Yahoo！広告のユーザー権限付与について解説をしていきたいと思います。
Yahoo！広告のユーザー権限付与について
ここでの説明のやり方で、検索広告もディスプレイ広告も権限を付与することができますので、一回のやり方でどちらの権限も付与することが出来るようになります。
権限の付与には、相手のYahoo!JAPANビジネスIDが必要となります。
なので、
- 相手がYahoo!JAPANビジネスIDを持っていない場合
- 相手がYahoo!JAPANビジネスIDを持っているが、所属するYahoo!JAPANビジネスセンターで広告管理ツールを使用していない場合
という場合には、Yahoo!JAPANビジネスIDの作成をすることから始めていきましょう。
このYahoo!JAPANビジネスIDは、ユーザーの管理を行うことができるビジネスマネージャーから発行することができ、それぞれ各個人に付与されるものになります。
このIDを発行するにあたって、発行数に制限はなく、無料で作成をすることが可能で、会社情報と管理者情報を入力します。
会社情報と管理者情報を入力しますが、会社情報には、ユーザーが属する会社を、管理者情報には実際に利用する人の情報を入力します。
ユーザーに付与できる権限
Yahoo!広告には、
- 管理権限
- 登録更新権限
- 参照権限
という、3種類の権限があります。
管理者は、この中から各ユーザーに適した権限を選んで付与をします。
それぞれの権限について、見ていきましょう。
管理権限
管理権限は、そのアカウントにおいてすべての管理を行うことができる権限になります。
広告アカウントのステータス変更や管理権限を付与するユーザーの管理、支払い方法の登録や変更などすべての管理操作など、アカウントすべての管理、操作を行うことができるのがこの権限です。
誤った操作をした場合、重要な損失につながるリスクがあるので、取り扱いに十分な注意が必要になるので、基本的にはこの権限を付与することはありません。
他企業で作成されたYahoo! JAPANビジネスIDには、管理権限を付与することはできません。
登録更新権限
登録更新権限は、アカウントの編集や参照を行うことができる権限になります。
広告の配信設定の登録をしたり、編集をしたりすることができる権限になるので、実際に広告を運用していくのに関わるメンバーには、この登録更新権限を付与してもらう必要があります。
アカウントにおいて可能な操作は、許可されている操作によって異なる部分がありますが、この登録更新権限があれば、レポートのダウンロードなども行うことができます。
参照権限
参照権限は、アカウントにおける参照のみを行うことができる権限になります。
広告運用に携わらないものの、プロジェクトに関わっているメンバーに参照権限を付与するようにしましょう。
Yahoo！広告のユーザー権限付与の流れ
検索広告、ディスプレイ広告のどちらでもいいのですが、「Yahoo！広告」にログインをしていただいて、上の方にあるタブの中から「権限管理」を選択してクリックします。
「権限管理」をクリックしていただくと、権限管理のぺージが表示されます。
画面の左側にアカウントの名前などが表示されていると思いますが、そのアカウントをクリックしていただくと、「招待中のユーザー」と表示された画面になります。
画面の上にある、青色の「＋アカウントに招待」をクリックします。
すると、「アドべートアカウントに招待する」というページになり、そこにある「Yahooビジネスマネージャー（従業員一覧）」とあるので、そこをクリックします。
すると、Yahoo!ビジネスマネージャーのツール管理メニューで、従業員一覧の画面が表示されます。
ビジネスマネージャーのツール管理メニューにある青色の「＋従業員新規登録」というボタンをクリックします。
すると、「従業員情報詳細」というページが表示されるので、新規利用者として追加をしたい従業員や、担当者の名前、メールアドレスなど必要な情報を入力していきます。
「権限」を選択するところでは、信頼することのできる人であるのであれば、「ツール管理権限」を選択していただいて、「確認」ボタンをクリックして、内容を確認したのち登録をクリックします。
すると、ユーザーが追加されます。
その後、登録をする時に入力をしたメールアドレスに、認証メールが届いていると思うので、その認証メールを確認して、そこでYahoo!JAPANビジネスIDの認証であったり新しいログインのパスワードを入力するなどの手続きをして、ユーザー権限が付与されます。
Yahoo！広告のユーザー権限付与について解説のまとめ
Yahoo！広告のユーザー権限付与について解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ユーザー権限を付与する場合、まず、付与する相手がYahoo!JAPANビジネスIDを持っていない場合は、Yahoo!JAPANビジネスIDを用意します。
また、相手の所属するYahoo!JAPANビジネスセンターで広告管理ツールを使用していないという場合にも、Yahoo!JAPANビジネスIDを新たに作成をする必要があります。
付与する権限には、種類があるので、どの権限を誰に付与するのかは、見極めて、権限を付与して、確認のメールが届いたら相手に確認をしてもらって承認をしてもらうという流れになります。
Yahoo!JAPANビジネスIDの発行や、付与したい権限の選択など、少しややこしい部分もありますが、手順に沿って設定をしていけば大丈夫です。
