LINE広告のルールとして、遷移先やクリエイティブのガイドラインが作成されていますが、皆さんはご存じでしょうか。
このLINE広告のルールを破ってしまうと、運用ができなくなってしまう恐れがあります。
また、広告を配信する際の審査に関しても大きく関わってきます。
LINE広告は、訴求する商品や遷移先について審査する「広告」や、掲載する画像や動画の内容について審査する「クリエイティブ」についてそれぞれルールが存在します。
広告作成時に、LINE広告のガイドラインは配信広告全ての内容に適用されるようになっています。
そこで今回は、LINE広告の遷移先やクリエイティブについての広告審査ガイドをご紹介します。
LINE広告の広告・クリエイティブの審査とは?
LINE広告では、
- クリエイティブ
- 遷移先の広告
を同じ判断基準で審査を行っています。
それぞれの基本情報についてご紹介していきます。
必須項目
まずは必須項目です。
LINE広告で配信される広告、クリエイティブに関して決められているルールになります。
ここでは、広告の主体者の明示が必要になってきます。
ランディングページに関しては、常に広告の主体を明示する必要があります。
- 広告主正式名称
- 広告主住所
- 代表者名
- メールアドレス
- 電話番号
これらは必ず明記するようにルールで定められています。
ランディングページを広告主が第三者に委託して運用している場合には、広告主の許諾を得た上で
- 広告主情報
- 会社概要
- 会社情報
などをユーザーにとってわかりやすく記載する必要があります。
画像の場合には視認可能な大きさで表示しなければいけません。
広告主が権利を持っていない素材などを利用する場合には権利者名の明記と権利者との関係性を明確にしなければいけません。
また、業界の自主基準や公正競争規約がある場合はその表現に則った形でLINE広告を出稿するように定められています。
表現上の制限や禁止事項
次は、表現上の制限や禁止事項をご紹介します。
LINE広告では、
- ユーザビリティが低いと判断される表現や広告
- ユーザーが不快と感じる可能性がある表現や広告
- 不当表示に該当する可能性がある表現や広告
- 投機心や射幸心をあおる可能性がある表現や広告
- 第三者が権利を有する者を利用した表現や広告
などは禁止されています。
これは、LINE広告についても他のSNS広告についても同様ですので、押さえておきましょう。
どのような広告なのかについては以下を参考にしてみて下さい。
ユーザビリティーが低いと判断される表現や広告 | 画像が正常に表示されていないものや誤操作を誘発する可能性のあるもの、ユーザービリティが低いと判断された広告。 |
ユーザーが不快と感じる可能性がある表現や広告 | 人体のコンプレックス部分を露骨に表現しているものや肌露出が過度なもの、性に関する表現が露骨なもの。 暴力や反社会的勢力を連想させるような表現、グロテスクな表現。 |
不当表示に該当する可能性がある表現や広告 | 訴求したい商品やサービス内容について、事実よりも優れていると誤認させるような「優良誤認表示」、実際よりも安いと誤認させるような「有利誤認表示」が含まれる表現。 ※「世界初」「業界ナンバー1」など最大級の表現を使用する場合には、遷移先やクリエイティブのデータに出典元や調査機関名、調査年を明記し、正確な引用であることが条件とされる。 |
投機心や射幸心をあおる可能性がある表現や広告 | 通貨やそれに類似させるものを想起させるような表現、金銭の授受を直接的で過度に想起させるような表現。 確実に大金を獲得できる、絶対稼げるなどの投機心や射幸心をあおる内容。 |
第三者が権利を有する者を利用した表現や広告 | 著名人の氏名や画像、テレビ番組名、番組画像などの著作権や商標権、肖像権、パブリシティー権など法令上、契約上の権利を有するものの無断使用。 |
LINE広告を運用するうえでの注意点は?
では、LINE広告を運用していくうえでの守るべき注意点をご紹介します。
「友だち」の表記について
LINE公式アカウント上、ユーザーとのつながりについては「友だち」と表現しています。
これは、配信先のクリエイティブや遷移先のwebページについても同様に「友だち」と表現する必要があります。
やってはいけない表記としては、
- 友達
- ともだち
- お友だち
などがあります。
LINEの公式アカウントの友だちを集める配信機能である「友だち追加」に合わせた表記にするようにしましょう。
LINEのコンテンツと誤認する可能性がある表現について
LINEが保有しているキャラクターやサービスを利用してはいけません。
ユーザーにLINEコンテンツを誤認されるような表現をすることは禁止されています。
特に、LINEのキャラクターに関しては関連会社が権利を保有しているので、権利侵害になってしまいます。
LINEの使用禁止一例を以下の画像でご紹介します。
全てのロゴデータは、データを変形 ・加工せず、そのまま使用することを原則としています。
アニメーションや効果(拡⼤、回転、装飾など)をつけることも禁止されていますので注意しましょう。
LINE広告で審査落ちになってしまう改善点は?
では、LINE広告で審査落ちになってしまったときの改善点をご紹介します。
ユーザビリティを高める
先ほどから何度も出てきていますが、LINE広告ではユーザビリティを重視しています。
例えば、
- グロテスクな印象を与えるビジュアル
- 恐怖心をあおる表現
- 不要な胸部の協調
- 特定のコンプレックスの表現
などはNGです。
それらの表現を利用せずにLINE広告を作成しておきましょう。
不当表現を避ける
LINE広告だけでなくSNS広告全般では、不当表現を使った場合審査落ちになってしまいます。
例えば、
- 優良誤認表:事実よりも良い価値があると誤認させる
- 有利誤認表示:実際よりも安いと誤認させる
などがありますが、これらは表現としてはNGです。
遷移先で逸脱した表現を避ける
LINE広告で審査落ちしやすいジャンルは、
- 健康
- 美容
- 医薬品
のジャンルとなっています。
このジャンルは遷移先で逸脱している表現を避ける必要があり、薬機法に遵守する必要があります。
広告主体者を明確にする
広告クリエイティブや遷移先のランディングページが「誰によるなんのための広告なのか」を明記するようにしましょう。
会社名やブランド名、商品・サービス名などをハッキリさせておかないと審査に落ちてしまう可能性があります。
ランディングページを確認する
スマートフォン(iOS、Android)の標準ブラウザで必ずランディングページを確認しておくようにしましょう。
スマホのブラウザで操作閲覧できないページへ遷移することは禁止されています。
また、幅広い年齢層の人に安心して利用できるようなランディングページを作る必要があります。
LINE広告の遷移先やクリエイティブについての広告審査ガイドライン徹底攻略!まとめ
今回はLINE広告の遷移先やクリエイティブについてのガイドラインをご紹介しました。
LINE広告では、遷移先やクリエイティブについて禁止されている事項は様々です。
LINE広告に限らず広告を運用していくうえでプラットフォームのルールに従うのは当然です。
広告を配信する前にガイドラインをしっかり確認し、何に気を付けなければいけないのかを理解してからランディングページやクリエイティブを作成するようにしましょう。
ユーザーにとってためになるものなのか、ユーザービリティが高いかをしっかりとチェックしてから広告配信をしなければいけません。
審査に通らないと悩んでいる方は、参考にしてみて下さい。
NG項目が無いようにLINE広告を作成して、有意義なLINE広告を運用しましょう!
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