月間数千万人のユーザーが利用しているTwitter。
Twitterは手軽さと匿名性から、気軽に投稿することが出来るのでアクティブユーザーも多く広告のプラットフォームとしては最適です。
そんなTwitterに広告を出稿することができますが、様々なクリエイティブが提供されています。
魅力的なクリエイティブを作成することで広告のクリック率も上がります。
しかし、
「Twitter広告についてよくわかっていない」
「クリエイティブってどんなものがあるの?」
という方もいると思います。
そこで今回はTwitter広告の表示クリエイティブを一覧でご紹介します。
Twitter広告とは?
まずは、Twitter広告について見ていきましょう。
Twitter広告は、タイムラインや検索結果に広告を配信するものです。
- フォロワー数の増加
- 特定ツイートのリーチ上昇
- 外部サイトへの誘導
- 情報拡散
などを目的として活用されます。
広告を配信することで、その広告に「いいね」や「リツイート」をされると、広告に行動を起こした人だけでなく、フォロワーにも広告を見てもらうことができるので二次拡散の効果も期待出来るのが魅力です。
さらに、課金対象は一次拡散のみなので、二次拡散されても費用はかかりません。
とてもコスパのいい広告運用が可能になります。
Twitterのユーザー数というのは、全世界では3億3,000万人。
日本国内だけでも4,500人以上いると言われています。
このユーザー数はアメリカに次いで二番目とも言われていて、日本でもTwitterを利用している人がとても多いことが分かります。
主なユーザーは10~20代の若年層です。
Twitter広告は、主に若い人たちにアプローチすることを見越して配信していくべきものと考えて良いでしょう。
また、Twitter広告の新規顧客のリーチ数は92%と言われており、他の媒体でリーチすることのできない層へアプローチ可能なことも人気の理由のひとつです。
Twitter広告のターゲティングのコツは?
Twitterでは、クリエイティブと同じぐらい重要なのがターゲティングです。
Twitter広告では、どんなターゲティングをしていけばいいのかコツについて見ていきましょう。
ユーザーに関するリサーチをする
マーケティングの基本として、ユーザーについてしっかりと知っておくことは重要です。
ユーザーがTwitterでどんな行動を取るのか?
どんなことに興味を持っているのか?
どんなキーワード検索をしているのか?
などをリサーチしましょう。
「自社製品に興味のある人は、他にどんな製品が気になっているのか」というような関連性を意識することも大切です。
グループに分けて広告配信する
ターゲティングをある程度絞り込んだら、ターゲットをグループごとに分けて広告運用を行いましょう。
- 年齢
- 性別
- 興味・関心
など色々な要素でグループ分けをすることが出来ます。
グループ分けをすることで、効果の見込めるターゲットを的確に絞り込むことも可能です。
PDCAサイクルを回す
ターゲティングとクリエイティブを組み合わせ、テストを行い改善を行うというPDCAサイクルを回すことも重要です。
SNS広告を運用していく上で、テストと改善は欠かせません。
コンバージョンが悪い場合には、ターゲティングがうまくいっていない場合もあります。
また、クリエイティブが良くない場合もあります。
どうすればユーザーの反応が良くなるのかを考えながら試行錯誤し、最適なターゲティング、クリエイティブを見つけ出しましょう。
Twitter広告の配信フォーマットは?
Twitter広告の配信フォーマットを見ていきましょう。
プロモ商品といわれる広告には3つのフォーマットがあります。
- プロモツイート
- プロモアカウント
- プロモトレンド
プロモツイート
プロモツイートは、プロモーションを目的と死、広告主がTwitterユーザーにリーチして情報やメッセージを配信することが出来る広告です。
通常ツイートのようにタイムラインや検索画面に表示されるので、自然な形でリーチすることが出来ます。
プロモアカウント
プロモアカウントは、自社アカウントのプロモーション、フォロワーの獲得に適している広告です。
ユーザーの興味関心、Twitterアカウント、自社データを利用して作成したリストなどを使ってターゲティングをし、プロモーションすることが可能です。
- フォローするボタン
- アイコン
- アカウント名
これらをクリックした後に「フォローする」というボタンをクリックしてフォローすることが出来ます。
プロモトレンド
プロモトレンドは、
- トレンドトピックの一番上
- ユーザーのタイムライン上部
- プロフィールページ
などに表示されます。
1日買い切り型の広告で、日本時間の0時~24時で国単位のターゲティングをすることが出来ます。
大量のリーチが見込めるので、かなり人気があり、半年前から枠が埋まってしまうと言われています。
1日800万円以上の費用が必要です。
Twitter広告の表示クリエイティブ一覧!
