皆さんは、Facebook広告のブランドリフト調査をしていますか?
Facebook広告を配信していて、自社ブランドがどのぐらいのユーザーに認知されているのかを把握することはとても重要なことですよね。
そこでFacebook広告では、「ブランドリフト調査」を利用することで、目に見えにくいブランドキャンペーンが、広告想起に及ぼした影響について可視化することが出来るようになりました。
これによって、Facebook広告の真の価値やパフォーマンスを把握することが可能になったんです。
Facebook広告のブランドリフト調査をすることで、効率よく広告運用をすることが可能となります。
それでこの記事では、Facebook広告のブランドリフト調査について見ていきましょう。
- Facebook広告のブランドリフト調査とは?
- Facebook広告のブランドリフト調査が必要な理由は?
- Facebook広告でおすすめのブランドリフト調査は?
- Facebook広告のブランドリフト調査の仕組みは?
- Facebook広告のブランドリフト調査の実施方法は?
- ブランドリフト調査の活用方法
- Facebook広告のブランドリフト調査のアンケート仕様とは?
- Facebook広告のブランドリフト調査の注意点は?
- Facebook広告のブランドリフト調査の設定方法は?
- Facebook広告のブランドリフト調査を実施できる国と予算は?
- Facebook広告のブランドリフト調査をしたら戦略を考え直すことも必要
- Facebook広告のブランドリフト調査の信頼度は?
- Facebook広告のブランドリフト調査とは?仕組みやジャンルなどもご紹介!まとめ
Facebook広告のブランドリフト調査とは?
Facebook広告のブランドリフト調査というのは、ブランディング広告の効果を検証するための指標の1つです。
「ユーザーがどのぐらいブランドについて認知しているか」
「そのブランドの商品を購入したいか」
「広告等を見て、ブランドのことを覚えているか」
など、ブランディング広告を見る前と見た後で、顧客の購買意欲、ブランドの認知度が変化したかなど、ブランドの認知度を測定するテストの事を言います。
Facebook広告のブランドリフト調査とは、リフトテストの一種になっています。
ブランドのアンケートや、ほかのブランドの認知度の測定をしたりすることができます。
そのため、Facebook広告のブランドリフト調査は、他のマーケティング活動をとは一切切り離してブランドの価値やパフォーマンスを把握することが出来るんです。
ブランドリフトでは、ブランディング広告に接触したグループと接触していないグループに対し、同様の質問をして結果を比較します。
この調査では、ITT解析テストと同じ手法で利用者を、
- テストグループ
- ホールドアウトグループ
に無造作に分けていきます。
そして、これらのグループのパフォーマンスを経済的に比較することができます。
ブランドリフト調査は、特定のFacebook広告キャンペーン、または掲載中のすべてのFacebook広告に対して行うことが可能となります。
ブランドリフトは、広告を表示することができる利用者の代表サンプルを選択することで機能します。
サンプルグループは無作為にテストグループとホールドアウトグループに分けられて、その後、因果推論技術を使って、公告の影響を測定します。
テストグループとコントロールグループを作成して、
- 広告想起
- ブランドの認知度
- メッセージ関連
などのトピックについて、両グループのユーザーにアンケートを実施していきます。
ブランドリフトというのは、ブランドの認知度に対するFacebook広告の影響を把握するのにとても効果的です。
テストの結果を活用することで、今後のキャンペーンの決定を最適に行うことが出来るようになります。
Facebookのブランドリフト調査には、4つの特徴があります。
- 正確な効果測定
- 成果に焦点を合わせる
- すぐに役立つ結果
- 調整可能なオプション
コンバージョンやクリック率だけでは測定できないユーザーの定性的な反応を確認するために、ブランドリフトは利用されています。
似たような言葉の1つに「サーチリフト」というものがありますが、サーチリフトは広告を掲載したことにより検索ワードが増えたか、減ったかをボリュームで調査する方法でになります。
サーチリフトは、比較的簡単に行うことが可能となりますが、なぜそのような結果になったのかは仮説ベースで検証するしかないというデメリットがあります。
Facebook広告のブランドリフト調査が必要な理由は?
Facebook広告には、ブランドリフト調査がありますが、ブランドリフト調査が必要な理由は何なんでしょうか?
