Yahoo!で、2015年より使われるようになった「インフィード広告」というものをご存知でしょうか?
とりあえず始めてみたものの、「インフィード広告について知りたい」、「他の広告と比べて何が違うのかを知りたい」、「インフィード広告をより効果的に使うコツを知りたい」などという方も多いのではないでしょうか?
広告感を減らした自然な広告、いわゆるネイティブアドとも呼ばれるインフィード広告は、ユーザーの邪魔にならないように自然に商品紹介をしていくのにとてもおすすめな手法になります。
また、良質なYahoo!面に掲載をすることができるだけなく、豊富なターゲティングも組み合わせられるところがインフィード広告のすごい点になります。
今回は、そんなインフィード広告について、初心者の方でも理解することが出来るように分かりやすく使い方からメリットデメリットまで、その詳細をしっかり解説していきたいと思います。
この記事を、少しでも参考にしていただけたら、幸いです。
Yahoo!広告のインフィード広告とは?
2015年の4月から、Yahoo!のスマホ版トップページがタイムライン型となり、それと併せて取り入れられ、「ソーシャルメディアやモバイルサイトのフィード(feed)の中(in)に表示される広告」がインフィード広告です。
インフィード広告は、急速に認知度が広まっていて、Twitter・Facebook・グノシーなど、普段目にしているSNSやニュースやタイムラインで広告が表示されているので、意図せずして日々閲覧している可能性が非常に高い広告のひとつです。
なので、あなたも普段サイトやSNSを見ている際に、広告を目にしたことがあるはずです。
サイトやSNSのコンテンツ内に自然と溶け込んでいる広告が、インフィード広告なのです。
コンテンツとコンテンツの間に挟まれるような状態で表示されます。
画像とテキストの組み合わせ
インフィード広告のフォーマットは、画像とテキスト広告が組み合わされたものが一般的です。
広告の形式としては、
- 「小さい画像」
- 「大きな画像」
といった、2つのテキストを併せたものになります。
ちなみに、インフィード広告はスマホだけの表示になるので、スマホだけでなくPCでも表示させたい場合は、似た形式でPCでも表示できるようになるレスポンシブ広告を使うことをおすすめします。
どちらの広告も良いところも悪いところもあるので、どちらを活用していくのかは、よく考えて選択をするようにしましょう。
Yahoo!インフィード広告の仕組み
インフィード広告の仕組みとしては、まず、その配置される場所にあります。
配置される場所としては、一般的なバナー広告は、Webサイトのコンテンツの外に配置されるケースが大半になりますが、インフィード広告は、コンテンツとコンテンツの間のユーザーがもっとも注目するメインの部分に自動的に整形されて配置されます。
これは、パソコンやタブレット、スマートフォンなど、どのデバイスにおいても自動で整形されます。
インフィード広告は、一部インプレッション課金はありますが、クリック課金型がほとんどで、さまざまな広告媒体で出稿可能で、他のweb広告と比較すると、クリック率が高いと言われています。
それは、「広告」とは記載があるものの、広告がコンテンツとコンテンツの間に挟まれていて、変わらない見せ方ができるので、通常のバナー広告に比べてクリックしやすくなっています。
この、クリック率が高くなることも、インフィード広告の特徴の一つで、クリック率が高い分、成果も期待できるのです。
ちなみに、リンク先として、
- 本LP
- 記事LP
- アプリダウンロードページ
などが多く利用されています。
いろいろ試してみて、そこで自分の商品に合った広告作りをしていきましょう。
また、インフィード広告は、Web広告の一種なので、実現できることもWeb広告と同じようにリード(見込み顧客)や、コンバージョンの獲得をすることが可能です。
特に、インフィード広告は特にリードの獲得に向いています。
インフィード広告の掲載場所は?
インフィード広告の掲載面は、どのような場所なのでしょうか?