Twitter広告の表示クリエイティブには7つあります。
- テキスト広告
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- モーメント広告
- Twitterオーディエンスプラットフォーム
- Twitterカード
それぞれ特徴が異なりますので、1つ1つ見ていきましょう。
テキスト広告
まずはテキスト広告です。
テキスト広告は、
- いいね!
- 返信
- お気に入り
- リツイート
などのTwitter標準機能を搭載したシンプルな広告です。
シンプルですが、自然にTwitterのコンテンツに溶け込みます。
自分のフォロワーにも届けることができますが、ターゲットオーディエンスにもテキスト広告を届けることができます。
ツイート本文は280も字以内ですが、23文字分はリンクに使われてしまうので、実際に使用出来るのは257文字です。
日本語にした場合には128文字になります。
しかし、テキストだけでユーザーの興味を引くというのはなかなか難易度が高いものとなっています。
画像広告
続いては、画像広告です。
テキストと画像を表示することが出来るのでユーザーの目を引きやすくなり、エンゲージメントを高めることが出来ます。
画像広告は
- ウェブサイトやアプリへ誘導する
- その場でのアクションを促す
ために利用されるクリエイティブです。
画像広告を利用してブランドイメージをUPさせたり商品の宣伝を行うことが出来ます。
また、Twitterには文字制限がありますが、画像を組み入れることによってより多くの情報をユーザーに伝えることも出来るのでとても便利です。
また、「プロモーション」と記載されますので画像広告であることもアピールすることが可能です。
作成は簡単なので、色々な目的で利用することが出来る便利な広告です。
ファイル形式は、PNGとJPEGを推奨されていて、BMPとTIFFは使えません。
ファイルサイズは最大5MBです。
デスクトップとモバイルでは画像の表示のされ方が異なりますが、Twitterユーザというのは主にモバイルでアプリを使用している場合がほとんどです。
ですから、モバイルを意識して作成するようにしましょう。
GIF画像も組み込み可能ですが、一枚しか表示がされません。
動画広告
続いては、動画広告です。
動画広告は、テキストと動画がセットで表示されます。
画像広告よりもさらに多くの情報をユーザーに伝えることが可能です。
動画広告は視覚で訴えることができるクリエイティブで、ストーリーとして広告を打ち出すことができます。
また、
- ブランド
- 商品
- サービス
をよりリアルに伝えることができますので、広告としても人気です。
動画の作成も簡単にできますし、エンゲージメント率を高めることができるクリエイティブの1つです。
動画は、ユーザーのタイムラインで自動再生されるようになっています。
動画のファイルサイズは最大1GBで長さは最大2分20秒です。
動画の長さが60秒未満の場合には自動的にループ再生されます。
最適なパフォーマンスを得るためには、ファイルを30MB未満にすることが推奨されています。
また、動画の長さも15秒以内だとユーザーに飽きられることなく見てもらうことが出来るでしょう。
カルーセル広告
続いては、カルーセル広告です。
カルーセル広告では、ストーリーを伝えてユーザーをWebサイトやアプリへ誘導することができます。
最大6つの画像や動画を利用することができ、スワイプ式になっていますのでストーリーを伝えることに長けているクリエイティブになります。
- 複数の商品の紹介
- プロモーションの紹介
- 複数のビジュアルでストーリーを伝える
- 商品の魅力的な機能をアピール
などが可能です。
カルーセル広告は、ウェブサイトやアプリに関する広告キャンペーンの目的全てで活用することが出来ます。
動画カルーセルは、動画の再生数キャンペーンで利用可能で、エンゲージメント数キャンペーンやブランド認知度向上キャンペーンでも使用出来るので活躍の場は多いです。
作成も簡単なので、手間いらずでストーリーの作成のほうに手をかけることができるのもポイントです。
分析や測定機能もあるので、パフォーマンスをしっかり把握出来る広告となっています。
モーメント広告
続いては、モーメント広告です。
モーメント広告は1つのツイートでは表現できないようなストーリーを表現することができるクリエイティブです。
140文字以内で伝えることができないときにモーメント広告を利用することで、ユーザーへストーリーを伝えることが可能です。
ちなみに、
- 広告主
- パブリッシャー
の両方が利用可能になっているクリエイティブでもあります。
複数のツイートをまとめ、1つのツイートのように見せることが出来るので、まとめとして活用するというのが多いです。
- 特定の話題ツイートだけをまとめる
- 1つのストーリーのようにして情報を紹介する
ということが可能なので、過去のツイートを合わせて読んでもらったり、既存の関連ツイートを一緒にして表示させることで誘導の幅が広がります。
