LINE広告を運用していくうえでコンバージョンの計測は必要不可欠です。
ウェブサイトコンバージョンというのは、ウェブサイト上で発生したコンバージョンを計測することです。
サイトを訪れたユーザーの情報をもとにして、広告をクリックしたかどうかを確認し、有効期間内に発生したコンバージョンであれば、コンバージョンとしてカウントされます。
LINE広告を効果的に運用していくためには、LINE広告でどのような広告運用ができているのかをデータで判別し、今後の広告運用につなげていく必要があります。
そこで今回は、LINE広告コンバージョン計測方法をご紹介します。
LINE広告コンバージョン計測に必要なものは?
LINE広告コンバージョン計測の方法の前に、押さえておくべきことがあります。
LINEのコンバージョンの計測をするためには、コンバージョン地点に「コンバージョンコード」というものを設置する必要があるということです。
ユーザーが、LINE広告で配信した広告をクリックし、コンバージョンコードを設置したページに訪問すると、LINE Tagが呼び出されてコンバージョンがカウントされるようになります。
コンバージョンコードの有効期間は30日間であり、コンバージョンコードによって計測された計測結果は、「管理画面」のダッシュボードの項目「CV」に反映されるようになっています。
有効期間はカスタムコンバージョンで1~180日に設定することも出来ます。
LINE広告のコンバージョン計測に必要なLINE Tagとは?
LINE広告のコンバージョンを計測するためには「LINE Tag」を設置する必要があります。
「LINE Tag」を設置することによって、広告配信の結果や、どのぐらいのユーザーが市後を訪問したのか、商品サービスの購入に結びついたのかを計測することが可能となります。
タグの使い方
「タグ」というのは、
- HTMLタグ
- コンバージョンタグ
などがあります。
HTMLタグはウェブサイトを表示するためのものですが、広告運用で必要なのはコンバージョンタグです。
コンバージョンタグは、任意のページに埋め込むことで
- 配信効果の計測
- リターゲティングに必要なオーディエンス作成
これらの使い方があります。
配信効果の計測
商品の購入ページや資料請求ページにタグを設置しておくことで広告からどのぐらいアクセスがあったのか、商品が購入された数やタイミングなどについて計測することが可能になります。
CTR(クリック率)やCPA(顧客獲得単価)を確認しつつ、クリエイティブの変更や入札価格の調整を行うことが出来ます。
リターゲティングに必要なオーディエンス作成
「リターゲティング」というのは、特定のページにアクセスしたユーザーに向けて繰り返し広告を配信するものです。
ページ内にタグを設置することでオーディエンス(広告の配信対象)が作成できるので、その後の広告の配信対象として活用することができます。
LINE広告のLINE Tagの種類と役割は?
LINE広告のLINE Tagには3種類コードがあります。
- ベースコード
- コンバージョンコード
- カスタムイベントコード
この3種類になります。
目的によってコードを設置するとコンバージョン計測やリターゲティングのためのオーディエンスの作成が出来るようになります。
ベースコード
ベースコードは、ユーザーの行動を計測したい全てのページに設置をする必要があります。
ベースコードが設置されていないと、LINE Tagは機能しないので必ず設置をするようにしましょう。
コンバージョンコード
コンバージョンコードは、コンバージョンを計測したいページに設置します。
商品購入や資料請求などが完了した後のサンクスページなどに、ベースコードとセットで設置するようにしましょう。
カスタムイベントコード
カスタムイベントコードは、特定のページにアクセスしたユーザーを、イベントベースで効果測定したり、オーディエンスの作成をすることが出来ます。
ベースコードとセットで設置しましょう。
LINE広告のLINE Tagの取得方法は?
では、LINE Tagの取得方法について見ていきましょう。
LINE Tagは、広告アカウントを作成完了すると取得、設置することが出来るようになります。
LINE広告の管理画面「「トラッキング(LINE Tag)」から取得していきましょう。
トラッキングから、ベースコード、カスタムイベントコード、コンバージョンコードの3種類が取得できますので、コピーして使用します。
LINE広告のコンバージョンコードの設置方法は?
