Google広告

Google広告のIP除外方法を解説!どの場面でやる必要があるのかも紹介!

皆さんは、Google広告を運用する上で、どういったことを重要視していますか?

それぞれ重視するところは異なるとは思いますが、「IPアドレス」には気を配ってますか?

 

最近よく提案しているのが、IPアドレスの除外で、競合のクリック防止などの対策など、Google広告を運用するうえでかなり重要な事項になるんです。

 

広告運用者であれば、Google広告やGoogle アナリティクスでIPアドレスの除外設定を行ったことがある人もいると思います。

 

また、IPアドレスの除外設定を行ったことがある人の中でも、正しく理解していないとIPアドレスを除外設定をしてしまうケースもあります。

 

しっかりとIPアドレスの重要性を理解している人が少ない印象なので、IPアドレスの基本となる知識から概要、どの場面でやる必要があるのかも合わせて、広告運用者にもわかりやすいようにポイントを絞ってご紹介していきたいと思います。

IPアドレスとは?

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IPアドレスとは、簡単に言うとインターネット上の住所のようなものです。

 

インターネットに接続されたすべての機器は「IPアドレス」という数値によって管理され、識別されています。

 

すべてのユーザーはUnyoo.jpやその他ホームページに訪問する際、それらのデータが格納されているWEBサーバーのIPアドレスを取得してアクセスしています。

IPアドレスの種類と役割

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IPアドレスには「グローバルIPアドレス」「プライベートIPアドレス」の2種類があり、

  • グローバルIPアドレス
  • プライベートIPアドレス

さらに、

  • 静的(固定)IPアドレス
  • 動的IPアドレス

それぞれの役割は以下になります。

分かりやすく分析して一覧にしてみると、

IPアドレス グローバルIPアドレス 静的(固定)IPアドレス
動的IPアドレス
プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス) 静的(固定)IPアドレス
動的IPアドレス

となります。

グローバルIPアドレス

グローバルIPアドレスは、インターネットに接続する機器が使用できるIPアドレスです。

インターネットのサイトの世界では、グローバルIPアドレスは住所に相当します。

 

インターネットのサイトに接続されているコンピュータや、通信機器を個々に特定する重複しないアドレスです。

 

そのため、グローバルIPアドレスは、IPアドレスの管理団体が厳重に管理しているので、グローバルIPアドレスが必要になった場合、事前に管理団体に対して申請を行い、グローバルIPアドレスの割り当てを受ける必要があります。

 

家庭用のインターネット接続サービスの場合、ISPが管理団体から割り当てられたグローバルIPアドレスを持っているので、一般家庭のユーザはISPの持つグローバルIPアドレスを一時的に借りてインターネットに接続しているというのが一般的です。

プライベートIPアドレス

プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)は、家庭内や組織内のネットワーク(プライベートなネットワーク)でのみ使用できるIPアドレスであり、インターネットに直接接続することはできません。

 

オフィス内のネットワークや家庭用のネットワークなどでは、通常プライベートIPアドレスが使われています。

 

プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)は個々のプライベートネットワーク内のみで使うことのできるIPアドレスですが、同じネットワーク内で重複して使うことはできません。

ネットワークが異なれば、同一のプライベートIPアドレスが存在しても問題ありません。

さらに、グローバルIPアドレスは「静的(固定)IPアドレス」「動的IPアドレス」の2種類に分けることできます。

静的(固定)IPアドレス

静的(固定)IPアドレスは、事前にプロバイダーからIPアドレスが付与されており、動的に変更されないグローバルIPアドレスのことを言います。

 

これは、一度割り振ったIPアドレスを故意に変更しない限り、変わらない設定となります。

例えば、WEBサーバーなどは「静的(固定)IPアドレス」です。

 

理由として、IPアドレスが頻繁に変化するとWEBサイトの住所がわからなくなり、アクセスできなくなるからです。

動的IPアドレス

また、会社によっては社内からインターネットにアクセスする際も「静的(固定)IPアドレス」を使用しているケースがあります。

 

動的IPアドレスとは、グローバルIPアドレスが動的に変化するIPアドレスです。

インターネットに接続するたびにプロバイダーがIPアドレスを決めます。

 