Twitterオーディエンスプラットフォーム
Twitterのオーディエンスプラットフォームでは、1回クリックするだけで「モバイルアプリプロモーション」、「ウェブサイト訪問数キャンペーン」などをTwitterや他のアプリに簡単に展開することが出来ます。
これにより、大規模なパフォーマンス向上が可能になります。
既存の広告キャンペーンのクリエイティブを活用することが出来るので、新しい素材を用意する必要がなく、労力やコストを抑えられるという嬉しい特徴があります。
フォーマットも多様で、
- 全画面広告
- 全画面横向き広告
- バナー広告
- ネイティブ広告
- 中型長方形広告
から選択することが出来ます。
Twitterカード
Twitterカードと言うのは、テキストや画像、動画だけでなく、ユーザーがアクションを起こしやすい独自の掲載方法のことです。
ツイートに貼られたリンクのURLの画像やページタイトルが表示されるようになっているので、通常のクリエイティブよりも高いエンゲージメントが期待出来ます。
Twitterカードの設定があるものとないものでは、あるもののほうがリンクが目立つのでクリックされやすいのです。
Twitterカードにはどんな種類があるのか見ていきましょう。
ウェブサイトカード
ウェブサイトカードというのは、画像をクリックするとウェブサイトへ遷移するようになっています。
ツイートの中に画像や動画をカードとして表示することで、ユーザーを事前に設定したリンク先げ誘導します。
広告管理画面で設定することが出来ます。
ツイートのテキストや画像、動画のカスタマイズも可能です。
ウェブサイトカードを利用することで、情報を視覚的に伝えることが出来るので、通常のツイートに比べて
- ウェブサイト訪問
- オンライン購入
- 資料請求
などといった行動に繋げてくれる効果が期待出来ます。
アプリカード
アプリカードというのは、カードの中に「インストール」というボタンが表示されるカードです。
インストールやアプリエンゲージメントを促進することが期待出来ます。
アプリカードには、
- アプリの名前
- アプリの説明文
- アプリのアイコン
などを付けて評価や価格などを強調して表示出来ます。
アプリカードは、
- ウェブサイト
- iOS および Android モバイル
で使用できますが、モバイルウェブページでは使用することができません。
カンバセーショナルカード
カンバセーショナルカードというのは、画像や動画にハッシュタグの入ったコールトゥアクションボタンをつけた広告のことです。
ユーザーがそのボタンを押すことで、あらかじめ設定されている投稿分が自動でツイート画面に挿入されるようになっています。
「カンバセーショナル」というのは「会話型」という意味があり、広告出稿者とユーザーの間に会話を生み出すことが出来る機能とも言えます。
ボダンの設置は最大4つ可能。
タイムライン上では、カードの表示幅が広く、ユーザーの目に留まりやすく興味を引きやすいという特徴があります。
Twitter広告の作成・出稿方法は?
では次に、Twitter広告の作成・出稿方法をご紹介します。
実際に広告を作成して、Twitter上に広告を出稿してみましょう。
広告アカウントを準備する
Twitter広告を利用するには、事前に広告に使用するツイートを投稿しておかなければいけません。
事前のツイートというのは、最初は通常ツイートとして取り扱われますが、広告として使用することになるので、広告用のツイートを作成して投稿しておくようにしましょう。
そして、Twitter広告を配信するためには広告アカウントの作成が必要です。
まずは広告アカウントを作成します。
手順は、
- Twitterを開く
- メニューより「Twitter広告」→「Twitter広告を設定する」をタッ
これでOKです。
後は必要情報を入力すれば広告アカウントを作成することができます。
Twitter広告アカウントの作成は、Twitterプロフィールの完成から2~3週間後でなければ出来ませんので注意が必要です。
配信目的を選択する
次に、広告配信の目的を設定します。
ページを進めると、広告配信の目的を選択する画面に遷移します。
この画面では、
- アプリインストール
- フォロワー
- ツイートのエンゲージメント
- プロモビデオ再生数
などの目的を選ぶことができます。
各目的ごとに複数タイプの広告キャンペーンが用意されているので、目的に合ったキャンペーンを選択するようにしましょう。
キャンペーン詳細を設定する
続いて、キャンペーン詳細を設定します。
ここでは、
- キャンペーン名
- 支払方法
- 日別予算
- 総予算
- 開始・終了日時
などを設定していきます。
項目 | 内容 |
キャンペーン名 | 管理しやすい名前に設定しましょう。 |
支払い方法 | 支払い方法を設定します。 |
日別予算 | 一日あたりの広告費用を設定します。 |
総予算 | キャンペーン全体の上限予算を設定します。 |
開始・終了日時 | 配信期間を設定します。 |
