ネットの広告といえば、「リスティング広告」や「ディスプレイ広告」がベーシックですが、とはいえ、最近ではSNS広告もぐんぐんと急成長してきました。
そこで、普段、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを利用していますか?
SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービスの略称ですが、友人とのコミュニケーションを円滑にすることができるとともに、同じ趣味を持つ人々を繋げる役割をもっていて、日本国内におけるSNS利用者も年々増加しています。
これらのSNSのチャンネルは、Webを介してユーザーがさまざまなコンテンツを生成するという共通点があります。
その中でも、大小を問わずいろいろな会社が利用しているのが、facebook広告です。
急成長をしているfacebook広告は、仕様などの更新頻度も高いので、頻繁に新機能がリリースされています。
新しい活用手段もドンドン出てきているので、その都度それについていくのは正直大変です。
しかし、広告やマーケティングの効果を高め続けるには、最新の情報にしっかりついていくことが重要になります。
そこで今回この記事では、最新の情報にしっかりついていけるように、facebook広告に関する情報を効率良く収集できる3つ方法を紹介させていただきます。
この記事を参考にして、少しでも正しいリサーチ方法を身に着けていただけたら幸いです。
Facebook広告に関する情報を効率良く収集できる方法!
これは、facebook広告だけには限りませんが、ネットで調べる時は「一次ソースにたどり着く」ということが基本になります。
そこで、第一歩としては、いつもfacebook広告のオフィシャルのサイトを調べるということです。
まずは、そこからはじめることを基本としましょう。
facebook広告のオフィシャルのサイトでオススメなのが、
- 「facebook businessニュース」
- 「ヘルプのページ」
になります。
それぞれについて、見ていきましょう。
facebook businessニュース
「facebook businessニュース」は、まさにチェックすることは必須です。
オフィシャルが運営のサイトなので、Facebook広告のニュースを仕入れるなら、やはり一番は信頼できる最新の質の高い情報が提供されているFacebook公式ブログの「Facebook Businessニュース」になります。
facebook広告を利用されている方であれば、定期的な確認は必須です。
公式というだけあって、最新の重要なアップデートがどこよりも早く発表され、その情報の信頼性に至っても言うまでもなくトップクラスです。
facebook businessニュースには、更新情報に加えて、日常での運用やマーケティングに使える知識が多数紹介されています。
また、機能強化などの最新情報だけではなく、Facebook広告を運用する際に役に立つTipsなどもよく掲載されているので、RSSリーダーなどを使って定期購読することをおすすめします。
オフィシャルのヘルプページ
facebook広告を利用していると、わからないことや困ったことが出てくる時があります。
そんな時に最初に確認すべきは、オフィシャルのヘルプページになります。
問題点をインターネットで調べると色々なサイトが出てきますが、やはり、公式のオフィシャルサイトが一番確実で一番最新の情報になるのでおすすめです。
しかも、このオフィシャルのヘルプページは、非常に見やすくて分かりやすいのが特徴です。
さらに、「よくある質問」も分かりやすく整理されているのでおすすめです。
facebook広告に関するニュースサイト
オフィシャルのサイトを確認した上で、さらにfacebook広告に関するニュースサイトを確認すると、より効率良く情報を手に入れることができます。
外部のニュースサイトやブログを見てみると、最新の情報に関する背景などや公式のオフィシャルのサイトには載っていないようなfacebook広告の活用方法も手に入れることができます。
