せっかくGoogle広告を作成したにも関わらず、「自分の広告をwebサイトであまり見かけないな」、と思った経験はありませんか?
実は、広告が何らかの原因で表示されなくなってしまうのはよくあることなのです。
今回は、そうなってしまった時にはどうすればよいのか、その原因と対策について詳しくお伝えしていきたいと思います。
お悩みを抱えていた方は、是非参考にしてみてくださいね。
「自分のGoogle広告が表示されているのかどうかは、どうやって確認するの?」「広告を出したはずなのに、なかなか掲載されているのを見かけない…」と思った場合は、すぐに確認をしてみましょう。
自分の広告がwebサイトに掲載されているのかどうかを確認するためには、地道に検索して探し当てるという方法もありますが、この方法は、時間がかかるうえに、自分のクリックもカウントされてしまうため、インプレッション数を増やしてしまいます。
無駄に広告費がかかってしまう可能性もあるので、「広告プレビューと診断」というGoogleのツールを使って広告検索を行っていきましょう。
次に、「広告と広告表示オプション」ページから、各広告ごとに表示されている「ステータス」欄の広告配信ステータスを見てみると、広告の配信状況が分かります。
それによって広告が表示されていないことがわかったら、すぐに対策が必要です。
不安に思ったら放置せず、すぐに対処をしてくださいね。
- Google広告の非表示はなぜ起こるのか?その原因とは!
- 原因その1:広告がまだ審査に通っていない
- 原因その2:広告費の未払い
- 原因その3:広告のステータスはどのような状態なのか?
- 原因その4:品質スコアの評価
- 原因その5:予算による制限がかかっている・アカウントの残高が不足している
- 原因その6:同じキーワードを繰り返し検索しすぎる
- 原因その7:入札単価が低い
- 原因その8:配信時間・配信地域・年齢層・性別が正しく設定できていない
- 原因その9:除外キーワード・広告のローテーションが設定されている
- 原因その10:キーワードが設定されていない
- 原因その11:配信終了日が過去の日にちになっている
- 原因その12:柔軟なリーチが正しく設定できていない
- 原因その13:デバイス配信比率が正しく設定できていない
- 原因その14:リマーケティングリストのサイズが小さい
- Google広告が表示されずに悩んでいる人必見!確認すべき原因と打つべき対策!のまとめ
Google広告の非表示はなぜ起こるのか?その原因とは!
Google広告を運用していて、「Google広告が表示されなくて困っている」
「検索しても広告が出ない」「Google広告が表示されない原因と対策をすぐ教えてほしい」と悩んでいませんか?
一体、どのような原因が考えられるのでしょうか?
広告は、「え?そんなこと?」というような初歩的なミスにより表示されなくなっている場合が多くあります。
具体的に挙げると、
- サスペンド状態になっている広告が審査に通っていない
- 広告費の未払い
- 広告のステータスが一時停止になっている
- 品質スコアの評価
- 予算による制限がかかっていてアカウントの残高が不足している
- 同じキーワードを繰り返し検索しすぎる
- 入札単価が低い
- 配信時間・配信地域・年齢層・性別が正しく設定できていない
- 除外キーワード・広告のローテーションが設定されている
- キーワードが設定されていない
- 配信終了日が過去の日にちになっている
- 柔軟なリーチが正しく設定できていない
- デバイス配信比率が正しく設定できていない
- リマーケティングリストのサイズが小さい
このようなことが、主な原因であると言われています。
自分の広告を見直してみて、思い当たる節はありませんか?
