SNSに出稿したりして利用していると、「いいね!」を押されると嬉しいですよね。
またいいね!を押し返したりして、友好関係を築きあげたりファンになったり、押しにいいね!をしたりするのも、最近では普通になっています。
そんないいね!を活用した、Facebookでの広告が存在します。
今では、Facebookページを第二のホームページ、あるいはそもそもホームページ代わりに利用されている企業も実際にあるのが現実です。
自社のFacebookページに来た際に、アクションをくれたユーザーへの広告配信は行っていますか?
そこで今回この記事では、そんないいね広告について、また、いいねした人に対してすべきことの基本ついて見ていきましょう。
ポイントを抑えて分かりやすく説明していくので、参考にして頂けたら幸いです。
Facebook広告とは
Facebookは、2004年に創業され、2006年の9月26日に公開されたSNSです。
創始者はハーバード大学出身のマーク・ザッカーバーグ氏によって創業されています。
Facebookのストーリーは、日本でも2011年1月15日に「ソーシャルネットワーク」という映画で公開されています。
FacebookやInstagramといったSNSは、いまや広告には欠かせない情報発信の基盤となっていますね。
Facebookのユーザー数
Facebookの月間アクティブユーザー(MAU)は、世界で27億人を超えるユーザーが利用しています。
日本国内では、Facebookは2,800万人のアクティブユーザーが使うソーシャルメディアとなっていて、さらに成長し続けているSNSです。
つまり、あなたはFacebook広告を使うことで、今すぐ国内の2,500万ユーザー、そしてインバウンド需要を狙いたい企業様は、今すぐ27億人以上のFacebookユーザーに対して広告を出して宣伝することが可能ということです。
さらに、日本国内のInstagramユーザー3300万人に対してもFacebook広告からInstagram広告を配信できます。
そんなマンモス的なSNSへ配信できるのが、Facebook広告です。
これは、可能性が広がりますよね。
Facebook広告は前述の通り、ビジネスの目的に合わせて有効に活用するために、様々なメニューを選択することが可能です。
Facebook広告のしくみ
Facebook運用にあたってのコンバージョン指標の設置は企業によって様々ですが、ページへのいいね数はSNSの影響力強化にとても役立ちます。
また、Facebookなどのネットワーク内の投稿ツールは、全ツールを合わせると実に10億人超のユーザーが利用していて、広告主の数もかなり膨大です。
Facebookの広告オークションは、「利用者にとって関連性の高い広告は、ビジネスにおいて最大の価値を生み出す」という考えに基づいています。
なので、最適なサービスが行えるように設計されています。
Facebookでの広告目的は、商材の認知度向上、リード、売上獲得と多数に存在しますが、いいね広告は「商材の認知度向上」を目的に広告運用しています。
Facebook広告でのいいね!の影響
Facebookで新規のいいね!を獲得するということは、認知度がその分だけ高まるということです。
特徴としてはFacebookページに「いいね」がつくと、利用者のプロフィールセクションにいいねしたページとして表示され、いいねしたページ投稿が、ニュースフィードとして流れることもあります。
なので、関連する人たちからの関心を集めることも可能です。
いいねの数が増えるということは、より多くのFacebookユーザーに投稿が表示されることであり、SNSの影響力にも大きく繋がっていきます。
Facebook広告が表示される場所について
Facebook広告では、以下の4つの場所を指定してj広告を配信することが出来ます。
- Facebook(フェイスブック)
- Instagram from Facebook(インスタグラム )
- Messenger(メッセンジャー)
- Audience Network(オーディエンスネットワーク)
の上記4つの場面に向けて配信をすることが出来ます。
Facebook広告のいいね広告とは?
まず、「いいね広告」とは何かを見ていきます。
いいね広告とは、名の通りなのですが、Facebookページの投稿に対していいね!を集めるための広告です。
「いいね!だけを集めて何になるんだ」なんて意見もありますが、作り方や運用方法によっては、莫大な利益を生み出すこともしばしば。
ターゲットとなるユーザーのタイムライン面に広告が表示されるのですが、ページの内容を示すクリエイティブとページの名前だけという非常にシンプルなものです。
また、運用型広告になっているので、管理画面で予算やターゲティング、クリエイティブなどを入稿し、少ない単価からでも開始することができのも親切な点ですよね。
管理画面で予算やターゲティングを決めておけば、小額からスタートすることができます。
つまり、自分の予算内で効率的な広告運用をしてくれるようになっています。
広告表示に関しては、ユーザーのタイムライン面に広告が表示がされます。
しかし、ページの内容を示すクリエィティブとページの名前だけに限定して、それしか表示されません。
なので、非常にシンプルでわかりやすい投稿となっています。
Facebookいいね広告のメリットとは?
