストが被っている
テキスト補足オプションは、広告の掲載順位に関係なく表示されますが、広告の品質は加味されるので、設定したのに表示されないという場合には、広告の品質を高める必要があります。
広告の品質の決定要素としては、
- 推定クリック率
- 表示URLの過去のクリック率
- ランディングページの利便性
- 広告文と検索クエリーの関連性
- 広告が掲載される地域別の掲載実績(アカウント全体)
- インターネットユーザーの検索クエリー
- 各種デバイス(PC、スマートフォン、タブレット)での広告の掲載実績
などがあります。
また、テキスト補足オプションに設定したテキストが、他の広告と被っていると掲載不可となってしうので、
- 見出し
- 説明文
- 他の補足テキスト
- 他の広告オプションのテキスト
など、テキストと同じものを使用していないかをチェックする必要があります。
これらのどれか一つでも当てはまってしまうと、Yahoo!JAPANが定めた掲載基準に反しているものとなってしまうので、掲載することが出来ない可能性もあります。
なので、Yahoo!のガイドラインを守ることが重要になります。
また、テキスト補足オプションにも審査があり、審査が完了しない限りは表示されません。
さらに、テキスト補足オプションを表示させるには、最低2つのテキストをキャンペーンに紐づける必要がありますが、他の広告表示オプションと変わらないので設定したことのある方には簡単です。
上位掲載時の掲載面も広くなり、より多くの情報をユーザーに提供することができるので、設定する価値はあるかと思います。
表記ルールの注意点とは?
表記ルールの注意点としては、
- 医療・薬事系の広告掲載ルール
- 誇張表現の広告掲載ルール
それぞれについて見ていきましょう。
医療・薬事系の広告掲載ルール
医療・薬事系の広告掲載ルールとは、広告において特に医療や薬事系に関する内容を取り扱う場合には、十分に気をつける必要があります。
例えば、医師が健康食品やサプリメント、健康器具の広告などに登場すること自体には法的規制はありませんが、医師のプロフィールや談話の中で医薬品的な効果効能を暗示的に表現することは薬機法違反になります。
医薬関係者の推薦があることによって、「医療に詳しい人が推薦するなら信用できる」と、ユーザーに安心感を与えることが出来ます。
なので、商品やサービスの魅力をPRするために、医師のお墨付きを広告したいものですが、カテゴリによっては医師が推薦できないような商材もあります。
最近では、健康に関するキーワード審査が厳しくなっているため、広告文・ランディングページ共に薬機法に違反していないかしっかりと確認することが大切です。
誇張表現の広告掲載ルール
広告文の中で、根拠のない「日本初」「ランク1位」「人気No.1」など、誇張した表現は使用しないようにしましょう。
使うのであれば、客観的な根拠や裏付けとなるデータが必要になりますが、第三者機関で調査したデータであればより信憑性が高まるので、軽率に使わないように注意しましょう。
また、特に、効果・効能に関しての誇張や虚偽は控えるべきであり、根拠がないまま記載してしまうと、「景品表示法」の「優良誤認表示」に該当する可能性があり、薬機法内では禁止されています。
ただ、法律に抵触をしてしまうだけでなく、企業の社会的信頼を損なってしまう可能性もあるので、十分に注意しましょう。
しかし、誇張や虚偽の明確な定義があるわけではないため、記載の判断は難しいですが、健康に関する商品・サービスを使用する際は、特に言い回しなどに注意しましょう。
記号の使用にも一部制約があり
記号の使用にも、注意をする必要があります。
Google広告とYahoo!検索広告で、使用することができる記号には多少の違いがあるので、各自定期的に公式サイトなどから確認をするようにしましょう。
Yahoo!広告のテキスト補足オプションとは?設定方法から使い方まで解説!まとめ
今回はYahoo!広告のテキスト補足オプションの設定方法から使い方まで解説してきました。
広告表示オプションは、住所や電話番号を追加で表示させたり、誘導するサイトリンクを増やすなど、今までは困難だったようなことがたくさんできるようになります。
そして、どのオプションもユーザーへの訴求力を高め、さらにユーザーにとって利便性をあげるものです。
なので、様々な広告表示オプションを用いて自社のサービスの魅力や自分の製品、特質などを余すとこをなく伝えていきましょう。
また、テキスト補足オプションは、設定も簡単で、リンク等のない1枚のLPでも使用でき、さらに別途料金が発生することはなく、無料で使える広告ツールです。
文章の補足ができるだけでなく、見た目のインパクトも与えることができるので、広告にはもってこいのシステムなのです。
テキスト補足オプションだけでなく、広告表示オプションは広告主様に有益なものとして媒体側が提供しているものなので、積極的に設定して、広告の効果を賢く利用して最大化を目指しましょう!
少しでもアカウントの改善ができるなら、やってみる価値はあるので、今までなんとなく難しそうだと避けてきていた人も、これを機にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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