それでは、それぞれの原因対策について、詳しくみていきましょう。
原因その1:広告がまだ審査に通っていない
実は、今回のテーマの原因で一番多いのがこの「広告がまだ審査に通っていない」です。
広告を出す人にとっては常識かもしれませんが、広告の掲載にはGoogleの審査を通過する必要があります。
審査自体は、広告を新規作成する、もしくは、変更をすると自動的にまわされる仕組みになっているので、特に申請が必要ということはありませんが、この審査に通過できているかどうかが重要になります。
審査不承認の場合だけでなく、まだ審査段階にあるものも掲載対象とはなりませんので注意してください。
今の自分の広告の審査状況を知りたい場合は、「広告ステータス」で確認をすることが可能です。
広告の審査は、順次行われていて、だいたいの場合、2営業日以内に完了するので、もしもしばらく経っても「審査中」の状況になっている場合は、Googleに問い合わせをしてみましょう。
また、もしも審査に落ちていた場合は、至急広告の修正が必要になります。
審査は、見出しや広告文、画像等、広告に関する様々なポイントが対象となっていて、そのポイント全てがGoogleのポリシーに違反していないかが承認基準となります。
不承認となっていた場合は、ポリシー違反が考えられますので、どこがいけなかったのかをしっかり見直して修正して、修正後にきちんと承認されれば、広告が配信されるようになるはずです。
原因その2:広告費の未払い
こちらの「広告費の未払い」についても、極めて初歩的なミスと言えます。
クレジットカードによる支払いができていると思っていたら実はできていなかった、ということが意外と多いのです。
初歩的なミスをしないためにも、口座残高の確認と、広告費の引き落としがきちんとされているかどうかを確認しましょう。
また、管理している広告が多いと想定以上の広告費がかかってしまってい、残高不足で引き落としがされないという事態に陥ることがあるので、支払いの状況を確認するようにしましょう。
確認方法は、「料金」タブ「料金概略」のページを開いて確認をしますが、「支払い不承認」と表示されている場合には、至急支払いをする必要があるので、できているかどうか不安な人は見てみましょう。
支払いが完了したことが確認されてから広告の配信がされるので、支払いをした後に改めて配信状況を確認してみましょう。
支払い不承認が続くと、アカウントが凍結されていしまう可能性もあるので、支払い不承認だった場合は早めに支払うようにしてください。
原因その3:広告のステータスはどのような状態なのか?
審査に無事通過し、支払いもきちんとなされている状況でも広告が未だ表示されていないときには、広告のステータスを確認してみましょう。
「広告」のタブから、広告横についている緑色の丸いマークをチェックしてみてください。
通常だと、このマーク部分は「アクティブ」となっているはずですが、もしもここが何らかの原因で「一時停止」となっている場合は、広告が停止されているという意味になります。
このままでは広告の配信はされないので、キャンペーン・広告グループ・キーワード・広告のすべての階層を有効にするため、至急マークを選択し直し、ステータスを「一時停止」→「アクティブ」に変えておきましょう。
こちらも、うっかり見逃してしまいがちなミスになるので、しっかり確認しておいてください。
管理する広告が多ければ多いほど見落とす可能性があるので、1つ1つ丁寧にみていく必要があります。
原因その4:品質スコアの評価
広告の品質スコアの評価が、広告の掲載量に関係していることをご存知ですか?
品質スコアとは、テキストや画像、ランディングページといった、その広告に関わる全ての事項において、Googleが定める規約に違反をしていないかどうかを表わすものです。
その評価は1~10段階の数値で表示され、数が少なければ少ないほど評価は低くなります。
この品質スコアが低いと、Googleの規約に違反をしている広告とみなされ、広告が表示されなくなってしまうのです。
スコアが低いことが広告非表示の原因であった場合は、すぐに品質スコアの向上に取り組み、広告の抜本的改革が必要だと覚悟してください。
品質スコアは、検索キーワードと広告の関連性、広告文とランディングページの関連性を見直すことによって改善する可能性が高く、また、自分の広告ランクが、同じフィールドにある他の広告よりも低くなってしまっている場合は、掲載チャンスを奪われている可能性があります。
もし、何度直してもどうしてもうまく改善できない場合は、思い切って広告の切り口を変えてしまうことも考えましょう。
今までとは違う方向から商品をアプローチすることで、一気に広告ランクがアップする可能性があるのです。
広告は作ったら作りっぱなしにするのではなく、頻繁に広告アカウントにアクセスし、品質スコアがどの程度になっているのかを逐一確認しておくことが大切です。
原因その5:予算による制限がかかっている・アカウントの残高が不足している
広告が出ていない1番多いケースは、予算による制限がかかっている場合があるので、チェックしておきましょう。
キャンペーンのステータスに「予算による制限」と表示されている場合、1日あたりのキャンペーン予算が足りず広告が表示されていない可能性があるので、検索したタイミングで必ずしもでないことがあるので、覚えておきましょう。
対策としては、「キャンペーンの予算を上げる」「クリック単価を下げる」などがあります。
さらに、基本的に前金で入金をして、あらかじめ入金された予算で広告が配信される仕組みになっていますが、残高が足りない場合には配信が停止してしまいます。
対策としては、「アカウントへ入金する」「アカウント残高を確認する」などがあります。
原因その6:同じキーワードを繰り返し検索しすぎる
自社リスティング広告の掲載順位や競合の配信状況を調べるために、何度も検索していたら広告が表示されなくなった、という経験はありませんか?
