Facebook広告

Facebook広告に入札戦略は自動?手動での設定はできる?

Facebook広告 入札戦略 自動 手動

皆さんは、Facebook広告に入札戦略を自動でしていますか?

それとも、手動でしていますか?

 

facebook広告では、広告に使用する予算の設定で、「自動入札」と「手動入札」の2通りの入札価格の設定をすることが出来ます。

 

Facebook広告には色々な入札戦略がありますが、Facebook広告を始めたばかりの人や、今から始めようと思っていてよく分からないという人には、どういった入札戦略をしたらいいのか悩んでしまいますよね。

 

分からないままに作業を進めていても、それがあっているのか、不安ですよね。

 

入札戦略は、Facebook広告を運用していくにあたってとても重要になるので、適切に仕組みを理解して行っていきたいものです。

 

そこで今回この記事では、Facebook広告に入札戦略は自動なのか手動なのかを見ていきます。

 

初心者の方にでもわかりやすくご紹介していくので、必見ですよ。

Facebook広告の入札戦略とは?

Facebook広告 入札戦略 自動 手動まず、Facebook広告に入札戦略についてさっそく見ていきましょう。

 

Facebook広告の入札戦略は、売り上げの増加や顧客の獲得、またブランドリーチの拡大などに大いに役立ちます。

 

売り上げの増加や顧客の獲得、ブランドリーチの拡大などは、ビジネスをするとなった時にとても重要で、測定可能な成果を得るのにも有効的なんです。

 

Facebook広告で、各キャンペーンでどのような入札をして、そのように勝負をしていくかということを入札の戦略のことを言います。

 

そのために使われるのが、Facebook広告の入札戦略です。

キャンペーンに期待する成果に応じて、成果を測定する方法に最適な入札戦略を選択することが重要です。

最適な選択を行うことによって、キャンペーンの効率を最大限に高め、広告のROIを向上させて最終的に収益性を高めることを目的としています。

 

まずは、「キャンペーンの目的」をしっかりと定めて、配信の目的を検討していくことから始めましょう。

Facebook広告の入札戦略の種類は?

Facebook広告 入札戦略 自動 手動では、Facebook広告に入札戦略の種類について見ていきましょう。

Facebook広告に入札戦略の種類は、

  • 最小単価
  • 平均目標達成単価上限
  • ターゲット単価
  • 入札価格上限

上記のような4種類があります。

それぞれについて1つ1つ見ていきましょう。

最小単価

最小単価というのは、予算内でより多くの顧客を獲得できるように、Facebookが自動的に入札をかけてくれることを言います。

 

初めてFacebook広告を始めるアカウントには、まず、この最小単価を使用するのがおすすめです。

 

どのぐらいの単価で実際に獲得ができるのか、まだ明確でない場合などには、コストコントロールがないので、最小単価を選ぶのは適していると言えるでしょう。

  • 予算を全額使って、コンバージョン数やリーチ数、クリック数などを獲得したい。
  • まだ広告の配信実績のないアカウントで、平均目標達成単価上限や最小ROASの導入前に実際のCPAやROASを知る必要がある。

このような場合におすすめの入札戦略となります。

予算全額を使って、キャンペーンの目的に応じた結果の最大化を行う入札戦略になります。

入札オークションの競争度や、獲得率の変動によっては獲得単価が安定しない場合があるので注意するようにしましょう。

平均目標達成単価上限

平均目標達成単価上限という入札戦略は、結果の単価の上限を決め、その上限を超えないように顧客を獲得しようとするものです。

 

顧客単価を許容範囲内にしっかり収めることができるので、予算が少ない方にお勧めです。

  • 利益となる獲得単価をしっかりと決めている場合。
  • コンバージョン数の獲得よりもCPAを優先して配信したい場合。

などにおすすめの入札戦略となります。

 

例えば、CPAを200円に設定した場合には、201円で獲得ができそうな場合であっても、目標CPAを超えてしまうため、獲得しないように設定されます。

 

そのため、許容範囲内でしっかりと抑えることは出来ますが、獲得を逃してしまうという可能性もありますので注意が必要となります。

 

また、コストコントロールを下げすぎてしまうと、配信ボリュームが激減してしまう可能性がありますので気を付けましょう。

広告の配信実績がなく、CPAが明確になっていないような場合には、最小単価を選択してCPAを明確にしてから、平均目標達成単価上限を選択するほうがいいでしょう。

ターゲット単価

ターゲット単価は、設定した目標をやや超えても顧客を獲得しようとします。

指定した単価で、コンバージョンを最大限獲得することを目的としています。

 

つまり、平均目標達成単価上限に比べてちょっと設定が緩いんです。

  • コンバージョン
  • アプリインストール
  • 製品カタログでの販売

これらを目的としたキャンペーンで利用することが出来ます。

 

指定した単価でコンバージョンを最大限獲得することを目的とした入札方法なので、目標とするコンバージョン単価が明確な場合は、この入札方法を利用するのがおすすめです。

 

