Facebook広告

Facebook広告でエリア指定する方法!海外への配信設定も解説!

精度が高いFacebook広告を利用されている方にとって、ターゲティングが豊富であることも魅力のひとつではないでしょうか。

 

そのターゲティングの中でも、代表的なものとして挙げられるのが「エリア指定」です。

皆さんは、Facebook広告を運用していて、エリア指定をしたことはありますか?

 

地域を範囲指定し、その地域に向けた広告を配信することができます。

 

実は、Facebook広告では地域を範囲指定し、そのエリア指定をした地域に限定して広告を配信することができます。

 

しかし、その方法をしっかりと理解している人が少ない印象です。

では、この記事では、Facebook広告でエリア指定をする方法を見ていきます。

 

また、海外への配信設定も解説しますよ!

Facebook広告でのエリア指定とは?

Facebook 広告 エリア 指定 する 方法 海外 配信 設定 解説

まず、Facebook広告でのエリア指定とはどう意味なのでしょうか。

 

その名の通り、Facebook広告では特定のエリアや地名を絞って広告配信をすることができるということですね。

 

例えば、東京の店舗を持つアパレルショップの広告プロモーションで、特定の店舗へ集客を行いたいとした場合、商圏エリアのみに広告配信できます。

 

エリア指定自体は、店舗型のオフラインで運用したい場合に重要なターゲティング要素となってきます。

Facebook広告はエリアの指定でもユーザーの位置情報や登録情報を基にターゲットを特定するため、他の媒体よりも精度の高いターゲティングを実現しているのが特徴です。

位置情報や登録情報などをもとにターゲティングすることができるので、それほど高度な機能なんですね。

Facebook広告のエリア範囲の指定

Facebook 広告 エリア 指定 する 方法 海外 配信 設定 解説

ここではまず、そのエリアを指定する方法を見ていきましょう。

指定できるエリア範囲は、以下の4つがあります。

  1. 都道府県
  2. 市区町村
  3. 郵便番号

この4つの中でよく利用されるのは、おそらく「②の都道府県」と「③の市区町村」ではないでしょうか。

 

このエリアの判定には、ユーザーの位置情報、IPアドレス、プロフィール等が利用されているようです。

Facebook広告のエリア指定の種類

Facebook 広告 エリア 指定 する 方法 海外 配信 設定 解説

では、エリア範囲の指定ができましたら、次はユーザーのターゲティング方法を選択します。

 

Facebook広告でのエリア指定の種類を見ていきましょう。

Facebook広告でのエリア指定には4種類あり、

  • 特定の地域のすべての人
  • 特定の地域に住んでいる人
  • 最近、特定の地域にいた人
  • 特定の地域を旅行中の人

となっています。

 

この4種類を使い分けて、エリア指定を行って運用をしていくのですが、どれを選ぶかは、ビジネスの特性やその広告の目的に応じて決めていきましょう。

 

この4種類の違いを理解していないと、ターゲットにならないユーザーを含めてしまったり、広告を配信したいユーザーに配信されないことが起きる恐れがあります。

 

それぞれのビジネスシーンに合わせて、それぞれのエリア設定を適切に行うことが重要です。

 

それでは4種類の違いについて、1つ1つについて詳しく解説しいきます。

特定の地域のすべての人

この設定をして広告が配信されるのは、特定の地域にいると判断したユーザー全ての人に広告が配信されることになります。

 

その地域にいるかどうかはFacebookが判定しており、初期設定はこのオプションになっています。

 

エリア指定の中で最も大多数のユーザーにアプローチをすることが可能なので、できるだけ多くの人を集客したいという大規模な地域イベントなどの宣伝に効果的です。

しかし、目的に適さない可能性も全然ありますので、自分の広告の属性を理解する必要があります。

特定の地域に住んでいる人

この設定をして広告が配信されるのはその地域の住人として住んでいるユーザーに大して広告を配信します。

 

Facebookの在住情報を登録していしている方に配信されます。

 

また、その地域に住んでいるかどうかという条件はFacebook側がプロフィールの居住地等から判定・判断をすることになるので、登録情報が不足しているユーザーがいれば除外されてしまいます。

 

そこが、唯一のデメリットですね。

注意が必要なのが、登録情報に入力されていない人もいるため、そういった人を除外してしまう可能性があることも考慮する必要があります。

また、ユーザーが普段いるエリアとは異なる場所に短期的(出張や旅行等)にいる場合も、もちろん広告配信の対象から除外されます。

 

