Facebook広告

Facebook広告の広告文や画像内テキストのルールとは?審査と成果の両視点から見た効果的な作り方!

Facebookは、googleやYahoo、Twitter、Instagramなどに並ぶメジャーな媒体として多くの人に知られていますよね。

 

Facebook広告とは、若者をはじめ多くのユーザーを持つFacebook内で打てる広告のことで、今や多くの企業が活用していているSNS広告ですが、その中でも代表的なのがFacebook広告です。

 

Facebook広告は、詳細なターゲティングをすることがが可能で、BtoBでも効果を見込めることから、さまざまな業種の企業が出稿を検討しています。

 

Facebook広告は、もっとも伸びしろがあるとして利用している方も増えていますが、勢いがある分、審査の基準も厳しいので広告ポリシーに沿った内容でなければいけません。

 

Facebookの広告ポリシーでは、細かくカテゴリ別に制約が設けられていて、文字に関しては、「Facebook広告の文字数って制限はあるの?」「何文字まで?」「入力したはずの広告文が表示されない」「どこに何の情報を入力すればいいの?」とお困りの方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、Facebook広告の文字の表示場所、推奨文字数、文字記載時の注意点などを解説をして、また、Facebook広告は、目的ごとにさまざまなメニューが用意されているので、広告の表示形式もさまざまです。

 

Facebook広告を投稿する際に、最も重要視されるのがクリエイティブの質になります。

 

ですが、画像だけではオーディエンス・ターゲットをコンバージョンまで導くことが難しいので、そこでテキストも重要となってきます。

 

実際に広告をうったり、配信されている広告を見るなど、なんらかの形でFacebook広告に触れたことのある人は多いのではないでしょうか。

 

そんなFacebook広告ですが、実は、広告を出すうえでいくつかのルールが存在します。

その中でもテキスト系の規定は、極めて重要といえます。

 

Facebook広告で見やすさやわかりやすさを徹底するために、知っておきたいルールを紹介したいと思います。

 

そこで今回この記事では、そんなFacebook広告の広告文や画像内テキストのルールとはどのようなものなのか?て詳しく解説していきます。

 

審査と成果の両視点から見た、効果的な広告のしっかり理解して作り方を身に着けていきましょう!

 

また、Facebook広告は初心者の方でも簡単に始めることができるので、しっかりとルールを抑えて今後の広告配信に活用していただけたら幸いです。

Facebook広告の広告文に関するルール

Facebook広告は、以下の3つで構成されています。

  1. 画像もしくは動画
  2. 広告文
  3. リンク(HP等)

この中の広告文ですが、実は、これは半角で125文字以内に収めることが推奨されています。

 

125文字を越えてしまうと、広告枠内に収まらないので、途中で文が切れてしまう可能性があるためです。

罰則があるルールというわけではないので、必ずしも守らなければならないということはありませんが、推奨されている以上、従った方がよいことは明白です。

Facebook広告で文字を入れる場所は、3種類あります。

今回の内容
  • メインテキスト:125文字以内(※必須)
  • 見出し:25文字以内(※任意)
  • リンクの説明:30文字以内(※任意)

Facebook広告では、上記のようにメインテキスト・見出し・説明の3つの要素からデバイスや配置によって情報を得ていて、クリエイティブが構成されるという仕様になっていて、ます。

 

メインテキストは、半角125文字を超える文字は認められますが、表示が途中で切れる可能性があり、見出しは、半角25文字を超える文字は認められますが、こちらも表示が途中で切れてしまう可能性があります。

 

リンクの説明は、一部の配置のみ表示され、表示位置は異なります。

 

モバイルニュースフィードでは、広告を見た人に響く可能性が高い場合のみ広告に表示され、半角30文字を超える文字は認められますが、こちらも表示が途中で切れる可能性があります。

 

また、Facebook広告は目的に合わせてさまざまメニューが用意されていて、表示形式も多様ではありますが、テキストの文字数やデバイス、配置によっては、情報が柔軟に組み合わされるので、見出しや説明を記載しても全て表示されずに途中で切れてしまうこともあります。

