LINE広告といえば、他のSNS広告よりもアクティブユーザーが圧倒的に多く、幅広いユーザーに対してリーチをすることが出来る広告として今注目を集めています。
LINE広告には、さまざまなフォーマットが用意されていますが、広告効果を高めるためには、広告フォーマットを正しく設定していく必要があります。
また、正しい画像サイズ・動画サイズを守りながらユーザーの注目を集められるようなクリエイティブを作成することが重要になります。
CardやSquareなどLINE広告独特のフォーマットもありますし、カルーセルや画像などLINE広告では知っておくべき入稿規定も存在します。
LINE広告ではそれぞれのフォーマットをうまく利用することで、効率的な広告配信が可能となっています。
そこで、今回この記事では、【LINE広告の広告フォーマットや入稿規定】についてご紹介していきます。
LINE広告の広告フォーマットで静止画と動画の違いは?
LINE広告では、広告の配信効果をアップさせるために、ユーザーがクリックしたくなるようなクリエイティブを作成することが最も大切になってきます。
クリエイティブを作成にあたり、LINE広告の配信面の特性や、広告フォーマット、入稿規定などを理解しておく必要があります。
LINE広告のクリエイティブには、「静止画」と「動画」の2種類がありますが、クリエイティブを制作するにおいて静止画と動画にはどのような違いがあるのかを知っておきましょう。
静止画
静止画というのは、動画クリエイティブを制作するよりもコストが低いのがメリットになります。
静止画クリエイティブであっても、コストをかけて制作されるものももちろんありますが、あまりコストをかけすぎてもデザインが細かすぎてクリエイティブが見づらくなってしまうという難点もありますので、コストをかけすぎてしまう必要もないのです。
シンプルなクリエイティブであっても、広告のメッセージが伝わりやすいものであれば、ユーザーの興味・関心を惹くことは出来ます。
また、訴求軸によっていくつかのクリエイティブを作り分けしやすいのも静止画になります。
動画
動画クリエイティブについてですが、動画というのは静止画とは反対に、制作コストが多くかかってしまいます。
しかし、その分多くの情報量をユーザーに届けることが可能です。
ここで重要になるのは、冒頭の3秒間になります。
この冒頭の3秒間という短い時間で、いかにユーザーの興味・関心を惹くことが出来るかということが、配信効果にとって大きなポイントとなります。
動画クリエイティブは、使う素材やツールによっても費用は大きく変わってきます。
シンプルな動画であっても、ユーザーの興味をひきつけることが出来れば、充分な効果を発揮することも期待できます。
LINE広告では静止画と動画の同時配信がおすすめ
LINE広告で広告を配信するには、静止画と動画を同時制作すると配信効果がアップします。
静止画と動画の両方のフォーマットで同時制作するといい理由としては、
- クリエイティブのストック数が多くなる
- コンバージョンに有効なフォーマットを見極めることが出来る
ということがあります。
それぞれについて見ていきましょう。
クリエイティブのストック数が多くなる
LINE広告では、配信面によって利用できるフォーマットやクリエイティブの種類が異なります。
クリエイティブのストック数が多ければ多いほど、広告運用のための「打ち手」が増えるので、広告の配信効果アップが期待出来ます。
コンバージョンに有効なフォーマットを見極めることが出来る
LINE広告を配信するにあたり、静止画と動画とどちらのほうがコンバージョンに繋がりやすいかどうかを判断するためには、実際に静止画と動画の両方を配信して、その結果を比較する必要があります。
実際に広告を配信し、その結果からどちらのほうがコンバージョンに繋がりやすい傾向にあるのかを見極めることによって、効率的なクリエイティブ運用をすることが出来ます。
LINE広告で利用可能なバナーサイズは?
まずは、LINE広告で利用可能なバナーサイズについてご紹介します。
バナーについては、
- 静止画
- 動画
の2つをご紹介します。
静止画
静止画では、1,200×628px(16:9)と1,080×1,080px(1:1)の2種類のサイズを用意するだけで、すべてのフォーマットに対応することが可能です。
画像
|
カルーセル | |||
1,200×628px(Card) | 1,080×1,080px(Square) | 600×400px(Small Image) | 1,080×1,080px | |
トークリスト | 〇 | 〇 | 〇 | × |
LINE NEWS | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
タイムライン | 〇 | 〇 | × | 〇 |
LINEマンガ | 〇 | 〇 | × | × |
ウォレット | 〇 | 〇 | × | × |
LINE BLOG | 〇 | 〇 | × | × |
LINEポイントクラブ | 〇 | 〇 | × | 〇 |
LINEショッピング | 〇 | 〇 | × | × |
LINEチラシ | 〇 | 〇 | × | × |
トークリストに特化したい場合には、600×400のSmall Image広告も推奨されています。
動画
動画では、16:9、1:1、9:16の比率の動画が利用可能です。
Card | Square | Vertical | |
16:9(240×135px~1,920×1,080px) | 1:1(600×600px~1,280×1,280px) | 9:16(135×240px~1,080×1,920px) | |
トークリスト | × | × | × |
LINE NEWS | 〇 | 〇 | × |
タイムライン | 〇 | 〇 | 〇 |
LINEマンガ | 〇 | 〇 | × |
ウォレット | 〇 | 〇 | × |
LINE BLOG | 〇 | 〇 | × |
LINEポイントクラブ | 〇 | 〇 | × |
LINEショッピング | 〇 | 〇 | × |
LINEチラシ | 〇 | 〇 | × |
動画広告はトークリストには入稿出来ません。
LINE広告で利用可能なバナーの入稿規定は?
