リスティング広告を運用していて、分からないことがあると先に進むことが出来なくなってしまいますよね。
どんな時、Googleサポートに聞くのも一つの手ではありますが、ここは、リスティング広告のエキスパートたちである「Google広告のゴールドプロダクトエキスパート」に回答を求めることによって、Googleのサポートよりも良い回答を得られる事がありあます。
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートとは、Googleのすべての領域を網羅しているスペシャリストのことです。
しかし、Google広告のゴールドプロダクトエキスパートって、「どこからがプロなのか」、「誰でもなれるのか」、「日本に何人いるのか」など疑問がたくさん出て来ます。
そこで今回は、Google広告のゴールドプロダクトエキスパートとは?日本人は何人いるのか?ということについてまとめてみました。
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートとは?
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートとは、Googleから「Google広告のことをよくわかっていて、コミュニティにあげられたユーザーからの質問に丁寧かつ迅速に答えてくれている人」と認定された人のことを言います。
とにかく、Google公式が認めた凄い人のことです。
必ずしもリスティング広告の運用で成果を改善できる能力がある人を意味するわけですが、豊富な運用経験と知識がないとエキスパートにはなれないので、エキスパートは結果的に改善力が優れている可能性が高いです。
広告主コミュニティとは?
また、広告主コミュニティは、一般ユーザーが質問して別なユーザーが回答するという、ユーザー同士の情報交換の場です。
Googleのヘルプやフリーダイヤルでのサポートでは得られない生きた回答を得られます。
広告主コミュニティで活動することで、自分の勉強にもなります。
なので、一歩先を行く運用者になりたい方は、是非広告主コミュニティにも挑戦してみてください。
Google広告エキスパートのバッジの種類
Googleプロダクトエキスパートプログラムにおけるエキスパートのバッジには、3種類あります。
エキスパートになる前は、一般ユーザーとして参加し、回答を重ねて実績がGoogleに認められると、エキスパートのバッジが与えられます。
- シルバープロダクトエキスパート (Silver Product Expert)
- ゴールドプロダクトエキスパート (Gold Product Expert)
- プラチナプロダクトエキスパート (Platinum Product Expertt)
それぞれのバッジの特徴について、見ていきましょう。
シルバープロダクトエキスパート (Silver Product Expert)
シルバープロダクトエキスパートは、一般ユーザーからエキスパートになった時に、最初にもらえるバッジです。
Googleトップレベルユーザープログラムでは注目ユーザー (RS) と呼ばれていましたが、シルバープロダクトエキスパートへ変更されました。
シルバープロダクトエキスパートになると、
- 製品エキスパートのプライベートコミュニティへのアクセスできる
- 製品のアップデートを受信して、Google社員へ直接フィードバックを提供できる
のような特典があります。
ゴールドプロダクトエキスパート (Gold Product Expert)
ゴールドプロダクトエキスパートは、シルバープロダクトエキスパートが質問するユーザーに対して、有益で高品質な回答することができます。
また、Google製品への熱意が認められると、ゴールドプロダクトエキスパートのバッジが与えられます。
Googleトップレベルユーザープログラムでは、トップレベルユーザー (TC) と呼ばれていましたが、トップレベルユーザー (TC) は、ゴールドプロダクトエキスパートへ変更されました。
ゴールドプロダクトエキスパートになると、
- Google社員やプロダクトエキスパートとのハングアウトへの参加
- ベータテストの機会とイベントへの参加資格
のような特典があります。
以前のGoogleトップレベルユーザープログラムでは、2年に1回、Google本社でTop Contributor Summitと呼ばれるイベントがあり、トップレベルユーザー (TC) が招待されていました。
ゴールドプロダクトエキスパートでも、同じようなイベントへ招待される可能性はあると思います。
プラチナプロダクトエキスパート (Platinum Product Expertt)
プラチナプロダクトエキスパートは、最も熟練のエキスパートになります。
プラチナプロダクトエキスパートになるには、最低でもゴールドプロダクトエキスパートを1年間経験しなければなりません。
以前のプログラムでは、プラチナトップレベルユーザーと呼ばれていました。
プラチナプロダクトエキスパートになると、
- プラチナプロダクトエキスパートの特典
- Googleに貢献してつながる新たな機会
のような特典があります。
エキスパートのバッジの色まとめ
「Googleトップレベルユーザープログラム」と、新しい「Googleプロダクトエキスパートプログラム」のエキスパートのバッジは、正直紛らわしいです。
分かりやすく比較できるように、表にまとめてみました。
Googleトップレベルユーザープログラム | Googleプロダクトエキスパートプログラム |
注目ユーザー (RS) | シルバープロダクトエキスパート |
トップレベルユーザー (TC) | ゴールドプロダクトエキスパート |
プラチナトップレベルユーザー | プラチナプロダクトエキスパート |
Googleトップレベルユーザープログラムの「注目ユーザー (RS)」と、Googleプロダクト エキスパートプログラムの「ゴールドプロダクトエキスパート」のバッジは、色が似ています。
言い方は違いますが、バッジはとにかく似ています。
また、Googleトップレベルユーザープログラムの「プラチナトップレベルユーザー」と、Googleプロダクトエキスパートプログラムの「シルバープロダクトエキスパート」のバッジも似ています。
見間違えてしまわないように、注意をする必要がありますね。
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートの選考基準
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートは、誰でもなれるのでしょうか?
