皆さんは、アプリインストール広告を運用していますか?
最近、モバイルアプリを導入する企業が増えていますね。
メルマガの代わりにプッシュ通知が送れたり、ユーザーにとってはスマートフォンのホーム画面からすぐ起動できるなど、アプリ化には多くのメリットがあります。
そこで、アプリインストール広告を運用することで、アプリのインストールを促すことができますが、使い方を間違えてしまうと全く効果を出さない広告として有名ですよね。
要は、いいものも悪いものも使い方次第ということですよね。
では、この記事でアプリインストール広告の設定や運用のコツなどを見ていきましょう。
正直、使い方をわかっていない方や、これから導入してみたいと思っている方にむけてわかりやすく解説していくので、参考にしてみてください。
Facebook広告のアプリインストール広告とは?
まず、アプリインストール広告とは何なのか?ということを見ていきます。
アプリインストール広告とは、その名の通りモバイルアプリのインストールを目的とした広告です。
自社やアプリ内事業をしている場合は、アプリをインストールさせることができます。
スマートフォンやタブレット端末向けのアプリケーション(アプリ)を利用している時に表示される広告配信手法で、広告をタップするとアプリストアへのリンクの形になっていて、自分のアプリストアなどインストールを促すページに遷移します。
このアプリインストール広告を使うこと、アプリをApp Storeなどに載せるだけで終わりだけではなくてしっかりと宣伝をすることができるんです。
さらに、ネット広告の種類の1つで、モバイル端末向けのWebサイトやSNSなどに掲載されるほか、無料アプリの操作画面内に別のアプリのアプリインストール広告が表示されることもあります。
アプリダウンロード広告とも呼ばれますが、これは、使わない手はないですよね。
SNSを使ったアプリインストール広告
SNSでも、アプリインストール広告を利用することは可能です。
Twitter編
その中の1つが「Twitterアプリインストール広告」です。
Twitterモバイルアプリプロモーションにおけるアプリインストールを目的とした広告として、TwitterのタイムラインやTwitterと提携しているプラットフォーム上にモバイルアプリの広告を配信することができます。
広告をクリックした後、Google PlayストアやApp Storeのアプリページへ誘導することでアプリのインストールを促す仕組みとなています。
設定したターゲティングやクリエイティブごとに、アプリ広告の表示回数や、クリック数、リツイート数が計測できます。
また、計測ツールを使用することでインストール数に限らず、アプリ内購入などの効果測定も可能で、日々の運用による最適化が重要な広告です。
また、Twitterでは「バスケットボールがしたい」「野球観戦をしたい」「映画を観たい」といった語り口調の動詞、形容詞でのターゲティングをすることが可能です。
上記のようなキーワード(ツイート)へのターゲティングを行うことによって、自社アプリを最適なユーザーへ届ける事ができる可能性があります。
LINE編
LINEでのアプリインストール広告は、「LINE Ads Platform」と呼ばれています。
「LINE Ads Platform」からは、LINEの取り扱う各サービスへの広告を出稿をすることが可能です。
また、静止画、動画といったいろんな手法で広告配信が行うことができ、日本で7,600万人いるというLINEユーザーへのリーチをすることができます。
これは、なんと日本の人口の約7割もカバーしていることになり、誰もが早速チャレンジしたい所ではあります。
ですが、LINE広告は審査通過のハードルが高く、決められたポリシーをクリアしなければ広告を掲載することができません。
また、LINEでは、「みなし属性ターゲティング」と呼ばれる特有のターゲティングをすることが可能です。
これは、スタンプ購入履歴、公式アカウント(企業アカウント)への登録履歴などで、ユーザーの属性をある程度予想する仕組みです。
ファッション関係のアカウントを多数登録している人は、「服に興味があるだろうユーザー」として、また、スポーツ系統のアカウントを多数登録した人は「スポーツが好きだろうユーザー」として認識するようです。
アプリインストールも思わぬユーザーへ届くかもしれない可能性を踏まえると、見逃せないプラットフォームになります。
Facebook広告のアプリインストール広告を使うことによるメリットは?
では、アプリインストール広告を使うことによるメリットを見ていきます。
メリットは3つあり、
- ユーザーベースの拡大
- リピート利用を促進
- ゲーマーにデモ体験を提供
です。
では、1つ1つ見ていきましょう。
ユーザーベースの拡大
これは、簡単に言うと利用者を直接誘導できるということですね。
アプリストアに誘導するための広告の役割を活用しましょう。
リピート利用を促進
これは、少しわかりにくいですが、ユーザーがアプリを開いて特定のアクションを取るのを促すことができます。
広告からどういったアクションをしてほしいのかを広告運用の中に盛り込んでおきましょう。
ゲーマーにデモ体験を提供
これは、意外に知られていないメリットですが、プレイアブル広告から直接ゲームアプリのプレビューなどを見ることができます。
しかも、デモプレイをすることもできるので、軽めに体験してから気に入ってインストールという流れを作ることができます。
Facebook広告のアプリインストール広告の種類は?