また、広告が配信されるデバイスのサイズによって表示できる文字数も異なります。

特に、スマートフォンなどで表示されて見る場合、ディスプレイが小さいので、見え方も考えて、見やすさ・わかりやすさを考慮し、プレビューで確認をしながら見切れない文字数に調整する必要があるので、広告文を125文字以内で収めることが推奨されているのです。

 

これまでは、最大7行まで表示されていたメインテキストですが、2019年8月からはメインテキストは最大3行までとなりました。

 

それを超えるテキストは、”もっと見る”をタップすることで表示される仕様へと変更がなされました。

 

そのため、広告文が省略され配置が右下に近い程、文章が省略されてしまう可能性が高くなります。

 

そうならないためにも、全てのデバイスで表示させたい部分は左上から記載するようにしましょう。

 

基本的に推奨文字数で収めている場合は問題はありませんがこの文字数を超えると、広告文が途中で途切れてしまう可能性が高いので注意が必要です。

 

管理画面でも表記されているので出来るだけ推奨値は守るようにしましょう。

 

また、リンクの見出しは25文字以内、リンクの説明文は30文字以内におさえることも同じ理由から推奨されています。

 

PCでの表示であれば、推奨字数を越えても表示されるかもしれませんが、Facebookはスマホで見られることが多いため、文章がきれてしまう可能性は高くなります。

 

よほどのことがない限りは、規定文字は超えないように調整しましょう。

Facebookフィード以外のFacebook広告の文字数について

汎用性の高いFacebook広告フィード以外にも、推奨されている文字数があります。

Facebook広告 フィード(メイン)

  • メインテキスト 125文字以内
  • 見出し     25文字以内
  • リンクの説明  35文字以内

上記を超える文字数も認められますが、表示が途中で切れる可能性があります。

Facebook広告 カルーセル

カルーセル広告は、1つの広告で最小2件から最大10件の画像や動画、URLなどを設定することができる形式です。

 

広告の画像や動画をスワイプすることによって、別の画像や動画を表示させることができ、画像や動画を複数枚設定をすることができるということは、画像1枚の時と比べると、ユーザーへ訴求できる情報量が増えるので、ユーザーがその商品やサービスを利用するイメージが湧きやすくなります。

 

その結果、商品やサービスの魅力をより多く知ることができるので、商品の購入やサービスへの申込みなど、コンバージョンに繋がる可能性が高まります。

 

紹介したい商品について、複数の特徴やイメージを伝えたいという場合に効果的です。

  • メインテキスト 125文字以内
  • 見出し     25文字以内
  • リンクの説明  20文字以内

カルーセル広告では、上記の半角20文字を超える文字数についても認められていますが、表示が途中で切れる可能性があります。

 

また、カルーセルは、複数の画像を設定することができるので、各画像に対しての見出しと説明文を記載することができます。

 

カルーセル広告もテキスト文字数や動画サイズなどの要件はありますが、画像広告や動画広告とほとんど同じで、異なる点としては、2~10件の画像や動画を設定する点になります。

 

また、カルーセル広告は、設定した画像や動画ごとにそれぞれのリンク先URLを設定することができるので、画像や動画にあったページにユーザーを遷移させることで、よりコンバージョンに繋がりやすい導線を作ることができます。

気を付ける点として、他のカルーセル広告を配信できる媒体としてあるLINEやTwitterなどは、1つの画像に対して1つのURLしか設定することができません。

カルーセル広告を利用することによって、機能を視覚的に説明することができ、ff商品カタログのように商品を並べることで、ユーザーは好きな商品を選んでクリックし、詳細ページを見ることができます。

Facebook広告 動画

動画広告は、動きと音声で紹介することによって、商品の特徴をわかりやすく伝えることができるので、最近では最も人気の配信方法になります。

 

画像と違って、動いていることで目に入りやすくなります。

 

