皆さんは、Facebook広告の来店予測することができますか?
店舗を展開しているビジネスであれば、Facebookを見ているユーザーをターゲットにして現在位置から最寄店舗の広告などを配信することが出来れば、集客が期待出来ます。
最近では、検索から店舗の検索まですべて最新のモバイルで行われるようになっています。
商品購入などのアクションの45%はモバイルで行われていると言われていますが、実店舗での売り上げも伸ばしていきたいですよね。
実は、Facebook広告の来店予測方法があるんです。
2016年にFacebook広告のキャンペーンで「来店数を増やす」と「所在地ページ」の組み合わせを実践することによって、広告を配信したユーザーの来店数と店舗の売り上げを紐づけられるようになりました。
そこで今回この記事では、Facebook広告の来店予測方法についてご紹介していきます。
Facebook広告で「来店数を増やす」とは?
では、「来店数を増やす」ということについて見ていきましょう。
「来店数を増やす」の内容
「来店数を増やす」には、Facebookが公表している内容があります。
それには、
- 所在地に基づいた、店舗ごとの関連度
- 来店数を増やすための広告フォーマット
- 所在地のターゲットを柔軟に設定
など、以上のようなことがあります。
こういった目的を達成するために、「来店数を増やす」というものがあるんです。
お店を見つけやすくなる
「来店数の増加」の目的を使うことで、サイトからお店が見つけやすくなります。
店舗が1件あっても複数あっても、ユーザーの来店を促すことを目的としています。
「道順を表示」するなどのコールトゥアクションボタンが表示されるので、広告を見た人は一番便利な店舗に行って商品を購入することが出来ます。
また、店舗位置表示機能を使うことで、登録してある全ての最寄の店舗が自動でマップ上に表示されるので、広告の中にある地図をクリックすると最寄店舗の情報が表示されるようになります。
広告アプリから移動しなくても店舗へのアクセスがわかるので、ユーザーもストレスなく店舗を見つけることが出来るんです。
実店舗の売り上げをFacebook広告キャンペーンと紐づけできる
「来店数の増加」をキャンペーンの目的に設定することで、実店舗や電話での売り上げを広告に紐づけ出来ます。
オフラインコンバージョンAPIを使用することで、広告効果をより詳しく、リアルタイムで確認することが出来るんです。
オフラインコンバージョンの利用方法としては、
- 店舗や電話でのトランザクションが発生した際、リアルタイムに結果を把握する
- 商品の購入者の属性を知る
- 今後のキャンペーンを最適化する
などがあります。
店舗のトラフィックと売上を増やせる
「来店数の増加」をキャンペーンの目的にすることで、店舗のトラフィックと売り上げを増やすことが出来るようになりました。
来店数と店舗の売り上げ数を促進して計測することが出来るようになったので、広告パフォーマンスの向上が期待できるようになったんです。
来店数の計測ができる
「来店数の増加」のキャンペーンの目的で使用できるのは、「近隣エリア広告」の場合にのみ利用することが可能です。
「Facebookページを宣伝」や「ウェブサイトでのコンバージョンを増やす」で確認することは出来ません。
来店数を把握したい時には、店舗ごと用にFacebookページを作成して、キャンペーンの目的を「近隣エリア広告」にしてから広告の配信を開始するようにしましょう。
Facebook広告では、基本、GPSを使用して広告配信データとリンクさせるので、インプレッションしたいユーザーがどこに行けば目的地にたどり着けるのかを推定してFacebookに伝えなければいけません。
Facebook広告の「来店数の増加」の目的は?