結果から申し上げますと、広告を掲載する上で、ブランドリフト調査を行うことは必要不可欠です。
ブランドリフト調査を行うことで、広告がユーザーのアクションにどれだけ影響を及ぼしたのか、数詞では表すことのできないKPIなどを測定することが出来ます。
あまり効果を実感していなかったような広告が、実際には間接的にコンバージョンに貢献していたという場合もあるからです。
逆に、効果が高いと思っていた広告が実は何の成果もあげていなかったという場合もあります。
正しく広告を分析して、その後広告を改善するためには、まずは適切なフィードバックを得る必要があります。
たとえば、ブランディング広告を出してブランドの認知度を上げたいのに、なかなか効果がでないと思われる場合、この際、今までよりも広告費をかけて、広く世の中に広告を普及させるのも1つの解決方法に見えますが、それだけでは不十分です。
そもそも、人の目に触れたところでブランド認知がされない広告というのは、広告自体に問題がある可能性もあります。
また、ターゲット層が間違っていて広告が顧客に認識されていない可能性もあるので、これらを明確にしない限り、効果が見込める広告を出すことはできません。
ブランドリフトを検証する上で、実際に分析できるのは、
- ブランドの認知度
- ブランド好意度
- 購入意欲
- 検索上昇率
- 効果があったユーザー数
上記のように、それぞれの結果を把握して、その後改善すべきポイントを明確にしていきます。
このように、ブランドリフト調査を実施することで、適切なPDCAを回すことができるようになり、ブランドリフト調査は広告を掲載する上で重要といえます。
それらを検証し、より広告の効果を高める施策を打つためにもブランドリフト調査は必要であると考えられています。
Facebook広告でおすすめのブランドリフト調査は?
では、FacebookがおすすめしているFacebook広告のブランドリフト調査について見ていきましょう。
Facebook広告のブランドリフト調査は、次のような場合におすすめです。
- 1つのブランドまたは商品だけを展開している企業
- キャンペーン期間中はクリエイティブと予算を変更しないつもりでいる
ブランドリフト調査は、テスト中に広告セットを作成する場合には、掲載期間をブランドリフトテストの期間内に完全に含めてしまうか、もしくはテスト期間外にしなければいけません。
また、Facebookの他のサービスにおいて、同じブランドや商品を対象にして他のキャンペーンを実施している場合には、ブランドリフト調査は行わないほうがいいです。
複数のキャンペーンを行ってしまうと、結果が乱れてしまう可能性があるからです。
Facebook広告のブランドリフト調査の仕組みは?
では、Facebook広告のブランドリフト調査の仕組みについて見ていきましょう。
同じ特性を持っているターゲット層の一部から、無作為に、広告を閲覧することができる「テストグループ」と、閲覧することができない「ホールドアウトグループ」に分けます。
そして、それぞれに対してアンケートを配信します。
テストグループとホールドアウトグループのアンケート結果の差異のことを「リフト」と言い、それによってFacebook広告の影響を測定していきます。
アンケートは、広告が表示されてから2日以内に実施されます。
過去7日間に、ブランドや製品の広告を見たことを覚えているかのアンケートを取ります。
Facebook広告のブランドリフト調査の実施方法は?