では、LINE広告で利用可能なバナーの入稿規定についてもご紹介します。
静止画
静止画では、以下のようになっています。
フォーマット | JPG、PNG |
ファイルサイズ | 最大10MB |
動画
動画では、以下のようになっています。
動画 | H.264、メイン/ハイプロファイル推奨、正方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン |
音声 | AAC、128kbps以上を推奨、モノラルまたはステレオ |
フレームレート | 最大30fps |
フォーマット | mp4 |
解像度 | 最大1080p(広告配信時は最大720p) |
ビットレート | 最大8Mbps |
時間 | 最大120秒(最低5秒以上) |
ファイルサイズ | 最大100MB以内 |
LINE広告の「広告」と「メディア」の入稿規定は?
では次に、LINE広告の「広告」と「メディア」の入稿規定について見ていきましょう。
ウェブ(広告)
画像/動画/カルーセル/画像(小) | 「メディア」より入稿したものを選択 |
タイトル | 20文字以内(半角全角問わず) |
ディスクリプション | 75文字以内(半角全角問わず) |
ボタン | 管理画面内の選択肢より選択 |
ランディングページ | LPのURLを記入 |
リンク先URL(任意) | 計測ツールを使用する場合などに発行されるパラメータ付のURL |
インプレッショントラッキングURL | サードパーティー計測サービスから提供されたURLを入力。 計測機能では、ニールセンのデジタル広告視聴率がサポートされています。 |
ウェブの場合には、広告グループで「課金:CPC」を選択した場合には「動画」は選択できないので注意しましょう。
また、「画像(小)」を選択した場合には、タイトルのほかに「長いタイトル(1行目)(2行目)」を入力しなければいけません。
広告が表示される場所に応じて、「タイトル」または「長いタイトル(1行目)(2行目)」のどちらかが表示されます。
アプリ(広告)
画像/動画/カルーセル/画像(小) | 「メディア」より入稿したものを選択 |
タイトル | 20文字以内(半角全角問わず) |
ディスクリプション | 75文字以内(半角全角問わず) |
ボタン | 管理画面内の選択肢より選択 |
アプリ | 「メディア」より登録したものを選択 |
遷移先 | アプリストアもしくはLPを入力 |
リンク先URL(任意) | SDKから発行されるパラメータ付のURL |
インプレッショントラッキングURL | サードパーティー計測サービスから提供されたURLを入力。 計測機能では、ニールセンのデジタル広告視聴率がサポートされています。 |
カルーセル(広告)
画像 | 「メディア」より入稿したものを選択(最大10枚まで設定可能) |
タイトル | 20文字以内(半角全角問わず) |
ディスクリプション | 40文字以内(半角全角問わず) |
ボタン | 管理画面内の選択肢より選択 |
ランディングページ | LPのURLを記入 |
リンク先URL(任意) | 計測ツールを使用する場合などに発行されるパラメータ付のURL |
リンク先URLを入力する場合には、リダイレクト先のURLや計測ツールで発行したURLを設定します。
LINE Dynamic Ads(広告)
LINE Dynamic Adsはオフラインアカウントのみの提供となっています。
入稿素材 | データフィード |
ファイル形式 | CSV、TSV、JSON |
イメージ | ・サイズ:100×100pixel、600×600pixel(推奨)、1200×628pixel(推奨) ・形式:jpg/png ・容量:5MB以内 |
文字コード | UTF-8 |
ファイルサイズ | 最小:10行(10商品~) ※CSV/TSV:最大1ファイル(8GB以内、または計300万行以内) ※JSON:最大24GB以内(1ファイル最大8GB以内、または全てのファイル1,000万行以内) |
画像・カルーセル(メディア)
サイズ | 1200×628pixel/1080×1080pixel/600×400pixel |
形式 | jpg/png |
ファイルサイズ | 10MB以内 |
サイズは、カルーセルフォーマットの場合1080×1080pixelのみになります。
動画(メディア)
動画 | H.264、メイン/ハイプロファイル推奨、正方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン |
音声 | AAC、128kbps以上を推奨、モノラルまたはステレオ |
フレームレート | 最大30fps |
フォーマット | mp4、MOV |
アスペクト比 | ・16:9(width:240px以上1920px以下height:135px以上1080px以下) ・1:1(width:600px以上1280px以下height:600px以上1280px以下) ・9:16(width:135px以上1080px以下height:240px以上1920px以下) |
解像度 | 最大1080p(広告配信時は最大720p) |
ビットレート | 最大8Mbps |
時間 | 最大600秒(最低5秒以上) |
ファイルサイズ | 最大1GB以内 |
アプリ(メディア)
プラットフォーム | iOS/Androidを選択 |
アプリ名 | アプリの正式名称を入力 |
ストアURL | iOSであればApp Store、AndroidであればGoogle PlayのURLを入力 |
LINE広告の広告フォーマットは?