また、スライドショーという機能があり、スライドショーを使用することで複数の画像を組み合わせて簡単に動画を作成できるようになっています。

  • メインテキスト 125文字以内
  • 見出し     25文字以内
  • リンクの説明  30文字以内

上記を超える文字数も認められますが、表示が途中で切れる可能性があります。

Facebook広告 コレクション

コレクション広告は、「メインビジュアル」と「商品画像」を組み合わせた構成になっていて、ECサイトなどのオンライン上でショッピングにつなげたい場合に効果的な広告になります。

 

メインとなる広告が大きく表示され、その下に4つの商品画像が並ぶように、複数の商品を表示できます。

  • メインテキスト 90文字以内
  • 見出し  25文字以内

上記を超える文字数も認められますが、表示が途中で切れる可能性があります。

 

ユーザーがメインビジュアルもしくは商品画像をタップすると、シームレスにフルスクリーンの商品紹介ページへと移行し、個別の商品をタップすることで広告主のWEBサイトに遷移するので、商品の購入を促進することができます。

 

コレクション広告には、ビジネスの目的に最適化された5つのテンプレートが用意されているので、最小限のクリエイティブで広告を作成することが可能になり、場合によってはクリエイティブが不要なこともあります。

また、コレクション広告には、アウトバンドクリックという商品紹介ページを閲覧したユーザーのうち何人が、設定したWEBサイトに遷移したのかを示している数値があるので、指標を分析することで、反応が良いコレクション広告が分かります。

スライドショー

  • メインテキスト 125文字以内

上記を超える文字数も認められますが、表示が途中で切れる可能性があります。

ストーリーズ

  • メインテキスト 190文字以内(※フィード広告と同様の広告を使用した場合のみ)

上記を超える文字数も認められますが、表示が途中で切れる可能性があります。

Facebook広告の画像内に挿入されるテキストのルール

Facebook 広告 広告文 画像内 テキスト ルール とは 審査 成果 両視点 見た 効果的 作り方

Facebookでは、画像内に挿入されるテキストは、少ない方が好ましいとされています。
(イベント用や書籍用等、一部を除きます)

 

このルールに関しては、罰則とまでは言いませんが、画像内のテキスト割合が20%を超えた広告は、掲載量が減らされてしまうという傾向があります。

 

最悪配信停止に至ってしまうこともあります。

カルーセル広告では、1画像でも基準違反のものがあると、その広告全体が掲載停止の対象となるので気を付けましょう。

テキスト量は、Facebook広告公式チェックツールである【テキストオーバーレイツール】で確認をすることが可能なので、しっかり確認してから広告を出すようにしてくださいね。

テキストオーバーレイツール

Facebook広告の広告文で審査と成果の両視点から見た効果的な作り方

Facebook 広告 広告文 画像内 テキスト ルール とは 審査 成果 両視点 見た 効果的 作り方

Facebookで広告を出すにあたって、適切な文字数や表現にするための注意点がいくつかあるのでご紹介していきます。

画像内のテキストは少なくして広告らしさを無くす

先ほど説明したように、画像内のテキストは少ない方が好まれます。

 

中には、テキスト量20%以下ではあるものの、ぎりぎりのラインのものに関しても掲載量が減ってしまうこともあります。

 

つまり、Facebook広告では、画像テキストよりも画像そのもの、もしくは、広告本文で全てのものを表現できるようにしておいた方がよいでしょう。

 

Facebook広告では、利用者とビジネスに最大の価値をもたらすことを目的としており、調査を実施し、コミュニティからのフィードバックのデータを分析することで広告の属性がパフォーマンスにどのように影響するのか把握するようにしています。

 

ニュースフィードで表示するテキスト量が多すぎると、審査に引っかかってしまうことがあります。

 

広告画像が20%を超えないように推奨されているのは、その方がパフォーマンスが高くなることがわかっているからです。

 

広告画像は、テキストが載っていない方が広告のエンゲージメントが高くなるので、コンテンツの品質を高めることができます。

 