定期的にニュースを確認
facebook広告の情報を載せているサイトはたくさんありますが、自分なりに見極めた上で、自分自身にあったサイトや読みやすく分かりやすいサイトをいくつか見つけておくことをおすすめします。
最新の情報にたくさん触れるのももちろん重要ではありますが、あまりにも情報量が増えすぎてしまうと、情報収集するために要する時間が増えてしまい、かえって効率が低下してしまうことが予想されます。
定期的に確認するサイトは、多くても5つくらいまでがおすすめです。
RSSリーダーを活用して上手に巡回
定期的に情報サイトを巡回するのであれば、お気に入り登録からアクセスをするよりも、RSSリーダーを利用した方が効率があがります。
RSSとは、「Really Simple Syndication」、または「Rich Site Summary」の略語で、Webサイトのニュースやブログなどの、更新情報の日付やタイトル、その内容の要約などを配信するため技術のことです。
RSSは、XML形式で記述されていて、RSSリーダーと呼ばれるツールを使用することで、さまざまなサイトの更新情報や新着情報を自動的に取得することができます。
つまり、RSSリーダーにお気に入りのWebサイトのRSSを登録することで、わざわざお気に入りのサイトへアクセスをしなくても、更新情報や新着情報をチェックすることができます。
RSSリーダーは、リーダーに登録されたWebサイトのRSSをチェックし、新しく追加された新着情報があれば、その「ページタイトル」「アドレス」「見出し」「要約」「更新時刻」などを表示して、その中から興味のある見出しをクリックすると、該当ページが表示されます。
もちろん、リーダーには複数のサイトを指定して登録することができるメリットがあるので、短時間で複数サイトの新着情報を把握することが可能です。
なので、RSSリーダーに自分が普段利用している情報収集サイトを登録しておくことで、RSSリーダーがサイトの更新内容を自動的に取得して通知が届くようになります。
自動的に届くようになることで、情報が更新されていないか何度も情報収集サイトを訪問する手間が省け、情報が更新されたタイミングで最新の情報を集めることが可能になるのです。
なにも、全ての情報を確認しなくても、必要な情報や気になった情報のみを確認するだけでいいので、効率良く情報を集めることが出来ます。
パソコンで活用されている代表的なRSSリーダーといえば、「inoreader」や「feedly」です。
facebook広告以外の他の情報を調べる時にも使えるので、ぜひ使ってみてください。
情報収集サイトの選び方
情報を得る場所としては、インターネットだけではなく、それ以外にも新聞やラジオ、本やテレビ、雑誌など数多くの媒体が存在しています。
その中でもリアルタイムで最新の情報を手に入れようとした場合に、一番利用されているのがインターネットになります。
インターネットの普及によって、調べたい単語を入力して検索をすれば、簡単に膨大な量の情報を手に入れることが出来ます。
インターネットで一つの情報を検索すると、似たような情報が何十個・何百個と検索にかかってしまい、情報があること自体は良いことなのですが、あまりにも情報が多すぎてしまうと、自分にとってどの情報が最適なのかを見つけにくい状態になってしまいます。
また、それらの情報を全て確認していくことは時間も労力もかなりかかってしまいます。
さらに、誰もがブログなどを通して、情報を発信するハードルが非常に低くなったことで、さまざまな情報を発信することが出来るようになりました。
その結果、情報の中には信憑性が薄い情報であったり、何かのサービスや商品の販売のために用意されている情報なども増えているのが現状です。
そこで、情報収集を効率良く進めていくためには、情報収集源であるサイト選びがとても肝心だということになります。
信憑性の高い情報源を選ぶ
正しい情報を収集するためには、信頼できる情報を発信している情報収集サイトを見つけることが大切になります。
