メールマーケティング

ステップメールのテンプレートはこちら!シーン別シナリオもご紹介!

ステップメールとは、メールの内容と配信をするスケジュールをあらかじめ設定して、複数のメールを配信するシステムのことです。

 

ステップメールは、シナリオを描いておくことで、より高い効果を発揮します。

 

しかし、どのようにシナリオを描いたらいいのかが分からない方や、そもそもシナリオがどのような意味なのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

 

そこで、今回この記事では、【ステップメールのテンプレートはこちら!シーン別シナリオもご紹介!】ということについて、ご紹介していきたいと思います

ステップメールにはシナリオが必要

ステップメールを配信して、成果を得るためには、「シナリオ」が重要な要素になります。

 

ステップメールの「シナリオ」とは、ユーザーのアクションを起点として、購入目的や集客などのアクションに至るまでのプロセスを仮定した筋書きのことです。

 

ステップメールの1通目はどのようなメールを送ったらよいのか。

 

次に続く2通目は、どのような内容にするのかなど、そのようなメールを配信していく内容を決めていくのがシナリオを作る、ということになります。

 

このシナリオによって、成果を左右すると言っても過言ではないほど、重視すべき要素になります。

ステップメールがなかなか書けないという方がいますが、それは、シナリオがないからです。

シナリオがないとステップメールは効果を発揮しないので、まずは、シナリオを作成するところから始めていきましょう。

ステップメールの構成テンプレート

ステップメールのシナリオとしては、下記のようなテンプレートがあります。

  • 1通目:お礼・自己紹介
  • 2通目:メールの目的・読者のメリット・問題提起
  • 3通目:問題解決・有益な情報
  • 4通目:問題解決・具体例
  • 5通目:お客様の声・体験談
  • 6通目:購読のお礼・CTA

それぞれ、テンプレートを見ていきましょう。

1通目:お礼・自己紹介

ステップメールの1通目は、とても大事で、通目に登録をしてくれたお礼を述べるメールや自己紹介を送信するのは、ステップメールの王道ともいえます。

 

お礼の文章としては、「この度は弊社の○○をご登録していただき、誠にありがとうございます」というような内容で、数多くある同業者の中から自社サイトを選んでいただいたことに対しての感謝をあらわします。

 

特別な注意点はありませんが、登録してもらったことへの感謝がしっかりと伝わるような内容にしましょう。

あまりにも気合いを入れすぎて長文になってしまうと、読者としては「しつこい!」と感じてしまう場合もあるので、程よい長さで書きましょう。

 

また、無料プレゼントなどのURLのクリック測定は忘れずに行うようにしましょう。

 

ステップメールの1通目としてはよく使われるものとして、自己紹介メールもありますが、「こんにちは、○○会社の××と申します」という文章が適切かと思います。

 

自社がどのようなコンセプトで運営をしている会社で、どのような商品やサービスを扱っているのかを簡潔に紹介することによって、自社に対する理解を深める効果を期待することができます。

 

また、自社に親しみを持ってもらうためにも、自己紹介を挟むことによって、いきなりコラムやお得な情報などを発信するよりもワンクッションあると効果が違います。

 

メールの最後には、「最後までお読みいただき、ありがとうございます。」というような、感謝の一文を入れるようにしましょう。

 

ステップメールの1通目の具体的な内容としては、

  • お礼
  • 無料プレゼント等の紹介
  • ユーザーの悩みを確認
  • ステップメールの概要
  • 自己紹介

となります。

2通目:メールの目的・読者のメリット・問題提起

2通目では、このステップメールの全体像やステップメールを読むことによって、読者が得ることができるメリットを伝えていきます。

 

内容としては、「このメールは読者の皆さまに〇〇についての知識を深めていただくための情報を発信いたします」など、なぜこのメールを発信するのかを端的に伝えることで、ユーザーが安心してメールを受信し続けられるようになります。

 