なので、テキスト量は20%程度で収まるように調整する必要があります。

 

特に、Facebookユーザーの代表である若者世代は、いかにも広告といわんばかりの広告を嫌う傾向にあります。

文字ばかりで拒否感を持たせてしまうよりも、写真やイラスト、広告本文をわかりやすく短い文章でまとめて、ユーザーの心をつかみましょう。

インスタグラムでの広告もこのような傾向にあり、Facebookとインスタグラムの両方に広告を出すことを考えている場合には、とにかく広告らしさを消したものを出すようにしましょう。

数字を使って説得力をもたせる

広告文に用いる言葉は、基本的に具体的で分かりやすい言葉が適しています。

 

特に文章をだらだら書くよりも、分かりやすい数字を入れることによって、より説得力を持たせることができるので、効果が上がる傾向にあります。

 

分かりやすい数字を使って、自社の商品の強みやユーザーにとってのメリットを表現することができる場合には、積極的に使用していきましょう。

 

たとえば、会員数○○万人、取り扱い社数○○社、最短2日以内に発送などといった、ユーザーが魅力的に感じるような自社の強みを、具体的な数字を使ってアピールしてみましょう。

広告文は見やすく端的に

広告文は、見やすく端的にするようにしましょう

 

人がパッと一瞬で見て認識をすることができる文字数は、一般的に10文字前後と言われていて、苦痛を感じることなく読める横書き1行あたりの字数としては、20字+α程度だと言われています。

 

なので、Facebook広告で使用する広告文についても、伝えたいことがたくさんあるからと言って長い文にするのではなく、短くわかりやすいキャッチコピーにする必要があります。

 

Yahoo!ニュースのタイトルも全て13文字以内に収まっていて、見た瞬間的にすぐに読める文章を提示することによって、画面の中でより多くの選択肢をユーザーに与えています。

 

また、文書を読んでもらうではなく、見るような文書を作成すること、また、縦にスクロールするWebコンテンツの場合には、視線を左右にあまり大きく移動しなくても読むことができる文字数、文節の区切りがいいところで改行をすることによって、視認性を高めることができます。

そして、文章は2~3行ごとに一行空けることで、段落ごとに文意が読み取りやすくなります。

ユーザーに刺さる訴求を考える

広告文の訴求ポイントには、その商品やサービスに対してユーザーにとってどんなメリットがあるのかをイメージさせる役割があります。

 

限られている文字数の中で、自社の商品の強みや特徴をそれだけアピールをすることができるかがカギとなります。

 

ユーザーに興味をもってもらって「気になったから買ってみよう」、「登録してみよう」と思ってもらえるような広告文にすることで、広告効果が高まります。

 

文字数が少ないからこそ、インパクトのある言葉の選択であったり、分かりやすさは重要になってきます。

 

たとえば、会員登録を訴求したい場合であれば、「たった10秒で簡単に登録!」、「たった3ステップで登録完了!」など、登録が完了するまでの目安を分かりやすく提示することによってユーザーは登録しやすくなります。

 

また、お店に直接来店をして欲しい場合には、「お近くのお店を探す」、セミナーへの勧誘の場合であれば、「即日オンライン受講可能!」など、実際にユーザーに起こして欲しい行動を記載することで、メインテキストを読んだユーザーの後押しをすることができます。

 

広告分を作成する際において、まず、訴求したい内容を明確化にして、整理をする必要があります。

 

訴求したい内容を整理することができたら、訴求ごとに広告分を作成し、A/Bテストを実施して効果検証を行い、より成果の良い広告文を採用しましょう。

ユーザーに刺さる表現を考える

広告文を考える際に、訴求の内容を明確化ができたら、次に、訴求点をわかりやすく文章にまとめていきます。

 

分かりやすく文章にまとめる際の方法としては、ただまとめるのではなく、ターゲットとしているユーザーに興味を持ってもらえるような、どこか刺さるものにすると効果的です。