「掲載されている情報を安心して収集することができる」と思えるようなサイトに出会うことができれば、信憑性の低い情報に惑わされることもなくなるので、毎回の情報の正誤性を確認する労力も省くことができます。
また、情報というものは、日々更新されていて、常に変化をしているものなので、情報源であるサイトが常に情報をアップデートし、最新の情報を発信しているのかどうなのかということも、情報収集サイト選びのチェックポイントになります。
情報の判断の仕方としては、
- 利用者のクチコミが一番
- Webサイト自体の信頼
- 公共のテレビ番組
- 公式な情報を発信している
などがありますが、この記事で紹介する情報収集サイトは、情報の鮮度・信憑性どちら共に高い品質の情報を取り扱っているサイトなので、情報収集初心者の方にでもおすすめです。
正確な情報収集をすることによって、仕事を効果的に進められます。
目的に合った情報のみを得る
情報を収集するこいうことは、ビジネスをする上で非常に重要になりますが、情報収集に重点を置くばかりに、情報収集を目的であるかのように誤った位置づけで考えてしまうことがあります。
ですが、情報を収集する目的は、あくまで仕事をする上での手段であるということを忘れないようにしましょう。
情報収集をしながら脱線してしまわないようにするためにも、情報収集をするときには必ず「どのような情報が欲しいのか」、「何のための情報収集なのか」など、情報収集をする目的を明確にする必要があります。
情報収集の目的をしっかりと持って理解しておけば、目的にあった情報のみを集めることができま、また、必要のない無駄な情報を集めてしまって情報に埋もれてしまうような状態を回避することもできます。
さらに、情報収集をする度に「この情報をどのように使うのか」、「集めた情報を誰と共有するのか」、「この情報をどのように発信をするのか」など、情報収集をした後のアクションも見通しをもっておくと、情報共有をして情報の発信までのステップまでスムーズに移行することができます。
疑問点は放置せず深掘りする
情報を集めているときに疑問を感じた場合には、ほかの人も同じように疑問に感じる可能性が高いといえます。
疑問を感じた場合には、国の機関が公開しているデータや書籍、インターネットなど、さまざまな情報源を参考にしながら再度、内容を調査するようにしましょう。
情報収集では、疑問点をそのまま放置をすると、あとから見たときに、また疑問に感じることがあるので、後回しにしないですぐに深堀りをしながら整理をして取り扱うようにしましょう。
また、情報収集の参考に引用した部分がある場合には、引用元の情報源とともに記載をすることによって、どの部分が参考に引っ張ってきた文章であるのかが明確になり、相手の権利を侵害せずに利用することができるので安心です。
文章の引用部分と引用元を明確にして取り扱うことで、トラブルが起こることもありません。
効率良く情報を収集するのにおすすめのサイト
情報を効率よく収集するサイトとして、いくつかご紹介していきたいと思います。
必要としている情報を入手することができるサイトをみつけて、効率よく情報を集めていきましょう。
- SNSマーケティングの情報は「ソーシャルメディアラボ」
- 幅広い情報を入手したい場合には「グロラボ」
- Web広告に携わるなら見ておきたい「アドタイ」
- 最新トレンドを知りたいなら「SMMLab」
- 運用関連の情報は「アナグラムのブログ」
- 定番のマーケティングニュースサイト「マーケジン」
- SNS関連の情報が集まる「We Love Social」
それぞれについて解説をしていきますので、見ていきましょう。
SNSマーケティングの情報は「ソーシャルメディアラボ」
「ソーシャルメディアラボ」は、ソーシャルメディアマーケティングに関連にた内容で、さらに特化した情報が集まるメディアです。
企業や広報担当者の方や、マーケターの方々などがソーシャルメディアを有効に活用することができるように、より実践的な利用方法の研究や情報の発信を行なっているので、参考になります。
主要ソーシャルメディアのFacebook・Twitter・LINE・Instagram、LinkedIn、Pinterestなどの「最新ニュース」や「運用ノウハウ」、「事例・データ」の情報を素早くキャッチし、さらに独自の解釈を加えた分析や考察をして公開しています。
