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Facebook広告でのギャンブル商材は扱える?申請方法をまとめ!

Facebook広告 ギャンブル商材

皆さんは、Facebook広告でのギャンブル商材を扱ったことはありますか?

 

新型コロナウィルス感染症の影響で海外からの観光客が減っている昨今、ギャンブル業界はどうなっていくのでしょうか?

 

Facebook広告では、あまりギャンブルについての広告を見たことがありませんよね。

しかし、ギャンブル商材を取り扱いたいと思っている方もいるかと思います。

 

Facebook広告では、広告を配信するために審査に通過しなければならず、そのためにFacebookではガイドラインが厳しく制定されています。

 

ギャンブル商材を取り扱うのは、ポリシー違反に該当するのでは?と心配される方も多いかと思います。

 

実は、Facebook広告でのギャンブル商材にはややこしい条件があるのです。

そこで今回この記事では、Facebook広告でのギャンブル商材について詳しく見ていきます。

Facebook広告でのギャンブル商材とは?

Facebook広告 ギャンブル商材ではまず、Facebook広告でのギャンブル商材について見ていきましょう。

Facebook広告での国内のギャンブル商材のコンテンツというのは、主に3つに分けられます。

 

それは、

  • 公営ギャンブル(競馬/競艇/競輪/オートレースなど)
  • 公営くじ(totoや宝くじ)
  • パチンコやパチスロ

の3つになります。

これが、Facebook広告でのギャンブル商材に該当します。

 

パチンコ/パチスロはお金で遊戯用の玉やコインを借りて、遊戯を行い出玉やコインに応じて金(キン)などの景品と交換をします。

 

その景品を買い取ってくれるお店にお金と交換するため、厳密にはギャンブルではないそうです

 

これに加え海外ではオンラインで、

  • リアルマネーカジノ(スロットマシーン、ルーレット、ブラックジャック、バカラなど)
  • スポーツ賭博(球技種目やオリンピック競技)

がFacebook広告でのギャンブル商材に該当します。

 

万が一、運営元が国内の場合は違法になるため、運営元をしっかりと確認するようにしましょう。

Facebook広告でのギャンブル商材は扱える?

Facebook広告 ギャンブル商材では本題ですが、Facebook広告でのギャンブル商材は扱えるのでしょうか。

 

結論を言えば、事前許可を取れば、Facebook広告でもギャンブル商材を取り扱うことが出来るんです。

 

Facebookは、このように公表しています。

Facebookから書面による事前の許可を得ることなく、ページ、グループおよびイベントでオンライン賭博、スキルを要するオンラインリアルマネーゲーム、あるいはオンライン宝くじを促進または宣伝してはなりません。(Facebook引用)

つまり、Facebook広告でのギャンブル商材は、事前に許可さえとっていれば商材として扱っても大丈夫ということになります。

Facebook広告で配信可能なギャンブルコンテンツは?

Facebook広告 ギャンブル商材では、実際に配信可能なFacebook広告でのギャンブル商材について見ていきましょう。

配信可能なギャンブルコンテンツは、次の通りです。

一部条件がありますが、

  • リアルマネーカジノ
  • スポーツ賭博
  • ビンゴ
  • ポーカー
  • 宝くじ

です。

 

リアルマネーカジノやスポーツ賭博、ビンゴ、ポーカーなど、オンラインリアルマネー賭博やリアルマネーゲーム、リアルマネー宝くじを宣伝する広告の場合は、書面による許可を得た場合にのみ認められます。

 

承認されている賭博、技術を必要とする競技、または宝くじの広告は、その許可が与えられている司法管轄区域内の18歳以上の人々をターゲットとする必要があります。

 

これらのギャンブル商材は、Facebookに事前に申請をしておくことで、広告を配信することが出来ます。

 

Facebookは、オンラインゲームやオンラインギャンブルに関する広告ポリシーで、

プレイするのに金銭的価値のあるものが必要なオンラインゲームやオンラインギャンブルを宣伝する広告や、報酬の一文に金銭的価値のあるものが含まれるオンラインゲームやオンラインギャンブルを宣伝するような広告は、Facebookから事前に書面で許可を得ていれば掲載出来る

としています。

プレイを続行するのに、登録して何かを購入しなければならなかったり、ゲームやギャンブルの報酬が金銭的価値を伴っていて、購入することで同時にその報酬の獲得に有利になるというゲームが含まれています。

認証された広告主は、それらに適用するすべての法律を守らないといけないとしています。

18歳未満の人を押してターゲット設定にすることは出来ません。

 

また、オンラインギャンブルを宣伝したり運営するコンテンツ、そのリンクを含むサイトも対象とされています。

 

例えば、オンラインギャンブルを宣伝するようなアグリゲーターやアフィリエイトサイトなどを指します。

 

これらは、米国でのポリシーをそのまま英語にしたものです。

 

国内では違法とされるギャンブルも多くありますが、公営ギャンブルなら申請が通れば配信可能であるということなので、ギャンブル商材を取り扱いたい場合には、申請してみましょう。

Facebook広告でギャンブル商材を取り扱う配信条件は?