また、読者に信頼感を与えることができるように実績も一緒に紹介していきまましょう。

ステップメールの2通目の具体的な内容としては、

  • 読者のメリット
  • 信頼性
  • 想い
  • 実績の紹介

となります。

3通目:問題解決・有益な情報

1通目、2通目を読者や読んでくれているということは、ステップメールとしてはなかなか好調な滑り出しと言えます。

 

3通目は、読者のかかえている悩みを把握して、その問題をどのように解決していくのかを考え、実際に商品を利用してみて問題が解決したというユーザーの事例など、他の顧客から寄せられた商品に対する感想を紹介していきます。

 

他の顧客のリアルな感想を読むことで、「良かった」と思ってもらうことができるように、率直な意見として包み隠しのない内容にして、読者の信頼を高めていきましょう。

 

有益な情報だからと言って、あまりにもたくさんの情報を盛り込んでしまうと、読者も飽きてしまうので、適切な量を心がけましょう。

 

ステップメールの3通目の具体的な内容としては、

  • 解決方法

になります。

4通目:問題解決・具体例

4通目では、課題解決の実際の事例などを紹介し、サービスや製品の信頼性や有用性を紹介していきます。

 

また、サービスを活用した成功体験を伝え、サービスの価値を高める。

 

5通目:お客様の声・体験談

5通目では、サービスを実際に使った顧客の感想や体験談を届けます。

 

実際に購入したことで、目的を達成できた顧客の体験談やお客様の喜びの感想を具体的な数値、ビフォーアフターの写真などを使用して紹介をします。

すると、どのような効果があったのかなどのイメージがしやすくなるので、ターゲットと同じような立場の声を紹介するということは、親近感を抱いてもらうことができ、さらに情報の信頼度も上がります。

購入に向けての背中を押すことができるような内容にしましょう。

6通目:購読のお礼・CTA

最後となる6通目では、ここまでステップメールを読んで興味や関心を引きつけ、不安や懸念している点を解決したところで、お礼をしっかりと伝えつつ、最後の1歩を後押しします。

メールを最後まで読んでくれたことに対するお礼はもちろん、感謝の印として限定のキャンペーンや特別クーポンなどのプレゼントの案内を行います。

そして、それで終わりではなく、サービスをこのまま引き続き利用していくメリットを伝えることによって、リピーター顧客になってくれたり、限定販売をしているページへの誘導などを行います。

シーン別に合わせたシナリオ作り

顧客ひとりひとりのシーンに合わせて、その顧客に合った情報にあわせたメールを送ることができ、アクションに応じたOne to Oneメールを送ることもできます。

 

また、顧客とのメール接点を増やせるというメリットもあります。

  • バースデーメール
  • ウェルカムメール
  • 関係維持・顧客育成メール
  • サンクスメール

それぞれ各シーンに合わせたシナリオ作りの例をご紹介します。

1つずつ見ていきましょう。

バースデーメール

ユーザーの生年月日情報が登録されている場合、バースデーメールの配信を設定することが可能です。

 

一度は、皆さんも企業などからのバースデーメールを受け取ったことがあると思いますが、誕生日に合わせてバースデーメールを送る施策は、しばらく買い物をしていない場合にも有効です。

 

バースデーメールの内容としては、

「いつも、ご利用いただきありがとうございます。○○様がお誕生日を迎えるにあたって、日頃の感謝の気持ちを込めて、バースデー特典ポイントをご用意いたしました。誕生月限定でのご案内になるので、お早めにご利用くださいませ。」

といったような、誕生日という特別な月に特別な特典があるということをお知らせします。

 

ここで大事になってくるのは、誕生日当日だけにメールを送るのではなく、誕生月の前の月や数日前から意識して徐々にアピールしていくことです。

 