ただ、店舗型の集客では、リピート化が重要になるため、店舗型であれば常連客、固定客を増やしたい店舗の宣伝、またはリピーターを獲得したい場合に有効です。

 

リピーターは、ビジネスにおいて超大事なので、重宝されているエリア指定になっていますね。

 

ただし、旅行客を狙って広告を配信したい場合には、除外されてしまうため、店舗運営をされている場合、どんなユーザーに来店を促したいかを考える必要があります。

最近、特定の地域にいた人

この設定をして広告が配信されるのは、位置情報を見て、その特定の地域にいたユーザーに広告は配信されます。

 

もちろん、最近いたかどうかは、端末の位置情報だけを基にユーザーを特定しては配信するので、これも位置情報を公開していないユーザーには配信されません。

 

また、どれくらいの期間いたのかも重要ですがこれは自分で設定することはできません。

なので、裁量がFacebookにかかっているということですね。

 

また、在住情報は考慮されず、ある程度の期間を特定の地域にいることが分かるユーザーとなるので、前述の住んでいるユーザーとは違って、留学で来ているユーザーであったり、数か月仕事で滞在しているユーザーなどが対象となります。

 

なので、住んでいるかどうかは考慮されていません。

また、在住情報の登録を更新していないユーザーも該当します。

特定の地域を旅行中の人

最後は、特定の地域に短期的に存在したユーザーに広告を配信します。

 

訪日外国人旅行客など、インバウンド事業や出張など短期的な滞在にはこちらの設定が有効になります。

 

短期滞在かどうかはFacebookが旅行中と判断したり、プロフィールの居住地から一定の距離離れている等で判定しています。

 

文字どおり旅行中の人がターゲットですから、観光ビジネス全般での効果が期待できます。

もちろん、外国人にもリーチできるので大量の顧客を獲得できるケースも存在します。

 

また、ホテルや旅館などの宿泊施設や観光ビジネスなど、行者をターゲットとして運用をしている場合は、非常に効果的なので事業者は使ったほうがいいですね。

Facebook広告の半径指定

Facebook 広告 エリア 指定 する 方法 海外 配信 設定 解説

Facebook広告では、特定のエリアの半径○km内に存在するユーザー全てに広告が配信されます。

 

地理的な境界を越えて、エリアを指定することができます。

例えば、県境に位置するなどは有効的です。

 

注意が必要な点が、都道府県・市区町村を指定して、半径○kmとなるため、対象の地域の面積が広い場合、想定以上に広範囲に広告が配信されてしまう恐れがあります。

 

また、エリア指定を

  • 都道府県
  • 市区町村
  • 郵便番号

にした場合は、半径を指定する設定をすることはできません。

 

例えば、「○○市から半径20kmの範囲」と指定したとき、一般的な範囲とここでの半径指定の範囲を比較すると、

  • 一般的な範囲は、地図上で○○市を中心に半径20kmの円を描き、その円の中に入っている地域
  • ここでの半径指定の範囲は、一般的な範囲 + 半径20kmの円に入っている市区町村の円の外側にある地域も全て

となります。

つまり、半径20kmの円に入っていない地域も範囲に入ってしまうことがあるのです。

 

なので、「半径△△kmのつもりで指定したのに、想定していたよりも広い範囲で指定されていた!」と、なりかねないため、ここは注意が必要になります。

 

注意すべき点をしっかり理解して押さえた上で上手く設定をすることができれば、隣り合った地域すべてを指定することができるので、所在地によって店舗にとってとても便利に活用することができます。

 

注意点など、利便性も踏まえた上で、

  • 市区町村のみエリア指定する
  • 半径を指定して範囲を決める

のどちらにするかを、ご自分の店舗と照らし合わせて使い分けることをおすすめします。

Facebook広告でエリア指定の設定方法

Facebook 広告 エリア 指定 する 方法 海外 配信 設定 解説

では、次にエリア指定の方法を見ていきましょう。

まず、「広告マネージャー」を開いて、広告セットを選択します。

 

次に、オーディエンスの地域ステータスを選択し、地域のドロップダウンから、前述した4種類のエリア指定の方法を選択します。

 

ドロップダウンの下のボックスに、国、都道府県、市区町村、郵便番号のいずれかを入力します。

 

最適な設定にするには、地域を1つずつ入力します。

 

地域の半径を指定したエリア指定を設定する場合は、「ピンをドロップ」を選択し、ピンを特定の位置に立てます。

 

そして、地域のボックス内に表示される領域のドロップダウンから選択し、距離を調整します。

 

これだけで完了してしまいます。

あとは、広告を見たユーザーがアクションを起こすのを待つだけですね。

これで、広告がどう刺さっているのかを分析することへも繋がります。

Facebook広告で来店数の増加を設定するには?