ブランドリフト調査の実施方法は、以下の通りです。
- Facebookアカウント担当者とやり取りが既にある場合には、テストは無料で作成することが出来ます。
- ブランドリフト調査に使用する広告キャンペーン、広告セットには、予算が必要です。
- ブランドアンケートテストを使用する。
ブランドアンケートテストを使用する場合は、手順に従って広告配信と並行し、ブランドアンケートを設定していきます。
そして、テストツールで広告がブランドの想起、パーセプション、認知度に与える影響を測定していきます。
ブランドリフトの調査方法
ブランドリフトの調査方法には、以下3つがあります。
リサーチ会社を利用する
まず、ブランドリフトの調査方法で、最も一般的なのはリサーチ会社に調査を依頼する方法になります。
1人1人のユーザーに対して細やかなヒアリングができる反面、ややコストがかさむ可能性があったり、依頼をしてから結果が出るまでに時間がかかってしまうケースがあります。
すでに、会社の財務基盤が整っているような会社であれば有効な手法となりますが、結果をスピーディーに確認して、PDCAを素早く回していきたい企業にとっては、少し適さない調査方法といえます。
インバナーを使って調査する
インバナー調査とは、別の呼び方でインバナーサーベイとも呼ばれます。
広告欄上で、出稿した広告に触れた消費者と触れていない消費者に対して、全て同じアンケートバナーを表示して回答を集め、認知度を比較するものです。
インバナーサーベイでは、広告の枠内でアンケートの表示と回答が行えシステムになっているので、ページ遷移をせずに回答を促せ、完結をすることができる気楽さが強みの方法になります。
なので、利用者に対してこの後ご紹介するリードバナーアンケートよりも高い回答率を見込め、また、リアルタイムでブランドリフトの調査結果がわかるのも強みといえます。
しかし、その一方では、広告欄上では選択肢を利用した回答がメインになるので、企業の知りたいことを適切に選択肢まで落とし込む必要があります。
また、設定可能な質問数の少なさや、表示枠の小ささから誤タップの恐れがあり、さらに、インバナー広告は静止画の広告と比較するとコストが高騰しがちです。
他にも、インバナーで自由回答欄を作成することは難しいので、顧客の要望を細かく商品に反映させたいというニーズに対しては、インバナーは不適切かと思います。
どうしても自由回答欄を利用したいという場合には、次に説明するリードバナー調査を検討してみてください。
リードバナーを使って調査する
リードバナー調査とは、広告バナーにアンケートを出すところまではインバナー調査と同じですが、出稿した広告をクリック後にアンケート用の外部サイトへと顧客を誘導する点で異なります。
インバナーサーベイでは、設置した広告の枠内で回答をすることができましたが、リードバナーアンケートでは、広告をクリック後に専用の回答ページに遷移するところに違いがあります。
リードバナー広告を利用することで、専用の回答ページに移動させるので、回答時の誤タップを引き起こしにくく、自由回答の項目などが記載されている外部リンクに飛ばすことができるのはかなりメリットです。
また、設問数に上限がないので、希望通りのアンケートを設計することができ、画像選択やフリー回答の設問も設置できるので、より細かいデータの取得も可能です。
回答したユーザーは、キャンペーンへのリダイレクトやプロモーション動画への誘導など、アンケートページをプロモーションに活用してみるのもおすすめす。
しかし、一方で、インバナー広告とは違って外部リンクへと遷移するため、広告をクリックしてからアンケートが表示されるまでにはラグが生じてしまいます。
この少しのラグであっても、利用者に不快な思いを与えてしまって離脱する可能性が高くなってしまい、インバナー広告に比べると回答率は落ちるのが一般的です。
さらに、回答までに踏むプロセスが多いので、回答の完了率が低くなってしまったり、そもそも多くの回答数を見込めなかったりすることがあります。
また、専用のページを作成する必要もあるので、かかるコストが高くなります。
以上3つのブランドリフト調査方法を紹介しましたが、それぞれメリットとデメリットがあります。
ご自身の知りたいことに合った方法を選んで、これらのブランドリフト調査を柔軟に活用するようしていきましょう。
ブランドリフト調査の活用方法
ブランドリフト広告は、「4P分析」に利用することが可能となっています。
4P分析とは、マーケティングの基本用語で、
- Product(商品)
- Price(価格)
- Place(流通)
- Promotion(販売促進)
を指していて、4方向の視点から自社を捉え直すことで、さらに効果的な売上増加が見込まれるという分析方法です。
価格の設定が間違っているのか、商品のブランディングがうまくいっていないのか、流通の経路が誤っているのかなど、販売促進方法に改善の余地があるのかをブランドリフトによるフィードバックを受けて検証することで、さらなる売上の増加に役立てることができます。
逆に、効果的なブランドリフト調査をするためには、こうした検証をすることができるような質問項目を作成することが重要になります。
Facebook広告のブランドリフト調査のアンケート仕様とは?