インフィード広告を掲載することができる面としては、以下のとおりになります。
- スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページ(ウェブ版、アプリ)
- スマートフォン版Yahoo!ニュースのトップページ(ウェブ版、アプリ)
- スマートフォン版スポーツナビトップページ(ウェブ版、アプリ)
- スマートフォン版@niftyトップページ(ウェブ版のみ)
- スマートフォン版オールアバウト(ウェブ版のみ)
と、このようになっています。
Yahoo! JAPANのようなポータルサイトからSNSまで、さまざまなアプリケーションがインフィード広告に対応をしています。
インフィード広告には、他のWeb広告にはないメリットがあるので、出稿することができる媒体としては、今後もどんどん増えていくことが予想されます。
なので、掲載をする内容については、事前に連絡がなくても確定やリリース、また変更になる場合があるので、最新の情報を入手するようにしましょう。
おさえておきたい入稿項目
インフィード広告を利用する際に、押さえておきたい入稿項目というものがあります。
インフィード広告の掲載フォーマットは、「テンプレート」、広告タイプは「レスポンシブ」となっています。
レスポンシブは、入稿内容をもとにデバイスや掲載面にあわせてレイアウトを最適化にするため、インターネットユーザーの視認性が向上し、その結果、クリック率の向上を期待することができます。
また、入稿項目は複数から成り立っていますが、配信時に掲載面にあわせてレイアウトは最適化されます。
Yahoo!インフィード広告のメリットとデメリット
ここで、インフィード広告のメリットとデメリットをご紹介しましょう。
インフィード広告のメリットについて
インフィード広告のメリットは、ユーザーの目に入りやすい、バナー広告と比較しても広告臭が少ない傾向などが上げられます。
インフィード広告のメリットを一覧にしてまとめてみると、
- CPA(広告単価)が下がることが多い
- 多くのユーザーへのリーチすることができる
- 画像サイズは2種類を準備するだけだから簡単!
- 広告っぽくない
- クリック率、コンバージョン率が高い
- ターゲティングの種類が豊富
という点になります。
それぞれ、詳細を見ていきましょう。
CPA(広告単価)が下がることが多い
インフィード広告のメリットとして特に嬉しいのが、広告単価が下がるという点になります。
広告単価が下がるというのは、広告を投稿する経営者としてはとても嬉しいポイントですよね。
インフィード広告を利用している人の中には、1万円近く下がったという人もいるんです。
スマホから注文できる商品であるのであれば、とりあえずインフィード広告を設定してみることをおすすめします。
多くのユーザーへのリーチすることができる
Yahoo! は、日本国内において、非常に多くのユーザーが利用しているポータルサイトになります。
そのため、Yahoo!インフィード広告を利用することで、多くのユーザーに広告を届けることができます。
広告の露出機会が増えることで、ブランドの認知度を向上させることに繋がります。
画像サイズは2種類を準備するだけだから簡単!
インフィード広告の多くは、テキストだけではなく、「画像(または動画)+テキスト」のフォーマットになり、画像や動画など多様な形式の広告を利用することができます。
また、通常コンテンツの形式に合わせて広告フォーマットが自動で調整されます。
これにより、クリエイティブな広告を作成することが可能となり、ユーザーの目を引くことができます。
広告っぽくない
インフィード広告は、タイムライン上の記事に広告を溶け込ませるように表示されます。
こうした広告は、ネイティブ広告の1つとされ、広告らしさを感じさせない自然な広告と定義づけられています。
ニュース記事やSNS投稿と馴染んで表示されるので、ユーザー側からすると「広告が入って邪魔になった」というマイナスイメージを受けにくくなります。
なので、リスティング広告や、バナー広告は一目で完全に「広告」だと分かりますが、インフィード広告の場合、より自然にユーザーにアプローチすることによって、ユーザーにストレスを与えずに情報を届けることができるのもメリットです。
また、従来よりユーザーに広告としての先入観を持たれることなく、商品やサービスをアピールすることができるので、購入する意欲を高めることが出来ます。
クリック率、コンバージョン率が高い