では、LINE広告フォーマットをご紹介します。
LINE広告には、配信面によって5つのクリエイティブの種類があります。
使用できるフォーマットはそれぞれ異なるので、事前に確認してから配信するようにしましょう。
Card
Cardでは静止画と動画が利用可能です。
「Card」は、静止画(1200 x 628px)と動画(画面比率16:9)というフォーマットになります。
配信面はトークリストやタイムラインが用意されており、一番多くの配信面を持つフォーマットでもあります。
Cardでは、ほぼ全ての掲載場所に対応しています。
トークリストは動画が入稿できないので、それ以外の掲載場所全てに対応していると言っていいでしょう。
画像 | 動画 | |
タイトル | 20字以内 | |
ディスクリプション | 75字以内 | |
クリエイティブ | 1,200×628px | 16:9 |
フォーマット | JPG、PNG | MP4 |
ファイルサイズ | 最大10MB | 最大1GB |
Square
Squareは静止画と動画のフォーマットです。
静止画(1080 x 1080px)と動画(画面比率1:1)というフォーマットになります。
配信面もCardと同様となっていますが、占有率がCardよりも優れている特徴があります。
画像 | 動画 | |
タイトル | 20字以内 | |
ディスクリプション | 75字以内 | |
クリエイティブ | 1,080×1,080px | 1:1 |
フォーマット | JPG、PNG | MP4 |
ファイルサイズ | 最大10MB | 最大1GB |
Vertical
Verticalは動画専用のフォーマットになっています。
画面比率9:16というフォーマットになります。
大きく画面表示されるタイムラインに対応しています。
タイムラインでは、比率的に3:4となっており、上下が切れてしまうので字幕などを入れる対処が必要です。
ユーザーがタップすることによって、9:16の全画面表示に切り替わります。
動画 | |
タイトル | 20字以内 |
ディスクリプション | 75字以内 |
クリエイティブ | 9:16 |
フォーマット | MP4 |
ファイルサイズ | 最大1GB |
カルーセル
カルーセルは、スライド式で画像を表示させることができます。
1つの広告枠に最大10点の画像の掲載が可能です。
ユーザーの閲覧履歴に基づいて興味関心を応用し、商品を表示させることも可能です。
また、タイムライン、LINE NEWSの一部、LINEポイントクラブにも対応しています。
複数の商品を訴求する場合、ストーリー形式で訴求したい場合に向いています。
画像 | |
タイトル | 20字以内 |
ディスクリプション | 75字以内 |
クリエイティブ(2つ以上) | 1,080×1,080px |
フォーマット | JPG、PNG |
ファイルサイズ | 最大10MB |
画像+テキスト
画像+テキストでは、画像とテキストのみで構成されるシンプルなフォーマットです。
アクティブユーザー率が高いリストや、LINE NEWSで表示されるようになっています。
ディスクリプションは表示されません。
画像 | |
タイトル | 20字まで |
長いタイトル(1行目) | 17字まで |
長いタイトル(2行目) | 17字まで |
画像 | 600×400px |
LINE広告を入稿するときに気を付けるべきことは?
では次に、LINE広告を入稿するときに気を付けるべきことをご紹介します。
LINE広告を入稿するときに気を付けるべきことは次の2点が挙げられます。
- バナー内のテキスト量によっては配信が制限される
- 他SNS広告のバナーが使えないことがある
バナー内のテキスト量によっては配信が制限される
LINE広告では、バナー内のテキスト量が異常の多いと判断された場合、システムによって配信が制限されることがあります。
LINE広告では、
- テキストを含まないデザイン
- テキストは全体の20%以内
- 画像を5×5で25分割する
- テキストボックスが5個以内
- ロゴはテキストエリアの対象外
このような基準を設けていますので遵守するようにしてください。
テキストの量の判定は自動であり、判定基準は配信ボリュームについてどのぐらい抑制されてしまうのかというのは非公開になっています。
動画についてはテキストエリアの制限はありません。
他SNS広告のバナーが使えないことがある
LINE広告以外にも運用している広告がある場合は、他の広告で使用しているバナーを使いたいと思いますよね。
他SNS広告のバナーを使いたい場合には、
- サイズ
- 形状
- ファイルサイズ
これらに注意する必要があります。
しっかり確認しておかないと、他SNS広告で使用しているバナーがそのまま使えない可能性があります。
サイズについては、編集してリサイズする、形式はjpgとpngのみ、ファイルサイズはFacebook広告で使用しているものだと大きすぎる可能性があるということに注意しておきましょう。
LINE広告のクリエイティブを作成するときのポイントは?