では、Facebook広告のブランドリフト調査のアンケート仕様について見ていきます。
パワーエディタ経由の機能ではアンケート内容は1つだけになっています。
「過去7日間に、(ブランド名)の広告を見たことを覚えていますか?」
という質問です。
これに対す答えは、
- はい
- いいえ
- わからない
の3つが用意されています。
アンケートは、Facebookのモバイルフィード上のみ配信されます。
広告が表示されるテストグループでは、広告を実際に閲覧した2日以内にアンケートが配信されるようになっています。
Facebook広告のブランドリフト調査の注意点は?
では、Facebookブランドリフト調査の注意点について見ていきましょう。
Facebookブランドリフト調査の注意点は、
- 広告にブランドや製品を示すような文言を入れる
- ターゲットから関心を寄せられると予想される広告クリエイティブを配信する
- 配信する広告クリエイティブや予算を変更しない
などがあります。
これは、Facebookブランドリフト調査を理解していれば絶対にやってはいけないことだということがわかると思います。
そのため、Facebookブランドリフト調査の注意点は絶対にやらないようにしましょう。
また、「アンケート」という工数が発生することです。
ブラインドリフト調査では、ネット上でのユーザー行動だけでは見えない情報を引き出す必要があるので、ブランド効果を測定する場合はネット上の効果測定だけでなく、ユーザーへのヒアリングも必要となります。
これは、規模にもよりますが、アンケートを作成して、調査を行って集計して分析するにはそれなりの工数がかかってしまうので、このことを念頭においたうえで、ブランドリフト調査を行うようにしましょう。
Facebook広告のブランドリフト調査の設定方法は?
では、Facebookブランドリフト調査の設定方法について見ていきましょう。
Facebookブランドリフト調査の設定方法は、広告セットと広告クリエイティブを含んだ広告キャンペーンを作成します。
ただ、これでは表示されない場合があります。
それは、Facebookが規定している条件を満たしていないことが考えられます。
条件を満たしている場合に限って、パワーエディタ上でブランドリフト調査を設定するためのプロンプトが表示されるようになります。
後はガイダンスに従って操作を進めましょう。
ちなみに、条件は公表されていません。
Facebookが機密事項としてとらえているので情報は乏しくなっているのです。
- 推定ターゲットリーチ
- 予算
- 期間
- 配信する広告フォーマット
- 広告アカウントの過去のパフォーマンス
条件は公表されていませんが、これらの要素が必要であると予測することが出来ます。
Facebook広告のブランドリフト調査を実施できる国と予算は?
ブランドリフト調査は、対象国と最小予算が「テスト」のブランドアンケートテストに適用されることになります。
ブランドアンケートテストを作成する場合は、テストを実施する国や地域によって、
- 言語
- 最小予算
が異なります。
ブランドアンケートテストの最小予算というのは、Facebookが行う分析に基づき国別に設定されています。
充分な数のユーザーに対してテストを実施することで、有意な結果を得ることが出来ます。
ブランドアンケートテストを実施するためには、テストに関連付けられる広告キャンペーンの予算がオーディエンスの居住国に対して、設定されている最小予算を満たしていなければいけません。
最小予算は全て米ドルを使用していますが、各国の広告キャンペーンに使用される通貨に換算されます。
国 | 言語 | 最小予算 |
カナダ | 英語 | $19,000 |
米国 | 英語 | $30,000 |
アルゼンチン | スペイン語 | $10,000 |
ボリビア | スペイン語 | $8,000 |
ブラジル | ポルトガル語 | $23,000 |
チリ | スペイン語 | $8,000 |
コロンビア | スペイン語 | $10,000 |
コスタリカ | スペイン語 | $8,000 |
ドミニカ共和国 | スペイン語 | $8,000 |
エクアドル | スペイン語 | $13,000 |
エルサルバドル | スペイン語 | $8,000 |
グアテマラ | スペイン語 | $8,000 |
ハイチ | フランス語 | $5,000 |
ホンジュラス | スペイン語 | $8,000 |
メキシコ | スペイン語 | $23,000 |
ニカラグア | スペイン語 | $8,000 |
パナマ | スペイン語 | $8,000 |