では、「来店数の増加」の目的について見ていきましょう。
「来店数の増加」の目的はいくつかありますので、1つずつ見ていきましょう。
店舗ごとの地域の情報を掲載する
まずは、店舗ごとの地域の情報を掲載することです。
店舗ごとの地域の情報を掲載するには、広告をカスタマイズすることが必須条件となります。
そのため、店舗ごとの地域の情報を掲載するには、広告を弄らなくてはならない状況を生み出すことができます。
広告をカスタマイズして出稿することによって、店舗ごとの地域の情報を掲載することが出来ます。
近隣の利用者に最寄りの店舗への来店を促す
次は、近隣の利用者に最寄りの店舗への来店を促すことです。
これは、店舗検索地図カードや道順を表示などを活用して、近隣の利用者に最寄りの店舗への来店を促すことができます。
コールトゥアクションボタンといわれるボタンを活用することができますので、是非使ってみることをおすすめします。
設定した距離内にいる利用者に広告を配信する
次は、設定した距離内にいる利用者に広告を配信することです。
これは、自分が運営している店舗の所在地からの設定した距離内にいる利用者に、推奨する広告を配信することができるんですね。
距離は自由に設定することができるので、リーチしたいユーザーへ広告を届けることができます。
ただ、特定した1店舗だけに来店数を増やしたい場合などには、リーチの目的を選択したほうがいいでしょう。
リーチの目的というのは、複数の店舗所在地を設定するのではなく、店舗から設定した距離内にいるユーザーにリーチすることが可能になります。
Facebook広告の来店予測方法は?
では、Facebook広告の来店予測方法を見ていきます。
来店予測方法とは
広告の目的を「来店数の増加」に設定することで、実店舗への来店数を増やしたり、実店舗での売り上げを伸ばしたりする目的の広告を作成することが出来ます。
ビジネスのための店舗が複数あり、Facebookにビジネスの所在地を追加している場合に、「来店数の増加」をキャンペーンの目的に設定することが出来ます。
店舗というのは、ショップ、レストラン、販売店、ジムなどのことを言います。
「来店数の増加」の設定方法
Facebook広告の来店予測をするためには、「広告マネージャー」から行っていきます。
- 「広告マネージャ」を開き、「+作成」でマーケティングの目的欄を「来店数の増加」にします。
- 「来店数の増加」の名前を決めます。
- 広告を掲載するビジネスページを選択し、予算の最適化の設定をして「次へ」をクリックします。
- 「店舗」セットを選択します。
- 広告のオーディエンスや配置、予算、スケジュールを選択肢「次へ」をクリックします。
- 「アイデンティティ」→「広告ボイス」を選択します。
- 「カルーセル」、「1件の画像または動画」、「コレクション」から広告フォーマットを選択します。
- 広告のテキストを入力し、「+」を選択肢て店舗ごとの電話番号や営業時間などの情報を入力します。
- クリエイティブアセットやメディアを追加します。
- 「コールトゥアクションボタン」を追加します。
- 「レビュー」を選択肢、プレビューで広告がどのように表示されるかを確認しましょう。
- 「実行」を選択し、公開します。
これで、「来店数の増加」の広告キャンペーンの作成は完了です。
行程の中で、「店舗セット」を選択するところがありますが、店舗セットというのは、リーチしたい特定の国の実店舗のグループのことを言います。
既にある店舗セットを選択するか、新しい店舗セットを作成することが出来ます。
店舗セットを作成するためには、次のような設定が必要です。
- ポップアップから「国」のドロップダウンメニューで店舗がある国を選択します。
- 選択した国の住所などを入力し、店舗を選択し、「次へ」をクリックします。
- 広告でリーチする範囲を店舗から半径で指定します。
- 店舗セットの概要が表示されるので「戻る」をクリックし、変更を加えます。
- 店舗セットの名前を入力し「作成」をクリックします。
このとき、より多くのユーザーにリーチしたい場合には、半径を大きくするなど工夫するようにしましょう。
複数の実店舗がある場合には「来店数の増加」をキャンペーンの目的に使うことで、地域化したFacebook広告を作成することが出来るので、近隣のユーザーに広告を配信して店舗への来店を促すことが出来ます。
Facebook広告の来店予測には所在地ページが必須
Facebook広告で来店予測を利用したいと思った場合、所在地ページの作成は必須になります。
所在地ページとは
所在地ページがないと、「来店数を増やす」のキャンペーンが利用できないからです。
所在地ページというのは、オーディエンスから見た場合にはFacebookページに見えますが、また別のものになります。