また、ソーシャル要素を含む人気の「メディア」や「Webサービス」もチェックして、これからのWeb全体のトレンド予測なども行っています。
読み応えのある記事や興味深い内容の記事が多くあり、更新頻度も高いので、鮮度の良い役立つ情報が手に入ります。
何気なくふと気になった時に眺めてみるだけでも、ためになって面白いのでおすすめです。
幅広い情報を入手したい場合には「グロラボ」
「グロラボ」は、GMOグループのGMOペイメントゲートウェイが運営しているマーケティング・Web広告の情報サイトです。
グロラボは、Facebook広告やInstagram広告といったSNS広告だけではなく、リスティング広告やEコマースなど、幅広いジャンルのコンテンツの情報を更新しています。
Web担当者が必要としている最新の情報が、グロラボにはバランスよく掲載されています。
さらに、それに加えて、サイトデザインもすっきりとしているので読みやすいのが魅力の一つです。
Web広告に携わるなら見ておきたい「アドタイ」
「AdverTimes(アドタイ)」は、紙媒体の雑誌も出している宣伝会議が運営していて、コミュニケーション分野を取り巻くニュースや情報を発信する広告界・マーケティング界に特化したWebメディアです。
広告主企業のマーケターから支持される、マーケティングニュースのポータルサイトとして、、企業のコミュニケーション活動を担う、マーケティング、宣伝、販売促進、広報、経営企画などの部門が読者ターゲットとなっています。
また、現場で活躍している担当者から部長・課長・決裁権者まで幅広い読者を獲得しています。
AdverTimes(アドタイ)は、取り扱っているジャンルの幅が広く、また、コンテンツの質も高いので、Web広告の運用をしているのであればぜひチェックしておくべきサイトです。
さらに、Facebook広告のTipsや最新情報も手に入るので、おすすめです。
最新トレンドを知りたいなら「SMMLab」
「SMMLab(ソーシャルメディアマーケティングラボ)」は、上記のソーシャルメディアラボと同じような、SNSマーケティングの情報に特化しているアライドアーキテクツ株式会社が運営するニュースサイトです。
ソーシャルメディアマーケティングに関する国内・海外の最新ニュースや、基礎的な知識、活用事例の具体的なデータや運用のヒント、各種統計調査の分析、業界のオピニオンリーダーや企業マーケター関係者へのインタビューなど、独自性の高い高品質なコンテンツが多数あります。
FacebookやTwitter、Instagramといったソーシャルメディアが普及している今、ソーシャルメディアに限らず、広くマーケターに役立つ情報を発信するメディアとして情報を発信しています。
更新頻度としては、そこまで多く更新されているというわけではないですが、情報収集をするためだけではなくても楽しめる記事が多いので、気になったときに月1回くらいのペースでチェックすることをおすすめします。
運用関連の情報は「アナグラムのブログ」
Web広告のコンサルティング会社「アナグラム」が提供している、運用のヒントが満載のブログです。
広告を運用する際に、多くの人が一度はアクセスしたことがあると言われていて、新入社員が入社するたび「このブログは読むように」と伝えられるほどです。
最新ニュースはもちろんですが、リスティング広告、Facebook広告・Instagram広告、Twitter広告、LINE広告など、さまざまな運用型広告やその周辺の情報をツールの使い方や、運用のTipsといったコンテンツが充実しています。
そして、一番の特徴は、アップデートの情報の更新するスピードがとにかく早いことで、ブログが更新される度に、Twitterでたくさん拡散されるのでリツイートを見て更新を知ることもあります。
最低でも週に1度以上更新しているので、旬の話題が更新されているのが嬉しいですね。
定番のマーケティングニュースサイト「MarkeZine」