 

自社の扱っている商品や、サービスのターゲットとしているユーザーとの関連性を広告文に反映させることが必要になります。

 

ユーザーとの関連性を広告文に反映させるためには、ターゲットとするユーザーの生活スタイルや抱えている悩みを考える必要があるので、とにかくユーザー側の気持ちになって、伝わるような文章を意識することが重要です。

 

たとえば、1つ例を挙げるとすると、toC商材を扱ている企業において、「まだ○○してないの?」や、「実はみんな○○してる!?」など、ユーザーの視点になって、いわゆるユーザーインサイトに全振りしたテキストに変更する事によって、なんとクリック率が0.31%改善し、クリック単価が129円も改善されたという事例があります。

もちろん、扱っている商材や狙っているターゲット層によっても成果は異なりますが、ユーザーインサイトに沿った少し奇抜なくらいの表現をした広告テキストなども効果的なので、是非参考にしてください。

最初に伝えたいことを先頭にもってくる

次に、気を付けるべきこととしては、「とにかく訴えたいことは最初に持っていく!」ということです。

 

これは、どうしても先頭にある文書の方が、ぱっと見たときにユーザーの目に留まりやすく、興味を持ってもらいやすく、また、印象に残りやすいということが第一です。

 

そして第2に、そのユーザーが使用している端末によっては、広告の本文が一部切れて表示されてしまったりすることがあるのですが、先頭に伝えたいことを持っていっておけば、その心配が皆無であるということです。

基本的に、Facebookが規定している文字数内におさえておけば、文章が切れてしまうことはないとされていますが、全ての文章が確実に切れないという保証はないので気を付けておきましょう。

なので、ユーザーの目に確実に届けるためにも、自分の伝えたいことは必ず最初に書くようにしておきましょう。

 

Facebook広告には、大きく分けて以下3つのターゲティング方法があります。

今回の内容
  • コアオーディエンス 利用者がプロフィール上で公開している情報や行動に基づいて抽出
  • カスタムオーディエンス 既存の顧客やウェブサイトにアクセスしたリード(見込み客)にリーチ
  • 類似オーディエンス 既存顧客やウェブサイト訪問者に特徴や行動の類似要素があるユーザーにリーチ

リスティング広告と比べてFacebook広告は競合が多くないのがメリットですが、リスティング広告よりもユーザーのモチベーションが低くコンバージョンに繋がりにくいというデメリットがあります。

 

ターゲティングでポイントとなるのは、キャンペーンの設定です。

 

「目的は何で、誰に向けて広告を見せるか」、目的を選択して、広告で何をしたいのかを明確にします。

 

目的として、新規のユーザーを獲得するために広告を出すのか、それもと、新商品を販売するために広告を出すのかなどを考えて、目的をはっきりさせてターゲティングすることが大切です。

 

Facebook広告を作成する際は、1つの広告セットにつき1つのオーディエンスを設定する必要があります。

 

例えば、ユーザーに会員登録をしてもらいたいということを目的とするのであれば、「簡単に登録できる!」、「1分で登録完了!」など、登録完了の目安を提示する他、セミナーならオンラインでも受講が可能!などユーザーに起こして欲しい行動を記載すれば、ユーザーの行動を後押しすることができます。

 

こういったオーディエンスを理解することはとても重要なのでターゲットとするユーザーの生活や悩みなどを考察して、とにかくユーザー視点の広告になるように意識しましょう。

 

Facebook広告の作成画面では、配置などプレビューが確認できるので、意図通りのクリエイティブを配信するために、必ずプレビューを確認しておきましょう。

 

プレビューをする際は、モバイル機器でプレビュー機能を利用することでよりユーザー目線でチェックできるのでおすすめです。

解像度に上限はないので手持ちの最高画質を

アスペクト比とセットで覚えておきたいことが、画像の粒度を記す「解像度」になります。

こちらはピクセルで表現されます。

 