では、次に、いいね広告を使うときのメリットについて見ていきます。
メリットはたくさんあるのですが、いいね広告だけに絞っていくと自分の投稿に興味がありそうなユーザーだけに広告を配信できるところです。
つまり、ピンポイントで配信をすることができるので、元の予算で収めることが出来ればその分浮くということなんですね。
Facebookページでの投稿をした時のことを考えて頂ければわかりますが、自分の投稿はいいね!をしてくれた人にしか届きませんよね。
それでは全くフォローもされなければ、投稿をしている意味すら怪しくなってきます。
そこでよくある間違いが、投稿頻度を上げるということです。
投稿頻度を上げれば、視聴数も上がるだろうという間違った理解をして、投稿数をむやみやたらに増やしてしまうんですね。
しかし、これでは全く意味がありません。
何故なら、Facebookのアルゴリズムで投稿数といいね!数は関係ないことにされてしまっているからなんです。
投稿数をただ増やすだけではなく、投稿を見てくれる人の母数を増やすことも非常に重要なのです。
それに、使われているのが「エッジランク」というやつですね。
Facebookのタイムラインは、エッジランクというアルゴリズムにより表示順位が決まっているので、時系列表示ではないのです。
エッジランクとは?
エッジランクとは、ユーザーが価値がある情報とみなしたものだけがタイムライン上に表示されるというシステムになっています。
つまり、ユーザーが価値がないなと感じたらその広告は一生表示されなくなってしまいます。
価値のある情報と見なされるには、投稿に対してのエンゲージメント率(1投稿に対するコメントやシェアや「いいね!」の割合)を上げることが重要です。
エンゲージメント率が上がることで、エッジランクが上がり、そこで初めてより多くの人に届くようになるのです。
つまり、広告を使って集める最大のメリットは、最初から興味関心が合うユーザー、すなわちエンゲージメント率が高くなるであろうユーザーに配信できる点にあります。
なので、ユーザーにとって価値のある情報提供をしないとダメなのです。
投稿をむやみやたらに増やしているというのは、エッジランクという観点から寧ろ逆効果だったりします。
向いている業界は?
特に業界別で向いているとか向いていないとか、というのは特にはありません。
ですが、前提としては、定期的にFacebookページを更新していることは当たり前ですが、更新することは最低限必要になります。
先述の通り、せっかく「いいね!」を集めてもユーザーのエンゲージメント率が上がらなければ意味がないので、ユーザーの反応を測る投稿は必須です。
なので、向いている業界というよりは、定期的にコンテンツを提供することのできる企業でなければ意味がありません。
Facebookいいね広告で設定できる項目は?
次に、いいね広告で設定できる項目について見ていきます。
いいね広告で設定できる項目を抑えておくと、差別化が容易になります。
差別化が容易になれば、その分広告の効果も増してきますよね。
では、項目について見ていきますよ!
ターゲティング
まずは、ターゲティング項目です。
ターゲティングは、マーケティング業界において必須といわれるほどなんです。
そんなターゲティングでは以下の項目が設定できます。
- 年齢
- 性別
- 地域
- 興味関心
- 利用者層
- 行動
- サイト接触者
- 広告・ページ接触者
- モバイルアプリ利用者
- 自社の顧客
- 類似拡張
です。
かなりの項目数ありますよね。
この中から、うまくターゲティング層を決めて設定していきます。
配信面
次は、配信する面です。
配信できる面なのですが、残念ながらFacebookではフィード面しか配信できないようになっています。
PCであれば、右側広告枠が使用可能ですが基本的にはフィード面しかないと覚えておきましょう。
クリエィティブ
次は、クリエィティブです。
クリエィティブで利用可能な項目は以下の通りです。
- 画像
- 動画
- スライドショー
です。
この3つから、自分が好きなクリエィティブを選択して使っていくことになります。
Facebookいいね広告の作成方法
次は、いいね広告の作成方法を見ていきます。
まずは、Facebookページを開き「広告センター」を選択します。
次に、「すべての広告」→「結果を確認」します。
そして、「編集」をして、「変更を保存」して終了です。
これで、作成が完成したので、いいね広告の配信が開始されます。
Facebookいいね広告の成果を確認する方法は?
次に、作成したいいね広告の成果を確認する方法を見ていきましょう。
せっかく作成したのだから、その成果は見ておきたいですよね。
まずは、Facebookページを開き「広告センター」→「すべての広告」から「結果を確認」します。
これで、どんな成果が得られているのかということをチェックすることができます。
Facebook広告のいいね広告とは?いいねした人に対してすべきことは?まとめ
Facebook広告のいいね広告は、意外と知らない人が多い広告となっています。
Facebook広告のインプレッションは認知性が高いので、いいね広告をうまく利用することが出来ればCVRも高くなっていきます。
つまり、いいね広告を制覇すればかなりの強みになります。
広告での獲得と比例するようにFacebookページに行き、内容を確認したうえでいいねをクリックしてくれるユーザーも自然と増えていくので、サイトの流入にも効果がでます。
また、いいね広告を打ってその成果が芳しくない場合は勿論成果から研究して次のいいね広告配信につなげましょう。
まずは、見込み顧客に読まれてこそ、そしてその後効果を発揮するものです。
なので、いくら定期的にコンテンツを更新していても、見込み顧客に効率よく配信できていなければ意味がありません。
いいね広告は、短期間で効果を発揮することの出来るベストの広告手法といえます。
悩んでいる方、分からなくて諦めかけている方、そのままやめてしまうのは勿体ないですよ!
また、Facebook広告の配信で伸び悩んでいる方はぜひ実践してみてください!
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