実は、アプリインストール広告は1種類ではなく2種類あるんです。
それは、
- モバイルアプリインストール広告
- アプリエンゲージメント広告
です。
1つ1つ見ていきますよ。
モバイルアプリインストール広告
モバイルアプリインストール広告で、広告の目的「アプリのインストール」を利用すると、Facebook以外にもInstagram、Audience Networkなどにわたる媒体までリーチしてアプリのダウンロードを促進させることができます。
こうした広告は、AppleのApp Store、Google Playストア、Kindle Fireストアに直接リンクしています。
アプリインストール広告の配信は、アプリのインストール、アプリイベント、または高価値の顧客に最適化できます。
しかも、アプリストアに直接つながっているので、ユーザー集客に特化している広告であることがわかりますね。
アプリエンゲージメント広告
これは、「トラフィック」や「コンバージョン」を利用している人におススメですが、すでにアプリを持っている人に対してアプリの利用を促進することができるんです。
「トラフィック」の目的は、利用者がアプリを再度利用するよう促します。
「コンバージョン」は、有償のアクションを起こしてくれるような誘導をします。
購入やゲームの特定レベルのプレイといった具体的なアクションを促して、クリックまたはデイリーユニークリーチに最適化できます。
Facebook広告のモバイルアプリインストール広告の設定方法
では、モバイルアプリインストール広告の設定方法を見ていきます。
アプリインストール広告を作成するには、広告マネージャかFacebookマーケティングパートナーを利用します。
どちらか1つを使うので、事前に準備しておきましょう。
因みに、Facebookマーケティングパートナーをおススメします。
広告を作成して最適化してくれるので、是非おすすめですよ。
では、早速見ていく前にFacebook SDKとアプリイベントの設定を行う必要があります。
その設定を終えてからスタートしましょう。
Facebook広告のモバイルアプリインストール広告の利用方法
では、モバイルアプリインストール広告の利用方法を見ていきましょう。
まず、広告マネージャの右上の[広告を作成]を選択します。
次に、目的を選択します。
[アプリ]セクションのドロップダウンメニューで、アプリを選択します。
広告セットレベルの[オーディエンス]セクションで、オーディエンスを選択します。
広告セットレベルの[予算と掲載期間]セクションで予算を設定し、広告を配信する期間を選択します。
[詳細オプションを表示する]セクションで、入札タイプを選択します。
[次へ]をクリックし、広告セットレベルでの設定を完了します。
広告レベルで、広告に使用するクリエイティブフォーマットを選択します。
FacebookページとInstagramアカウントを広告にリンクし、見出しを選択して、広告コピーを入力します。
最後は「確認」をクリックして終了です。
Facebook広告のアプリインストール広告運用のコツは?
では、アプリインストール広告の運用のコツを見ていきましょう。
ユーザーをウェブサイトへ誘導する広告と異なり、直接アプリストアへ誘導するため、広告クリエイティブが通常の広告以上に重要です。
また、インストールは目的の入口でしかないため、インストール後の行動を含めた広告設計が重要となります。
アプリインストール広告を運用して、成功した事例として代表的なのが「メルカリ」ですね。
メルカリは、「類似オーディエンス機能」を使って競合となるアプリユーザーに広告を配信したんです。
すると、年齢などが分析されるのでセグメントを分けそれごとに写真を分け配信したんですね。
これにより、競合アプリかあユーザーを奪取することに成功しました。
ここから学べる事は、ユーザーのセグメントに合った運用をしていくとメルカリの運用方法を完コピできてしまうので一度分析するのもいいですね。
成果を出すため気をつけたいポイント
成果を出すため気をつけたいポイントは以下のとおりです。
- アプリの内容やアプリを使ってできることが伝わりやすい広告素材を作成する
- 静止画よりも複数画像や動画を使う
- Facebook SDK(もしくは第3者SDK)はモバイルアプリへなるべく実装する
- 広告経由でアプリインストールしたユーザーの動向を追う
一目で伝わるようスに、クリーンショットや、アプリストアの説明文等を用いてアプリの内容やアプリできることが分かるようなクリエイティブを用意しましょう。
また、ユーザーの目に留まってアプリに興味を持ってもらえるように、複数のカルーセル画像や15~30秒ほどの動画を用いて配信しましょう。
一枚の静止画よりも効果的です。
Facebook SDKをアプリに組み込むことでアプリ内のユーザーの動き(アプリ内購入数やアンインストール数)等の指標を確認できます。
いくら低いインストール単価でインストール数を伸ばしていたとして、翌日にはほとんどのユーザーからアンインストールされてしまっては、そのターゲティングは効果が良いとは言えません。
大きな目標として、インストール数を増やすことがありますが、その上にアプリ内購入数を伸ばすことや利用者数を増やすことなどの最終目標があります
広告経由で、インストールしたユーザーのクオリティをみて運用することも重要となってきます。
Facebook広告の幅広い層かつ詳細なターゲティング
Facebookでは、モバイルアプリ広告のパフォーマンスについて、インサイトを得られる無料の測定ソリューションをご用意しています。
広告がFacebookプラットフォームのどこで最高のパフォーマンスを発揮しているかを確認し、テストソリューションを利用して戦略とクリエイティブの改善方法を見つけましょう。
配信にあたっては、Facebookアプリの登録や広告アカウントと連携対応が必要であるなど設定内容は多少複雑です。
その一方で、Facebook SDKで設定できるアプリ内イベントを複数設定しておくことで、対象のイベントをアクションしたユーザーにだけ広告配信ができるなど、より細かいターゲティングをすることもできます。
また、性別、年齢、興味関心等のFacebookのオーディエンスデータを利用したターゲティングもでき30~60代が中心のFacebook、10~20代1が中心のInstagramとコアユーザーの年齢層が異なるサービスの幅広い層にリーチすることが可能です。
Facebook広告のアプリインストール広告とは?設定から運用のコツを解説!まとめ
スマートフォン利用時間のうち、アプリとWebブラウザを比較すると、84%をアプリが占めているという調査結果もあります。
アプリインストール広告は使い方によっては、メルカリのように大成功を収めることができる可能性のある広告なんです。
こんな便利な機能を使わない手はないですよね。
また、運用方法の中には分析が必要なものもあるので分析ツールと組み合わせて効率よく使っていきましょうね!
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