例えば、一般家庭でインターネットに接続するケースがあげられます。

動的IPアドレス 固定IPアドレス
IPアドレス DHCP機能により自動でIPアドレスが割振りされる
このため、IPアドレスの管理が不要で重複も発生しない一定期間でIPアドレスが変わる場合がある
手動でIPアドレスを設定する必要がある
重複するとネットワークアクセスできないなどの事象となるIPアドレスは変わらない
利用するには DHCP機能が必要
ただし、多くのルータや無線機器で標準搭載となっている
(企業などでなDHCPサーバを構築している場合が多い)ケースによってはDHCPの設定知識が必要となることがある
IPアドレスの知識が必要
詳しく知らなくても一定の知識(サブネットマスクなどの知識も)が必要
注意事項 ネットワークプリンターやNASなどは固定IPアドレスを前提としている事もある 手動で割り振りしたIPアドレスを台帳化するなど重複を防ぐ管理が必要となる

Google広告のIPアドレスを除外するとは?

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では、IPアドレスを除外するとはどういうことなのでしょうか。

 

簡単に言うと、アカウントの不要なクリックによる費用の発生を抑えたい場合、パソコンやネットワークのIPアドレスを除外することで、インターネット上の特定のエリアを広告掲載の対象から外すことができます。

 

つまり、ビジネスをする上で予算内で運用をするために必要なアクションなのです。

IPアドレスを広告配信先から除外するケースとは?

Google広告では、配信したくないIPアドレスを配信先から除外する設定をすることができます。

 

IPアドレスを広告配信先から除外するケースとしては、

  • ライバル企業に広告が表示されないようにしたい。
  • 自社社員が間違えてクリックしないよう、自社にも広告が表示されないようにしたい。

といったような、だいたいこの2つの可能性が考えられます。

Google広告のIPアドレス除外のメリットは?

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では次に、IPアドレスを除外することによるメリットを見ます。

広告の表示を制限する

特定のキャンペーン単位でIPアドレスを除外設定することで、見込み顧客が表示しないような特定のネットワークに広告が表示されるのを制限することができます。

 

具体例を挙げます。

例えば、スタッフさんがオーガニックの検索氏が画面の結果を定期的にチェックしているとします。

 

この時、自社広告がディスプレイに表示されていることがあるとしましょう。

この状態からIPアドレスを除外することで、自社広告の不要なインプレッションや意図しないクリックによる費用の発生を避けることができるので料金がかかることはありません。

また、競合他社のネットワークでは表示されなくなるので、競合に広告の内容を把握されることや、競合のクリックによる無駄な広告費を最大限削減することが可能となります。

 

コンバージョンを生まないクリックは、削減していきましょう。

Google広告のIPアドレス除外の手順

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では、次にIPアドレスを除外する手順を詳細に解説するので、見ていきます。

まず、「Google広告」にログインします。

 

左側のページメニューで [設定] をクリックします。

IPアドレスの除外を行うキャンペーンを選択します。

 

[IP アドレスの除外] セクションをクリックして展開します(このセクションが表示されない場合は、[その他の設定] をクリックしてください)。

 

広告の表示先から、除外するIPアドレスを入力します。

[保存] をクリックします。

 

また、IPアドレスの除外を解除したい場合は以下の手順を踏みます。

 

「Ipアドレスの除外」セクションをクリックして、展開するところまでは上記の方法でします。

 

その後、除外を解除するIPアドレスを全て削除します。

そして「保存」をクリックして終了となります。

Google広告で競合のIPアドレスを知る方法

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競合の無駄クリックを防止する方法をご紹介しましたが、これを実現するには競合のIPアドレスを把握しなければいけません。

 

競合企業などの無駄クリックが10%と仮定すると、月50万円の広告費であれば年間60万円の無駄なコストを削減することができて、さらにそれを元にさらなる広告施策を実施することも可能です。

 

また、アクセス企業を把握することで、営業戦略や日々の営業活動に活かすことも可能ですが、Whois情報などから逆引きをすることも可能です。

 