Yahoo!インフィード広告は、ニュースやエンターテイメントなどのコンテンツにこだわって表示されるので、サイトのコンテンツにうまく馴染んで、ユーザーが自然な流れで広告を見ることができるので、視認性の高いインフィード広告は新規ユーザーを獲得しやすいです。
その結果、わかりやすく、クリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。
また、コメントやいいね!などでも反応を見ることができるので、効果を感じやすいのもインフィード広告の魅力の一つです。
商品やサービスを初めて目にするユーザーであっても、広告と認識してではなく、自然に広告が目に入っている状態なので、そこで、あえて、コメントやいいね!などの反応を促すような内容の広告を作ることによって、よりクリックやアクションへと進んでくれる傾向にあります。
また、タイムラインは流し見をするユーザーが多いので、違和感のない程度に目立つ広告にするとより注目されやすいでしょう。
ターゲティングの種類が豊富
Yahoo!は、ユーザーが利用する検索履歴や興味・関心に関する情報を保有しています。
そのため、Yahoo!インフィード広告は、そのユーザーの属性や関心に基づいて、精密なターゲティングをすることが可能になります。
さらに、ディスプレイ広告のターゲティング機能を導入することができるので、最適なターゲット層だけを獲得して、そこに合わせた広告を表示することで、効率的に広告を配信することができます。
精密なターゲティングによって、より関心を持って受け取る可能性が考えられます。
インフィード広告を打つ際には、ターゲティングを明確にして、効果的なクリエイティブを作成する必要があります。
広告としてただ注意を引くだけでは、ユーザーのニーズに伴っていない層からの誤クリックが発生してしまう可能性があります。
関心を引くようなコンテンツを作成するためには、ターゲットを絞ること以外にも、過去にサイトを訪問したことのあるリードに対して、再アプローチをする「リターゲティング」機能も活用することも有効な手段になります。
インフィード広告のデメリットについて
インフィード広告には、メリットばかりではなく、もちろんデメリットも存在します。
インフィード広告には、広告臭が少ないということをメリットとしてご紹介しましたが、これは、デメリットとしても働きます。
次に、インフィード広告のデメリットについてですが、これは、
- 広告のリンク先が広告要素が強いページだと離脱に繋がる
- cpcが高くなる
- 合わない商品は合わない
という点がデメリットになります。
それぞれについて、見ていきましょう。
広告のリンク先が広告要素が強いページだと離脱に繋がる
インフィード広告では、ユーザーに向けてコンテンツの一部としてページを見せながら、自然な形や構成でコンバージョンへと導く必要があります。
最近は、多くの企業がWeb広告を導入し、その結果、毎日数え切れないほどの広告にユーザーは触れていることになります。
すると、ユーザーは、どれが広告なのかを判断することができるようになっています。
なので、広告をストレスだと感じているユーザーも多くいるのが現状で、「これは広告だ」と思ったらクリックをしてもらえない、見てもらえなくなる可能性が高くなりました。
そのため、あからさまな広告として表示をするのではなく、商品やサービスに関連した過去の利用体験や評価、口コミなどを交えて自然な形で見せたり、「今だけ半額セール!」や「期間限定でお得!」などといった、広告らしいキーワードを使わないように工夫をするのもポイントです。
また、ユーザーは広告をクリックして詳細を知りたいと思っているのに、広告要素が強く、必要としているコンテンツが見にくい場合には、ユーザーはすぐにそのページから離脱してしまう可能性があるので注意しておきましょう。
商品やサービスに関する情報を得ようとしているのに、広告自体に関する詳細な情報が不足していたり、見にくい場合には、ほかに情報を求めて離脱しく可能性があります。
cpcが高くなる
cpcが高くなってしまう件に関しては、クリック率が高いことが原因としてあり、入札額だけでなく、広告のクオリティスコアにも影響をしてきます。
クオリティスコアは、広告の品質や関連性を評価する指標であり、広告がユーザーに提供する価値やクリック率などクオリティスコアが低い場合に、CPCが高くなる可能性があります。
タイムライン上に表示される広告は、関心のないユーザーであっても誤ってクリックをしてしまう場合も多く、その結果、関心のないユーザーからのアクセスが増えてしまう可能性があります。