同じユーザーに対しては同じ広告を掲載しなくなるので、検索エンジンが「このユーザーは広告をクリックしないユーザー」だと認識すると、広告が表示されなくなります。
対策としては、「Google広告の広告プレビューと診断ツールを使用する」「ブラウザのキャッシュを消して再度検索する」などがあります。
広告を運用するにあたって掲載順位や競合の配信状況を調べるのは大事なことではありますが、配信が停止してしまっては意味がないので注意して行いましょう。
原因その7:入札単価が低い
キーワードの入札単価が低すぎることで、広告の掲載順位が下がってしまい、検索した際に1ページ目には掲載されないことがあります。
ステータスに「入札単価(1ページ目)を下回る」といった表示が出ている場合には、入札単価が低すぎることが原因で広告が表示されていません。
この対策としては、「上限クリック単価を上げる」「入札単価の高いキーワードはあきらめて、入札単価の低いキーワードで配信するようにする」などがあります。
入札単価の高いキーワードを使いたいですが、ここは表示されなければ意味がないので、入札単価の低いキーワードで配信するようにしてみましょう。
原因その8:配信時間・配信地域・年齢層・性別が正しく設定できていない
広告の配信時間が設定されている場合は、その時間外には広告を配信することは出来ません。
また、配信時間が選択されていない場合や、もしくは、入札単価調整が-100%になっている場合も、その時間には広告は配信されないので注意しましょう。
さらに、配信地域が設定されている場合は、その他の地域では広告が表示されません。
インターネット広告はIPアドレスをもとにターゲティングされているので、IPアドレスの位置情報によっては配信外の地域にいると認識されてしまい、広告が表示されないことがあります。
この場合の対策としては、「広告プレビューと診断ツールを使用する」「配信地域の設定を見直す」などがあります。
また、年齢層や性別といったターゲットを設定している場合は、それ以外のユーザーへは広告が配信されません。
なので、「ユーザー属性」から配信したい属性がすべて有効になっているか確認する必要があります。
また、特定の年齢や性別が除外されている場合も同様に、広告は表示されないので注意しましょう。
この対策としては、「属性の設定を見直す」「プライベートブラウザで確認する」「ブラウザの閲覧履歴データ(キャッシュ)を消去する」などがあります。
原因その9:除外キーワード・広告のローテーションが設定されている
除外キーワード・広告のローテーションが設定されている場合、広告が表示されません。
除外キーワードとは、特定のキーワードにおいて、その語句が検索されても広告を表示しないようにする設定のことで、キーワードの矛盾とは、既に設定されているキーワードと同じキーワードを除外した状態のことです。
キーワードの矛盾が生じている場合、Google広告ではアラートが表示されます。
対策としては、配信したいキーワードに関連する除外キーワードを削除する必要があります。
除外キーワードのマッチタイプにも、注意する必要があります。
原因その10:キーワードが設定されていない
リスティング広告は、キーワードを軸に広告を配信するので、設定されていないキーワードで検索をかけても広告は表示されません。
例えば、「美容院 表参道」というキーワードを設定しているにもかかわらず「美容院 渋谷」というキーワードで検索をかけていないかを確認するようにしてください。
ここでもし、キーワードを設定されていない場合、すぐに改善するようにしましょう。
対策としては、まずはキーワードの設定を見直すことがあげられます。
初歩的な内容ではありますが、基本を忘れずに広告の配信を確実にしていきましょう。
原因その11:配信終了日が過去の日にちになっている
配信終了日が過去の日にちになっている場合、広告の表示はされません。
この場合の開始日とは、広告の配信日のことで、終了日とは広告の配信終了日のことです。
例えば、終了日が過去の日にちだった場合は、広告を配信することはできません。
これは、しばらく配信を停止していたキャンペーンを使用する際に多く見られるミスです。
また、広告の配信開始日が未来の日にちになっている場合も、同様に広告は配信されませんのでご注意ください。