Facebook広告 ギャンブル商材日本のマーケットでギャンブル関連の広告配信をしようと思ったら、事前申請フォームの承認が必要になります。

 

Facebook広告でギャンブル商材に関する広告を許可してもらうように申請するフォームのことを「Online Real Money Gaming Onboarding Application Form」と言います。

その中の質問は、以下の通りです。

→過去に申請したことありますか? ⇒A はい or いいえ

→広告主のメールアドレス、もしくは代理店の申請者のメールアドレスを記入

→申請する会社名もしくはFacebookページ名を記入

→対象の広告アカウントIDを記入

→広告配信枠にインスタグラムが含まれる場合、インスタグラムのアカウント名を記入

→FacebookページのアカウントIDを記入

→配信エリアを記入

→遷移先URLを記入

→管理者のメールアドレスを記入

→国が認めたギャンブルであることを証明できる書類や、風俗営業許可申請書の承認を証明できる書類などを添付

→備考があれば記入

このような流れとなっています。

これらの情報を提供した後に、審査がスタートします。

 

審査が通れば、正式に広告を配信することができるようになります。

もし、審査が通らない場合などには、ビジネスヘルプセンターでチャット機能を活用することによってメッセンジャーで直接教えてもらうことも出来ます。

Facebook広告でギャンブル商材の広告の宣伝許可の申請方法

Facebook広告 ギャンブル商材

では次に、Facebook広告でオンラインゲームやオンラインギャンブルの宣伝許可を得るための申請方法について見ていきましょう。

広告アカウントIDを承認してもらう

Facebook広告でギャンブル商材を取り扱うためには、特定の広告アカウントIDに許可を与えてもらう形になります。

 

許可を申請するには、申請フォームにログインをして申請します。

承認された場合には、承認の範囲が制限されることになります。

  • 承認内容に記載されているURL (アプリストアのURLを含む)。
  • 承認内容に記載されている地域。
    ※: 制限および他の追加条件は承認時に通知されます。

申請後に、新しいURLを宣伝したかったり、他の地域をターゲットにしたくなった場合などには、改めて申請をしなければいけません。

既にFacebookで承認を得ている地域やURLで、新しい広告アカウントIDで承認を申請する場合にも、連絡する必要があります。

ターゲット設定をする

ギャンブル商材を取り扱うための承認は、特定のURLや地域に対して与えられることになります。

 

この広告アカウントIDで特定の地域の承認を得られたら、どの地域でもターゲットに設定できるようになるわけではありません。

 

新しい地域や、新しいURLを宣伝したい場合には、追加で承認を得なければいけません。

  • 広告アカウントID①米国で承認を得ている→米国のみをターゲットに出来る。
  • 広告アカウントID②イギリスで承認を得ている→イギリスのみをターゲットに出来る。
  • 広告アカウントID①でイギリスでもターゲット設定したい→追加で承認を得なければいけない。

承認を得ているのに、「ギャンブル」商材であるからという理由だけで広告が却下されてしまった場合には、承認されていない地域やURLを対象にしているかもしれないので、確認してみるようにしましょう。

Facebook広告でギャンブル商材のアプリの広告の宣伝許可の申請方法

Facebook広告 ギャンブル商材では次に、Facebook広告でギャンブル商材のアプリの広告を宣伝したい場合の許可を得るための申請方法について見ていきましょう。

 

デジタルストアのアプリを宣伝したい場合には、使用する広告アカウントIDのデジタルストアIDについて承認を得なければいけません。

ページ

Facebook広告のポリシーに従って、オンラインゲームやオンラインギャンブルを宣伝しようとしているページにおいては、Facebookから事前に書面による許可を得る必要があります。

 

また、承認プロセスをしっかり経ることや、適用される法律を遵守することなどが義務付けられています。

 