「MarkeZine(マーケジン)」は、マーケター向けメディアとして、インターネット広告やオンラインマーケティングの最新ニュースをチェックすることができる、不動の地位を確立する人気のWebメディアです。
出版社が運営する特化型メディアということもあって、月間約100万PV、会員数約20万人上ります。
MarkeZine(マーケジン)の特徴としては、掲載されているコンテンツの質と量が圧倒的に多いことです。
また、Facebook広告を始めとするSNS広告の話題もよく更新されているので、定期的に確認をするようにしましょう。
SNS関連の情報が集まる「We Love Social」
「We Love Social」は、「株式会社コムニコ」が運営していて、SNSマーケティングやSNS広告の最新ニュースまで、SNS運用のヒントが見つかるような最新のトレンド情報を更新している専門のメディアです。
特に、Facebookに関連した記事が多くあるので、、facebookやtwitterを始めとするソーシャルネットワークを利用したビジネスをしている方、Facebook広告の運用担当者にはぴったりです。
昨年同月のトレンド入り実績から、2022年4月・5月・6月にTwitterトレンド入りするキーワードを予測したり、主要SNSの最新ニュースや話題の投稿をまとめたり、SNSユーザーの注目を集めるイベントまで、幅広い情報を発信しています。
最新のトレンドを絡めた情報はもちろん、そこにWe Love Social独自の視点のコンテンツが充実しているので、参考になります。
プロモーションのヒントが欲しい時は「PR TIMES」
「PR TIMES」は他のサイトとはちょっと違って、様々な企業とプレスの情報がひとつに集まった、プレスリリースを配信する日本初の企業とプレスのリレーションサイトです。
テクノロジー系の企業のプレスリリースの量も多くあり、Facebook広告やソーシャルメディアマーケティングに関連したプレスリリースが載ることもよくあります。
このサイトは、「毎日チェックをするべき」、「最新のニュースにキャッチアップをすることできる」といったようなサイトではないので、気が向いたときに覗いてみるとマーケティングやプロモーションの良いヒントになったりします。
ヒントとして役立ちそうなアカウント
実際に運用されているアカウントをフォローすると、オフィシャルのサイトやニュースサイトを見ているだけでは手に入らないような実用性の高い知恵やヒントを日常的に手に入れることができます。
競合他社のアカウント
まずは、同業の競合となる会社のアカウントです。
競合となる会社の投稿されている内容・販売促進の手法をこまめに見て、自分にも活かせそうな部分はすぐ活かしていくべきです。
競合他社の動きに敏感となりアンテナを張るのは、他のネット広告も含めて重要です。
他の業界のアカウント
同業界の会社のアカウントだけでなく、自分の会社とは関係のない会社のものも定期的に見てみるのもオススメです。
他業界の会社のfacebookページには、業界が違うからこそ出てくる発想も散りばめられていたりします。
業界は違えど、自分の興味のある会社のアカウントであれば、ストレスなく見続けることもできます。
役立ちそうなことを見つけたらすぐにメモに残す
他の会社のfacebookで「おもしろそう」「あとで使える」と感じたら、すぐにメモに残すようにしましょう。
情報は時間をかけて集める必要があるため、労力を無駄にしないためにも、情報収集した内容をメモするときは、一ヶ所にまとめて保存・整理をしておくと便利なので、オススメします。
1ヶ所に整理しておくと、煮詰まった時に素早く情報を引き出せて再度探す手間を短縮できるメリットがあります。
こうした時には、スクリーンショットやリンクもまとめて保存できるオンラインのノートツールが便利です。
「OneNote」や「Evernote」であれば、ビジネスでもよく使われているツールなので安心ですよ。
最新の情報を確認しながら、日常的に集めた情報をメモをして整理しておくことは、情報収集のコツで覚えておきたいポイントです。
Facebookは、いつデータを取得しているのか?