どのような人が選ばれているのでしょうか?
まずは、Google広告のゴールドプロダクトエキスパートのメンバーは、公式コミュニティにおいて、長期にわたって特に積極的に活躍いただいているメンバーとなります。
選考基準を元にして、コミュニティマネージャー(Google社員)が、回答の頻度や質、専門知識などを基準に選出しています。
気になるGoogle広告のゴールドプロダクトエキスパートの選考基準として、Googleが示しているのは、
- 公式コミュニティで懇切かつ積極的に回答を返している
- コミュニティのプロジェクト(例:学習記事の投稿)に定期的に参加している
- プロダクトやサービスの改善につながる建設的な意見を出している
- プロダクトに関する知識が豊富である
となっています。
なので、Google広告のゴールドプロダクトエキスパートだからと言って、必ずしも「Google広告の運用で成果を改善できる人」を意味しているわけではありません。
運用力とか改善力は選考基準に入っていないので、あくまで、Google広告に関する知識が豊富で、コミュニティで積極的に活動している人ということになります。
Google認定のエキスパートは、改善力にも優れている可能性は高いですが、「改善力が優れた人」と認定されているわけではないのでその部分に関しては、注意してください。
あくまで、「詳しく知っていて、よく貢献してくれている人」という認定になります。
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートになるためには?
Google広告プロダクトエキスパートになるためには、具体的にどうしたらいいのでしょうか?
それは、Googleに詳しいことはもちろんですが、Googleの該当ヘルプコミュニティで回答者としての経験を積んでいくことです。
実は、テクニカルな知識よりも大切なことがあります。
それは、
- 質問者の意図を汲み取り、寄り添った親切な回答ができているか
- 質問者の先にいるお客様(検索者)に対して、適切で有益な情報を届けられるよう配慮しているか。
という点を常に意識して回答できていることです。
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートの役割
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートの役割としては、
- リスティング広告運用コンサルティング
- トップレベルのリスティング広告運用代行
- リスティング広告運用診断
- 講師・セミナーで話す
1つずつご紹介していきたいと思います。
リスティング広告運用コンサルティング
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートの役割として、「リスティング広告運用コンサルティング」があります。
リスティング広告の運用は、正しいやり方やタイミング、正しい順序で設定しないとその効果は半減どころかほとんどなくなってしまいます。
そこで、広告の運用をしている方で、こんな悩みを抱えている方はいませんか?
- 運用体制を強化したい
- 運用者の技術・知識を向上させて信用をつけたい
- 自社運用は継続しつつ、定期的にプロのアドバイスを入れたい
- 情報が多すぎて何から手を付けていいか分からない
- 具体的な改善のアドバイスが欲しい
など、特に自社で運用をしていると様々な問題に当たります。
そこで、自社運用をされている企業はもちろん、フリーランスの運用者や代理店も正しい知識が手に入り、さらに運用のパフォーマンスを改善することが出来ます。
トップレベルのリスティング広告運用代行
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートの役割として、「トップレベルのリスティング広告運用代行」があります。
運用代行の例としては、
- 今以上にもっと売上を上げたい
- 今の運用代行を依頼している代理店に不満があり、切り替えたい
- 費用対効果を1年前のものに戻したい
- リスティング広告の運用に十分な時間をかけることが出来ず、自社運用をするのが大変になってきた
- 新しい機能を使いたいが、学ぶ時間も導入する時間もない
- CPA(顧客獲得単価)が高騰してしまったが、解決方法がわからない
などと言った、今の運用状況に悩んでいる方の強い味方となってアドバイスをしてくれます。
特に、代理店の変更に関しては一度失敗していることもあって、慎重になりすぎて決めかねますよね。
リスティング広告運用診断
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートの役割として、「リスティング広告運用診断」があります。
リスティング広告運用診断をおすすめする人は、
- 現在の広告運用が「正しい」のか確認したい
- 無駄や機会損失など、改善余地があるのかどうかを知りたい
- ちゃんと運用できているのか見て欲しい
- 新しい広告提案が欲しい
など、自社運用をされている企業だけではなく、フリーランスの運用者はもちろん、または代理店も利用することが出来ます。
マニュアルに沿った提案をするのではなく、Google広告のゴールドプロダクトエキスパートとして、企業が抱える課題に合わせて的確な改善策を提案してくれます。
講師・セミナーで話す
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートの役割として、「講師・セミナーで話す」ということがあります。
- セミナーのゲスト講師として話して欲しい
- 社内のセミナー開催に際して演説して欲しい
- 共同でセミナーを開催したい
など、セミナーを開催する際に、Google広告のエキスパートとして登場して話します。
セミナーとは、あるテーマを設定して、そのテーマに興味がある人を集めて実施するものですが、最近では、知識を得たり勉強したりするためにセミナーに通う人も増えています。
セミナーに参加する方の特徴としては、参加者が希望して積極的に参加しているので意欲が違いますね。
なので、Google広告のエキスパートとしても話がいがあります。
日本人は何人いるのか?