平均目標達成単価上限と似ていますが、ターゲット単価の場合は設定した目的を少し超えても獲得してくれるので、取りこぼしがないという点が違います。

安定した単価でコンバージョンが得られるようになるためには広告配信による十分な情報収集が必要となるため、情報収集期間の最中はパフォーマンスが不安定になることがある点に注意してください。

また、予算が増えても安定した単価を維持することが出来ますが、価値の低い結果を獲得してしまう場合もあります。

コンバージョン単価を一定に保ったままで予算をどのくらいまで上げられるか把握したい場合にも有効できます。

入札価格上限

入札価格上限は、入札に対するコントロールをする入札戦略になります。

入札価格を超えないように入札していくことになるので、一番制限がかかってしまいます。

 

しかも、予算自体を消化できない場合があります。

機械学習のみ運用できるようになるので、ある程度広告運用してからがおすすめです。

機械学習をうまく活用できない可能性があるので、あまり推奨されない入札戦略になります。

Facebook広告に入札戦略で自動入札と手動入札の違いは?

Facebook広告 入札戦略 自動 手動では次に、Facebook広告に入札戦略で、どの入札戦略が自動なのか手動なのかを見ていきましょう。

 

また、自動入札と手動入札の違いについても見ていきましょう。

自動入札とは

自動入札には、

  • 最小単価
  • 最高値
  • 平均目標達成単価上限
  • 最小ROAS

があります。

自動入札というのは、広告を出稿する時に設定する入札単価を自動調整してくれる機能の事です。

 

入札戦略というのは、競合している他社の入札状況によって、順位が変動してしまうので、日々調整していく必要があります。

 

それを、自動入札にしておくことによって、自分で調整する必要がないのです。

広告の配信を最適化して、収益性の高いクリックを多く獲得できるようにするので、収益に繋がらないようなクリックを減らすことが出来、費用を抑えることが出来ます。

手動

手動戦略は、

  • 入札価格上限

の1つになります。

手動入札を使用することによって、ユーザーの反応を見ながら手動で入札額を調整することが出来ます。

 

手動ではあまり大きな設定ができないので注意をする必要がありますが、広告を効果的に運用することが出来ます。

 

しかし、いちいち結果を見ながら設定を変更していく必要があるので、少々手間がかかってしまいます。

手動入札では、細かい設定をすることが出来ますが、広告運用の知識がない人や、広告を扱うのが初心者の方では難易度が高くなってしまいます。

Facebook広告の自動入札のメリットは?

Facebook広告 入札戦略 自動 手動では、Facebook広告の自動入札におけるメリットについて見ていきましょう。

自動入札のメリットには、以下のようなものがあります。

  • 入札の手間が減る。
  • 広告の成果が向上する。
  • 広告運用者の業務時間が減る。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

入札の手間が減る

まずは何といっても、自動入札では、入札単価を自動で調整してくれるので、手動入札に比べて手間がかなり少ないです。

 

そして、自動調整によって広告費の無駄を減らすことも出来ます。

自動入札というのは、機械学習をさせるために、設定を変えることはあまり推奨されません。

自動入札は、目標を設定したら2~4週間程度は設定を変えずに、しばらく様子見することが必要です。

広告の成果が向上する

自動入札を設定して、機械学習が進むことによって広告配信の精度が上がると、広告の成果も向上していきます。

 

Facebook広告というのは、特に学習機能に優れているので、その効果を実感することが出来ます。

広告運用者の業務時間が減る

自動入札を利用することで、入札の手間が減るので、今まで出来ていなかった細かな業務に手をかけることが出来るようになります。

 

広告運用をしていると、入札や入稿など、色々な業務がとても多いので、そういった作業を自動化することによって、費用対効果の高い作業を行うことが出来るようになります。

Facebook広告の自動入札のデメリットは?

Facebook広告 入札戦略 自動 手動次に、Facebook広告の自動入札のデメリットはどんなものがあるのかについて見ていきましょう。

自動入札のデメリットとしては次のようなものが挙げられます。

  • 成果が出るまでに時間がかかる。
  • データが足りないと成果を出すことが出来ない。

成果が出るまでに時間がかかる

自動入札は、機械学習による学習期間が必要になります。

広告配信のデータを蓄積し、分析してからでないと、自動入札で効果的に広告配信をすることが出来ません。

 

学習期間は、2~4週間ほどかかると言われているので、結構時間がかかります。

最初のうちは、CPCがかなり高くなってしまうこともあるので、注意しなければいけません。

自動入札を利用するならば、短時間での効果を期待しないほうがいいでしょう。

データが足りないと成果を出すことが出来ない

自動入札というのは、機械学習を活用することによって効果がどんどん改善されていきます。

 

一定量の情報が必要になってくるので、そのデータ量以下だと、自動入札の成果を出すことが出来ないということがあります。

 

実際にはコンバージョン数が規定の数より少なかったとしても自動入札は働きますが、情報量が多いほうが効果は分かりやすいです。

採用情報などデータ量が確保できない時は、入札戦略の変更やマイクロCVを設定するなどしてみましょう。十分な情報収集をするために、情報収集期間の最中はパフォーマンスが不安定になることがある点に注意してください。

Facebook広告の手動入札のメリットは?