パラグアイ | スペイン語 | $8,000 |
ペルー | スペイン語 | $8,000 |
プエルトリコ | スペイン語 | $8,000 |
ウルグアイ | スペイン語 | $8,000 |
ベネズエラ | スペイン語 | $8,000 |
アルジェリア | フランス語 | $13,000 |
オーストリア | ドイツ語 | $11,000 |
カメルーン | フランス語 | $10,000 |
チェコ共和国 | チェコ語 | $8,000 |
デンマーク | デンマーク語 | $14,000 |
エジプト | アラビア語 | $5,000 |
フィンランド | フィンランド語 | $19,000 |
フランス | フランス語 | $28,000 |
ドイツ | ドイツ語 | $30,000 |
ギリシャ | ギリシャ語 | $8,000 |
ハンガリー | ハンガリー語 | $6,000 |
イラク | アラビア語 | $13,000 |
アイルランド | 英語 | $11,000 |
イスラエル | ヘブライ語 | $10,000 |
イタリア | イタリア語 | $19,000 |
ヨルダン | アラビア語 | $5,000 |
クウェート | 英語 | $10,000 |
モロッコ | フランス語 | $13,000 |
ナイジェリア | 英語 | $10,000 |
オランダ | オランダ語 | $17,000 |
ノルウェー | ノルウェー語 | $22,000 |
オマーン | 英語 | $11,000 |
ポーランド | ポーランド語 | $17,000 |
ポルトガル | ポルトガル語 | $8,000 |
ルーマニア | ルーマニア語 | $8,000 |
ロシア | ロシア語 | $14,000 |
サウジアラビア | アラビア語 | $8,000 |
シエラレオネ | 英語 | $10,000 |
南アフリカ | 英語 | $10,000 |
スペイン | スペイン語 | $14,000 |
スウェーデン | スウェーデン語 | $22,000 |
スイス | ドイツ語 | $17,000 |
チュニジア | フランス語 | $5,000 |
トルコ | トルコ語 | $5,000 |
ウクライナ | ロシア語 | $6,000 |
アラブ首長国連邦 | 英語 | $8,000 |
イギリス | 英語 | $23,000 |
オーストラリア | 英語 | $28,000 |
バングラデシュ | 英語 | $10,000 |
香港 | 中国語 | $20,000 |
インド | 英語 | $15,000 |
インドネシア | インドネシア語 | $13,000 |
日本 | 日本語 | $15,000 |
韓国 | 韓国語 | $20,000 |
マレーシア | 英語 | $15,000 |
ミャンマー | 英語 | $10,000 |
ネパール | 英語 | $10,000 |
ニュージーランド | 英語 | $15,000 |
パキスタン | 英語 | $10,000 |
フィリピン | 英語 | $10,000 |
シンガポール | 英語 | $13,000 |
台湾 | 中国語 | $13,000 |
タイ | タイ語( | $13,000 |
ベトナム | ベトナム語 | $10,000 |
国によって、最小予算がかなり異なると言うことが分かりますね。
しかも、決して安い予算ではありませんので、ブランドリフト調査を行うときは、慎重に、適格に使用することをおすすめします。
ブランドリフト調査では、基本的に数百万程度の資金が必要になります。
また、ブランドリフト調査は、定点観測を行うことでより効果を発揮します。
なので、一回調査をして「あの動画広告がよかった」のようになることは少なく、月に1回、半年から1年程度に定点的に行うことで、各施策の傾向や成果が見えてきくるので、膨大な予算が必要で、誰にでも手を出せる施策ではありません。
将来的にはもう少し調査しやすい環境になるかもしれませんが、現状ではまだ大企業向けの施策といえます。
Facebook広告のブランドリフト調査をしたら戦略を考え直すことも必要
ブランドアンケートまたは、ブランドリフト測定テストが完了したら、その結果に応じた戦略を練らなければ調査をした意味がなくなってしまいますよね。
Facebook広告のブランドリフト調査を行ったあとにチェックするべき事項を見ていきましょう。
ブランドリフト調査の結果からわかること
ブランドリフト調査を行ったことによって何が分かるのでしょうか。
ブランドリフトテストは、ブランドエクイティに対する広告のインパクトについて、キャンペーン効果のインサイトを獲得することが出来ます。