特に、クリック課金を選択している場合には、余計な費用がその分かかってしまうので、費用を抑えるためにも、エンゲージメント課金にするなどの工夫をすることをおすすめします。
また、逆にコンバーション率も高まる場合が多いので、すぐに結果を求めるようなことはしないで、一旦テスト期間を設けてみて、ユーザーの動向を見守るようにしてみましょう。
合わない商品は合わない
また、商品の合う合わないに関しても、よく調査をして観察をすることが一つの対策となります。
メリットの項目で、広告っぽくないと紹介をしましたが、その反動で、広告だとわかってしまうとユーザーにネガティブな印象を持たれてしまうというリスクもあります。
コンテンツがユーザーにマッチしていない場合などは、広告ということも相まって、コンバーション率を高めるどころか不快感を与えてしまう可能性もあるので、注意をするようにしましょう。
もし、商品に合わないと感じた場合には、他の形の広告に切り替えるという施策を考える必要があるかもしれません。
Yahoo!インフィードディスプレイ広告と他の広告タイプとの違い
インフィード広告の掲載フォーマットは、「レスポンシブ」です。
広告掲載方式のターゲティングの広告タイプ「レスポンシブ」との違いは、一体なんでしょうか?
この違いは、ズバリ、広告の掲載面です。
インフィード広告は、新しいスマホ版トップページ(ウェブ、アプリ)のタイムライン形式の広告掲載枠に広告が配信されます。
ターゲティングの広告タイプのレスポンシブでは、PC、スマートフォン、タブレットを対象に、画像自動付与を含むテキストの広告掲載枠、ディスプレイ広告(YDN)の掲載枠に配信されます。
Yahoo!インフィード広告を設定方法
では早速、インフィード広告を設定していきましょう。
まずは、キャンペーンを作成して、広告掲載方法をインフィード広告にしましょう。
設定ができたら、次に、広告の画像を準備します。
画像は、
- 300×300ピクセル(150KB以下)
- 1200×628ピクセル(400KB以下)
の2つのどちらかを選択することになります。
また、形式としては、
- JPG
- GIF
- PNG
のいづれかとなっています。
基本的には、可能な限り両方とも設定をしておくことをおすすめします。
次に、画像が決まったら、広告詳細を設定していきます。
- :タイトル(20文字以内)
- :説明文(90文字以内)
- :主体者表記
- :表示URL
- :リンク先URL
- :販売促進ボタン(すでにある中から選択)
- :ロゴ画像(なくても可。
サイズは180×180ピクセル(150KB以下)で、以上7点の広告詳細を設定していきます。
もともとは、広告感を無くすという目的で作られたこのインフィード広告ですが、近年ではweb広告も増え、広告と商品の出来さえよれば、広告感を出しても結果は出ているとされています。
よって、広告感を無くした自然なものと、販売促進を求めて広告感を前面に出した広告と、両方作ってみてください。
様々な形式を作っておいてテストをしておくことで、あなたの商品にとって最善の広告を知ることができます。
Yahoo!インフィード広告の3つの費用体系
インフィード広告の費用体系は、以下の3種類になります。
運用をする際に備えて、それぞれ費用体系の特性について理解しておきましょう。
- クリック課金型
- インプレッション課金型
- エンゲージメント課金型
インフィード広告の費用体系としては、このようになります。
それぞれ、一つずつ見ていきましょう。
クリック課金型
まず、クリック課金型は、ユーザーがクリックをするごとに料金が発生する形式になります。
クリックされるまで課金されないので、たとえば、何回も広告が表示された場合でも料金が発生しないという点がメリットになります。
クリック費用は、1クリックあたり20~70円が相場となっていて、広告費は「クリック回数×クリック単価」で計算されます。
クリックされてアクセスに繋がることによって、広告費が発生するので、費用対効果が分かりやすいといった特徴があり、このクリック課金形式は、よりクロージングが見込めるリードに広告費を充てやすいというのがメリットになります。
しかし、その一方で、競合次第ではクリック単価が高くなってしまったり、広告費がかさんでしまう可能性もあるので、出稿キーワードを入念にリサーチをする必要があります。