Facebook広告においては、解像度の上限が原則としてないので、手持ちの画像の中から最も画質の良い高画質なもの選択して使うようにしましょう。

 

解像度の下限を補足すると、100×100ピクセルと記載されていますが、解像度が低いと広告の印象が悪くなってしまい、費用対効果が落ちてしまうことがあります。

なので、画像の解像度の基準としては、短い辺が1080ピクセル以上あれば十分で、先ほどのアスペクト比の話と合わせると、1080×1350ピクセル以上の長方形画像が良いということになります。

広告入稿後にチェックすべき2つのポイント

Facebook広告の入稿作業が終わったら、いよいよ配信開始しますが、配信を開始して良いスタートを切るためにも、最後にチェックすべきポイントが2つあります。

 

一つずつ見ていきましょう。

1.実際の画面で広告を確認する

広告を作成したら、完成した広告が実際にどのようなな広告になったのかを、必ず自分の目で確認をするようにしましょう。

 

たとえば、Facebook広告マネージャのプレビュー表示と、実際の画面で表示されるものでは、文字数が異なっていることがあります。

 

なので、次で紹介をする方法で広告の確認をしておくことをおすすめします。

実際の画面で広告を確認する方法

実際の画面で広告を確認する方法についてご紹介します。

  1. 該当の広告にチェックを入れてます。
  2. 「プレビュー」をクリックすると、ポップアップが表示されます。
  3. 「広告プレビュー」という文言の右隣にある矢印マークから、「リンクをシェア」をクリックします。
  4. 表示されるURLをFacebookにログインしているデバイスでタップします。
  5. Facebookで出てくる「フィードで表示する」をタップし承認します。
  6. フィードをリフレッシュします。
  7. 最初に出てくる広告枠に広告のデモが表示されます。

こちらのデモ表示をした段階では、課金されることはないので安心してください。

 

また、Instagramで確認をしたいという場合でも、Facebookでの承認作業が必要になります。

 

デモ表示は、最大1週間で自動的に消えます。

スマホでチェックし、toBビジネスは、PCでも確認

ユーザーがFacebookやInstagramを利用するのは、ほとんどがスマートフォン中心になるので、広告を確認するときには、スマートフォンでの見た目を重視するようにしましょう。

 

ただし、toBビジネスにおいては、スマートフォンだけでなくPCも重要なデバイスになります。

 

PCで表示できる文字数はスマホよりも多くなる傾向があるので、逆に文字数が余ってしまうこともあるので、訴求力を上げる余地を逃さないようにするためにも、漏れなくPCでもチェックしておきましょう。

2.審査が無事通ったかの確認をする

審査に落ちてしまわないように、あらゆる部分に気を付けて広告を作成したとしても、思わぬところで審査に引っかかって通らないということがあります。

 

なので、広告を入稿したら終わりではなく、数時間から1日ぐらいの時間をおいてから、審査状況を確認するようにしましょう。

 

広告の審査状況は、「アカウントのクオリティ」という画面から確認をすることができます。

 

広告審査の結果待ちのものがないか確認したいときには、「審査中」タブから確認することができ、審査落ちをしてしまったものがないかの確認をしたいときは、再審査が可能な広告タブで「却下された広告」がないかをチェックしてください。

 

広告を作成するときには、ユーザー目線でチェックをすることができているかもしれませんが、作成をして配信をしてからがユーザー目線の活かしどきになります。

作成した広告がどうしてパフォーマンス悪いのか、逆にどうしてパフォーマンスが良いのか、それらを分析することによって、今後作成する際のためにもなります。

なので、さまざまな前提を一旦おいた上で、完全にユーザーの気持ちになって広告を見てみることによって、きっと新たな気付きがあると思うので、さらにより良い広告を作ることができます。

推奨事項を守れていない場合

ここまでご紹介してきた、画像の推奨サイズやアスペクト比の注意点については、あくまでも「推奨事項」としてあるものなので、強制するものでもされるものでもありません。

 

しかし、推奨されているということは、それだけの理由があるはずです。

 