では、LINE広告のクリエイティブを作成するときのポイントをご紹介します。
バナー
LINE広告の特性上、スマホデバイスに広告が出稿されることが多いです。
そのため、バナーは小さな画面でも見やすいデザインやレイアウトにするようにしておきましょう。
1つのバナーの中に様々な訴求を入れたいのは重々承知ですが、それでは何を伝えたいのかが全く伝わらなくなってしまいます。
広告が表示されたときに見づらくなってしまうので、広告の効果があまり見込めません。
1メッセージ、1ビジュアルにして、シンプルな訴求にするようにしましょう。
動画
バナーと比較すると、動画であれば沢山の訴求が可能になります。
しかし、ユーザーは3秒以内に興味のない動画から離れてしまうというデータが報告されています。
動画再生から3秒以内に、いかにインパクトのある動画を作成できるかがポイントとなってきます。
比較として手動入札において、
- 3秒再生数:200%増加
- 3秒あたりの動画再生単価:35%増加
というデータが算出されています。
ユーザーの目を引くようなビジュアル、メッセージを最初に映し出すこと、ターゲットユーザー興味をひきそうなシーンを冒頭に入れ、視聴してもらえるきっかけを作り出しましょう。
ユーザーにクリックを促すアクションボタンを入れる、アクションボタンにモーションを入れるなどすることで、クリック率の向上が期待出来ます。
3秒までの動画視聴到達率が高い動画は、クリック率が2倍になると公式サイトで開示されています。
LINE広告のクリエイティブ作成に便利なツールは?
LINE広告でクリエイティブを制作するためのフォーマットや入稿規定について説明してきましたが、実際にどんなクリエイティブをつくったら効果的なのか自信がない…という方も多いはずです。
クリエイティブ制作には、便利なツールを利用するという方法もあります。
そこで、LINE広告のクリエイティブ作成に便利なツールをご紹介します。
Creative Lab
まずは、「Creative Lab」というツールです。
Creative Labは2020年7月からLINEが公式提供したツールになります。
200種類以上あるテンプレートから選択することで、クリエイティブを作成することが可能です。
作成できる画像サイズは「1080px×1080px」と「1200px×628px」の2種類のみで、作成した画像はLINE広告に送信しすぐにキャンペーンに利用することが可能です。
LINEのクリエイティブ制作に特化しているツールであると言えます。
Canva
次は「Canva」というツールです。
Canvaは8,000種類以上のテンプレートが用意されており、素材も充実しています。
編集画面もシンプルで使いやすいので、初心者でも使いやすいツールといえばCanvaでしょう。
Quik
次は「Quik」というツールです。
Quikは小型カメラ「Go Pro」に特化したアプリになっており、Go Proの動画を取り込むことで編集が可能です。
また、Go Pro以外にもスマートフォンのカメラなどで撮影した画像や動画も取り込んで編集することが出来ます。
Quikはクリエイティブを作成するのにも利用されているので一度利用してみてはいかがでしょうか。
文字入れ、フィルター、音楽挿入などの編集機能を使うことが出来るので、クオリティの高い動画クリエイティブの制作が可能となります。
LINE広告の広告フォーマット一覧!画像や動画サイズ、入稿規定は?まとめ
今回この記事では、LINE広告の広告フォーマットについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
LINE広告には、さまざまな広告フォーマットがあり、入稿規定があります。
LINE広告を配信するためには、広告クリエイティブは欠かせないものとなっています。
LINE広告に沿った内容で、LINEの広告クリエイティブを制作していくことがLINE広告を始める第一歩となります。
LINE広告では、静止画や動画なども利用することが出来ますが、どちらにもメリットやデメリットが存在します。
また、いくつかの広告を同時に運用することも可能ですので、予算を決めて配信を進めていきましょう。
LINE広告を始めたいけれど、クリエイティブ制作に自信がない…という方は、ツールを活用してみるのも一つの手です。
LINE広告の広告フォーマットは様々用意されていますが、自分の訴求にあったLINE広告の広告フォーマットを利用しましょう。