精度の高いターゲティングで成果の最大化を図ることが出来るFacebook広告ですが、その精度を高めるためには機械学習を進めるための「データを集めてあげる」ことが重要となります。
その条件として媒体が推奨しているのが、各広告セット毎に1週間で50件以上のCV数を担保するということです。
たとえば、CV数が50件以下となってしまうと、配信の精度が落ちて、獲得見込みの低いユーザーへの配信量が増えてしまうことでCPAが高騰しまう恐れがあったり、だんだん広告の配信量自体も減ってしまうという可能性があります。
また、その逆で、各広告セット毎に週50件のCV数を担保することによって、より獲得見込みの高いユーザーへの配信ボリュームを増やすことができ、CV数を拡大したり、CPAを低減したりできる可能性が高まります。
コンテンツや広告の訴求力を高め、利用者の好みやニーズに合ったものにするため、多くのウェブサイトやアプリがFacebookのサービスを利用しています。
こうしたサービスには、以下のようなものが含まれています。
- ソーシャルプラグイン:ウェブサイト上の「いいね!」や「シェア」などボタンで、コンテンツなどを簡単にFacebookで共有できるサービス
- Facebook ログイン:Facebookのアカウントを使って、他のウェブサイトやアプリにログインすることができるサービス
- Facebookアナリティクス:ウェブサイトやアプリの運営者が、サービスがどのように利用されているのか把握するために役立つサービス
- Facebook広告と測定ツール:ウェブサイトやアプリが、Facebookの広告主の広告を表示したり、広告をFacebookなどに掲載したり、広告が有効かどうかを把握することを可能にするサービス
Facebookのこれらのサービスを利用しているウェブサイトやアプリにアクセスする際は、Facebookにログインしていなかったり、Facebookのアカウントを持っていない場合でも、Facebookに情報が送られます。
これは、ウェブサイトやアプリが、誰がFacebookを利用しているか把握していないからです。
Facebookだけでなく、「いいね!」や「シェア」に類似したボタン、あるいは同じようなログイン機能をもつ多くの企業が、サービスを利用しているアプリやウェブサイトから情報を取得しています。
これらの企業も広告サービスを提供しているので、ユーザーの方々がアプリやウェブサイトにアクセスする際に、複数の企業に同じ情報が送られるということもあります。
「情報収集期間」のステータスに注目
Facebook広告の「情報収集期間」とは、最適化を行うのに十分なデータが貯まるまでの期間を意味しています。
Facebook広告は、機械学習を使って配信を最適化しています。
広告セットで「情報収集が不十分」と出ているのを見たことがあると思いますが、この状態は、パフォーマンスを最適化するためのデータがまだ足りていないという状態を示しています。
広告セットの配信ステータスには、以下のようなものがあります。
- アクティブ
- 情報収集中
- 情報収集が不十分
- オフ
「情報収集中」
「情報収集中」は、1週間で50CV溜まるまでの機械学習している期間になります。
「情報収集中」にオンマウスをすることで、50CV溜まるまでにあとどれぐらいのCV数が必要なのかということを確認することができます。
また、情報収集期間が終了する前に、キャンペーン、広告セット、広告に一定の変更を行うと、情報収集期間がリセットされてしまうので注意をする必要があります。
50CVまで溜まると、ステータスが「アクティブ」に変更されます。
「情報収集が不十分」
「情報収集が不十分」は、1週間で50CV以上の獲得が見込めない場合に表示されます。
その要因としては、クリエイティブの効果が悪い、オーディエンスサイズが小さい、日予算が少ない、広告数が多すぎる、最適化イベントの頻度が低い、入札価格が低い、オークションの重複率が高いなどが挙げられます。
一度「情報収集が不十分」と判定されても、これらを改善すれば学習は進みます。
「情報収集中」はなるべくいじらない
「大幅な」編集は、学習をリセットさせます。
情報収集期間がリセットされてしまうと、また50CV溜まるまで待たないといけないので、なるべく変更を行わないようにするか、大きな変更がある場合はまとめて行うようにしましょう。
Facebookが大幅な編集とみなして、情報収集期間がリセットされてしまう理由は以下の8つになります。
- 新しいクリエイティブの追加・設定の変更
- 日予算の大幅な変更
- ターゲット設定の変更
- 配置の変更
- 最適化イベントの変更
- 入札戦略の変更
- 入札価格の大幅な変更