Facebook広告 入札戦略 自動 手動では、Facebook広告の手動入札のメリットはどんなものがあるのか見ていきましょう。

手動入札のメリットとしては、

  • 費用が抑えられる。
  • 入札単価の調整が出来る。

ということが挙げられます。

費用が抑えられる

もし、広告がある程度表示されるような状態であるならば、手動入札のほうが費用が抑えられます。

 

例えば、入札額を100円で設定していたけど、手動で90円に設定しても今まで通り1日あたり100件の「いいね!」がもらえるのであれば、1日あたりの予算は90円になるので、予算を抑えることができます。

入札額を下げても自動入札と同等の「いいね!」が獲得できるのであれば、1~2円程度入札額を抑えるだけでもトータルの費用が変わってくるというわけです。

Facebookから最適だと提示された金額をそのまま入札額として設定してみて、1日あたりの上限額を設定しておけば、それ以上の広告費は発生することもありません。

入札単価の調整が出来る

自動入札では、facebook側が自動的に最適化してくれるのに対して、手動入札では1件獲得するために投資するコストを自分たちで調整しながら設定することが出来ます。

Facebook広告の手動入札のデメリットは?

Facebook広告 入札戦略 自動 手動Facebook広告の手動入札のデメリットとしては、

  • 手間がかかる
  • 知識が必要

ということです。

手間がかかる

手動入札は、細かい設定は可能ですが、いちいち入札の様子を見ながら設定を変更していかないといけないので手間がかかってしまいます。

 

入札管理をするだけの人が必要になるなんて場合もあるかもしれません。

知識が必要

手動入札では、設定は柔軟に行うことが出来ますが、その分ウェブ広告などの専門知識のない人ではとても対応することが出来ません。

 

また、初めて広告を運用していくような人であっても、札戦略を細かく設定していくことは難しいでしょう。

Facebook広告に入札戦略で自動か手動でどちらがいい?

Facebook広告 入札戦略 自動 手動では、結果的にFacebook広告の入札戦略は、自動入札がいいのか、手動入札がいいのか、どちらがいいのでしょうか。

 

結論は、自動入札のほうが効果的なんです。

Facebook広告というのは、システム側が出来るだけ効率的に広告の成果が上がるように自動調整してくれるようになっています。

 

そして、手動入札よりも自動入札のほうが安いコストで「いいね!」の数をより多く獲得することが出来ます。

 

実際に、自動化した際の結果と、手動での結果で如実に自動のほうが成果がよかったというデータも出ています。

 

あらゆるデータを取得しましたが、自動が手動を毎回勝ってる結果になっていました。

特にこだわりがない場合は自動入札をお勧めします。

手動入札を使って入札額を下げることによって、いきなり広告の反応が無くなってしまうということにもなりかねません。

 

自動入札は、費用を使い切るために入札額を多めに設定されてしまうのでは?と思いがちですが、Facebook広告というのはできるだけ安く効果を上げられるようにシステムが構築されているので、自動のほうが手動よりも費用対効果が高いのです。

facebook広告は、ターゲティングをかなり細かく設定できるようになっているので、ターゲティングによっては獲得コストがさらに安くなる場合もあります。

Facebook広告の自動入札の設定方法

Facebook広告 入札戦略 自動 手動では、Facebook広告の自動入札の設定方法について見ていきましょう。

自動入札の設定をするには、

  1. キャンペーンを作成します。
  2. キャンペーン予算の最適化をオンにします。
  3. キャンペーン入札戦略を選択します。

最小単価の場合には、これだけの設定でOKです。

 

「平均も区表達成単価上限」の場合には、広告セットを作成する時に、最適化と配信タブで目標値を設定しましょう。

 

ここで、「入札価格上限」を選択すると、手動入札の設定になります。

Facebook広告に入札戦略は自動?手動での設定はできる? まとめ

Facebook広告 入札戦略 自動 手動今回は、Facebook広告の入札戦略について見ていきました。

Facebook広告の入札戦略には、自動入札と手動入札があります。

 

どちらにもメリットやデメリットはありますが、総合的に判断すると「自動入札」にしておくのがおすすめです。

 

手動入札をする場合には、何かこだわりがある場合のみ使っていくといいでしょう。

手動入札には、知識やコツがないとうまく運用していくことができないかもしれません。

 

また、手間がかかってしまって、入札戦略にばかり時間をかけてしまうということになってしまう可能性もあります。

 

もし、自動入札と手動入札で悩んでしまう場合には、自動入札と手動入札を両方試してみて、より高い効果を得られる方で運用すると良いかもしれません。

 

Facebook広告の機械学習はとても優れた機能を持っていますので、そういった機能をしっかりと活用して広告運用をしていきたいですね!

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