Facebookページに関連付けられていて、Facebookページ、ロゴやカバー画像なども引き継いでいる店舗ページで、各店舗ページの新規作成、編集などを一括で管理することが出来ます。
所在地ページは、「Facebookページの名前+(任意の店舗名)」というように表示されます。
所在地ページを作るメリット
所在地ページを作成するメリットについて見ていきましょう。
所在地ページを作成すると、次のようなメリットがあります。
- ユーザーが地域内で最寄の店舗を見つけるのに役出つ。
- 店舗ごとの固有コンテンツを提供することが出来る。
- 全店舗の詳細を1か所で管理することが出来る。
- メインページでチェックイン数の合計を確認できる。
- 店舗から一定の距離にいるユーザーに配信される来店数を目的とした広告を作成することが出来る。
- FacebookやInstagramの検索で、ユーザーが近くの店舗を見つけやすくなる。
このようなメリットがあります。
来店数を目的とした広告を作成するためには、所在地ぺージは必ず作成するようにしなければいけませんね。
Facebook広告の広告マネージャで来店数結果を確認する方法
では、広告マネージャで来店数結果を確認する方法を見ていきましょう。
広告マネージャの来店数結果を確認するには、次のような手順が必要です。
- 「広告マネージャー」→「列」→「列をカスタマイズ…」をクリックします。
- 「来店数」と「来店の単価」をクリックします。
- 次に「適用」で「内訳」を選択します。
こうすることで、広告マネージャの来店数結果を確認ことが出来ます。
Facebook広告で「来店数の増加」の目的の変更点は?
最近では、新型コロナウイルス感染症の影響で、Facebook広告でもユーザーが必要とするものを提供できるように「来店数の増加」の目的の利用点も変更されている部分があったりします。
新型コロナウイルス感染症などの影響で「来店数の増加」の目的を設定している広告に、どんな影響があるのか見ていきましょう。
- コールトゥアクションボタンが新しくなった。
- 広告を見た人向けの情報にメッセージが表示されるようになった。
- サービスの臨時変更などがある。
コールトゥアクションボタン
まずは、コールトゥアクションボタンが新しくなったことです。
コールトゥアクションボタンには、
- 今すぐ電話
- メッセージを送信
- 注文する
という項目が新たに追加されました。
ログインしているユーザーは、テイクアウトや配達について店舗と連絡を取得することが出来るようになりました。
「道順を表示する」というボタンを追加すると、ユーザーがボタンを押したときに販売店情報が画面に表示されます。
広告を見た人向けの情報にメッセージが表示される
「来店数の増加」を目的に設定してある広告を見たユーザーに対して、新型コロナウイルス感染症に関する地域政府のガイドラインを確認するような短いメッセージが表示されるようになりました。
短いメッセージという形式にすることで、広告を見たユーザーに表示します。
サービスの臨時変更
最後は店舗のページに、サービスの期間の臨時変更に関する情報が表示されるようになりました。
ユーザーに、来店前に今日の現在の営業状況を知らせることが可能になります。
配達のみ対応、配達の停止、1日の営業時間短縮、臨時閉店、利用規約の変更など、重要な変更事項についてシェアすることで、ユーザーが行動しやすくします。
事例としては、「臨時閉店中」などとしてしまうと、店舗の広告は配信されなくなってしまいます。
この場合、広告料金は何も請求されません。
広告のテキストを変更するなどして、店舗の営業に関する注意する点・変更点などを伝えられるようにしましょう。
Facebook広告の来店予測方法!来店数の増加をさせるにはどうすればいい?まとめ
今回は、Facebook広告の来店予測方法について見ていきました。
Facebook広告で「来店数の増加」をキャンペーンの目的にすることによって、来店予測をすることが可能になり、来店数を増加させるなどの効果が期待できます。
複数の店舗を持っているビジネスでは、実店舗でのアクションを促す広告を配信することにとても役立つことでしょう。
また、クーポンを配信したり、イベントやセールを告知したりするなどの運用管理も簡単に出来るようになります。
店舗と連動させることが出来れば、広告運用の幅も広がることでしょう。
アメリカでは、この機能を使うことでかなり成果が上がっているようなので、日本でも成功体験がどんどん増えていくのではないでしょうか。
また、新規の来店数を増加させる方法もあったので、モバイルによる広告運用だけでなく、Facebook広告をしっかり活用して店舗経営も上手にやって得していきましょう!
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