- 広告セットの7日以上の停止(広告セットの停止を解除した時点で、その広告セットが再び情報収集期間に入ります)
この中でも特にやりがちなのが、「新しいクリエイティブの追加」です。
そうしても効果が悪くなってくると、新しいクリエイティブをつい追加したくなりますが、新しいクリエイティブの追加も大幅な編集に該当するので、せっかく学習されたものもリセットされてしまいます。
情報収集期間がリセットさせてしまわないように、情報収集中は、不必要な変更をすることはなるべく避けましょう。
また、広告セット内で特にCV数が大きい広告の停止や削除もリセットにつながってしまうので、新しいクリエイティブの追加はなるべくまとめて行うか、情報収集期間が終わってからパフォーマンスが安定した後に行うなどの工夫をすることが必要になります。
また、予算は最初から多すぎず少なすぎない金額をきちんと計算しておくことが大切です。
途中で予算を変更すると、学習がリセットしてしまう可能性があります。
情報収集をしたら、真偽は必ず確かめよう
SNSの情報収集を行う際に注意してもらいたい点について、見ていきましょう。
企業や官公庁の公式アカウントから情報を得ている場合には、あまり問題になりませんが、一般ユーザーのアカウントから情報を得ているという場合には、その情報が本当に正しいものなのかどうなのかという真偽について調べるのも重要になります。
たとえば、個人ユーザーのSNSから何気なく得た情報を、何も調べないでそのことについて記事を書いた場合、その後でその情報が間違っているとわかった場合、クライアントに多大な迷惑をかけてしまうことになります。
場合によっては、同じクライアントからその後の依頼を断られてしまう可能性もあります。
現代における情報の発信自体のハードルが下がっていることもあり、数多くの情報の中には信憑性が低いものであったり、誤った内容の情報も存在しています。
特にインターネットの情報には、特定の商品やサービスの購入のために量産されている情報も多数存在しているので、そのような記事に信憑性を望むことはできません。
また、情報は毎日のように更新されていくので、その情報の鮮度が低くなってしまうと情報自体の正誤性も変わってくるので、情報収集力を高めるためには情報が正しいかどうかということと、情報が最新のものであるかどうかを判断する能力も問われてきます。
情報というのは自分の信用を落としかねない事態にもつながるので、間違った情報に惑わされてしまわないように、大切に扱うようにしましょう。
Facebook広告に関する情報を効率良く収集できる3つの方法!正しいリサーチ方法を身に着けよう!まとめ
今回は、Facebook広告に関する情報を効率良く収集できる方法について解説してきました。
数あるSNSの中でも、全世界でのユーザー数がずば抜けて多いのがFacebookになります。
Facebook広告においては、「データの収集」が何よりも大切になります。
Facebook広告やSNSマーケティングの最新ニュースを入手できるサイトを厳選してご紹介してきましたが、SNSのメインとも言えるチャネルであるFacebookは、プライベートでもお仕事でも利用している方は数多くいます。
そんなfacebook広告では、情報の量が成果を左右します。
データをいち早く集め、より獲得見込みの高いユーザーに広告を配信していくためにも、オーディエンスはなるべく1つの広告セットに集約していくことをおすすめす。
facebook広告に限ったことではなく、他のWeb広告にも当てはまることではありますが、Facebook広告では最新の情報にキャッチアップしているかどうかで、広告の運用やマーケティングの質が大きく変わってきます。
今回紹介したような、「オフィシャルのサイト」「外部のニュースサイト」「競合他社や異業種のアカウント」からの情報収集が最も効果も高く、効率が良いです。
facebook広告の担当者の方、また、Facebook広告の運用に少しでも携わっているのであれば、これらの方法を駆使して、最低限週に1回は最新ニュースを仕入れて広告の効果を更に高めてください。
なぜ、CPA:¥6,286円 → ¥396に改善できたのか?『メール・LINE登録CPAを下げるためのFacebook・Instagram広告の必須設定チェックリスト&マニュアル15選』はもう受け取りましたか? ・1人社長から誰もがテレビCMで見たことがあるような企業、国会議員、同業の広告代理店や集客コンサルタントまでサポート この中で得られた知見を元に、広告のサポートをする中で実際に使っているMeta広告の必須設定をまとめました。 実際、これを使って、 CPA:¥6,286円 → ¥396 という改善を実現しています。 メールやLINE登録CPAを下げたいのであれば、下記ボタンをクリックして詳細を確認してください。 |