出稿キーワードをリサーチをするのには、それだけの予算や時間などがかかるので、行えるだけの余裕がそれぞれある場合に有効な手段といえます。
インプレッション課金型
インプレッション課金型は、ユーザーが使用している媒体の画面に広告が表示されるごとに費用がかかる課金形式になります。
表示回数によって課金されるので、配信する量を調整しやすいのがメリットです。
「1,000回表示されるごとにいくら」との値段設定が通例で、一般的な相場としては、200〜800円/1,000回ほどと、比較的低めの単価となっています。
たくさんのユーザーが見る媒体である場合でも、クリック課金型のように広告費がかかりすぎてしまうという心配が少ないです。
なので、クリック率が高くクオリティの高い広告を配信することができれば、クリック課金型よりも低い予算で多くのユーザーを獲得することが可能ということになります。
しかし、クリックがされなければ広告費が垂れ流しになってしまうので、広告の完成度が裏打ちされていたり、短期でクオリティを改善することができる体制が構築されていたりする場合に活用することをおすすめします。
エンゲージメント課金型
エンゲージメント課金型は、1エンゲージメント獲得あたりにかかる料金のことで、ユーザーが広告をクリックし、さらに「問い合わせ」「フォロー」「返信」などのアクションを起こした場合に費用が発生する課金形式になります。
また、広告主は広告の効果を直接測定することができます。
例えば、SNS上の広告で「いいね」や「シェア」が増えれば、ユーザーからの関心や広がりが広告主にとっての成果となります。
エンゲージメント課金型の相場感としては、50〜300円/1アクションほどで、ほかの費用体系に比べると高単価ですが、一定のエンゲージメントとなるアクションが発生しない限り料金が発生しないので、無駄な費用が発生しにくいという点がメリットといえます。
なので、拡散する見込みのある広告では、高い費用対効果が見込める可能性があります。
しかし、最終的なクロージング割合が少ないと費用対効果が見合わなくなるので、広告だけでなく、遷移先も含めたすべてのコンバーション率を高く保つことが重要です。
また、エンゲージメントの地点設定が深い場合には、短期間では広告の効果が感じられにくい場合のあります。
Yahoo!インフィード広告の運用ポイント
インフィード広告を運用するにあたってのポイントをご紹介します。
インフィード広告を運用するにあたってのポイントは、
- 画像サイズは品質の高いものが掲載されるため両サイズとも入稿する
- 実績を確認しながら定期的な変更をする
- 画像内の文字は極力省き、タイトルや説明文で補足する
1つずつご紹介していきたいと思います。
インフィード広告は、画像サイズ「1200ピクセル×628ピクセル」「300ピクセル×300ピクセル」どちらか品質の高いものが掲載されるようになっています。
なので、「1200ピクセル×628ピクセル」「300ピクセル×300ピクセル」の両サイズとも入稿しておくことをおすすめします。
また、広告ごとの実績を確認することが大事になってきます。
確認をしながら、定期的なクリエイティブの変更や、適切な頻度で広告を配信できる「フリークエンシーコントロール」機能の活用することをおすすめします。
インフィード広告は、掲載面により画像を縮小する場合があります。
そのため、中には画像内の文字が視認不可能となる可能性があります。
視認不可能にならない為にも、画像内の文字は極力省くようにして、タイトルや説明文で補足することをおすすめします。
インフィード広告の成果事例を紹介
インフィード広告と通常のバナー広告の成果を比較したデータが、Yahoo!の公式ページに事例として記載されています。
クリック数やコンバージョン率が、通常広告に比べて飛躍的に伸びていることなどが分かります。
Web広告には、自社の商品やサービスを通常アプローチができないユーザーに対して、効果的に知ってもらって購入してもらうという目的があるので、Web広告を導入するのであれば、どのような商材・サービスであっても開始を検討すべき手法でしょう。
実際の事例としては、
商材 | 月間CV 月間CPA | 通常バナーとインフィード広告比較 |
「婚活セミナー」 |
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「株投資講座」 |
|
|
上記は一例ですが、インフィード広告を設定して運用することは、必須と言っても過言ではないですね。
Yahoo!インフィード広告でターゲティングをしよう!