対策としては、「スケジュール設定を変更する」ようにしましょう。
原因その12:柔軟なリーチが正しく設定できていない
Google広告の広告グループ階層に、柔軟なリーチという設定がありますが、この柔軟なリーチが正しく設定が間違っていると広告が配信されなくなることがあります。
柔軟なリーチについては、少しややこしいので、下記のキャプチャとおりの設定になっていればOKです。
検索の柔軟なリーチの設定としては、
- プレースメント:ターゲティング
- トピック:ターゲティング
- ユーザーリスト:モニタリング
- 性別:モニタリング
- 年齢:モニタリング
- 子供の有無:モニタリング
- 世帯収入:モニタリング
となります。
ちなみに[ターゲティング]はターゲットを絞って配信をする機能、[モニタリング]は特定のターゲットに対して入札単価を調整する機能です。
アドワーズエディターは、Google広告の管理画面よりアップデートの頻度が少ないので、機能面が必ずしも一致はしていないので、ターゲット設定に関してはエディターからではなく管理画面から変更を加えましょう。
対策としては、キャプチャのとおりに柔軟なリーチの設定を見直す必要があります。
原因その13:デバイス配信比率が正しく設定できていない
デバイス配信比率とは、デバイス別に入札の強弱を比率で決める設定のことを言います。
デバイス配信比率で[-100]を設定すると、設定したデバイスには広告が配信されません。
例えば、パソコンとモバイルには配信できていても、タブレットには配信されていない状態があります。
その場合の対策としては、配信したいデバイスのデバイス配信比率を[-90]~[900]に設定してみましょう。
それがよく分からない場合については、[0]を設定するか、もしくは空欄にしましょう。
原因その14:リマーケティングリストのサイズが小さい
Googleリマーケティングは、過去30日間に100人以上のアクティブユーザーがいなければ広告を配信することはできません。
また、アクセスが少ないサイトの場合は、そもそもリマーケティング広告を配信することが難しいことがあります。
リマーケティングなどディスプレイキャンペーンの表示回数が0の場合は、タイムラグが起こっている可能性があり、配信されているにも関わらず、12時間ほど経っても表示回数がつかないこともあります。
ですが、これは配信設定に問題なければ大丈夫なので安心ください。
対策としては、「サイトへのアクセス数を増やす」「オーディエンスリストの対象ページを増やす」「タグをすべてのページに設置する」などがあります。
Google広告が表示されずに悩んでいる人必見!確認すべき原因と打つべき対策!のまとめ
今回は、Google広告が表示されずに悩んでいる人必見!確認すべき原因と打つべき対策!についていろいろお伝えしていきました。
- サスペンド状態になっている広告が審査に通っていない
- 広告費の未払い
- 広告のステータスが一時停止になっている
- 品質スコアの評価
- 予算による制限がかかっていてアカウントの残高が不足している
- 同じキーワードを繰り返し検索しすぎる
- 入札単価が低い
- 配信時間・配信地域・年齢層・性別が正しく設定できていない
- 除外キーワード・広告のローテーションが設定されている
- キーワードが設定されていない
- 配信終了日が過去の日にちになっている
- 柔軟なリーチが正しく設定できていない
- デバイス配信比率が正しく設定できていない
- リマーケティングリストのサイズが小さい
上記のようなことに当てはまってしまうことで、思った通りに広告を配信をすることが出来ず、悩んでしまいます。
せっかく広告を出したのに、表示をされないのでは意味がありません。
自分の広告の状態は常にチェックし、万全にしておくようにしましょう。
また、ベテランになればなるほど、初歩的なミスに陥ってしまっているということもあるので、「自分はそんなミスをするはずない」と頑なに思わずに、常に確認は欠かさず行いましょう。
広告の改善は、うまくいけば多くの利益を生みます。
広告は、とても重要な商売道具です。
自分もユーザーも満足できるものを作り上げていってくださいね。
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