しかし、膨大な作業をすることになってしまい、現実的ではありません。

なので、Webサイトにアクセスした企業名とそのIPアドレスを可視化するツールを利用することをおすすめします。

Google広告で配信するIPアドレス除外の注意点

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IPアドレスの除外手順については非常にシンプルですが、配信するIPアドレス除外については、注意点があります。

 

それは、

  • 動的IPアドレスは除外できない。(固定IPなら除外OK)
  • Yahoo広告はIPアドレス除外する機能がない

また、除外候補のIPアドレスがどこの企業のIPアドレスなのかを調べることもできます。

Googleリスティング広告で無駄なクリックを減らす方法3選

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リスティング広告はクリックされることで広告費用が発生する、いわゆる「クリック課金型」の広告形態ですが、無駄なクリックを減らす方法は「IPアドレス」だけではありません。

 

自社の商材に関連するキーワードを登録して入札することで、関連するキーワードで検索された時にのみ広告を掲載することができるたので、高い費用対効果が見込め、掲載を開始してから運用することによって費用対効果をより高めることができます。

 

しかし、クリックされる度に広告費用が発生するので、無駄なクリックを防ぐことは無駄な広告費の使用を抑え、費用対効果の改善に直結します。

 

そこで、さまざまな対策をするのですが、その一つが「IPアドレスの除去」ですが、その他に無駄なクリックを減らす方法としては、

  • 除外キーワード(対象外キーワード)の設定
  • 広告文で対象のユーザー属性を示す
  • IPアドレスを除外する

があります。

除外キーワード(対象外キーワード)の設定

「除外キーワード」を登録することで、除外キーワードを含む検索に対しては広告を表示させないようにする機能があります。

 

例えば、自社の商材の成約に繋がらないようなキーワードや、問い合わせを受けても対応できないような地域のキーワードは、除外設定を行うことで無駄なクリック、無駄な広告費の使用を防ぐことができます。

 

また、リスティング広告を掲載するとユーザーがどんなキーワードで検索した時に広告がクリックされたかを確認できるようになるので、広告掲載後にある程度クリックを集めた段階で一度ユーザーがどんなキーワードで検索したのこあを確認してみましょう。

 

そして、無駄な検索キーワードでクリックをされていないか確認してみましょう。

広告文で対象のユーザー属性を示す

自社の商材が男性向きなのか、女性向きなのか、またはシニア世代向けなのか、若い人向けなのか、などといった広告文でセグメントすることによりって、無駄なクリックを防ぐことができます。

 

また、自社の商材の価格を広告文に記載することで、自社商材の価格感にあったユーザー層に訴求することができます。

 

ただし、あまり広告文でユーザー属性を絞り込みすぎてしまうと、クリックされなくなってしまう恐れもあるので、バランスを取った広告文を設定することをおすすめします。

IPアドレスを除外する

前述でも説明した通り、Google広告の特定のIPアドレスからの検索に対しては、広告を表示させない「IPアドレス除外」という機能があります。

 

意外と同業者からのクリックは多く、成約にはもちろん至らないので無駄なコストとなってしまいます。

 

なので、そういったユーザーのIPアドレスを除外することで無駄なクリックを排除することができます。

Google広告のIP除外方法を解説!どの場面でやる必要があるのかも紹介!のまとめ

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費用対効果が高い広告形態ですが、広告掲載からの運用によってさらに費用対効果を高めることができます。

 

その一つの方法として、Google広告のIP除外方法を解説!どの場面でやる必要があるのかについても紹介しました。

 

ツールを導入することによって、手間を掛けずほぼリアルタイムで競合や既にお取引のあるお客様、パートナー様、さらには今まさに提案している企業など、どのような企業がいつどのページをどれくらい見ているのかを把握することができます。

 

配信先のIPアドレスを除外したい場合は、できるだけお客さんになりえるユーザー以外への配信がされないようにしてムダな広告費をかけないようにするという目的が大半のはずです。

 

特に自社の商材のライバル企業の場合は「クリックするとお金がかかると分かっていながら、たくさんクリックをされてしまう」ということもあるかもしれません。

 

無効なクリックと判断されれば返金はされますが、ライバル企業のIPアドレスがわかるのであれば除外しておきましょう。

 

この記事をぜひ参考にして、広告効果の向上にお役に立てたら嬉しいです。

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