誕生日より前から「もうすぐお誕生日の方限定!」などといったお知らせをすることで、ユーザーに考える時間ができ、「バースデーメールの特典があと3日で終了してしまいます。」などと、特典が終了する時期を告げることで、利用しようという気持ちになります。

 

誕生日当日はもちろん、最初の誕生日得点の告知をして、特典の終了が近づいているというお知らせと、3回に分けてバースデーメールは送ることが効果的です。

 

バースデーメールの場合は、普段開封しないユーザーも、特典が気になって開封したい心理が働きます。

ウェルカムメール

ウェルカムメールは、ウェブサービスへ会員登録やメール購読申込みがあった際に、即座に送る、1通目のメールになります。

 

1番最初に読まれるメールになるので、ユーザーの心を掴めるような内容にしましょう。

 

ご登録してもらった感謝の気持ちとともに、会員になると何がお得なのか、会員になると何ができるのか、どのようなベネフィットがあるのかを改めてメールで知らせをすることができます。

 

また、心を開いてもらうためにも無料プレゼントをつけるなどの方法も有効です。

 

さらに、次につなげるためにも、「先月、1番読まれた人気の記事はこちら」や「今月の人気商品ランキングはこちら」など、気になるランキング情報を送って、ウェブページへアクセスを促すということもできます。

関係維持・顧客育成メール

例えば、お試し・無料モニター体験などを応募された顧客は、その製品に対して興味を持っているものの、多くの人はお金を出してまで欲しいわけではないので、そこから購入に至るまでは地道なアプローチが必要になります。

 

まずは、製品を理解してもらうために、実際に使用した人のレビューを載せたり、開発までの裏話などを製品理解のための情報を載せたりするのもおすすめです。

 

サンプルというのは、本来であれば購入を検討するために試すものですが、実際では「タダでもらえるならもらっておこう」といった理由の人が多いのも事実です。

たとえ一度きりのお試しで離れていってしまった方たちも、理由は違えど実際に製品を使っていただき、製品への意見をもらえる貴重なユーザーになります。

なので、製品に関する感想や使用感のアンケートを収集して、製品の見直しや改善など、今後に役立てることもできます。

サンクスメール

サンクスメールは、ユーザーが初めて商品を購入したタイミングで送るお礼のメールになります。

 

顧客を定着させるためには、リピーターになってほしいところですが、リピート購入(2回目以降の購入)が一番難しいと言われます。

 

初回購入をしてくださった機会を逃すことなく、次にまた購入してもらえるように、リピート購入を目標としたシナリオを考えましょう。

 

「お買い上げありがとうございました」と、お礼の内容メールを送るだけでは、次のアクションはなかなか起こらないので、「初回購入の方に限り!次回使える半額クーポンプレゼント!」、「初回購入の方のみ!次回送料無料」、など、また買いたくなるような購入特典をつけて、顧客の定着をはかり、リピート購入に繋げていきましょう。

また、なかなかアクションのない顧客に対して、「初回購入特典はもうすぐ終了!」といったようなお知らせをするのも効果的です。

ステップメールのテンプレートはこちら!シーン別シナリオもご紹介!のまとめ

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今回、この記事では、【ステップメールのテンプレートはこちら!シーン別シナリオもご紹介!】ということについてご紹介してきました。

ステップメールは、お客様が起こすアクションをきっかけにして、お客様に必要な情報を最適なタイミングで届けるよう設定をすることができます。

なので、今まさに知りたかったタイミングで情報が届くことで、「自分のために送ってくれた」というイメージを持ちやすくなり、そこで信頼感が強まります。

良いタイミングで興味や関心を引くタイトルで送信されるステップメールは、他のメールと比較をしても開封されやすい傾向にあります。

まずは、目的をしっかりと持って、お客様の行動や心理を分析してシナリオを作成して、計画的にメールを配信することが重要になってきます。

 

その結果、お客様との間に信頼関係ができ、リピート購入に繋がったり、定期購入などのさらなる長いお付き合いへとつながっていきます。

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