広告を見たグループと見ていないグループを比較し、
- 広告を見たことを覚えている人の推定増加数
- 広告を見たことを覚えている人の推定獲得単価
- パーセンテージポイントの上昇
これらの指標が算出されます。
調査によって算出されない指標もありますが、Facebookアカウントチームと連携し、マーケティングの戦略に沿った指標を見つけ出すことが必要です。
ブランドリフトに影響すること
キャンペーンによっては、ブランド指標が変動する度合いに影響することと言うのは、多いです。
- 広告のレイアウトやクリエイティブ
- 広告を表示させるオーディエンス
- 広告がリーチする人数
- こ鵜国閲覧数
- テスト対象者が持っているブランドイメージ
結果を受け取ったらやるべきこと
ブランドリフトテストの結果が出たら、キャンペーンを評価し、次のキャンペーンで広告のパフォーマンスを上げられるようにする必要があります。
新しいキャンペーンでブランドリフト調査を実施し、テスト対象にした指標にパーセンテージが上昇したなら、今後そのキャンペーンを使用すべきです。
また、キャンペーンのターゲット設定を変えてみたり、業界や地域で類似キャンペーンと比較することも有効的です。
過去のキャンペーンのベンチマークを実施し、ブランドリフト調査の結果に表示される最適化のベストプラクティスと比較するのもいいです。
何度も色々なテストをし、調査結果を比較した上でキャンペーンを最適化することが必要となります。
Facebook広告のブランドリフト調査の信頼度は?
Facebook広告のブランドリフト調査の信頼度についても気になりますよね。
ブランドリフト調査の信頼度は、90%以上が信頼できる調査となっているので、使うのはとても有効です。
しかし、不足点として興味関心や好意度などが「なぜ上がったのか、下がったのか理由がわからない」ということがあります。
そこで、質問の設定や目的が適切であればあるほど、また、定性的な調査を組み合わせてより詳細な調査すすることで、ブランドリフト調査の信頼度はアップします。
そうすることで、Facebook広告の効果測定に繋がっていきます。
Facebook広告のブランドリフト調査とは?仕組みやジャンルなどもご紹介!まとめ
今回は、Facebook広告のブランドリフト調査をテーマにして、概要や調査手法、事例などについて見ていきました。
あらためておさらいをすると、ブランドリフトは広告のブランディング効果を可視化するための計測方法の一つになります。
広告に触れたユーザーと触れてないユーザーを比較して、触れたユーザーがブランド認知や購買意欲が高まっているかどうかを確かめることができます。
せっかくブランディング広告を出しているのに、効果が出ているのかわからないとお悩みの方必見です。
Facebook広告のブランドリフト調査は、ブランドキャンペーンが広告想起に及ぼしたい影響を目に見えやすいものにすることを可能にしてくれます。
Facebookというのは、オーディエンスの年齢や性別などの情報がかなり正確になっています。
そのため、ブランドリフト調査を行うことについても、かなり信用性が高く、有意性も高いものになるでしょう。
デジタルマーケティングが浸透している今、施策のひとつひとつの効果を見つめ直すことは非常に重要なことです。
「本当に広告の効果が出ているのか」「どのような効果が出ているのか」「ただやるだけの施策になっていないか」などといったことに着眼し見つめ直して、改善するためには効果測定が欠かせません。
Facebook広告のブランドリフト調査は、ブランドの認知度をしっかりと把握したい、広告の潜在的なターゲットを知りたいと考えている人は、積極的に利用していくといいでしょう。
Facebook広告のブランドリフト調査を活用して、キャンペーンのパフォーマンス向上へ繋げて効率よく運用をしていきましょう!
なぜ、CPA:¥6,286円 → ¥396に改善できたのか?『メール・LINE登録CPAを下げるためのFacebook・Instagram広告の必須設定チェックリスト&マニュアル15選』はもう受け取りましたか? ・1人社長から誰もがテレビCMで見たことがあるような企業、国会議員、同業の広告代理店や集客コンサルタントまでサポート この中で得られた知見を元に、広告のサポートをする中で実際に使っているMeta広告の必須設定をまとめました。 実際、これを使って、 CPA:¥6,286円 → ¥396 という改善を実現しています。 メールやLINE登録CPAを下げたいのであれば、下記ボタンをクリックして詳細を確認してください。 |