期間を設定しないと、キャンペーン予算に達した場合、手動で管理画面からキャンペーンの中止設定をするまで広告が配信されてしまいます。
広告グループを設定する
続いて広告グループを設定します。
ここでは、
- 広告グループ名
- 開始・終了日時
- 広告グループの総予算
- 入札タイプ
- 最適化設定
などを行います。
設定は任意なので、予算や配信期間などが未設定の場合にはキャンペーンと同様になります。
入札タイプの設定は「自動入札」が推奨されています。
ターゲティングの設定を行う
続いてはターゲティングの設定を行います。
ここでは、
- 性別
- 年齢
- 場所・言語・テクノロジー
- 地域
- キーワード
- リターゲティングタイプ
- ツイートの種類
などを設定していきます。
目的別に、様々な項目から広告を配信するターゲットを絞り込むことが可能なことがTwitter広告の特徴と言えます。
配信ツイートの選択と作成を行う
最後に、配信するツイートを選択します。
1回目の広告は、事前にツイートしてある投稿を選択します。
2回目からは、新規でクリエイティブを制作することが可能です。
広告ツイート画面から、テキストと画像を入力し「ツイート」ボタンを押して、「キャンペーンの開始」をクリックすれば広告配信がスタートします。
予約投稿も可能です。
予算や期間、ターゲティングは配信を開始してからでも変更することが出来ます。
運用を行いながらこまめに調整していきましょう。
Twitter広告を作成するときのコツは?
以上の手順を踏めばTwitter広告を作成することが出来ます。
しかし、せっかく広告を配信しても、コツを掴んで作成をしないと上手く効果を出すことができなくなることが多いです。
Twitter広告を配信するときには、どんなクリエイティブを意識したらいいのでしょうか。
では、Twitter広告を作成するときのコツについてご紹介します。
タイトルは簡潔にする
まずはタイトル面です。
YouTubeやTikTokにも精通するものがありますが、タイトルはなるべく簡潔にしましょう。
例えば、
「あなたがTwitter広告で成果を出せない理由!」
「何故、Twitter広告で成果が出ないのかを元Twitter広告運用担当者がたったの10分で徹底的に解説します!」
であれば、前者のほうがクリックされやすい傾向にあります。
後者は確かにいい内容が詰め込まれていますが、タイトルが長すぎてパッと読むことに適していません。
そのため、タイトルはなるべく簡潔にしましょう。
共感を大事にする
企業の想いをTwitter広告に載せることはできますが、その方法はあまりおすすめできません。
というのも、Twitterは共感を大事にしていますので一方的な想いがユーザーに伝わることはまずありません。
NIKEやPanasonicなどの大企業であれば多少、一方通行でも大丈夫ですが中小企業やスタートアップ企業がTwitter広告を利用する場合は、共感性を大事にするようにしましょう。
例えば、
「〇〇でお困りではないですか?」
「こういうことってありますよね。」
のようにユーザーに語りかけるような広告を準備してみましょう。
一瞬でユーザーの興味を引けるようなクリエイティブを用意する
ツイートを見てもユーザーがなんのサービスなのか分からない、しっかり読まないと分からないというような内容だと、読まれることもなくそのまま流れて行ってしまいます。
Twitterというのは、流し見をしていくものですので、インパクトがないと飛ばされてしまうのです。
共感やインパクトのある画像や動画を用意し、ユーザーの目に留まるようにしましょう。
具体的な内容を伝える
例え広告がユーザーの目に留まったとしても、具体的な内容がなければ良く分からないまま広告から離れていってしまいます。
サービスや商品について、具体的な内容を伝えることが広告をクリックしてもらうためのポイントです。
- 値段
- 期間
- キャンペーン情報
など、具体的な数字を出したりすることでユーザーは興味を持ってくれるようになります。
どんな行動を取ってほしいのかと伝える
広告は、認知を目的としているもの以外ではユーザーに何かしらのアクションを起こしてもらうことが重要です。
- ウェブサイトに誘導したいのか
- 商品を購入してもらいたいのか
- 資料請求をしてもらいたいのか
- アプリをダウンロードしてもらいたいのか
など、ユーザーにどんな行動を取ってほしいのかを文言で表すようにしましょう。
Twitter広告の表示クリエイティブ一覧!クリエイティブの作り方や仕様も!まとめ
今回はTwitter広告の表示クリエイティブについて見ていきました。
Twitter広告の表示クリエイティブは計6つあり、それぞれを有効活用することでTwitter広告運用を成功へ導くことができます。
ただ、Twitter広告を運用するだけでは成果は出ません。
コツを掴んで、その通りに運用していくことをおすすめします。
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