法律の順守にあたっては、承認を受けた地域における関連する法定年齢に満たないユーザーのアクセスの制限も含まれています。

なお、地域を問わず18歳未満のユーザーのアクセスは許可されていません。

Instagramコンテンツ

また、承認された広告主が作成しているInstagramのアカウントについては、適用される法律に準拠することが義務付けられています。

 

地域による法定年齢に満たないユーザーのアクセスの制限や、地域を問わず18歳未満のユーザーのアクセスの禁止は同様です。

 

また、インフルエンサーやアフィリエイトがFacebookポリシーに従ってオンラインゲームやオンラインギャンブルを宣伝する場合などには、Facebookから事前に書面による許可を得なければいけません。

該当する場合には、オペレーターが適切なライセンスを保有していることを証明しなければいけません。

Facebook広告のギャンブル商材で許可を得る必要のないもの

Facebook広告 ギャンブル商材では次に、Facebook広告のギャンブル商材を取り扱うにあたって、許可が必要ないものについて見ていきましょう。

 

先ほどは、広告を配信するためには事前にFacebookによる許可が必要でしたが、許可を必要としないコンテンツもあるんです。

それは、

  • 実際の金銭を使うオフラインでのギャンブル行為や実際の金銭を使ってギャンブルができる実在の施設・組織を宣伝すること。
  • ソーシャルカジノ
  • 州や政府が運営する宝くじ
  • ハンディキャッパー
  • 完全無料でプレイできるゲーム

です。

このコンテンツたちであれば、Facebookに事前に許可を得ておく必要はありません。

 

これらのコンテンツについて詳しく見ていきましょう。

ギャンブルができる実在の施設・組織を宣伝すること

これは、ラスベガスに実在するカジノや、カジノでのイベント、オフラインのポーカー大会のストリーミング配信を宣伝することなどを指します。

広告やランディングページで、オンラインギャンブルの宣伝や運営を行っていないことが条件です。

ソーシャルカジノ

ソーシャルカジノと言うのは、リアルマネーカジノゲームに似たゲームの事です。

 

携帯電話やソーシャルメディアが盛んになっている今の時代で、新たなモバイルアプリカテゴリーが突如と出現しました

 

近年同カテゴリーのトップ売り上げを記録している、話題の「ソーシャルカジノ」という新しいカテゴリーです。

 

「ソーシャルカジノ」とは、ポーカー、スロットや宝くじといったカジノの人気ゲームをモチーフにしたギャンブルシミュレーションゲームを指します。

 

従来のオンラインカジノとは違って、ソーシャルカジノでは金品などの価値の獲得が一切発生しないので、金銭的価値のある報酬を提供しないものになります。

州や政府が運営する宝くじ

洲や政府が運営している宝くじというのは、洲や政府が販売元である宝くじのことです。

 

宝くじの運営を直接や専任で受託している法人が、宝くじを宣伝する場合には、許可を得なくてもいいということになります。

 

代理店やアフィリエイトがその業務を代行したり、関連業務を行ったりする場合においては、宣伝を行う前に事前に書面による承認が要ります。

政府の認可を得ている民間の宝くじは、政府が管理を行っているわけではないので、事前に書面による承認が必要になります。

ハンディキャッパー

オッズを使用しているサービスについては、広告やランディングページで、オンラインギャンブルを宣伝や運営をしていない限り、許可を得なくてもいいことになっています。

完全無料でプレイできるゲーム

ソフトのパッケージを買わずに完全無料でダウンロードしてプレイできるゲームは、金銭的価値のある報酬を提供しないものになります。

 

なので、事前に申請をして許可を得るなどの必要はありません。

Facebook広告でのギャンブル商材は扱える?申請方法をまとめ!まとめ

Facebook広告 ギャンブル商材今回は、Facebook広告でのギャンブル商材について見ていきました。

 

一見すると、悪に見えてしまうFacebook広告でのギャンブル商材ですが、しっかりと申請を通すことによって健全に広告配信をすることができますよ!

 

申請する項目が多く、米国の基準に則ったものが多かったりするので、日本ではどう適用させたらいいのか悩んでしまうかもしれませんが、ギャンブル商材を扱うことは全くNGというわけではないと言うことを忘れないでください。

 

米国の基準に従って申請をする際に、英語の申請書を記入したりするのはなかなか難しい面もありますが、事前に確実に承認を得ておけば大丈夫という安心感があります。

 

また、ギャンブル商材を宣伝する場合においては、法定年齢や、18歳未満のユーザーへの制限というのが厳しく決められているので、その中でもアクセシビリティを大事に宣伝していきたいですね。

 

ギャンブル商材を広告配信したいと考えている人は、是非参考にしてみて下さい。

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