コンバージョンコードは、コンバージョンポイントとなるページにベースコードと共に設置してください。
ベースコードは、「LINE Tag」で計測するすべてのWebサイトの<head>内に設置します。
タグマネージャーを利用して設置することも可能です。
そして、コンバージョンコードを設置していきます。
コンバージョンコードはなるべくベースコードの直下に設定されるようにLINE広告は推奨していますが、先にベースコードが読み込まれる仕組みになっていればどこでも大丈夫です。
以下のような配置にしてください。
注意点としては、
- コンバージョンコードはベースコードの直下に置く
- 同一URL内の上限設置数はありませんが、LINE Tagベースコードの設置については同一アカウントで取得したLINE Tagベースコードの設置は同一URL内で必ず1つとする
- 間違った改行や空白がある段階では、正常に動作しない
などがあります。
LINE広告コンバージョン計測方法は?
次のような場合には、カスタムコンバージョンを利用して計測すると便利です
- コンバージョンコード設置場所以外にコンバージョン地点を設定したい
- URLベースやカスタムイベントベースでコンバージョンの計測がしたい
- 有効期間を変更したい
カスタムコンバージョンによる計測を行う場合には、カスタムコンバージョンを作成しなければいけません。
では実際に、LINE広告コンバージョン計測方法をご紹介します。
LINE広告コンバージョン計測については、
- LINE広告トップページを開く
- 「広告アカウント」でカスタムコンバージョンを作成する広告アカウントをクリックする
- メニューアイコンをクリックする
- 「レポートと計測」→「コンバージョン」をクリックする
- 「カスタムコンバージョン一覧」→「+カスタムコンバージョン作成」をクリックする
- 項目を入力し、「保存」をクリックする
- トップページを開き、広告アカウントのタブを開く
- カスタムコンバージョンを作成したいアカウント名をクリックする
- 「表示項目」→「表示項目を変更」をクリックする
- 「カスタムコンバージョン」をクリックし、表示させたい項目にチェックを入れる
- 「適用」をクリックする
これで完了です。
これで、LINE広告コンバージョン計測が開始されるようになります。
カスタムコンバージョン作成の項目の入力方法は次を参考にしてみて下さい。
項目 | 入力内容 |
名前 | カスタムコンバージョン名を35文字以内で入力 |
説明 | 任意でカスタムコンバージョンの説明を300文字以内で入力 |
LINE Tag | 共有されたLINE Tagがある場合には選択肢に表示されます。 利用したいLINETagを選択しましょう。 |
有効期間 | 有効期間は1~180日で設定可能 |
マッチング方法 | コンバージョンルールを指定 |
URL条件 | 特定のURLやキーワードを1つ、もしくはOR/ANDで複数設定し、対象ページを指定する。 ※「*」を利用したワイルドカードや前方一致は使用不可。 ・URL_AとURL_Bを OR条件で指定: URL_AかURL_Bのどちらか AND条件で指定: 計測不可(「URL_AとURL_ Bを訪問」は設定できません ・keyword_Aとkeyword_Bを OR条件で指定: keyword_Aかkeyword_Bを含むURL AND条件で指定: keyword_Aとkeyword_Bを含むURL |
イベント指定 | プルダウンに動作しているイベントコード名が表示される。 (カスタムイベントコードを設置している場合のみ) コンバージョンポイントとしたいイベントを選択。 |
LINE広告コンバージョン計測方法!電話コンバージョンとは?まとめ
今回は、LINE広告コンバージョン計測について見ていきました。
LINE広告のコンバージョン計測をするためにはLINE Tagを設置し、活用していくことがポイントとなります。
LINE広告コンバージョン計測は、LINE広告を運用していくうえで必要な作業となり、改善や施策を練ることができる貴重な機会を提供してくれるものです。
皆さんもLINE広告コンバージョン計測を行い、改善・施策を練っていきましょう。
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