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートは、日本に何人いるのでしょうか?
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートは現時点で、日本国内に6人のみです。
ゴールド6名、シルバー2名になります。
小西一星
「Google広告」のゴールドプロダクトエキスパート
田中広樹
「Google広告」のゴールドプロダクトエキスパート
永山卓也
「Googleマイビジネス」と「Googleマップ」のゴールドプロダクトエキスパート
石川知紀
「Googleマイビジネス」と「Google広告」のゴールドプロダクトエキスパート
水上学
「Googleマイビジネス」と「Googleウェブマスター」のゴールドプロダクトエキスパート
伊藤亜津佐
「Googleマイビジネス」と「Googleウェブマスター」のゴールドプロダクトエキスパート
村山佑介
元Googleアナリティクスゴールドプロダクトエキスパート及び、Googleウェブマスターヘルプフォーラムシルバープロダクトエキスパート
山田良太
元Googleアナリティクスゴールドプロダクトエキスパート及び、Google広告シルバー プロダクトエキスパート
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートが開催するイベント
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートが開催するイベントが、各地で開催されています。
そんな、Google広告のゴールドプロダクトエキスパートのイベントですが、こんな方にオススメです。
それは、
- Googleマイビジネスの運用、管理者で、色々知ってもっとハイレベルに活用したい
- 地域ビジネスのウェブサイトを制作、運用、管理されている方、または企業
- Googleアナリティクスやサーチコンソールの設定、運用をされている実務担当者(ウェブマスター)
- Google広告の運用実務の担当者
- ホームページ制作会社の制作担当者
- 日頃からGMBを管理するチェーン系や小売り店の本部マーケティング(実務)担当者
- Googleマイビジネスを経営者、またはご担当者様
となっています。
広告の運用をしている企業はもちろん、Googleマイビジネスの運用、管理者の方は、色々を勉強するためにのおすすめです。
また、地域ビジネスのウェブサイトを制作している方、サイトの運用、管理をされている方にもおすすめです。
また、セミナーのほとんどが運用者向けの内容となっていて、操作説明などの講習ではありませんのでご注意ください。
イベントへの主な参加資格
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートが開催するイベントですが、誰でも参加できるわけではありません。
参加するには、参加資格として様々な条件があります。
イベントでは、プロダクトのエキスパート同士で教え合うのを見聞きすることで、自分の担当プロダクトの勉強とするのはもちろん、他のプロダクト担当の方がどこを困るのか知ることで普段の業務の進行をスムーズにしていきます。
なのでまずは、Google広告の運用実務を担当していることが条件となります。
運用実務をしていない営業担当者や、管理職などの方はNGとなります。
また、Googleアナリティクスの設定、運用、レポーティングなどを担当していること。
または、GoogleタグマネージャやGoogleアナリティクスのタグの実装や商品フィードの作成などに関わる、制作、開発をする立場の方です。
これは、広告や解析などの運用管理はしていなくても該当します。
管理を代行する悪質な業者も存在
GoogleマップやGoogle検索に自店情報を表示できる無料サービス「Googleマイビジネス」が、ここ1〜2年で急速に普及しています。
また、スマホを使ったGoogleマップを使って、集客効果が出ている店舗も増えてきています。
しかし、分からないことがたくさんある中、ネット検索をして見れば、解説記事があふれていて、各地では運用・管理している人を集めた運用セミナーなどが開催されています。
しかし、その一方でGoogleマイビジネスのガイドラインやポリシーを無視し、管理を代行する悪質な業者も存在しています。
悪質な業者の行動によって、そこに運用を任せた店舗のビジネス情報がGoogleから削除されて路頭に迷ってしまうなんてことも発生しています。
実際に、店舗情報がGoogleから削除されてしまって、困っている店舗経営者からの相談も増えてきています。
自社の情報を守るためにも、しっかりとした業者なのかということを見極めるのは大事になってきます。
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートとは?日本人は何人いるのか?のまとめ
今回は、Google広告のゴールドプロダクトエキスパートとはどういった方なのか?
日本人は何人いるのか?ということについてお話ししてきました。
リスティング広告では、専門的な用語や最新の機能・技術・テクノロジーも多く、そこで、自動化を導入したものの、思ったような成果が出ず結局手動に戻す、なんてケースも多いかと思います。
リスティング広告は、その場のレベルでしっかり関わっている人でないと、なかなか的確な回答ができす、パフォーマンスに生かすことができません。
そう考えると、アドバイスをもらうのに的確なのは、普段から運用に関わっていて知識・経験豊富な「エキスパート」になります。
リスティング広告を運用していくうえで、「分からないこと」・「なかなか成果が出ない」・「改善策が見当たらない」など、行き詰ってしまっていませんか?
そんな時に助けてくれるのが、Google広告のゴールドプロダクトエキスパートです。
Google広告のゴールドプロダクトエキスパートは、Googleのことならなんでも知っているので、このようなコミュニティや情報源を活用しない手はありません。
困っている事があるのであれば、相談してみることをおすすめします。
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