インフィード広告で使えるターゲティング方法は、3つあります。
- 「サイトリターゲティング」
- 「サーチターゲティング」
- 「インタレストカテゴリー」
の3つになります。
さらにこれに加え、「性別」や「年齢」といった基本的な情報も組み合わせてターゲティングすることが可能となっています。
なかでも、リターゲティングは特に成果が出やすいと言われているので、これは設定しておくことをおすすめしています。
Yahoo!インフィード広告を運用する際の注意点
インフィード広告を運用するにあたって、気を付けることをご紹介します。
インフィード広告は、スマホ画面で広告を表示、なおかつタイムラインに表示をされるので、普通の広告よりも画像サイズが小さくなります。
また、あまりテキストを入れすぎたりすると、文字が見えなくなってしまう可能性があります。
中には、画像サイズ6分の1、画像の上下左右を15%トリミングされてしまうなんていう例もありました。
なので、インフィード広告を掲載する前に、必ずYDN提供の画像シミュレーターで確認をするようにしておきましょう。
Yahoo!インフィード広告の効果的な配信のポイント
インフィード広告を効果的に配信するためには、どうしたら良いのでしょうか?
ポイントを6つご紹介します。
効果的に配信をするポイントとしては、
- ターゲティングを絞る。
- 注意を引くのではなく関心を引く。
- ユーザーを考えたランディングページ。
- 何度見ても飽きないクリエイティブ。
- クリエイティブのいろんなパターンをテストする。
- 検討期間の長い、特性が複雑な商品・サービスは特におすすめ。
1つずつ解説していきます。
①:ターゲティングを絞る。
まず、インフィード広告では、狙いたいターゲットを明確に絞って広告を配信することで、より効果的にアプローチをすることができます。
例えば、都内の結婚式場の広告の場合を想定してみると、
- インタレストカテゴリー:結婚
- 性別:男、女、不明
- 年齢:20歳~49歳
- 地域:東京都
- 曜日・時間帯:平日夜、土日
- サーチターゲティング:結婚式に関係するキーワード。
このように細かく設定をすることができます。
まず、自社の商品やサービスのターゲットを明確化し、そのターゲットに合わせた効果的なクリエイティブを作成し、考えてマッチさせましょう。
ターゲット(ペルソナ)を考えた時に、そのユーザーの悩みや日常生活までをも想定して、何かしらの反応が得られそうなクリエイティブを選定することもポイントです。
ターゲット情報を絞ること以外にも、過去にサイトへの訪問履歴のあるリードに対して、再アプローチをする「リターゲティング」機能も有効な手段の一つとなります。
②:注意を引くのではなく関心を引く。
通常のディスプレイ広告や検索広告では、他の広告よりも魅力的で目立つよう、広告文を作成することが多いと思いますが、インフィード広告では違うアプローチが必要です。
そこで、注意を引くためのよく見る「今だけの限定特典」や「50%引き」といった広告的なあるあるフレーズは、「また広告か…」とユーザーにスルーされてしまいます。
ただ注意を引くだけの広告では、ニーズの伴っていない層の誤クリックが発生してしまう可能性があります。
とくに、インフィード広告のテキストは、広告的なフレーズは極力やめて、続きの内容が読みたくなるようなユーザーの関心を引くテキストを作成すると効果的です。
③:ユーザーを考えたランディングページ。
フィードを閲覧中に広告をクリックするユーザーは、最新情報や役立つ情報を探しているケースが多いです。
なので、せっかく広告をクリックしても、宣伝文句ばかりで、ランディング先のページに有益な情報がなかったり、情報が不十分だと、離脱してしまう可能性が高いです。
インフィード広告は、インフィード広告のクリックからクロージングというわけではなく、基本的には遷移先のランディングページで訴求を行って、成約を目指すことになるので、ランディングページのデザインも高いものにしておくことが重要になります。
インフィード広告自体は、あくまでコンバージョンポイントのひとつになります。