Facebook 広告 エリア 指定 する 方法 海外 配信 設定 解説

では、Facebook広告におけるエリア指定ができれば、次は「来店数の増加」を設定しましょう。

 

これは、エリア指定と相性がとんでもなく良く最寄りへの店舗までの来店を促すことができます。

 

では、実際に設定していきましょう。

まずは、「広告マネージャー」を開きます。

 

そして、「+作成」を選択して、「来店数の増加」を選択して、ビジネスページへ移行しましょう。

 

広告セットにて、「店舗」の中の店舗セットを選択します。

店舗セットとは、広告配信したい実店舗のグループセットです。

 

ここで、広告セットを指定します。

「店舗」で、

  • 住所
  • 自動半径or固定半径
  • オーディエンス、配信、予算、掲載期間

で「アイデンティティ」で広告フォーマットを選択しましょう。

これで完了です。

 

既存の店舗を選択もできまし、新しく店舗を登録することもできます。

店舗セットを作成するには、「ドロップダウンメニュー」から選択します。

 

住所を入力し、店舗を選択します。

店舗セットに含めない店舗については、[X]を選択します。

 

そして、広告の配信エリアを選択します。

 

「自動半径」は、人口密度を基に自動で半径を設定される機能で、固定半径」は特定の半径を指定する場合は広告のオーディエンス、配置、予算、掲載期間を設定します。

 

「アイデンティティ」で、広告の掲載元をメインのビジネスページと個別の店舗ページのどちらかを選択します

 

広告フォーマットを選択して作成します。

 

「道順を表示」などのコールトゥアクションボタンを追加してボタンをクリックすると、店舗ページで設定された情報が使用されます。

 

これで、リーチ下ユーザーに対して自分の店舗までの情報を提供することが可能になりました。

Facebook広告でのエリア指定の注意点

Facebook 広告 エリア 指定 する 方法 海外 配信 設定 解説

では、エリア指定をする上での注意点を見ていきましょう。

注意点は主に2つあり、

  • 細かいエリア指定が不可
  • 住所を登録してないユーザーが多数いる

です。

では、1つ1つ見ていきましょう。

細かいエリア指定が不可

まずは、これですね。

Facebook広告は、日本へのエリア対応が十分であるとは言い切れません。

 

なので、しっかりと細かくエリア指定をすることができないんです。

なので、地域密着型の事業を経営している場合は、ピンドロップを使うようにしましょう。

住所を登録してないユーザーが多数いる

また、Facebookユーザーは住所登録をしていないケースが多くあります。

 

この場合は、IPアドレスを見て地域を限定しているようなのですがそのアルゴリズムは公開されていません。

 

なので、どれくらい精密に住所を特定できているのかが不明なんです。

噂では、市町村レベルまでは特定できないのではないかといわれていますね。

なので、結構大雑把な住所特定になってしまうので、ちょっと効率が悪いのかもしれません。

Facebook広告でエリア指定する方法!海外への配信設定も解説!まとめ

Facebook 広告 エリア 指定 する 方法 海外 配信 設定 解説

Facebook広告におけるエリア指定をするメリットは、山ほどあります。

しかし、店舗型の方ではなくネット型ではあまり意味をなさないかもしれませんね。

 

ウェブ広告は配信エリアを選択できないと思われがちですが、Facebook広告では半径1kmと、比較的狭域から指定できることがお分かりいただけたかと思います。

 

また、絞り込みすぎには注意が必要ですが、もし地域密着でビジネスを展開されているのであれば、地域指定をすることでターゲットへのアプローチの可能性が高まります。

 

そのほか、しっかりと注意点も抑えておきましょう。

Facebookでは、精密な住所特定が不可能なところもあります。

 

そのことを最低限理解したうえで、コンバージョンにもつながりやすいというFacebookならではの強みもあるので、集客策の一つとして運用をしましょう。

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