もし、推奨事項から外れてしまったものを配信してしまうと、以下のような弊害が起きてしまう可能性があるので、それぞれの媒体で推奨されているルールを守ることをおすすめします。

  • 画像が粗くなってしまう
  • 画像が途切れてしまう
  • 中途半端な箇所でテキストが途切れてしまう

これらの弊害が起きてしまうので、強制ではないものの、なるべく推奨されているも範囲で作成することをおすすめします。

 

途中でテキストが切れてしまったり、文字数に制限があるからと言って本当に伝えたい内容が伝えることができなかったり、ユーザーにとって見にくい読みずらい広告になってしまったりすると、思っていたような広告配信をすることができないので、効果計測にも影響を及ぼす可能性があります。

 

せっかく費用をかけて広告の配信をするのであれば、推奨されている基準を守ることに越したことはありません。

推奨事項を守ることによって、美しくて見やすい広告になるので、効果のある広告を配信するためにも、画像のサイズ、アスペクト比、テキスト量、画像内のテキスト量などそれぞれの推奨事項を守って広告出稿をおこなっていきましょう。

広告を作成する際には、多くの制約があるように思えるかもしれませんが、Facebookは、ユーザーに向けてより良い広告を配信するためにとルールを策定しています。

 

多くのユーザーが利用しているプラットフォームだからこそ、細かなルールを設定することによって、良質な広告を配信することができます。

 

ユーザーが認識しやすい広告文を作成することで、広告の効果が変わってくるので、画像クリエイティブと組み合わせて、ユーザーの目に留まるような、より伝わるような広告を作成するように意識しましょう。

Facebook広告の広告文や画像内テキストのルールとは?審査と成果の両視点から見た効果的な作り方!まとめ

Facebook 広告 広告文 画像内 テキスト ルール とは 審査 成果 両視点 見た 効果的 作り方

今回は、Facebook広告の広告文や画像内テキストのルールと、審査と成果の両視点から見た効果的な作り方を解説してきました。

 

Facebook広告の推奨とされているテキストの文字数の上限はどれくらい?」、「画像のサイズに決まりはあるの?」、「何に気を付けて作成したらいいの?」、「掲載される場所によって、いろんな画像サイズを用意する必要がある?」などといった悩みについて、解決することができたでしょうか。

 

SNS広告においてテキストというものは、自分の商品を売り込むためにユーザーに訴えかける一番の方法ですが、推奨されているテキストの文字数の上限や画像サイズの基本的なことを抑えておかく必要があるので、作成をするのは意外と難しいものです。

 

しかし、推奨とされる事項だけに気を使いすぎてしまうと、商品やサービスの本当にアピールしたいことを掲載することが出来ず、ユーザーに伝わっていない・伝わりにくくなってしまうということはよくあります。

 

また、Facebook広告は、ユーザーのフィードやストーリーズに表示された時に、ユーザーのページに溶け込んでいない場合は、広告の質が悪いとみなされてしまいます。

 

確実に成果を出していくためにも、テキストは推敲に推敲を重ね、これぞというものを出していくようにしましょう。

 

Facebook広告を活用してさまざまなフォーマット・配置・目的をデザインすることでビジネスでの目的を達成することが可能です。

 

広告文で特に伝えたいメッセージは、できるだけ広告文の先頭の方に入れるようにしましょう。

 

もっとも伝えたい内容を先にもってくることによって、ユーザーの注意を引きやすくなるというメリットがあります。

 

Facebook広告完全活用ガイドでは、それぞれのフォーマットと配置についてデザイン仕様と技術的要件などが記載されているので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

最も重要なのは、パフォーマンスを向上させるためにテキスト内容を工夫したり画像や動画を効果的に使い、また、自分では設定などが難しいという方は広告代理店を利用するのも一つの方法として良いですね。

 

ユーザーが見たときにどのように見えていて、どのように伝わっているのかを常に心がけて作成するようにしてみてください。

 

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