なので、インフィード広告を運用する際に、クリックされたらそれで終わりではなく、インフィード広告からランディングページへ遷移し、クロージングをする流れ全体がインフィード広告の施策ととらえるようにしましょう。
離脱されないためにも、広告の内容とランディングページの内容を合わせることはもちろん、さらに広告をクリックしたユーザーはどういった情報が欲しいのかなども考慮する必要があります。
④:何度見ても飽きないクリエイティブ。
インフィード広告は、SNS、Yahoo!ニュース、Smart Newsなど、ユーザーがよく使用する媒体に馴染んで掲載されるので、1人のユーザーが同じ広告に繰り返し遭遇する可能性が高いです。
そのため、何回見てもそのユーザーに不快感を与えないようなデザインにするなどの工夫をする必要があります。
その1つの方法としてフリークエンシーを設定し、1人のユーザーに広告を表示する回数を制限することです。
広告の表示回数を制限することによって、同じ広告が掲載され続けることを防ぐことができます。
フリークエンシーとは、1人のユーザーに対する広告表示回数の上限のことで、同時に、何度見ても飽きないクリエイティブを作成することも大事です。
また、インフィード広告を複数媒体にわたって掲載する際には、何度も同じ広告を目にしてネガティブなイメージを与えてしまわないように、フリークエンシーの回数を制限する必要があります。
また、広告デザインなどについても、不快感を与えないように注意するようにしましょう。
⑤:クリエイティブのいろんなパターンをテストする。
インフィード広告は、毎日使う媒体に表示されるため、ユーザーが広告を目にする頻度も高くなります。
そこで、インフィード広告を運用する際には、ユーザーが同じ広告を何度も見ても不快感を抱かないよう、複数パターンのクリエイティブで効果検証も速いスピード感でおこなう必要があります。
PDCAサイクルを回すことで、よりクリエイティブの質を上げることができます。
また、テストをおこなうときの変数は、測定する変数を1つにしておくことで、より短期間で広告効率を把握することが可能になります。
また、いろいろなクリエイティブのパターンを繰り返しテストすることによって、より効果的なデザインを発見することもできるので、テストは常に実施することをおすすめします。
⑥:検討期間の長い、特性が複雑な商品・サービスは特におすすめ。
検索広告は、すでに興味を持っているユーザーが検索したときに広告を表示するのに対して、インフィード広告は、ユーザーがコンテンツを見ているときに少し気になったタイミングで見られる広告です。
また、検索広告ほど広告に掲載できる情報量が多くありません。
なので、まず広告で興味を持ってもらって、ランディング先で詳細を説明するといった流れになります。
そのため、インフィード広告に向いているのは、検討期間が比較的長いもの、もしくは特徴が複雑な商品やサービスなどに、特に適している広告になります。
Yahoo!広告インフィード広告のメリットとデメリットとは?成果の出る使い方を詳しく解説!まとめ
今回は、Yahoo!広告インフィード広告のメリットとデメリットとはどのような広告なのか?また、成果の出る使い方について詳しく解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
インフィード広告は、とても簡単に出稿することができ、なおかつ効果の高い素晴らしいweb広告です。
インフィード広告を運用する際は、自社のペルソナに沿ったターゲッティングを行わなければ、広告費を無駄にしてしまう可能性もあります。
広告費を無駄にしてしまわないためにも、ターゲッティングを明確にし、訴求先やどの媒体に出稿をするなどを絞って、さらに投稿して終わりではなく、広告の効果検証も行って施策全体のパフォーマンスを上げていきましょう。
Yahoo!広告を出すのであれば、必ずインフィード広告はおさえておくことをおすすめします!
低単価な商品や資料請求など、手軽なものに関してはとても高い効果を発揮すると言われているので、まだ試したことのない人は、是非試してみてはいかがでしょうか?
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